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さぁて、今回のウルトラマンXは。

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モニュメントを見つめる謎の青年。彼は記憶喪失でいつもこの場所を彷徨いているという。女子高生の優希はその彼の事が気になっていた。ナンパ男から助けてもらって以来、一目惚れしてしまったのだ。

頭を抱えて苦しむと青年は何か思い出したか歩き出す。その後を付けていく優希達。青年の脳裏にある光景がフラッシュバックされていく。怪獣に破壊される都市に石化された同胞の無惨な姿、そして自分が果たすべき使命…すると突然青年の手が黄金の如く光り始める。

青年の異変に驚愕する優希達。



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そこに通りがかった少年達が面白がって写真を撮りまくる。

「タイプAと思われる動画がアップされました。転送します」

「動画の撮影データに改ざんの痕跡はありません!」

「マジで異星人かよ」

「地球人でないなら相手の意図を確認する必要が」

「Xio、出動!」「「「「了解!!」」」」

「大地はアラミスに同乗。タイプAが何者なのか調べて」

「了解!!」

宇宙人だからと無抵抗な青年を一方的に痛め付ける少年達。

「おい、逃げんのかよ?」

「もう来んな。帰れ! ハハハッ」

コイツら、マジムカつく(`Д´ ╬)



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「お、大地」「ワタルさん」

「俺らあっち見てくるわ」「はい」

「戻っちゃダメだったら! 危ないよ」

「ほっとけないよ、助けてあげなきゃ!」

「だってあれって宇宙人でしょ、モロにぃ!」

「だからって石投げられてもいいの? 助けなきゃ!」

「警察来るから関わらない方がいいってぇ!」

「あの人を助けてあげて! 怪我してるの!」

「あの人って誰?」「金色に光る宇宙人の事です」

『大地、来てくれ』「発見したんですか!」

発見したのは空に漂う黄金の粒子であった。

「これは惑星ゴールドの大気組成と同じだ」

「地球のものではない大気を検出しました。データを送ります」

「ン、 黄金の粒子? そうか、これは惑星ゴールドだ」

「その星から来たという事? 侵略目的?」

「ゴールド星人なら他の星を侵略しようなんて野蛮で下等な事は考えない筈だ」

『黄金の粒子、追跡します!』

青年の事が心配な優希達はこっそり後をついて行く。



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丁度巡回中の警官が何かの封印を解こうとしている青年を発見する。

「大丈夫ですか!?」「何してるっ!!?」

「やるべき事がある。僕がやらなければ…」

「スパークドールズ?」

「このルディアンを地球に送ったのは僕の先祖だ」

取り乱した警官は恐怖の余り青年に発砲してしまう。

その光景を目の当たりにしてしまう優希。

「イヤァァ━━━!!」



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自己防衛で放った青年の攻撃が親友の和子を巻き込んでしまう。

「和子!? 和子、大丈夫!?󾭛」

「ダメェッ!!」

青年の放った黄金の粒子が割って入ったアスナを通り抜け和子に当たる。

アスナの攻撃を躱した青年はルディアンを実体化させる。



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「タイプM出現! タイプAが操ってます! 大地、彼女たちを!」

「了解! 大丈夫ですか!?」

「和子!」「…どこも痛くない…」

「あの光が君を治療したのかも知れない」

「宇宙人があたしを!?」

「安全な場所に避難するんだ」

傷つきながらもルディアンを操縦し、目的の場所へ進む青年。唯1人生き残った青年は宇宙船に乗って母星を脱出してきたのだ。

青年が目指すその場所は記憶喪失の際、いつも見つめていたあのモニュメントだった。

「ワタル、お前は地上から援護してくれ」

「おう!」「ジオアトス、ジョイン トゥ ジオマスケッティ!」

『スカイマスケッティ、カム
トゥ イン』



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青年が気絶したせいでルディアンはコントロールを失う。

「各員、ロボットをその場から動かすな!」

『了解!』

コントロールを失ったルディアンは暴走し、暴れ始める。

「エックス、ユナイトだ!」

「よぉし、いくぞ!」

『ウルトラマンエックスとユナイトします。エックス、ユナイテッド』

大地はエックスにユナイトして暴走したルディアンを止めに入る。すると中の青年を守る為、ルディアンの自動防衛システムが作動した。



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「君は女の子の怪我を治し、銃で撃たれても反撃しなかった。戦いたい訳じゃないだろ!」

「あれは宇宙船だ」「公園の立体アートに偽装した宇宙船…」

「コイツからは敵意や凶悪さを感じられん」

スカイマスケッティのファントン光子砲がルディアンの後部を攻撃する。



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エックスを押し退けたルディアンは反撃しようとスカイマスケッティに狙いを定める

