「今日もいい天気だ。ここは俺達の町、綾香市。みんな休日を思い思いに楽しんでいる。
俺達はそれどころじゃないけど!💦」
「どうしよう、カツ兄!💦」
「歯が立たない💧」「ヤベェじゃん💧」
「俺の名は湊カツミ。←こっちは弟のイサミ。これは俺達兄弟の物語だ」
という訳で満を期して始まりましたウルトラマンR/B。
OPはオーイシマサヨシが歌う「Hands」。ギンガの頃からずっとボイジャーが担当してたので、ここでの別のアーティストの起用に驚きました。
EDを歌う三森すずこさんは前作ジードでレムの声を担当してましたね。
「まぁ、そんな訳で話は24時間前に遡る」
「でも少し派手じゃないかしら?」
「あ、いえいえピンクとイエローは今年の流行色ですよ」
「そう? じゃあ試着してみようかしら」
「じゃ、どうぞこちらへ。何してんの? 父さん」
「おっ見てみろよ、これ」
「ン、何それ。うちゅ〜ん?」
「うちゅ〜ぅぅん!! 果てしない大宇宙に憧れを言語化してみた」
「また変な商品作って💧在庫の山が増えるだけだろう!」
「はいはいはいはい」
「はぁ…腹減ったぁ(´⚰`) あ、カツ兄朝飯は?」
「もう昼だ。バカ」
「あらイサミちゃん、こんにちは」
「こんちわーっス」
「あの、クリスマスツリー?」
「あ、いや違うんです。これは弟の研究の…」
「おい勝手に変なもの置かないでくれ💦 父さんもだ!💦」
「いや今度は絶対売れるって。うちゅ〜んだぜぇ」
「少しはトレンドとか流行とか考えてくれよ💧」
「いやいやカツ兄、今流行ってないものはこれから大流行する可能性あるって。ガリレオ・ガリレイだって最初天動説唱えた時はさぁ…」
「そんな大袈裟な話をしてるんじゃない」
「まぁそうカリカリしなさんなって。ほらケーキが一つ残ってるから、仲良く半分ずつ食べなさい」
「いただきぃ♪」
「イサミちゃんって、大学で宇宙考古学をやってらっしゃるんでしょう?」
「宇宙考古学って何?」
「まぁ宇宙考古学ってのはぁ、通信衛星ってあるでしょう。あれで地上を観測して地球環境とか遺跡とか、そういうのを調査するやつです。今はバイブス波の反射率を解析して、大体1300年前の地層を調べてんスよ」
「夜食ここに置いとくぞ」「うん」
カッ( •)ว٩(• )カッ ( •)ノ*ヽ(• )パンッ
「研究も程々にするんだぞ。おやすみ」
「ありがと」
その夜。綾香山に何者かによって召喚された怪獣グルジオボーンが出現した。
翌朝、毎日の日課であるジョギングを欠かさないカツミ。
「ただいま」「ああ、お帰り」
「24分テレビ『愛染は地球を救う』アイゼンテック社長の愛染マコトさんにお話を聞いてみましょう」
「愛と善意の伝道師、愛染マコトです」
「早速ですが愛染社長、あれは一体何でしょうか?」
「あれは筋肉強化バイオパワード・フットギアです。人間が本来持っている筋肉ロテンキシングを解析し、それを増幅しフィードバックするシステムです。これで辛かった階段も楽々です」
「愛染さんは素晴らしいなぁ」
「そうかなぁ」「そうだよ。この町だってアイゼンテックがあるから発展したんだ。母さんだって愛染さんには随分お世話になったんだよ」
「母さん…あれから15年かぁ」
「今日は母さんの誕生日だなぁ。お祝いにすき焼きでもするか」
「そうだね。今何処で何してるんだろう?」
「ンーなぁに、母さんはいつかきっと帰ってくるって。港に船が戻るようにね。さぁ、やるかぁ」
「では社長、今日のお言葉を」
(°д°)!!ヨォオォーポンッ「本日のお言葉は『石橋に当たって砕けろ』何事もまずチャレンジする精神が大切です♪」
「カツ兄ぃ!! これ見てくれ! これ、どう思うよ?」
「こういうのはフェイクだって。CGかなんかだろ」
「じゃあぁ、このデータはどうだ? バイブス波の発生源が山中からここまで移動してる。綾香山には絶対に何かいんだよ」
