さぁて、今回の新ウルトラマン列伝は。

「いくつもの時空を超え、この地球にやって来た私、ウルトラマンギンガ。長い旅の中で、私は別次元の宇宙で様々なウルトラマンの活躍を垣間見てきた。

今回はその中の1つ、ウルトラマンコスモスの大きな戦いをこれからみんなに観て貰いたいと思う。

慈愛の勇者と呼ばれるウルトラマンコスモス。かつて彼は地球人の青年春野ムサシと１つになり全ての命を守る為、戦っていた。そしてカオスヘッダーという敵との戦いが終わった後、コスモスとムサシは分離しムサシは子供の頃からの夢だった宇宙飛行士になったのだ。

そして物語はそんなムサシが遊星ジュランに向かう所から始まる」

遊星ジュランに向かうムサシ。ジュランの様子がおかしいと感じたムサシはその惨状に驚く。ジュランを守る聖獣パラスタンも何者かに倒されていた。

謎の宇宙怪獣がムサシを襲う。その時、一陣の光がムサシを守った。ウルトラマンコスモスがスペースコロナモードの姿で駆け付けた。

コスモスは宇宙怪獣を倒し、その爆発からムサシを救い出す。

無事地球に帰還したムサシ。「何故、ウルトラマンがあそこに？」

警官を辞め、今は北海道に住んでいる父･勇次郎からテレビ電話が入る。同級生のツトムがサイパンで結婚式を挙げるというので勇次郎の勧めでサイパンへ赴くムサシ。

盛大にツトムの晴れ舞台を祝うムサシ達。その中でムサシは不思議な少女を見かける。

「おおぉっ、人魚!?」

マリにスキューバダイビングに誘われるムサシ。どうしても見せたい場所があるというのだ。マリの腕輪に反応し、何らかのゲートが開こうとしていると、突然エイのような怪獣がムサシを襲った。

意識が朦朧とするムサシを救う少女の手。

命を救われたムサシはSRCがまだボランティア組織だった時の隊員だったキドと10年振りの再会を果たす。

キドが隊長を務めるチームSeaはエイに似た怪獣レイジャの生態調査や最近目撃されたという人魚の事を調べていた。

約2名、元スーパーGUTSの隊員がいるんですけどww

その時、特殊回線でマリからスコーピスという宇宙怪獣が地球に向かっているとの情報が入る。

「ムサシ、守って。ブルーエリアを！」

スコーピスとは遊星ジュランを死の星に変えたあの宇宙怪獣だった。

サイパン島に降り立ち、蹂躙するスコーピス。

出動したチームSeaと同時にレイジャも現れた。スコーピスを迎え撃つレイジャだが、スコーピスの長い尻尾に背中を刺されてしまう。

「やめろぉぉぉおお!!」スコーピスからレイジャを助け出すムサシ。

冷凍弾でスコーピスの動きを封じるが･･･。

ムサシはレイジャの元に向かう少女に避難を呼び掛けるが、少女はレイジャと共にスコーピスと戦おうとしていた。

動き出したスコーピス。「まさか!?」

「スコーピスは私が倒す！ 倒さなければ!!」

少女シャウはレイジャと合体してレイジャ(S)となりスコーピスを追い込むが、再び尻尾攻撃を喰らい苦戦する。

「コスモス･･･！」ムサシの脳内ではスケルトンコロナモードとなったコスモスがレイジャを救い、スコーピスと戦う姿が･･･ハッと我に返るムサシ。

「コスモスは･･･いないんだ！」

今、自分ができる事でレイジャを助けようとするムサシ。

「遊星ジュランでスコーピスを倒したのがウルトラマンコスモス･スペースコロナモードだ。

私がギンガストリウムとなり相手に応じてウルトラ兄弟の技を使うように、コスモスも状況に合わせてその姿を変える事ができる。コスモスは他にもエクリプスモード等の姿を持っていて、巨大な悪に立ち向かうのだ。

そして、地球に襲来したスコーピス。それはこれから始まる大きな戦いの前触れに過ぎない。

君達もムサシとコスモスの戦いを見守って欲しい」

チブル星人が残したチブローダーを時限爆弾にしてガンダーの周囲の雪を吹っ飛ばし、見事ガンダーのハントに成功したラッシュハンターズ。

何が何でもプラズマソウルを獲得しようとするガルムのこだわりに何か隠し事をしているのではと疑うマグナ。

そんな彼らにまた新たなステージが。

「サイパン島を襲ったスコーピス。その時１人の少女が海底怪獣レイジャと合体し、スコーピスに立ち向かった。

次回新ウルトラマン列伝 ウルトラマンコスモス２ 第２章『命の星』

大怪獣ラッシュも見逃すな」