「よせぇ━━━っ!!Σ(°□°;)」

突然、機能を停止したルディアン。意識を取り戻した青年が間一髪、自動防衛システムを停止させたのだ。それと同時に再び青年は気を失ってしまう。

「しっかり!󾭛」「離れて!」

「すぐ治療だ! ここからならXioメディカルが近い!」

「タイプA重傷! Xioメディカルに搬送します!」



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「南川UNVER日本支部長、入室します」

UNVER・・・それは各国に展開しているXioを統括する国際組織である。

「神木君、詳しく聞かせてくれ」

「異星人を保護しています。宇宙船を小型の隕石に偽装し、地球に飛来していたんです」

「ゴールド星人なんだって」

「現場に急行したラボチームがこのタイプAの所持していた機械を調べていた所、偶然にもこういった物が投影され始めました」

「これはあの男の記憶なのか?」

「恐らく…」「この映像から類推できるのはこのタイプAは侵略者ではなく宇宙難民、あるいは亡命者だという事です」

「侵略目的ではないと言いたいのか」

「ロボットが暴れた時、彼は既に人間から攻撃され意識のない状態だったようです」

「それは脳内ホルモンの状態を見れば分かる」

「ロボットが攻撃を受け、乗っていたあの青年を守る為に自動モードで反撃したんでしょう」

「それで、君はこの異星人をどうしろと言いたい?」



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「宇宙からの難民を保護するのは我々の義務です」

「町を破壊したんだぞ!」

「彼に地球を攻撃する意思はありません!」

「脳内ホルモンを更に詳しく調べてみた結果、この青年は数年間 記憶喪失の状態だったと思われる。

青年が頻繁に目撃されていた公園。そこにあったモニュメントは5年前に設置されていて、それはなんと彼の乗って来た宇宙船だった」

「短く単純な信号の繰り返し? それって普通は…」

「SOS!」

「大丈夫ですか!? 先生を!」「はい」

「来る!…奴がここに…」「!」

「記憶喪失の男が何故いきなりロボットを復活させたりしたんだ?」

『えっとこの宇宙船、なんかSOSとか発信してんスけど…』

「宇宙船が何かの危機を感知してSOSを発信した…?」

「それが彼の記憶を呼び覚ました…」

突然の警報。モニターには医療スタッフを襲う青年の姿が。

「何があった!?」



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医療スタッフを人質にする青年。

「ルディアンは…? ルディアンを返せ!!」

「あのロボットでまた暴れるつもりかね?」

「ルディアンしか…ガーゴルゴンは倒せない!!」

「うえっ!?」「キャアッ󾭛」

「宇宙船がホログラフを!?」

「ガーゴルゴン!」

「ゴルゴン!? あのギリシャ神話の?」

「蛇の髪の毛を持ち、姿を見るものを石に変える魔物…」

「何で宇宙の彼方の怪物が地球の神話になってんだよ」

「ガーゴルゴンはこの星にも飛来した事がある。その時は一つの文明を完全に石に変えて海に沈めた」

「そんな奴がどうして今?」

「ガーゴルゴンはルディアンの秘めてる惑星ゴールドのエネルギーを狙ってる…来た!」

遂に地球に現れたガーゴルゴン。



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「その男を即刻宇宙へ送り返せ!! 地球には何の関係もない話の筈だ!!」

「難民を保護せずに死地へ送り出す事などできません!!」

「その人を離せ。俺が代わりになる」

「大地、何してる!?」

「これが必要なんだろ?」

大地の人質交換に応じた青年はテレパシーで語りかける。

«君の機械の満ちる力はこの星のものじゃない»

«だったら何?» «君があの巨人なんだろ。力を貸してくれ»

「大地、彼は信じていい」

「あぁ、待て! いや、すた…待って! 待って! 待ぁって!! ちょっと!󾭛」

「大地ー!! 大地ーっ!!」「大地!」

もしかして二人を行かせる為にわざと通せんぼしてる? グルマン博士w

ガーゴルゴンを倒す為、青年に協力する大地。



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「僕の名前はテル」「俺は大地。そしてコイツはエックス。ウルトラマンエックス!」

「よろしくお願いする」「任せろ!」

強敵ガーゴルゴンに共闘して立ち向かうエックスとルディアン。

果たしてこの戦いの行方は!?



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ルディアン、解析中』

「ルディアンはゴールド星人テルが操縦するタイプM、巨大ロボットだ」

「ルディアンに秘められている惑星ゴールドのエネルギー。それを狙って宇宙からやって来た怪獣ガーゴルゴン。我々はルディアンと力を合わせて立ち向かうぞ」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「ルディアンに秘められた惑星ゴールドのエネルギーを狙って石化魔獣ガーゴルゴンが宇宙から襲来する!

エックスをも石に変えてしまう力を持つガーゴルゴンが地球に出した猶予は44分。

次回ウルトラマンX『星を越えた誓い』」

新たなアーマー、サイバーベムスター登場!

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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ガーゴルゴン襲来に伴い緊急避難勧告が発令される中、ガーゴルゴンに立ち向かうルディアンの姿を見た優希はテルの事が気になり現場へ向かう。

ルディアンと共にガーゴルゴンに総攻撃をかけるUNVER日本支部とXio。

「大地、今だ!!」「任せろ! エックス、一気に決めるぞ!」

『サイバーエレキング、ロードします。サイバーエレキングアーマー、アクティブ』

「エレキング電撃波!!」「「よしっ!」」



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だがガーゴルゴンも両肩の二つ首と2本の尻尾でエックスとルディアンを苦しめる。エックスの胸のカラータイマーが限界時間を知らせる。



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「うっ、くっ…󾭜」

「大地、こいつは今までの怪獣とは格が違う!(°д<;)󾭛」

「ああ…」

テルはルディアンのミサイルでガーゴルゴンからエックスを救い出す。

「テル!!」ガーゴルゴンの口にある目から発射された石化光線からルディアンを守るエックス。

「大地ィィ━━━っ!!」

身体を石化されながらもガーゴルゴンの目に反撃を加えるエックス。



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「大地、ユナイトを解除しろ!! 何してる!?(°Д°;)」

『ガーゴルゴン解析完了しました。恐怖』

「テル、あそこ(目玉)が…奴の急所だ…うあああ!…」

大地は石化寸前にガーゴルゴンの弱点を見つけ、テルに後を託す。

「大地…」「タイプG ガーゴルゴン消失!」

「タイプM ルディアンも消失します!」

力尽き倒れたテルを見つける優希。



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「エックスが…大地が僕を庇ってあんな姿に…」

つーか、大地がエックスだとバラしてますけどw

石化したエックスの姿に呆然とするXioの面々。

優希に手当てを受けるテル。

「うっ…」「ほら、動いちゃダメ。じっとしてて。え…?」

「すまない。君を見てると故郷の妹を思い出すんだ」

「そう…」「奴を倒さねば…」

よろけるテルを抱き留める優希…その時、テルは遥か上空にガーゴルゴンの気配を感じ取る。



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「ガーゴルゴン、補足しました」

「高度約400キロ、日本上空です」

「そうか、奴は宇宙生物だ。エックスにやられた傷を癒す為にエネルギー消費の少ない大気圏外へ逃げたな」

「高周波を発しています」

『地球人類に次ぐ。直ちに降伏し、惑星ゴールドの王子を差し出せ。猶予は地球時間の44分。応じなければ地球上の全ての生命を石に変える』

「フェイズ5!! ウルトラマンエックスが敗れた今、ジュネーブのUNVER本部に応援を要請する!」

「了解!」

「行かなければ。僕の身代わりに石になった彼を救う為にも」

「また戦うの?」「大丈夫、必ず戻る」

「約束だよ」



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「UNVER本部の決定を伝える。主要7ヶ国のXio支部の連携により大陸間弾道ミサイル『ペルセウス』を発射。タイプGを同時攻撃する!」

「ペルセウス、発射準備に入りました」

「やめろぉ!! 奴に餌を与えるだけだ! 奴は相手を石に変えるだけじゃない、そのエネルギーを吸収する力があるんだ!」

「5秒前、4…3…2…1、ペルセウス発射!」

全方位に向かってくるペルセウスを跡形もなく破壊するガーゴルゴン。

「どうしたぁ!!」「ペルセウス、全弾消失!」

「ガーゴルゴンに吸収された模様!」



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「こんな化物どうやって倒すんだよォ!?󾭛」

「奴の狙いはルディアンに秘められた惑星ゴールドのエネルギーだ…僕が囮になる。君達はその隙に奴の急所を狙ってくれ。あの目玉さえ破壊すればエックスも甦る筈だ。彼は僕を信じて共に戦ってくれた…その恩に報いたい」