「昔からあの山にはグルジオさまがいるという伝説があるからなぁ。昔ぃ寝る前によく読んで聞かせてやったじゃないか。
むかし、空から綾香星が降りました。星からグルジオさまという物の怪が生まれました。戦で争っていた人々は皆、グルジオさまに飲まれました」
「そんなのお伽話だろ」
「お伽話じゃねぇってば。綾香市ていう町の名前になってるくらい歴史的な事実じゃん。
綾香星は今じゃ隕石って事になってるけど、俺にはただの隕石には思えねぇ。地磁気の異常はそれだけじゃ説明がつかねぇからな。母さんだって綾香山の研究してたろ」
「綾香山かぁ…」「よぉし、じゃ今すぐ調査に行こうよ。カツ兄!」
「なぁ、昔母さんとよくここにピクニックしに来たな。覚えてないか?」
「ヤッベェ〜〜♪♪(*°▽°*)」
「俺達の母さんは、地元ではちょっと有名な宇宙考古学者だった。母さんは15年前の今日、近所にすき焼きのお豆腐を買いに行くと言ったまま姿を消した。
結局母さんの居所は分からなかった。でも今でも母さんの事はよく覚えている。優しくてちょっと変わった…」
バシッ☆)д<)「痛って、何すんだよ!!💦」
「頰っぺたに蚊が止まってたから。それよりカツ兄、このデータ見てくれ。プラズマイオンとバイブス波の値を見ろよ。凄ぇだろう」
「ああ…お前の言ってる事さっぱり分からん💧あ、おい何処行くんだよ!?」
「こっちの方が線量高ぇんだよ!アッハハ♪」
「俺は心配だ💧イサミは母さんのような凄い部分と変テコな部分を受け継いでる。このままだとロクな事にならないような気がするのだ💧」
「おい、そこから先はダメだって書いてあるだろ」
「でもほら、この数値見てよ」
「えっ!?」「「わぁあっ!!💦」」
「グルジオさま!?」
「追いかけようカツ兄!」
「何言ってんだ! 逃げなきゃ!」
「こんな機会、二度とないっての! 俺は誇り高き科学者だ!! 逃げる訳ねぇだろ!!
・・・・やっぱぁ逃げよ💧(•▽•;)」
「おい急げ!! 早く!!」
「自転車、お貸しします? カツ兄、早く!!」
「Σあっ! あいつ自分だけ!!おいイサミ、ちょっと待て!!💦」
「カツ兄、逃げ足だけは速いんだよな!」
「そういう問題じゃないだろ!!」
「ほら、づべこべ言ってると追いつかれるぞ!! うわぁっ!! 痛ってぇ…💦」
「イサミ!! 大丈夫か!? ほら立て! 早く!」
「だから言っただろ!! 大体お前は!…」
「説教は後!! 追いつかれるぞ!!」
「大体こうなったの誰のせいだ!!」
「あーそれ言っちゃう!」
逃げ遅れて泣きじゃくる少年にグルジオボーンが迫る。
「キワムちゃん!! キャアッ!💦キワムちゃぁぁん!!」
「どうしたのカツ兄!?」
「イサミ、お前は奴の注意を引け!」
「えっ!?」「その間に俺が行く」
「いやいや💦 無茶だよカツ兄!! えぇ…クソッ…グルジオ!! デッケェ面、してんじゃねえぞ!! コラァァ!!」
「キワムちゃん!」「早く逃げてください!」
「ありがとうごさいます」
=(_>Д<)_☆ <(°`△´°;)ヽ=
「Σ(°□°;)マズいィ!!💦」
「イサミィィィ!!」「カツ兄ぃぃぃ!!」
グルジオボーンの火炎放射の中で手を握り締めるカツミとイサミ。その時、二人に不思議な現象が起こった。
「何処だここは!?」「何だ!? どうなってんだよ!?💦」
「「うわっ!!💦」」
眩きと共に二人の前に二つのルーブジャイロとクリスタルが現れる。
「何これ?」「分からん」
「「うっ!!」」
ルーブジャイロが二人に見せたビジョン…それは宇宙から綾香山に飛来したグルジオボーンと赤と青の二体の巨人、その巨人から分裂した無数のクリスタルが散らばる光景だった。
「見た? カツ兄」「ああ。もしかして俺達にこれを使えって事か」
「じゃあ、12の3でいこう」
「((•_• )」
「「1、2、3!! 俺色に染め上げろ、ルーブ!!」」
