夕暮れの町にデマーガ・ゴメス・テレスドンの地底怪獣達が出現。
「光を超えて、闇を斬…!!?」
迎撃に出たオーブだが、突然三体が倒れてしまう。
「死んだ…(°`д´°;)」
倒れてすぐ三体は息絶えてしまった。まるで何かに生体エネルギーを吸収されたかの様に。
いつもの様に光の巨人の夢を見ているナオミ。マガゼットンの攻撃の余波からナオミを救う謎の影。その素顔は…。
「はぁ…死ぬかと思った…」
「この世の終わりみたいなひっどい寝ぐせだな」
「いたなら起こしてよ💦」
「怖い夢でも見たのか?」
「前にも話したよね、子供の頃に見た光の巨人の夢…あの続きを見たの」
「・・・どんな?」「もの凄い爆発に巻き込まれて死にそうになるんだけど、誰かがあたしを抱いて助けてくれたの・・・何でこんな夢見るのかな?」
「さあな。この暑さだ、妙な夢を見てもおかしくない」
「12月にも関わらず、真夏日を記録する日本。続々と飛び去るUFOの群れ、日本近海から姿を消す海の怪獣達、そして相次ぐ地底怪獣達の死、これらは地球滅亡の前触れに過ぎないのだろうか?
終わりの始まりの地、それが日本なのだとしたら…」
「幾多の怪獣達について記された歴史書 太平風土記。その失われた原本がぁ…この町の郷土資料課によって保管されているという事が分かりました。まだ見ぬ幻のページに滅亡を逃れるヒントが記されているに違いありません!」
「カットカットカットォォ! 何か緊迫感足んないんだよなぁ(˘•△•˘) シンさんもっかい。今度は走りながらやってみよう!」
「こんな事している内に地球が滅んじゃいますよぉぉ!💦」
「ハイハイ早く早く早く!」
「何回やるんですかぁもぅ💧」
「まだかなぁ…」「まだですかねぇ…太平風土記見せてもらえますかねぇ」
「ハァ…」「ハァ…」
「庭のコスモスが満開なの。季節外れの暑さも案外嫌な事ばかりじゃありませんね」
「あのぉ…突然すいません。岸根教授はお留守でしょうか?」
「ご存知ないのねぇ。主人は先々月亡くなりました」
「「ええっ!?(;°д°)」」
「僕ら、太平風土記を見せていただく為に伺ったんですが…」
「生前、主人が申しておりました。太平風土記は禁断の書、悪戯に公開すればこの世を恐怖と混乱に陥れる。然るべき時が訪れるまで決して公開してはならないと」
その頃、VTL隊日本支部では拘束中のジャグラーが長官に面談を求めていた。
「VTL隊日本支部、長官の菅沼です。私に大事な話があるそうですね」
「間もなく、最後の魔王獣が現れこの星は食われる。終わりの始まりの地…それは8つの地脈が交わる東京の聖地。滅びの時は、2時間後に迫っている」
「何か証拠はあるんでしょうか?」
「随分余裕だな。今すぐ手を打たなければこの星はあっという間に食い尽くされるぞ。あんたのせいでな」
「何故あなたが我々にそんな事を教えるんです?」
「こんなとこでくたばる訳にはいかないからだっ!!…いっ(;>ロ´°)💦」
「8つの地脈が交わる東京の聖地というのは…?」
「長官!東急タワー周辺にてビルが沈んでいると異常現象が一致しています」
『番組の途中ですが、ここで臨時ニュースです。政府は観測史上最大級の怪獣災害が起こる可能性が高いとして、首都圏全域に非常事態宣言を発令しました』
「ウルトラマンオーブに倒されたマガオロチは幼体に過ぎない。あの時奴は地底にその命を託した。
間もなく、地球そのものを蛹とし完全体になる。その名は…」