「事情は分かった」「けど…あなた1人を危険な目に合わせる訳にはいかない!」

「あたし達も…これまで何度もエックスに助けられてきたの」

「今度は俺達がエックスを助ける番だ」

「お前1人を犠牲にしてたまるかよ」

「Xioはこれより、惑星ゴールドとの連携によりガーゴルゴンを迎え撃つ!」

「「「了解!」」」

「ありがとう」



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「チャンスはこの瞬間ね」

「けどXioの装備じゃ限界があるぜ…」

「ヴォッホ。諸君、いい物をあげよう」

「「「ジャ~ン♪」」」

「3つの力を1つにして敵を撃つ!」

「その名も、トリプルユナイト作戦!!」

「うん! ってオイッ、お前が言うな! 私が考えたんだ!(#°`Д´°)و」

「そっか、ウルトラマンの力なら」

「あーもう博士、いいから早く渡してください!」

「はい」「ありがとう」

「出来るだけ接近して三方向から撃て。3人同時でないと奴には効かんぞ」

「森宮市、市民の避難完了しました」

「作戦開始!!」「「「了解!!」」」



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「ガーゴルゴン、僕はここだっ!!」

「待ってろよ、エックス!」

「必ず助けに行く!」「行くぜぇ!」

「ガーゴルゴン、消失!」

「エリアT-94にエネルギー確認、来ます!」

「来い! お前が欲しいのはルディアンのエネルギーだろ!」



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ルディアンがガーゴルゴンと戦っている間、それぞれの配置につく隊員達。

『ウルトライザーモード起動します。ウルトラマンの力をチャージします』

「今だ! 撃てぇ━━っ!!」



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作戦に気づいたのかガーゴルゴンはルディアンを盾にして狙いを定められないようにする。

石化光線を食らい、エネルギーを吸収されていくルディアン。

「いいから撃てぇ!! 撃つんだぁ━━っ!!」

「あぁ、あいつ!…」「自分の身を犠牲に!」

「僕1人の犠牲でこの星が救われるなら…僕の命が地球と惑星ゴールドを繋ぐ希望になるなら…ハァハァ…死など怖くない!! うあああああああ…!!」

テルの決死の覚悟を見守る優希。



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「あいつの決意を無駄にはしない!! 外すなよォォ!!」

『チャージ完了』

「「「ウルトライザーモード、出力最大!! トリプルユナイト、シュート!!」」」

「ウルトラマンエックス、復活します!」

「「「やったァァ━━!!\(*^▽^*)/」」」

「やったぞ♪ よしっこれからだ!! さあ、行け! 行けぇ!٩(°`▽´°)ง」


「みんな…」「流石Xioだ。ウルトラマンの力でウルトラマンを甦らせるとはd(^▽°)」

「エックス、ユナイトだ!!」

「とっくにしている。いくぞ、大地!!」



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石化が解除され、戦線復帰するエックス。

「テル、待たせた」

「大地、いくぞ!」「おう!!」

エックスとルディアンの攻撃を光線による爆発で防御するガーゴルゴン。



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「!! 不味いぞ、細胞が自己再生している!」

「取って置きのアーマーを使ってやる!」

『サイバーベムスター、ロードします。サイバーベムスターアーマー、アクティブ』

「ベムスターのアーマー!? あっ、そうか!Σ(°ロ°)」

「来るぞ!!」



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サイバーベムスターアーマーの盾でガーゴルゴンの石化光線を吸収、撃ち返す事で逆にガーゴルゴンを石化させた。

「テル!」「わあああぁぁ━━━ッ!!」

エックスの助力により惑星ゴールドの無念を晴らす事ができたテル。



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「イエェェ━━━ッ♪ あ、イテッ󾭜 おぉほほっ♪ お前外さなかったじゃねーかよぉ」

「「エェーィ♪」」「イエェェェ
♪」

「よしっ、やったぁー♪」

「わあーやったァァ♪」

「イエスッ! イエェェ! やったぁ♪」

「神木君、いいチームに育ったな。これからも頼んだぞ」

「はい」



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共に戦った仲間として感謝の握手を交わす大地とテル。

「名前を聞いてなかったね。僕の名はテル」

「私は優希」「優希…」

「テル、あなたを守れなくてごめんね」

「君が謝る事ない。地球人は優しいよ。だけどきっと恐怖心の方が強いんだろうね。だから傷つけようとする。大切なのは恐れない心。例えば優希…」

自身のペンダントを優希に託すテル。

「君の名が星と星を繋ぐ希望なのかも知れない」



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テルを乗せた宇宙船が惑星ゴールド復興の為へと飛び立つ。

「テル、俺はこの星空に誓う。いつか地球と惑星ゴールドが心から繋がれる日が来るだろう。いつの日かきっと…」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ガーゴルゴン、解析中』

「石化魔獣ガーゴルゴン。石化光線でエックスを石にしてしまった強敵怪獣だ」

「このサイバーベムスターのカードを使って逆転だ。ベムスターアーマーの力で石化光線を跳ね返し、ガーゴルゴンを倒す事ができたぞ!」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「ウルトラマンエックスとユナイトした俺は仲間達と共にたくさんの試練を乗り越えてきた。

さあ、エックスと一緒にこれまでの戦いを振り返ってみよう。新たなエックスの姿も初公開するよ。

次回ウルトラマンX 総集編『出会い そして仲間たち』

絶対に観てくれよな!」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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「俺は大空大地。特殊防衛チームXioの一員として日々活動しているんだ。

そんなある日、熔鉄怪獣デマーガが突然姿を現した。デマーガは町を次々と破壊しながら進んでいく。

絶体絶命かと思ったその時、眩い光が俺を守ってくれた。この時俺は出会ったんだ。光の巨人ウルトラマンエックスと」



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「俺はウルトラマンエックスと一体化して共に戦う事になった。って言うと何だか凄そうだけど最初はビックリし過ぎてカッコ悪いとこも見せちゃってたなぁ(´^▽^`;)ゞ。