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンタロウ!』
「纏うは火! 紅蓮の炎!!」
『ウルトラマンロッソ フレイム!』
「ハァァアアアッ!! シュワァァ!!」
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンギンガ!』
「纏うは水! 紺碧の海!!」
『ウルトラマンブル アクア!』
「ハァァアアアッ!! ハアアッ!!」
「マジかぁ!! 俺達凄ぇ事になってっぞ!!♪」
「何だ!? 一体どうなってんだ!?💦」
「おおおっしゃぁあ!!」
「どうするイサミ!?」
「いくぜぇ!!」「おいちょっと待てって!!💧」
「ジャンピングキーック!! あれ? あれ? あれっ!? わぁあああ!!💦」
「おおおっ💦」「わぁああっ!!💦」
「おいっ💧」
「来るぞ!!」「んがっ、痛てっ💧」
「カツ兄、どうやったんだ?」
「分からん。何かビュッて出た」
「よぉおっしゃあ!! じゃ俺も!ハァアッ!! 凄ぇぇ!! 見たぁ?(*°▽°)」
「どけっ!」
「おおっ!ああっ💦あ、痛ったぁ💧」
「うおおおっ💦」
「ン? あっ…💧 わあぁぁっ!!💦 うおおっ💦」
「オリャアッ!!」「うあぁっ!!」
「大丈夫!?(•△• ;)」
「痛ぇぇ…💧お前蹴るなよぉ💧(˘•□<;)」
「「うわぁああっ!!💦」」
初めての変身、そして不慣れな戦闘に戸惑うロッソとブル。
「どうしようカツ兄!?💦」
「ええっ!? あぁ…歯が立たない💧」
「ヤベェじゃん! このままだとやられちゃうよ!!💦」
「そんな事言ったって、どうすりゃいいんだ!?」
「・・・・そうだ! カツ兄、俺とクリスタルを交換してくれ!」
「はぁ? 何言ってんだ、そんな事できるのか!?」
「カツ兄と俺とじゃ光線の形が違う。ちょっと試したい事があるんだ」
「でも…」「早くぅ!!(>□<)」
「ったく、しょうがないなぁ!!」
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンタロウ!』
「纏うは火! 紅蓮の炎!!」
『ウルトラマンブル フレイム!』
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンギンガ!』
「纏うは水! 紺碧の海!!」
『ウルトラマンロッソ アクア!』
クリスタルチェンジする事により、ロッソアクアは水の盾でグルジオボーンの火炎を防いだ。
「ようし俺も! ハァアアッ!!」
「うわぁあああぁああっ!!💦 あぁあっアッチ!! アァアアチッアチッ💦(>□<;) ヤバいだろ💦 周り確認して撃てよ!!💦」
「やっぱ交換すると違う火が出るんだぁ。カッケェェ~(*°▽°*)♪」
「聞いちゃいないなこいつ💧(;˘―△―)なあ?」
「「あっ(°д°)」」「「「・・・・」」」
「乁(▼皿▼)厂グゥゥキシャアァ!!」
「うおぉぉっ!!💦」「うあぁっ!!💦」
何とか戦いながらコツを掴んでいくロッソとブルだが、活動限界を知らせるカラータイマーが鳴り響く。
「ヤバいカツ兄…」「何だ!?」
「急に胸がドキドキしてきた」「俺もだ」
「「ハァアアッ!! フッ! うううぅぅ! うぉぉりゃあ!よいしょおぉ! せぇぇのっ!!」」
「カツ兄、怪獣を水のバリアで覆ってくれ!」
「分かった! フッ!」
「フッ!…からのぉ~熱線!!」
「「セレクト!」」
「ハァァアアアッ!! フレイムスフィアシュート!! フゥッ!!」
「ハッ! ハァァアアアッ!! アクアストリュゥゥーム!!」
「やった…おい、やったぞ!(°▽°)」
カッ( •)ว٩(• )カッ ( •▽)ノ*ヽ(▽• )パンッ
「決まったね、俺達♪ ハッ!? ハッ、ハアアァァ…」
「おいしっかりしろイサミ!💦 ハッ!? ハアアァァ…」
召喚者の手に戻るグルジオボーンのクリスタル。果たして謎の召喚者の正体とは…?