『マガタノオロチ。地球の存続を脅かす恐ろしい怪獣であり、昨今我が国で起きている異常現象は全てこの怪獣が出現する前兆であるという事が分かりました』
「状況は?」「東京タワーの直下100m、地熱の急激な上昇を確認…一万度を突破します!」
「地球の中心核より高温だと!?」
「新たに周辺ビルの沈下を確認! 上空には異常の嵐が…」
「長官、一刻も早く総攻撃に踏み込むべきです!」
「素性の分からない宇宙人の戯言を信用するのか!?」
「現にこれだけの兆候が現れてるじゃないか! 怪獣が現れてからでは取り返しがつかんぞ!」
「人類の滅亡を止める方法は唯一つだ。あれが完全体になる前に地底の蛹を徹底的に破壊する。今ならまだ間に合うぞ」
「スパイナーR1!? 最新鋭の大陸間弾道ミサイルか」
「相手は常識を遥かに超えた生物です。通常兵器では太刀打ちできない、パリ本部の結論です」
「確かにあれを凌駕する兵器は存在しない。しかし…」
「長官、使用許可を」
「実験段階のミサイルを東京のど真ん中で使用するのか! 半径1キロ破壊されるぞ、避難が間に合わない!」
「我々の目的は首都防衛だけではない! 全人類の存亡がかかってるんだ!」
「避難の状況は?」
「了解! これをあと1時間って、無理だろ💧」
「東京、いよいよヤバいなぁ」
「だからさっさと逃げたときゃよかったんだよぉ」
「ちょっ、押すなよぉぉ!」
住民の不安が大きくなる中、避難は難航していた。
『避難指示が出ているのは、東京タワーを中心とした半径10キロ圏内、避難勧告は半径20キロ圏内と広い範囲で出ています。
ただ今、怪獣関連で新しい情報が入ってきました。VTL隊はマガタノオロチの復活を阻止する為、新型ミサイルによる攻撃を決定しました。発表によりますと攻撃範囲は東京タワーを中心とした半径5キロ圏内とし住民の避難が完了次第、攻撃に入るとの事です』
「天の雷に似たるや、悪しき血を持ちてオロチ甦らせたり…持っておゆきなさい」
「でも…」「然るべき時が来たら、これをあなた達に渡して欲しい…それが主人の願いでした」
「岸根教授が!?」
「何で俺達の事、知ってるんですか?」
「年寄りを舐めんじゃないよ」
「近頃は少しはマシなサイトになったようだね」
「シンさん…どうしよ俺、今凄い感動してる!」
「僕もです。こんなに嬉しいのは中学生の頃、ホーキング博士のファンレターの返事をもらった時以来です!」
「時間がないよ。SSP、出動!」
「「了解!」」
「叔父さん!」「何しに来たんだよ? 早く避難しろ」
「ジャグラーに会わせてくれ!」
「それは無理だ」「あいつがオロチの事話したんでしょ?」
「何でその事を?」
「あの男は危険なの!」
「人類に手を貸すとは思えない。何か裏がある筈だ」
「攻撃が始まんだろ!? 俺達みんな見殺しかよ!!」
「そんな事はありません! 落ち着いてください!💦」
『VTL隊による攻撃の発表がありましたが、指定区域の避難は未だに完了しておらず現場では大変な混乱が生じております。皆さん、落ち着いて! 落ち着いて行動…キャアァッ!!💦 逃げてぇ━!!』
「長官、宜しいですね?」
「ここだ」「ナオミ、ここで待ってろ」
「面会とは嬉しいね♪」
「どういうつもりだ?」「あ?」
「何故VTL隊にオロチの出現を教えた? 一体何を企んでる」
「滅びゆく人間どもに真実を教えてやっただけだ。引き金を引くのは俺じゃない、人間自身さ…ハハハハハ」
「お前…」「スパイナーR1、発射!」
「発射!」
発射されるスパイナーR1。
「天の雷に似たるや、悪しき血を持ちてオロチ甦らせたり」