でも仲間のアスナ隊員を守らなきゃって思ったら、自然と身体が動いてた。

俺とエックス、二人の心が完全に1つになった時に放つ事ができるザナディウム光線。怪獣を倒すのではなく、スパークドールズに戻す事ができる凄い力を持っている」



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「スパークドールズっていうのは元々地球に眠っていた怪獣の姿をしている小さな人形。だけど15年前に起きたウルトラフレアという現象で眠っていた怪獣達が次々甦るようになってしまった。

エックスの話によると、このウルトラフレアが起きてしまったのは彼の戦いの結果らしい。

太陽系を滅ぼそうとしていた敵を止める為、仕方なく太陽に敵を投げ込んだエックス。そのせいで異常な爆発が起きて地球に影響を与えてしまったらしいんだ。

そして、俺の両親も・・・。

俺は行方不明になった父さんと母さんを見つけ出す為、科学者になった。そしてXioに入ったんだ」



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「Xioはウルトラフレアの影響で出現した怪獣達に立ち向かう為、人類が設立した特殊防衛チーム。

ウルトラマンの力を持った光線銃ウルトライザー。そして特装車と合体して3種類のメカに変形するジオマスケッティなどのメカで怪獣から人類を守る為に活躍しているんだ。

俺とエックスもこのメカと頼もしい仲間達に何度も助けられたんだ。

これらの超技術は友好的な宇宙人ファントン星人グルマン博士の、協力のお陰なんだよ」

「博士だけで開発したんじゃないもん」



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「そうそう、ラボチームの仲間マモルとルイも新しい技術の開発に一役買っている。

そんな俺達が研究を進めているのが、スパークドールズを分析して怪獣をデータ化するサイバー怪獣技術なんだ。サイバー怪獣技術はXioの戦いを強力にサポートしてくれる。

サイバー怪獣技術とXioの仲間が俺とエックスの大ピンチを救ってくれた」



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「ここからは、俺達の戦いだ! エックス」

「アタッカァァエェェックス!!」

「よし、いくぞ!」「ああ」

「「ザナディウム光線!!」」

「スッゲェェ!! 俺達エックス助けちゃったよォォ!♪」

「ありがとう。ワタルさん、ハヤトさん」



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「火山怪鳥バードンの猛毒の嘴が俺達に襲い掛かる!」

「サイバーゴモラとエックスを合体させてもいいか?」

「そんな事が可能なのか!?」

「物は試しだ。マモル、ルイ!」

「ルイルイ、データ転送!」

「ホイッ! エックスさぁん、受け取ってぇー」

「何だこれ!?(°Д°;)」「やってみるぞエックス。頼むぞ、ゴモラ!」

『サイバーゴモラ、ロードします』

「Xioのサイバー怪獣技術はエックスに思わぬ力を与えてくれた。サイバー怪獣の力をアーマーに変えて装着するモンスアーマーだ」

『サイバーゴモラアーマー、アクティブ』

「地球人のサイバー技術とエックスのコラボ、名付けてゴモラアーマー!」



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「アーマーとなった怪獣の能力で俺とエックスはもっと強くなる事ができるんだ。

怪獣も宇宙人もいつか本来の姿で仲良くできる、そんな未来を俺達は目指しているんた。

生まれ故郷の星を魔獣ガーゴルゴンに滅ぼされ、地球に逃げて来たテル。

けど、自分と異なる存在を恐れてしまった地球人が彼を傷つけてしまう」



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「地球にもガーゴルゴンが襲来した。テルは地球人に傷つけられたにも関わらず、俺と共に地球を救おうと立ち上がってくれたんだ。

ガーゴルゴンは敵を石にする能力を持っている。俺は仲間を信じて、最後の力を振り絞りガーゴルゴンの弱点を分析した」



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「再びガーゴルゴンが姿を現した。惑星ゴールドとXioの共同作戦の始まりだ!」

「今だ、撃てぇ!!」「外すなよォォ!!」

「「「ウルトライザーモード、出力最大!! トリプルユナイト、シュート!!」」」

「ウルトラマンエックス、復活します!!」

「みんな・・・」

「Xioの仲間達とテルのお陰で俺とエックスは甦る事ができたんだ」



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「大地いくぞ!」「おう!!」

「取って置きのアーマーを使ってやる!」

『サイバーベムスター、ロードします』



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「遂に最強の敵ガーゴルゴンを打ち破った。地球のXioと惑星ゴールドのテルの思いが掴んだ勝利だ。

この時、俺は改めて誓った。いつか地球と惑星ゴールドが心から繋がれる日を目指すと…」



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「異星人との絆と言えばもうひとつ、忘れられない出会いがあったっけ。強烈な出会いが…」

「ジュワッ!!」「面倒な奴が来やがったぁ」

「ナックル星人を追って次元の彼方からやって来たウルトラマンゼロ」

「ナックル星人バンデロ、やっと見つけたぜ」

「俺とエックスが初めて出会った別次元のウルトラマンだ」

「チィッ、逃がすかよっ!!」

「待ってくれ!! 車の中に人がいる!」

「何っ!?」



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「あぁあっ! 放せ!! チィッ、待てっ!!」

「ゼロの鎧は次元を越える力を持っていた。その力を分析して生み出された新たなサイバーカード…」

『ウルティメイトゼロ、ロードします。ウルティメイトゼロアーマー、アクティブ』

「それ俺のぉ~(󾭜°Д°)」

「これのお陰で俺達は遠い星に連れ去られたルイを助けに行く事ができたd(>▽°)」

「よくここまで来られたな」



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「いくぜっ!!」「おう!!」

「ゴモラ震動波!! エレキング電撃波!!」

「ストロングコロナゼロ!! ウルトラハリケェェン!!」

「己れぇ!!」「ガルネイトォォバスタァァ━━━ッ!!」



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「ルナミラクルゼロ! ミラクルゼロスラッガー」

「ン? !! そんなバカな!?」

「ゼロツインシュートォォッ!!」

「「ザナディウム光線!!」」

「ウルトラマンエックスか。また次元の何処かで会える日を楽しみにしてるぜ」

「ああ。私もだ」「へへっ」

「もし他のウルトラマンにも出会えたら
、別の宇宙の事も色々と聞いてみたいな」



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「エックスとの出会いで大きく動き出した俺達の運命。

この先も更なる困難や新たなる出会いが待っている。

これからも平和の為に力を貸してくれ、エックス!」



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「エックスの新しい力とする為に開発されたサイバーゼットンカード。だが、そこに秘められた悪魔の罠がエックスの動きを封じてしまう!

窮地に陥った俺達の前に現れたのは…赤いウルトラマン!?