「カツ兄、イサ兄、しっかりしてください! 目を覚ましてください!」
「「・・・アサヒ?」」
「二人共、大丈夫? ああ何か付いてますよ」
「何でここにいるんだよ?」
「お父さんがきっとここだろうって。さあっ、早く帰りましょう」
「あぁー腹減ったァァ(´□`)」
「はい、飴ちゃん。今夜はすき焼きです。帰りにお豆腐としらたき買いますよ。じゃあ行きましょ!」
「…という訳で、何だか大変な事になってしまった。これから俺達どうなっちゃうんだろう?
でもまぁ…取り敢えず母さん、お誕生日おめでとう!」
「「ルーブクリスタルナビ!」」
「こっからはルーブクリスタルについての研究だ。カツ兄」
「ああ。今日のクリスタルは、これだ」
『ウルトラマンタロウ!』
「ウルトラマンタロウは、ウルトラダイナマイトっていう炎の技を持っている。火の力が宿るタロウクリスタルで変身すればタロウのような炎の技を使えるんだ」
「「次回も!」」カッ( •)ว٩(• )カッ
「「(•▽•)ノ*(ノ•▽•)観てくれよな!」」
カツミ「突然ウルトラマンの力を得てしまった俺達。そんな重い責任を背負えるのか?」
イサミ「考え過ぎだぜカツ兄。悩んでる間にも怪獣は現れる。俺達がやんなきゃ!」
カツミ「次回ウルトラマンR/B『兄弟の絆』」
「「俺色に染め上げろ、ルーブ!!」」
俺達はそれどころじゃないけど!💦」
「どうしよう、カツ兄!💦」
「歯が立たない💧」「ヤベェじゃん💧」
「俺の名は湊カツミ。←こっちは弟のイサミ。これは俺達兄弟の物語だ」
という訳で満を期して始まりましたウルトラマンR/B。
OPはオーイシマサヨシが歌う「Hands」。ギンガの頃からずっとボイジャーが担当してたので、ここでの別のアーティストの起用に驚きました。
EDを歌う三森すずこさんは前作ジードでレムの声を担当してましたね。
「まぁ、そんな訳で話は24時間前に遡る」
「でも少し派手じゃないかしら?」
「あ、いえいえピンクとイエローは今年の流行色ですよ」
「そう? じゃあ試着してみようかしら」
「じゃ、どうぞこちらへ。何してんの? 父さん」
「おっ見てみろよ、これ」
「ン、何それ。うちゅ〜ん?」
「うちゅ〜ぅぅん!! 果てしない大宇宙に憧れを言語化してみた」
「また変な商品作って💧在庫の山が増えるだけだろう!」
「はいはいはいはい」
「はぁ…腹減ったぁ(´⚰`) あ、カツ兄朝飯は?」
「もう昼だ。バカ」
「あらイサミちゃん、こんにちは」
「こんちわーっス」
「あの、クリスマスツリー?」
「あ、いや違うんです。これは弟の研究の…」
「おい勝手に変なもの置かないでくれ💦 父さんもだ!💦」
「いや今度は絶対売れるって。うちゅ〜んだぜぇ」
「少しはトレンドとか流行とか考えてくれよ💧」
「いやいやカツ兄、今流行ってないものはこれから大流行する可能性あるって。ガリレオ・ガリレイだって最初天動説唱えた時はさぁ…」
「そんな大袈裟な話をしてるんじゃない」
「まぁそうカリカリしなさんなって。ほらケーキが一つ残ってるから、仲良く半分ずつ食べなさい」
「いただきぃ♪」
「イサミちゃんって、大学で宇宙考古学をやってらっしゃるんでしょう?」
「宇宙考古学って何?」
「まぁ宇宙考古学ってのはぁ、通信衛星ってあるでしょう。あれで地上を観測して地球環境とか遺跡とか、そういうのを調査するやつです。今はバイブス波の反射率を解析して、大体1300年前の地層を調べてんスよ」
「夜食ここに置いとくぞ」「うん」