「恐怖に駆られた人間ほどおぞましいものはこの世にない。一度闇の力に捕われたお前なら分かるだろう。人間どもの闇の力がマガタノオロチを生み出し、この星を地獄に突き落とすのさ。フッ…ハハハハハ」
「ガイ君! どうした!?」
「ガイさん!?」「おーい!」
「着弾まで5、4、3…スパイナーR1、目標に命中!」
「これは…」「どうした?」
「爆発の熱エネルギーが地底の一辺に収束していきます!」
「何!?」「長官、あれを!💦」
スパイナーR1の爆発エネルギーを吸収し、遂にマガタノオロチが復活してしまう。
「ビルを…喰ってる(;°д°)」
「何てこった…」
「星の全てを食い尽す超大魔王獣マガタノオロチだ。お前に倒せるかな?」
「ゾフィーさん!」『ゾフィー!』
「ベリアルさん!」『ウルトラマンベリアル!』
「光と闇の力、お借りします!」
『フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ サンダーブレスター!』
サンダーブレスターになってマガタノオロチに挑むオーブ。マガオロチを圧倒したサンダーブレスターでさえも苦戦してしまう程、マガタノオロチは強敵だ。
「ジェッタ君…マガタノオロチに接近できますか?」
「シンさん、何言ってんだよ💧」
「あいつの弱点を見つけるんです! 今の僕らにはこれがあります」
「そっか…俺達にはまだできる事がある」
『覚醒せよ、オーブオリジン!』
「オーブカリバー! オーブスプリウムカリバァァー!!」
マガタノオロチはスプリウムカリバーのエネルギーを飲み物のようにゴクゴクと飲み込み、オーブカリバーを無力化する。
その間に拘束を解き、日本支部から脱走するジャグラー。
「オーブ!💦」「ジェッタ君!💦」
「「ワァアアアアッ!!💦」」
マガタノオロチの攻撃がオーブの胸を貫く。
マガタノオロチの前に消滅するオーブ。
「ナオミちゃん、何処行くんだ!?💦」
「ガイさん、しっかりして!💦 あ…はっ、わあぁっ!💦」
「そうだ、しっかりしろぉガイ。フフフフ…実に…実に勇気ある戦いだった。だが、まだ終わりじゃないぞ。いや、終わらせない。本当の地獄は…こんなもんじゃないぞ」
ガイの目の前でナオミを斬り捨てるジャグラー。
果たして、ナオミの運命は!?
「ガイさん、もしあたしが死んでもあなたのせいだなんて思わないで。
ちょっとの間だったけどあたし、あなたと過ごせて幸せだった。
あたし、あなたの事を忘れない…」
「光を超えて、闇を斬…!!?」
迎撃に出たオーブだが、突然三体が倒れてしまう。
「死んだ…(°`д´°;)」
倒れてすぐ三体は息絶えてしまった。まるで何かに生体エネルギーを吸収されたかの様に。
いつもの様に光の巨人の夢を見ているナオミ。マガゼットンの攻撃の余波からナオミを救う謎の影。その素顔は…。
「はぁ…死ぬかと思った…」
「この世の終わりみたいなひっどい寝ぐせだな」
「いたなら起こしてよ💦」
「怖い夢でも見たのか?」
「前にも話したよね、子供の頃に見た光の巨人の夢…あの続きを見たの」
「・・・どんな?」「もの凄い爆発に巻き込まれて死にそうになるんだけど、誰かがあたしを抱いて助けてくれたの・・・何でこんな夢見るのかな?」
「さあな。この暑さだ、妙な夢を見てもおかしくない」
「12月にも関わらず、真夏日を記録する日本。続々と飛び去るUFOの群れ、日本近海から姿を消す海の怪獣達、そして相次ぐ地底怪獣達の死、これらは地球滅亡の前触れに過ぎないのだろうか?