次回ウルトラマンX『狙われたX』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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序盤からゼットンに苦戦するエックス。

「ゴモラアーマーなら…ゴモラ震動波!!」

あらゆる怪獣を屠ってきたゴモラ震動波もゼットンシェルターに弾かれ、一兆度火球などの強力な技に防戦一方のエックス。

「アスナ、ハヤト、ワタル! ウルトラマンエックスを援護しろ!」

「了解!」「了解!」「了解っ!」

「うおぉぉぉいっ!!」

『チャージ完了』



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Xioの援護攻撃も物ともせずエックスに引導を渡そうとする接近するゼットンだが何故か止めも刺さずに何処へと消えてしまう。

ゼットンの対抗策として新たなアーマーの開発に乗り出す大地。

「大地、少し休んだ方がいいな」

「いつまたゼットンが出現するか分からないんだから!」

「大地ー」「のこぉっ(°Д・)󾭛」

「はい、これ差し入れ」「ありがと」

「何も食べてないって聞いたけど」

「あの力に対抗できるアーマーを早く開発して、ウルトラマンエックスをサポートしないと。アスナだってゼットンから町の人達を守りたいだろ」

あまり根詰めないでねと肩を叩くアスナ。

しかし大地1人の力では上手くプログラムを構築できないでいた。

「やっぱりデータが足りないのか…」



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そんな折、UNVERから1人の科学者が派遣されてきた。

「彼は当麻博士。スパークドールズの研究者よ。UNVER上層部の紹介で私達に力を貸してくれる事になったわ」

「どうぞ宜しくお願いします」

その容姿は我々がよく知っている人物に生き写しだが…。

「どうしてこのスパークドールズを!?」

「何処でこれを!?」

「いつかゼットンが出現すると考え、以前からUNVERに協力を申し入れていたんです。今こそ私が持っていたこのスパークドールズが役に立つ時です。

これを使って新しいアーマーを共同開発しましょう、大空大地君。このスパークドールズは大空鷹志博士と一緒に解析していた物なんです」

「えっ、父と!?」「私は今でも博士を尊敬し、目標として今日まで研究を続けてきました」

「父の話を聞かせてもらえますか!」

「勿論。ですが今はアーマーの開発を急ぎましょう。開発には君達の知識が必要不可欠です。宜しくお願いします」

「はい!(*°▽°*)」「「はい」」

「ただ今戻りました」

「ラボチームは当麻博士と上手くやれそうか?」

「博士は若者を乗せる術に長けているようです」

「そうか」「ただ、1つ心配すべき点があるとすれば…大地の若さですかね」

「天才故の過信か…」



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「大地君、アーマーのパワーを最大限に引き出す為にこの部分の数値はどのようにすればいいと思いますか?」

「…これでどうですか」

「成程…流石は大空博士の息子さんだ」

いちいち大地父の名前持ってくるなw

「でも…流石にパワー上げ過ぎっしょ! 他の部分とのバランスも考えないと。そうじゃなくてもゼットンのパワーは未知数なんだから、もうちょっと抑えた方がいいっス」

「ウ~ン確かにそうかも…」

「でも、他のアーマーよりパワーを上げないと作る意味はないんだ!!」

「だけど安全を考慮すれば当然っしょ!!」

「まあまあ落ち着いて。少し冷静になりましょう。んー…確かに君のお父さんもスパークドールズの解析にはとても慎重でしたよ。悪用されないかを常に心配して…ですが、誰かの役に立つという事を信じて慎重でありながらも時には大胆な所がありましてね」

「誰かの役に?」「うん。大丈夫、君なら完璧なプログラムを構築できます。父親の解析したデータを息子が受け継ぐ…とても素敵です」

「はい! ウルトラマンエックスを助ける為に最高のアーマーを一緒に作りましょう!」



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当麻博士の協力の元、試行錯誤しながらもサイバーゼットンアーマーの完成が近づいていた。

「サイバーゼットンカード エレクトロデータ定着率70%…80%…90%…100%!」

「よしっ!」「完成しました!!」

「遂に完成しましたね。ありがとう」

「ありがとうございます」

その矢先、ゼットンが再び現れた。

「エリアT-8にゼットン出現!」

「大丈夫?」「どうかしたんですか?」

「ゼットンが出現しました」

「ゼットンが…分かりました!」

「この新しいアーマーでエックスをサポートする」

「みんな行くよ!」「頼んだぞ」

「行くぞエックス」「ユナイトだ」

「今度こそ…」



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『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥ━━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』

「早く避難して!!」「私達は準備を!」

「ああぁあぁあ、やってくれるぜぇ󾭛 これでも食らえっ!!」



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「これでデータ転送いけるっしょ!」

「ウルトラマンエックス、新しいアーマーを使ってください!」

「エックス、俺達の新しい力だ!」

『サイバーゼットン、ロードします。サイバーゼットンアーマー、アクティブ』

ゼットンアーマーを装着した途端、突然エックスに異変が起こる。

「どうしたエックス!?」「おかしい、身体の自由がこのアーマーに奪われた!(°ロ<;)󾭛」

「何だって!!Σ(°Д°;) うっ…ダメだ、アーマーが外せない!!」



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「一体何が起こってるんだ!?…」

「何処かに問題があるのは間違いないっしょ!!」

「私が確認してみましょう」

「お願いします!」

「その男を信用するな!!」

突如現れた謎の男に撃たれる当麻博士。撃ったのはなんともう一人の当麻であった。そう、我々がよく知っているあの彼である!

「えっ!?Σ(°Д°;)」「博士が二人!?」

「下手な芝居はそこまでだ、スラン星人クワイラ!」

「ようやく姿を現しましたね。トウマ・カイト…いや、ウルトラマンマックス!」



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「今の状況を止める事ができるのはあなただけですよ。さあゼットン、もっともっと暴れなさい!! ヒャアハハハッ!!」

崩壊したビルの瓦礫から目にも止まらぬスピードで変身し、逃げ遅れた親子を救うカイト=マックス。



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「もう1人のウルトラマン!?」

「あれは、ウルトラマンマックス!」

「赤いウルトラマン!?」

何とかアーマーの呪縛からエックスを助けようとするが、先にスカイマスケッティを攻撃するゼットンを止めるマックス。

その時、ゼットンアーマーに身体の自由を奪われていたエックスがマックスの動きを封じる。



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「何をしてる!? エックス!!」

「ダメだ、アーマーに操られている!!」

ゼットンとスラン星人クワイラの策略によりゼットンアーマーに操られたエックスを相手に苦戦するマックス。

「この時、この瞬間を待ち侘びましたよ!」

「あなたの狙いは地球征服!?」

「地球征服などには興味がありませんね。私の狙いはあくまでもウルトラマンマックスのみ。同胞の仇を討つ為にエックスを利用させてもらったまでです。

ウルトラマンエックスのパワー+ゼットンのパワー=最強の戦士が誕生するという訳です」

「だから私達を使ってアーマーを作らせたの!?」



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「UNVERの事もXioの事も色々と調べさせて貰いました。大空大地の父親の事を知った時、これだ、使える!って思いましたぁ。アッハハハ! 案の定コロッと私の事を信じましたからねぇ。フッフフフ」

