「別の宇宙で猛威を奮っていたカイザーベリアル。遂に奴との決着をつける時が来た!
最凶の敵アークベリアルを前に俺は全ての力を使い果たしてしまった。しかし仲間の、そして人々の心に眠る希望が光となって俺を包み込んだ。
これが最後の決戦だ。見届けてくれ、俺達が勝利を掴む瞬間を!」
「俺達は絶対…負けない…くっく…」
「負けないよ! 絶対負けない! 負けるもんかぁぁ━━━━っ!!
兄貴、聞こえる? 僕にはあの時聞こえたんだ。僕らみんながバラージの盾の欠片なんだって。僕らが集まって、助け合って、バラージの盾は生まれるんだ。僕らみんなの心の中に力はあるんだ。ねえ、そうだよね。父さぁんっ!!」
その時、ナオ、ジャンボット、グレン、ミラーナイト、炎の海賊団やレジンスタンス、エスメラルダ王家の人達から光が溢れ出し、その光は1つに集まっていく。
光はゼロを包み込み、そしてあの伝説の巨人が現れた。
「ウルトラマンノア…」
ゼロに未来への希望を見出したノアはバラージの盾を託す。
ここで流れるULTRA FLYが燃えるっス~о(*≧▽≦*)о
「何ぃ!?」
希望を纏いし戦士、ウルティメイトゼロの誕生だ。
「兄貴!」
一振りで銀河帝国の艦隊を薙ぎ払うウルティメイトゼロ。
「くっ、おのれぇ…ふざけやがって!」
「今度こそ、ケリを着けてやるぜ!! はっ!! うぅぅ…ああっ!! ふっ!」
ファイナルウルティメイトゼロの発射体制に入るゼロ。だが一足先にアークベリアルの破壊光線が放たれようとしていた。
「マズい!」「先に撃たれる!」
動けないゼロを援護するグレンとジャンボット。
「邪魔だぁ!!」
アークベリアルの破壊光線が命中!…したかと思いきや、それはゼロの姿を映した鏡だった。
「!! 何っ!?」「鏡を作るのは得意でね。知らなかったかい?」
「引っ掛かりやがったぁ!♪」
「撹乱成功!」
「ベリアル、受けてみろ!!」「ン!?」
「これが、俺達の、光だぁ!!」
ああ、どうしても光の部分をガンダムに変換してしまうゥゥww
「うおぉ…ゼェェロォォオオオオ…!! ウアアアァ!!」
銀河帝国と共に爆発四散するアークベリアル。
「やあったぁ!!」ゼロの勝利に歓喜するナオ、炎の海賊三兄弟、エスメラルダ王家の人々。
「みんな、ありがとう…」
「うん」「ゼロ」
「はあぁぁ、あー疲れた ゼロ、うん」
「シュウゥワッ!!」
ベリアルを倒したゼロ達はエスメラルダを救った英雄として讃えられた。
プラズマシンクロ装置に光が戻ったのを見たセブンはゼロの無事と勝利を察知した。
「やったな、ゼロ」
ベリアルが送り込んだ大軍団もウルトラ戦士達の活躍で壊滅。こうして宇宙の平和は守られたのである。
ところでキングはどの辺で活躍してたんでしょうねw
「自分の身を犠牲にするなんて…」
「エメラナ…安らかに」
「行くぞ」「うん…」
立ち去ろうとする二人の背後に何事もなかったかのように元気な姿で現れたエメラナ。
「え“っ!?(°Д°;)」「えぇ━━っ!?(°Д°;)」
「皆さん大義でした。…あれ、どうしました?」
「し、死んだんじゃないの?」
「いえ、体重はちょっと減ったかも知れませんけど…アハッ(*°▽`*)」
「アハッじゃねーよ」
『姫様が死んだなどと私は言ってないぞ』
「ちょっと待ってよぉぉ! えぇぇ~」
「大丈夫ですか?」「あァァあぁぁ」
平和が戻り、復興されたエスメラルダ王都を見届けるゼロ。
「ゼロ」「よぉ。ここはもう大丈夫そうだな」
「ええ」「あっそうだ。これ…さっき拾ったんだ。綺麗だろ」
「それは…」ゼロが拾った物はベリアル軍襲来の際、逃げる途中に紛失したティアラであった。
「似合うぜ」「ありがとう」
「俺は行く。じゃあな」「えっ?」
「兄貴~エメラナ~、そろそろみんなが到着するよぉ~。ばぁちゃん達も来るよぉ~。…兄貴?」
ランと分離したゼロは空の彼方へと飛び去っていった。
「兄貴、兄貴!」「…あれ、ここは何処だ!?」
「ランの兄貴?」
「ああ…ナオ、俺は今まで何を?」
「全然覚えてないの?」