終わりの始まりの地、それが日本なのだとしたら…」
「幾多の怪獣達について記された歴史書 太平風土記。その失われた原本がぁ…この町の郷土資料課によって保管されているという事が分かりました。まだ見ぬ幻のページに滅亡を逃れるヒントが記されているに違いありません!」
「カットカットカットォォ! 何か緊迫感足んないんだよなぁ(˘•△•˘) シンさんもっかい。今度は走りながらやってみよう!」
「こんな事している内に地球が滅んじゃいますよぉぉ!💦」
「ハイハイ早く早く早く!」
「何回やるんですかぁもぅ💧」
「まだかなぁ…」「まだですかねぇ…太平風土記見せてもらえますかねぇ」
「ハァ…」「ハァ…」
「庭のコスモスが満開なの。季節外れの暑さも案外嫌な事ばかりじゃありませんね」
「あのぉ…突然すいません。岸根教授はお留守でしょうか?」
「ご存知ないのねぇ。主人は先々月亡くなりました」
「「ええっ!?(;°д°)」」
「僕ら、太平風土記を見せていただく為に伺ったんですが…」
「生前、主人が申しておりました。太平風土記は禁断の書、悪戯に公開すればこの世を恐怖と混乱に陥れる。然るべき時が訪れるまで決して公開してはならないと」
その頃、VTL隊日本支部では拘束中のジャグラーが長官に面談を求めていた。
「VTL隊日本支部、長官の菅沼です。私に大事な話があるそうですね」
「間もなく、最後の魔王獣が現れこの星は食われる。終わりの始まりの地…それは8つの地脈が交わる東京の聖地。滅びの時は、2時間後に迫っている」
「何か証拠はあるんでしょうか?」
「随分余裕だな。今すぐ手を打たなければこの星はあっという間に食い尽くされるぞ。あんたのせいでな」
「何故あなたが我々にそんな事を教えるんです?」
「こんなとこでくたばる訳にはいかないからだっ!!…いっ(;>ロ´°)💦」
「8つの地脈が交わる東京の聖地というのは…?」
「長官!東急タワー周辺にてビルが沈んでいると異常現象が一致しています」
『番組の途中ですが、ここで臨時ニュースです。政府は観測史上最大級の怪獣災害が起こる可能性が高いとして、首都圏全域に非常事態宣言を発令しました』
「ウルトラマンオーブに倒されたマガオロチは幼体に過ぎない。あの時奴は地底にその命を託した。
間もなく、地球そのものを蛹とし完全体になる。その名は…」
『マガタノオロチ。地球の存続を脅かす恐ろしい怪獣であり、昨今我が国で起きている異常現象は全てこの怪獣が出現する前兆であるという事が分かりました』
「状況は?」「東京タワーの直下100m、地熱の急激な上昇を確認…一万度を突破します!」
「地球の中心核より高温だと!?」
「新たに周辺ビルの沈下を確認! 上空には異常の嵐が…」
「長官、一刻も早く総攻撃に踏み込むべきです!」
「素性の分からない宇宙人の戯言を信用するのか!?」
「現にこれだけの兆候が現れてるじゃないか! 怪獣が現れてからでは取り返しがつかんぞ!」
「人類の滅亡を止める方法は唯一つだ。あれが完全体になる前に地底の蛹を徹底的に破壊する。今ならまだ間に合うぞ」
「スパイナーR1!? 最新鋭の大陸間弾道ミサイルか」
「相手は常識を遥かに超えた生物です。通常兵器では太刀打ちできない、パリ本部の結論です」
「確かにあれを凌駕する兵器は存在しない。しかし…」
「長官、使用許可を」
「実験段階のミサイルを東京のど真ん中で使用するのか! 半径1キロ破壊されるぞ、避難が間に合わない!」
「我々の目的は首都防衛だけではない! 全人類の存亡がかかってるんだ!」
「避難の状況は?」
「了解! これをあと1時間って、無理だろ💧」
「東京、いよいよヤバいなぁ」
「だからさっさと逃げたときゃよかったんだよぉ」
「ちょっ、押すなよぉぉ!」
住民の不安が大きくなる中、避難は難航していた。
『避難指示が出ているのは、東京タワーを中心とした半径10キロ圏内、避難勧告は半径20キロ圏内と広い範囲で出ています。
ただ今、怪獣関連で新しい情報が入ってきました。VTL隊はマガタノオロチの復活を阻止する為、新型ミサイルによる攻撃を決定しました。発表によりますと攻撃範囲は東京タワーを中心とした半径5キロ圏内とし住民の避難が完了次第、攻撃に入るとの事です』