「絶対に許さない!!」

「俺が騙されたばっかりに…冷静さを欠いたばっかりに!」

「大地…私の意識は(´△`;)…」

「どうしたエックス!?」

「私の意識は…間もなく完全に取り込まれる…」

「俺が何とかする!!」「君を…信じている」

「エックス…エックス…エックス!! うっ、うっ、これか!」



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「…ダメだ(°Д°;)」

「ハァアッ! フッフッフ…ドォオッ!!󾭛」

「アスナ、大丈夫か!?」

「フンッそろそろ私自身の手でマックスを!!」

大地はサイバーエレキングカードの電撃でサイバーゼットンカードを蝕むバグを除去しようと試みる。

「頼むぞ! うあっ…ぐわっ!…俺がエックスを元に戻してみせる!! ゔわっ!」

クワイラが加わり、3人がかりでマックスを苦しめる。

「フッフッフ、このままマックスに止めを刺します!!」



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「ゔわあぁぁぁああああっ!!」

今まさにマックスが止めを刺されそうになった瞬間、間一髪エックスがゼットンシェルターでマックスを守った。

「大地(°о°)…」「お帰りエックス」

「わあぁ戻ったァァ♪」

「貴様ぁ、何故だァァ!!」

大地の命懸けの活躍でゼットンアーマーが正常に戻り、マックスと共闘してゼットンとクワイラに挑むエックス。



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互いに一兆度火球とゼットンシェルターでの攻防を展開するエックスとゼットン。

高速宇宙人の異名通り、クワイラの高速による影分身攻撃に翻弄されるマックスだがマクシウムソードで影分身を一掃する。

その一瞬を突き、背後から本物のクワイラがマックスを襲う。

「今度こそォォ!!」

だが地中に潜り込ませていたマクシウムソードが背後に迫るクワイラを両断。最後はマックスギャラクシーを召喚しギャラクシーカノンを決める。



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「俺達が開発した本当のアーマーの力を見せてやる!!」

「行くぞ!!」「ゼットントルネェェード!! うあああああっ!!」

「「ザナディウム光線!!」」


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「うわぁぁ、やったぁぁ♪ イエーェ! ほぉほほほぉぉ、ほほぉぉ♪」

「あなたは…」「私の名前はウルトラマンマックス。かつて共に戦い、未来をその手に掴みとった青年の姿を借りている。私のせいで迷惑を掛けてしまった。申し訳ない」

「いいえ。助けようとしてくれた事を感謝しています」

「君は信じる事の難しさを知った筈だ。しかしどんな時でも誰かを信じる気持ちを持ち続けて欲しい。信じ合う気持ちこそが本当の力になってくれる。今の君と彼のように。

この星の文明を守る為に必要なら私の力を使ってくれ。私を信じてくれるなら…」

マックススパークから発した光を受けて、エクスデバイザーにマックスのサイバーカードが転送された。

大地とエックスに力を託し、飛び立つマックス。

「ありがとう、ウルトラマンマックス(°▽°)ゝ」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ゼットン、解析中』

「宇宙恐竜ゼットン。エックスを大ピンチに陥れた恐ろしい強敵だ」

「そして、そのサイバーカードで装着されたゼットンアーマーにはスラン星人の卑劣な罠が仕組まれていた。だが大地の活躍で復活したゼットンアーマーで強敵を打ち破る事ができたぞ!」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「素性を隠し地球で暮らしていた3人の宇宙人、バルキー・イカルス・ナックル。彼らの元に悪の集団 暗黒星団が迫り来る。

お互いの意地とプライドを賭けて勝負するその方法は…えっラグビー!?Σ(°Д°;)

次回ウルトラマンX『われら星雲!』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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ワタルに連れられ、弟のイサムが所属している大学ラグビーの試合を観に来ている大地とアスナ。

チームが善戦していく中、イサムか躊躇いパスミスをしてしまったせいで勝利を逃してしまう。

「イサム、お前ならあの状況を突破できた筈だ! 何故逃げた!?」

「俺はダメな奴なんです…」

「何だ、その言い草は!! 悔しくねえのか!? 予選で負けて!!」

「やめろって! 仲間だろ!」

「俺もうラグビー辞めます!!」

「イサム!!(;°Д°)」「おい!」「おい!」

「あぁ。あの監督、イサムの奴ってどうしてます? …えっ、寮を出た!?」



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ラグビー部を辞め、部屋探しを始めたイサムの前に星雲荘というシェアハウスの入居者募集の看板が目に止まった。

そこには管理人兼大家の名栗・コンビニバイトの伊刈・職人の春木という住人が同居していた。

3人に迎えられるイサム。

「ほら、イカを食べてイカを。イカ如何?」

「ユー、ユー中々いいガタイしてるけど何かスポーツでもやってたのか?」

「やってたのか?」

「いやいやいや僕の事はいいじゃないですかぁ。あなたの事を聞かせてください」

「でもぉ、あなたねぇどっかで見た事があるのよねぇ…」

「えっ!?」「いやいやいや僕みたいなダメな奴は時々いるんですよ…」

疲れたのか、そのまま寝てしまうイサム。

「これからヨロシクねー…寝ちゃった」

人間の姿から本来の姿に戻る3人。そう、彼らの正体はナックル星人・イカルス星人・バルキー星人だったのだ。

「あぁ~疲れたァァ󾭜 人間の皮を被るってのはハードだゼェハァア~」

「アタシ、ちょっと太ったかしら?」

「え、でもでもぉ性格優しそうな青年でよかったじゃなイカ~」

「それより」「ムッ」「大丈夫なのかぁ? ミー達のグレイトな秘密基地に人間なんか住ませてよぉ」

「何が秘密基地よぉ。こうでもしないとぉこの星雲荘の家賃払えないじゃないのぉ( ´•ロ•` )」

「オオップス󾭛」



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「これを見てください。湾岸地区の倉庫街、監視映像を拡大したものです」