カッ( •)ว٩(• )カッ ( •)ノ*ヽ(• )パンッ
「研究も程々にするんだぞ。おやすみ」
「ありがと」
その夜。綾香山に何者かによって召喚された怪獣グルジオボーンが出現した。
翌朝、毎日の日課であるジョギングを欠かさないカツミ。
「ただいま」「ああ、お帰り」
「24分テレビ『愛染は地球を救う』アイゼンテック社長の愛染マコトさんにお話を聞いてみましょう」
「愛と善意の伝道師、愛染マコトです」
「早速ですが愛染社長、あれは一体何でしょうか?」
「あれは筋肉強化バイオパワード・フットギアです。人間が本来持っている筋肉ロテンキシングを解析し、それを増幅しフィードバックするシステムです。これで辛かった階段も楽々です」
「愛染さんは素晴らしいなぁ」
「そうかなぁ」「そうだよ。この町だってアイゼンテックがあるから発展したんだ。母さんだって愛染さんには随分お世話になったんだよ」
「母さん…あれから15年かぁ」
「今日は母さんの誕生日だなぁ。お祝いにすき焼きでもするか」
「そうだね。今何処で何してるんだろう?」
「ンーなぁに、母さんはいつかきっと帰ってくるって。港に船が戻るようにね。さぁ、やるかぁ」
「では社長、今日のお言葉を」
(°д°)!!ヨォオォーポンッ「本日のお言葉は『石橋に当たって砕けろ』何事もまずチャレンジする精神が大切です♪」
「カツ兄ぃ!! これ見てくれ! これ、どう思うよ?」
「こういうのはフェイクだって。CGかなんかだろ」
「じゃあぁ、このデータはどうだ? バイブス波の発生源が山中からここまで移動してる。綾香山には絶対に何かいんだよ」
「昔からあの山にはグルジオさまがいるという伝説があるからなぁ。昔ぃ寝る前によく読んで聞かせてやったじゃないか。
むかし、空から綾香星が降りました。星からグルジオさまという物の怪が生まれました。戦で争っていた人々は皆、グルジオさまに飲まれました」
「そんなのお伽話だろ」
「お伽話じゃねぇってば。綾香市ていう町の名前になってるくらい歴史的な事実じゃん。
綾香星は今じゃ隕石って事になってるけど、俺にはただの隕石には思えねぇ。地磁気の異常はそれだけじゃ説明がつかねぇからな。母さんだって綾香山の研究してたろ」
「綾香山かぁ…」「よぉし、じゃ今すぐ調査に行こうよ。カツ兄!」
「なぁ、昔母さんとよくここにピクニックしに来たな。覚えてないか?」
「ヤッベェ〜〜♪♪(*°▽°*)」
「俺達の母さんは、地元ではちょっと有名な宇宙考古学者だった。母さんは15年前の今日、近所にすき焼きのお豆腐を買いに行くと言ったまま姿を消した。
結局母さんの居所は分からなかった。でも今でも母さんの事はよく覚えている。優しくてちょっと変わった…」
バシッ☆)д<)「痛って、何すんだよ!!💦」
「頰っぺたに蚊が止まってたから。それよりカツ兄、このデータ見てくれ。プラズマイオンとバイブス波の値を見ろよ。凄ぇだろう」
「ああ…お前の言ってる事さっぱり分からん💧あ、おい何処行くんだよ!?」
「こっちの方が線量高ぇんだよ!アッハハ♪」
「俺は心配だ💧イサミは母さんのような凄い部分と変テコな部分を受け継いでる。このままだとロクな事にならないような気がするのだ💧」
「おい、そこから先はダメだって書いてあるだろ」
「でもほら、この数値見てよ」
「えっ!?」「「わぁあっ!!💦」」
「グルジオさま!?」
「追いかけようカツ兄!」
「何言ってんだ! 逃げなきゃ!」
「こんな機会、二度とないっての! 俺は誇り高き科学者だ!! 逃げる訳ねぇだろ!!