「ああ。確か…崖から落ちて、光が来て…」
「そっか。そこからか」
「この人は?」「エメラナと申します。初めまして」
「兄貴、話す事がいっぱいあるんだ」
「あの光は…?」「ゼロォォ、何処行くんだよぉぉー! ここにいればいいじゃんかぁぁー! 何だよ…まだちゃあんと言ってないんだよぉぉー!ありがとぉぉー!!」
「へへっ…シュワッ!」
「よぉ、お前別の宇宙から来たんだって? もう帰るのか」
「平和な世界に自分の居場所はない。そうですね」
「まだ全てが平和になった訳ではないぞ。ダークゴーネやアイアロンみたいな奴はいっぱいいる」
「フッ…俺は新しい宇宙警備隊を作る。お前ら、仲間になれ!」
「「「おいおい(°д°;)」」」
「おい、勝手に決めるなよ!」
「それはいいですね」
「とりあえず姫様に相談しなければ」
彼らが訪れる宇宙は君の心の中にある。
「俺達はウルティメイトフォースゼロだ!!」
「こうして俺はこの宇宙を守る新たな宇宙警備隊ウルティメイトフォースゼロを結成したんだ。
ミラーナイト、グレンファイヤー、ジャンボット…戦いの中で出会えた俺の戦友だ。そして・・・。
新たに仲間に加わったジャンボットの弟、ジャンナイン」
「有機生命体を抹殺する為に最強の戦闘ロボット・ジャンキラーとして造り出されたんだが、内に眠る正義の心を呼び起こし平和を守る戦士ジャンナインとして生まれ変わったんだ」
「五人の仲間となった俺達は様々な戦いを共にくぐり抜けた。
新生ウルティメイトフォースゼロ、快進撃の始まりだ!」
「しかし…カイザーダークネスとして復活したベリアル、そしてその配下のダークネスファイブ。コイツらの戦いは文字通り死闘だったぜ」
「何せ…俺の身体をベリアルに乗っ取られてしまったんだからな。
今思い出しても嫌な記憶だ・・・。
だが、仲間達との絆のお陰で俺は奇跡の力と共に復活できたんだ。
ベリアルとダークネスファイブ…いずれ決着を付けてやらねえとな!
そうそう、この戦いの中で出会ったピグモンも今やウルティメイトフォースゼロのマスコットだ」
「俺はこれまでの戦いで親父やレオ師匠、それに出会った多くの仲間達から信じる事の大切さ、そしてその強さを教えられた。
柄じゃねえが俺も若い奴らにそれを伝えたんだ。
ウルトラマンギンガにライブするヒカル、そしてビクトリーにライブするショウ。アイツらならお互いを信じて次のステージへ進めると信じてるぜ!
ウルトラマンギンガビクトリー。二人の力がひとつに合わさった究極の姿だ!」
「俺が弟子をとる日が来るとはなぁ。悔しいが俺がそこまで成長できたのも仲間の、アイツらのお陰…」
「ギュ━━━━━━━ンっ!!」
「ン? あ、この声は・・・(-△-;)」
「ギュンギュ━━━ン!!」
「うあ…あぁ?」
「いよっとぉ!」「へへ…」
「へへへーん、誰のお陰だってぇ?」
「な・・・!」「もう一度言ってくれてもいいんだぜぇ。ゼロちゃんよぉ♪」
「う…うるせえなっ! とにかく俺達はこの宇宙の平和を守り続けていくぜって事だ(;`O´)」
「おうよ! その通りだぜ。なあ、みんなぁ!」
「ああ」
「俺達はもちろん、ウルトラ10勇士のように平和を守るウルトラ戦士はたくさんいる」
「うん」「そして新たな戦士が今、生まれようとしているんだ!」
「そう、生ま・・・ええぇ━━━何だってぇぇぇっ!! Σ(°Д°;)」
「その名も!!」「その名も!?」
「エックスゥゥ━━━━ッ!!」
「彼の名はエックス…ウルトラマンエックス」
「ヤベェぜ…このウルトラマンはヤベェぜ!」
「エヘヘ…新たなウルトラマン、ウルトラマンエックス。きっと頼りになる奴に違いない。
みんな、これからも平和を守る戦士達の応援をヨロシクなっ!」
「ヨロシクな、エックス!」
「やあみんな、俺は大空大地。新たなウルトラマン、エックスと共に戦うぞ。
ウルトラマンエックスのスタートに先駆けて歴代のウルトラ戦士の戦いと共にエックスを紹介するよ。
次回新ウルトラマン列伝『新ヒーロー登場 その名はウルトラマンエックス』
絶対に観てくれよな!」