「ババルウ星人にダダ、ケムール人にゼットン星人か。厄介な連中だなぁ」

「奴らは暗黒星団という犯罪ネットワークを形成しておる。何を企んでおるのやら…」

兄ワタルの背中を追いかけてラグビーをやってきたイサム。だが自分のラグビーに賭ける想いに限界を感じていた。

「やっぱり間違いないわ」

「なになに?」「ンン何の話だぁ?」

「大学生ラグビーのイケメン特集」

「ウムゥ?」「ほら」「ムムムッ!! ほんとじゃなイカァ! 彼の心境やイカに!?」

「ジャスタモーメンッ! ちょいと話があ
る」

「何?」「プリーズ、カモン。ま、上手く言えねえけどよ…人生上手くいかない事もあらぁな。でもよ苦しい時こそスマイルだろう」

「失敗しても立ち上がればいいんじゃなイカ♪ フフ、フゥ」

関さん、イカ耳出てますw

「悩み事があるなら、いつでも相談に乗るから」



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「ありがとうございます!」

「いいっていいって」

「この耳って…?」「あああ~󾭛」

星雲荘に住んでしばらく経った頃、イサムは同居人達が人間ではない事に気づき始めていた。

「宇宙人だ。Xioに連絡しなくちゃ…」

「ンン~!! オイィィ財布が落ちてるぞォォ!(°ロ°;)」

「「ええぇぇぇ~!!Σ(°Д°;)」」

「じゅっ、10万円あるじゃなイカァァ!♪」

そこへ通り掛かった警官を呼び止め、ネコババせずに財布を渡す3人の姿を見たイサムは彼らは地球の敵ではない事を理解した。



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「あのマネーがあれば来月の家賃も大丈夫だったのにな。ハハハハ」

「でもぉ落とした人も喜んでイカし、このお礼のお饅頭も美味しいし、まぁいいんじゃなイカ」

「いっそ温泉町で働こっかなぁ~」

「ここ出てくってのか!?」

「伊香保温泉なんかイカが?ウフフフ」

「しかし、俺達いつになったら安心してここで暮らせるんだろうなぁ…あ?」

突然、謎の落下物が星雲荘を襲う。

「エリアT-7に隕石らしき物が落下!」

「ワタル、大地、至急調査に向かって」

「「了解!」」



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「ハァアアアァア󾭜」「何事なのだ?」

「ジョリィ!? 」「ムッ?」

「ジョリィじゃないかァァ!!」

「「ジョリィ!?」」「ミーがバルキー星に残してきたペットのサメクジラだよォォ! まさかお前ミーを慕ってこんな遠い星までェェ!!

「ああ…あのみんな、ところで吾輩達人間に化けないとイカんのではなイカァ」

「オオゥマイガァァット!!Σ(°Д°;) アァアア~󾭛」

「黙ってて」「「「ゴメンナサイ!」」」

「アタシ達、宇宙人なの」「なの」

「イエッス」「知ってましたよ」

「えっ、そうなの?」「なの?」

「ま、バレちまったら仕方ねえ」

「ムッ」「おい、ズラかるぞ!!」

「そうだ!」「あっ、ちょっ…」



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イサムに正体がばれ、逃げる3人を調査に来ていた大地とワタルが行く手を阻む。

「動くな!! 何をするつもりだ!?」

「待ってくれ、兄貴!」「イサム!?」

「あなた、Xio隊員の弟だったの!?」

「なの!?」「イサム、宇宙人から離れろ!!」

「ええっ󾭛」「この人達は悪い宇宙人じゃないんだ!」

「どうしてそんな事が分かるんだよ!?」

「一緒に暮らしてて分かったんだよ!」

「そうだよ」「アタシ達、侵略なんかしないわ! この地球で地味に暮らしたいだけなの」

「なの」「そうなんだよぉ」

その時、煙幕と共に地球に潜伏中のババルウ星人率いる暗黒星団が割って入ってきた。

「オオッホッ!! オッオッホッ! オホッゴホッエホッ…!!」

ゼットン星人むせてるw

「やっと見つけたぞ、サメクジラ!!」

「サメクジラ?」



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「そいつは宇宙でも指折りの怪獣兵器だ。大きく育てば欲しがる奴はいくらでもいる!」

「さっさと僕達に渡してもらおう」

「ンン~渡すかぁ!!(°`ロ´°;)」

「宇宙人ども、地球で勝手な真似は許さん!!」

「面白い。勝負する気か!? ハアッ! ハッハッハッハ、とおっ! 武器を選ぶがいい。光線技か? 素手でくるか!?」

「うぅん…じ、じゃあラグビーで勝負だ!」

「はあ!?Σ(°Д°;)」「ラグビー!?」

「ムウゥゥおバカ!!」「フッ」

「この方を誰だと思っている!」



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「ダダッ」「宇宙ラグビーリーグ連続優勝」

「「はぁ?」」「暗黒星団伝説の8番、ババルウ様だァ━━!!」

「マ…マジかぁ󾭛」「イカんぞこりゃあ」

「こ…こっちにだってね、西北大学の強ーいNo.10がいるのよ!」

「ちょっと待ってください󾭛 僕はもう…」

「よぉし、こっちは4人。お前達も小僧を入れて4人。勝負は三日後だ! 逃げるなよ」

「「ぬぬぬぬ」」「ハッハハハハハ、アーッハハハハハハ、わあっと! ヌッ!」

「ホッ」「あ、バイなら」



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「くそォォ…おい、ミー達にラグビーを教えてくれ!」

「「うん!」」「勘弁してください。俺、もうラグビーは辞めたんです」

「そんなぁぁ殺生なぁ󾭛」

「カカカカカ、この通りじゃなイカァァ󾭛 頼む!」

「ああっプリーズ! プリーズプリーズぅぅ!󾭛」

「お願い󾭛」「頼む󾭛」

「お前も一緒にティーチミー󾭛」

「お願い󾭛」「頼む󾭛」

「お前、また逃げるのかよ」「えっ!?」

「コイツら一緒に住んでる仲間なんだろ」

「仲間なんですぅぅ」「イエッス」

「見捨てんの? それでいいの?」

イカ「いいの?」

「俺は…」イカ「俺は?」

「俺は!…」イカ「俺は!?」

「面白い。諍いを戦闘以外の方法で解決しようとする姿勢は評価できる。成り行きを見守ろう」

「但し厳重な注意が必要ね。大地はサメクジラを監視。アスナ・ハヤトは試合会場を警備するように」

「「「了解!」」」

「ワタルは弟さんを見守ってやれ」

「はい!」



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試合まで3日間イサムの元でラグビーの特訓を受けるバルキー・イカルス・ナックル。