・・・・やっぱぁ逃げよ💧(•▽•;)」
「おい急げ!! 早く!!」
「自転車、お貸しします? カツ兄、早く!!」
「Σあっ! あいつ自分だけ!!おいイサミ、ちょっと待て!!💦」
「カツ兄、逃げ足だけは速いんだよな!」
「そういう問題じゃないだろ!!」
「ほら、づべこべ言ってると追いつかれるぞ!! うわぁっ!! 痛ってぇ…💦」
「イサミ!! 大丈夫か!? ほら立て! 早く!」
「だから言っただろ!! 大体お前は!…」
「説教は後!! 追いつかれるぞ!!」
「大体こうなったの誰のせいだ!!」
「あーそれ言っちゃう!」
逃げ遅れて泣きじゃくる少年にグルジオボーンが迫る。
「キワムちゃん!! キャアッ!💦キワムちゃぁぁん!!」
「どうしたのカツ兄!?」
「イサミ、お前は奴の注意を引け!」
「えっ!?」「その間に俺が行く」
「いやいや💦 無茶だよカツ兄!! えぇ…クソッ…グルジオ!! デッケェ面、してんじゃねえぞ!! コラァァ!!」
「キワムちゃん!」「早く逃げてください!」
「ありがとうごさいます」
=(_>Д<)_☆ <(°`△´°;)ヽ=
「Σ(°□°;)マズいィ!!💦」
「イサミィィィ!!」「カツ兄ぃぃぃ!!」
グルジオボーンの火炎放射の中で手を握り締めるカツミとイサミ。その時、二人に不思議な現象が起こった。
「何処だここは!?」「何だ!? どうなってんだよ!?💦」
「「うわっ!!💦」」
眩きと共に二人の前に二つのルーブジャイロとクリスタルが現れる。
「何これ?」「分からん」
「「うっ!!」」
ルーブジャイロが二人に見せたビジョン…それは宇宙から綾香山に飛来したグルジオボーンと赤と青の二体の巨人、その巨人から分裂した無数のクリスタルが散らばる光景だった。
「見た? カツ兄」「ああ。もしかして俺達にこれを使えって事か」
「じゃあ、12の3でいこう」
「((•_• )」
「「1、2、3!! 俺色に染め上げろ、ルーブ!!」」
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンタロウ!』
「纏うは火! 紅蓮の炎!!」
『ウルトラマンロッソ フレイム!』
「ハァァアアアッ!! シュワァァ!!」
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンギンガ!』
「纏うは水! 紺碧の海!!」
『ウルトラマンブル アクア!』
「ハァァアアアッ!! ハアアッ!!」
「マジかぁ!! 俺達凄ぇ事になってっぞ!!♪」
「何だ!? 一体どうなってんだ!?💦」
「おおおっしゃぁあ!!」
「どうするイサミ!?」
「いくぜぇ!!」「おいちょっと待てって!!💧」
「ジャンピングキーック!! あれ? あれ? あれっ!? わぁあああ!!💦」
「おおおっ💦」「わぁああっ!!💦」
「おいっ💧」
「来るぞ!!」「んがっ、痛てっ💧」
「カツ兄、どうやったんだ?」
「分からん。何かビュッて出た」
「よぉおっしゃあ!! じゃ俺も!ハァアッ!! 凄ぇぇ!! 見たぁ?(*°▽°)」
「どけっ!」
「おおっ!ああっ💦あ、痛ったぁ💧」
「うおおおっ💦」
「ン? あっ…💧 わあぁぁっ!!💦 うおおっ💦」
「オリャアッ!!」「うあぁっ!!」
「大丈夫!?(•△• ;)」
「痛ぇぇ…💧お前蹴るなよぉ💧(˘•□<;)」
「「うわぁああっ!!💦」」
初めての変身、そして不慣れな戦闘に戸惑うロッソとブル。
「どうしようカツ兄!?💦」
「ええっ!? あぁ…歯が立たない💧」
「ヤベェじゃん! このままだとやられちゃうよ!!💦」