「天の雷に似たるや、悪しき血を持ちてオロチ甦らせたり…持っておゆきなさい」
「でも…」「然るべき時が来たら、これをあなた達に渡して欲しい…それが主人の願いでした」
「岸根教授が!?」
「何で俺達の事、知ってるんですか?」
「年寄りを舐めんじゃないよ」
「近頃は少しはマシなサイトになったようだね」
「シンさん…どうしよ俺、今凄い感動してる!」
「僕もです。こんなに嬉しいのは中学生の頃、ホーキング博士のファンレターの返事をもらった時以来です!」
「時間がないよ。SSP、出動!」
「「了解!」」
「叔父さん!」「何しに来たんだよ? 早く避難しろ」
「ジャグラーに会わせてくれ!」
「それは無理だ」「あいつがオロチの事話したんでしょ?」
「何でその事を?」
「あの男は危険なの!」
「人類に手を貸すとは思えない。何か裏がある筈だ」
「攻撃が始まんだろ!? 俺達みんな見殺しかよ!!」
「そんな事はありません! 落ち着いてください!💦」
『VTL隊による攻撃の発表がありましたが、指定区域の避難は未だに完了しておらず現場では大変な混乱が生じております。皆さん、落ち着いて! 落ち着いて行動…キャアァッ!!💦 逃げてぇ━!!』
「長官、宜しいですね?」
「ここだ」「ナオミ、ここで待ってろ」
「面会とは嬉しいね♪」
「どういうつもりだ?」「あ?」
「何故VTL隊にオロチの出現を教えた? 一体何を企んでる」
「滅びゆく人間どもに真実を教えてやっただけだ。引き金を引くのは俺じゃない、人間自身さ…ハハハハハ」
「お前…」「スパイナーR1、発射!」
「発射!」
発射されるスパイナーR1。
「天の雷に似たるや、悪しき血を持ちてオロチ甦らせたり」
「恐怖に駆られた人間ほどおぞましいものはこの世にない。一度闇の力に捕われたお前なら分かるだろう。人間どもの闇の力がマガタノオロチを生み出し、この星を地獄に突き落とすのさ。フッ…ハハハハハ」
「ガイ君! どうした!?」
「ガイさん!?」「おーい!」
「着弾まで5、4、3…スパイナーR1、目標に命中!」
「これは…」「どうした?」
「爆発の熱エネルギーが地底の一辺に収束していきます!」
「何!?」「長官、あれを!💦」
スパイナーR1の爆発エネルギーを吸収し、遂にマガタノオロチが復活してしまう。
「ビルを…喰ってる(;°д°)」
「何てこった…」
「星の全てを食い尽す超大魔王獣マガタノオロチだ。お前に倒せるかな?」
「ゾフィーさん!」『ゾフィー!』
「ベリアルさん!」『ウルトラマンベリアル!』
「光と闇の力、お借りします!」
『フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ サンダーブレスター!』
サンダーブレスターになってマガタノオロチに挑むオーブ。マガオロチを圧倒したサンダーブレスターでさえも苦戦してしまう程、マガタノオロチは強敵だ。
「ジェッタ君…マガタノオロチに接近できますか?」
「シンさん、何言ってんだよ💧」
「あいつの弱点を見つけるんです! 今の僕らにはこれがあります」
「そっか…俺達にはまだできる事がある」
『覚醒せよ、オーブオリジン!』
「オーブカリバー! オーブスプリウムカリバァァー!!」
マガタノオロチはスプリウムカリバーのエネルギーを飲み物のようにゴクゴクと飲み込み、オーブカリバーを無力化する。
その間に拘束を解き、日本支部から脱走するジャグラー。
「オーブ!💦」「ジェッタ君!💦」
「「ワァアアアアッ!!💦」」
マガタノオロチの攻撃がオーブの胸を貫く。
マガタノオロチの前に消滅するオーブ。
「ナオミちゃん、何処行くんだ!?💦」
「ガイさん、しっかりして!💦 あ…はっ、わあぁっ!💦」
「そうだ、しっかりしろぉガイ。フフフフ…実に…実に勇気ある戦いだった。だが、まだ終わりじゃないぞ。いや、終わらせない。本当の地獄は…こんなもんじゃないぞ」
ガイの目の前でナオミを斬り捨てるジャグラー。
果たして、ナオミの運命は!?
「ガイさん、もしあたしが死んでもあなたのせいだなんて思わないで。
ちょっとの間だったけどあたし、あなたと過ごせて幸せだった。
あたし、あなたの事を忘れない…」