「そんな事言ったって、どうすりゃいいんだ!?」
「・・・・そうだ! カツ兄、俺とクリスタルを交換してくれ!」
「はぁ? 何言ってんだ、そんな事できるのか!?」
「カツ兄と俺とじゃ光線の形が違う。ちょっと試したい事があるんだ」
「でも…」「早くぅ!!(>□<)」
「ったく、しょうがないなぁ!!」
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンタロウ!』
「纏うは火! 紅蓮の炎!!」
『ウルトラマンブル フレイム!』
「セレクト、クリスタル!」
『ウルトラマンギンガ!』
「纏うは水! 紺碧の海!!」
『ウルトラマンロッソ アクア!』
クリスタルチェンジする事により、ロッソアクアは水の盾でグルジオボーンの火炎を防いだ。
「ようし俺も! ハァアアッ!!」
「うわぁあああぁああっ!!💦 あぁあっアッチ!! アァアアチッアチッ💦(>□<;) ヤバいだろ💦 周り確認して撃てよ!!💦」
「やっぱ交換すると違う火が出るんだぁ。カッケェェ~(*°▽°*)♪」
「聞いちゃいないなこいつ💧(;˘―△―)なあ?」
「「あっ(°д°)」」「「「・・・・」」」
「乁(▼皿▼)厂グゥゥキシャアァ!!」
「うおぉぉっ!!💦」「うあぁっ!!💦」
何とか戦いながらコツを掴んでいくロッソとブルだが、活動限界を知らせるカラータイマーが鳴り響く。
「ヤバいカツ兄…」「何だ!?」
「急に胸がドキドキしてきた」「俺もだ」
「「ハァアアッ!! フッ! うううぅぅ! うぉぉりゃあ!よいしょおぉ! せぇぇのっ!!」」
「カツ兄、怪獣を水のバリアで覆ってくれ!」
「分かった! フッ!」
「フッ!…からのぉ~熱線!!」
「「セレクト!」」
「ハァァアアアッ!! フレイムスフィアシュート!! フゥッ!!」
「ハッ! ハァァアアアッ!! アクアストリュゥゥーム!!」
「やった…おい、やったぞ!(°▽°)」
カッ( •)ว٩(• )カッ ( •▽)ノ*ヽ(▽• )パンッ
「決まったね、俺達♪ ハッ!? ハッ、ハアアァァ…」
「おいしっかりしろイサミ!💦 ハッ!? ハアアァァ…」
召喚者の手に戻るグルジオボーンのクリスタル。果たして謎の召喚者の正体とは…?
「カツ兄、イサ兄、しっかりしてください! 目を覚ましてください!」
「「・・・アサヒ?」」
「二人共、大丈夫? ああ何か付いてますよ」
「何でここにいるんだよ?」
「お父さんがきっとここだろうって。さあっ、早く帰りましょう」
「あぁー腹減ったァァ(´□`)」
「はい、飴ちゃん。今夜はすき焼きです。帰りにお豆腐としらたき買いますよ。じゃあ行きましょ!」
「…という訳で、何だか大変な事になってしまった。これから俺達どうなっちゃうんだろう?
でもまぁ…取り敢えず母さん、お誕生日おめでとう!」
「「ルーブクリスタルナビ!」」
「こっからはルーブクリスタルについての研究だ。カツ兄」
「ああ。今日のクリスタルは、これだ」
『ウルトラマンタロウ!』
「ウルトラマンタロウは、ウルトラダイナマイトっていう炎の技を持っている。火の力が宿るタロウクリスタルで変身すればタロウのような炎の技を使えるんだ」
「「次回も!」」カッ( •)ว٩(• )カッ
「「(•▽•)ノ*(ノ•▽•)観てくれよな!」」
カツミ「突然ウルトラマンの力を得てしまった俺達。そんな重い責任を背負えるのか?」
イサミ「考え過ぎだぜカツ兄。悩んでる間にも怪獣は現れる。俺達がやんなきゃ!」
カツミ「次回ウルトラマンR/B『兄弟の絆』」
「「俺色に染め上げろ、ルーブ!!」」