「ファイトォォ━!!」「ファイットォー」

「星雲!」「イカ━━!」

「ファイトォォ━!!」「ファイットォー」

「星雲!」「イカ━━!」

そんな彼らを陰から見守るワタル。

そして試合の日がやって来た。

「特別ルールの異星人ラグビー。暗黒星団ババルウチームと地球人混成のチーム星雲、試合開始の時が迫っております。この試合の勝者には宇宙生物サメクジラが与えられます」

試合開始のホイッスルが鳴り響く。

てゆーか何でアクマニヤ星人が審判やってんのw



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序盤からケムール人が自慢の瞬足でチーム星雲を翻弄し、トライを決める。

「ハアッ!」「あー󾭛」「くそォー󾭜」

「楽勝♪」「わあーぁガビーン󾭜」

「バルキーさん!」「マイボール!」

「おい、どっちに走ってんだよ!」

「待て待てェェ!󾭛」「変身解除ォ!」

「狡いじゃなイカ! 変身能力を使うなんてぇ!」

「変身が禁止なんてルールブックには書いてないぜぇ!」



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「よっと!」「アイタタ󾭛」

「寄越しなさいっと!」「痛いわね󾭜」

流石は宇宙ラグビーリーグ優勝候補だけあって、自身の得意技を生かしたプレースタイルでチーム星雲を引き離す暗黒星団。

「いやぁぁ! 弱すぎて相手にならねえな」

「何なんだよォォ!!」「悔しいィィ!!」

「くそォォ悔しいィー!!」

「おやすみなさい󾭜(@ロ@;)」



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「ワタルさん…」

「前半戦が終了。試合は51対0。チーム星雲は暗黒星団に大差をつけられています!」

「皆さんなら大丈夫です!」

「ムッ!」「ミーは大丈夫、大丈夫」

「よーし、行くぞぉ!」

「「「「おお━━━━っ!!」」」」

「喰らえ、弾丸ババルウキィィック!!」

後半戦からラフプレーを行使してくる暗黒星団。

「レフリー、これは反則だろ!」

知ってて見て見ぬ振りをするアクマニヤ星人。

「暗黒星団の明らかな反則!ですがレフリーは何も見ていないのかぁ!?」

「ババルウビーム!!」「あああイカ━󾭛」

「卑怯だぞお前ら!! 俺の仲間に汚いマネは許さぁぁん!!」

暗黒星団の悪質な行為に怒りが爆発するイサム。



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バルキー達を傷付けられた怒りがイサムに本来の力を取り戻させる。

「イサム、イサム!! おおぉぉ♪」

「わぁぁぁやったぁー♪」

「よしっ! よぉし! あぁはははぁ♪」

ふ…副隊長、副隊長󾭜(°д°;)

「しゃああっ!!」「イサムーいいぞぉ!!」

イサムのお陰で快進撃を続けるチーム星雲。



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「チーム星雲、正に怒涛の反撃! 得点差を縮めています! このゴールキックが入れば、チーム星雲の逆転勝利となります」

見事イサムのゴールキックが決まる!

「ふぁぁーははは…はっはっはっ!!♪」

「やったぁ━━♪\(^▽^)/」

「試合終了━━━っ!! ノーサイドでーす!! 51対52、チーム星雲の勝利でーす!!」

「やったぁぁ━━━!!♪」

「よし!オォシオシオシ! オォシオォシオォォォ━━━━━シ!! オオォォ━!!」

た…隊長、隊長󾭜(°д°;)

イサム達の勝利を讃えるラグビー部の仲間達。



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「ン? 何のつもりだ!?」

「試合が終わればノーサイドだ」

「えぇいっ!! ノーサイドだとぉ!? 宇宙に右サイドも左サイドも上も下もない!! 舐めやがって! 暗黒星団の恐ろしさ、思い知るがいいィィ━━!!」

試合に負けても往生際の悪いババルウ星人は暗黒星団共々、一斉に巨大化した。

「暴れてやる!! サメクジラを寄越せェェ!!」

「大地!」「エックス、ユナイトだ!」

「よぉし、行くぞ!!」

『エックス、ユナイテッド』



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大地はエックスにユナイトして、暗黒星団を迎え撃つ。

「サイバーゴモラカード!」

『サイバーゴモラ、ロードします。サイバーゴモラアーマー、アクティブ』

「ゴモラ震動波!!」

最後はゴモラ震動波で吹っ飛ばされ、星になる暗黒星団。

「ああぁぁあ、ふう(´з`)」



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「ミー達、最高のチームだったよなぁ♪」

「ウムゥ」「勝ったのはみんなの力です。それとウルトラマンの」

「いいえ、勝ったのはあなたのお陰よ。イサム」

「そうだぁ」「やったなイサムー♪」

「兄貴ぃ」「お前楽しそうだったじゃねえかよぉぉ」

「応援ありがとう」「ウフフフ」

「ナイストライ、ナイスゴールだったぞ」

「ありがとうございます!」

「戻ってこいよ。一緒にイングランドを目指そう」

「はい!」

改めてチームメイト達に迎え入れられるイサム。

ラグビーへの情熱を取り戻したイサムを見届けた3人はその場を立ち去った。

星雲荘にはもう春木・伊刈・名栗の姿はなかった。引き払ったのか、それとも本当に温泉に行ったのかどうかそれは誰にも分からない。

でもきっとサメクジラのジョリィと一緒に元気に楽しくやっている事だろうと思うイサムであった。



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ザラブ星人、解析中』

「ザラブ星人は数々の文明を滅ぼしてきた凶悪宇宙人だ」

「だが宇宙人も悪い奴ばかりじゃないんだぞ。バルキー星人・ナックル星人・イカルス星人。彼らは侵略をやめて平和に暮らしていたんだ」

「いつか宇宙のみんなと仲良くなれるといいね」

「ああ。そうだな、大地」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「咲根村に衰弱した怪獣ホウリンガが出現した。村の人達は敵意のないホオリンガを村おこしの目玉にする、なんて騒いでるけど…。

とにかく弱っている怪獣を頬ってはおけない。ホオリンガ治療作戦の開始だ!

次回ウルトラマンX『怪獣は動かない』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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のどかで平和な坂根村。その村に突如怪獣が現れた。出現を待ち侘びたかの様に笑顔で見つめる少女・花はその怪獣の名を口にした。

「ホオリンガ!」

「一ヶ月前、Y3-N1の坂根村に怪獣が出現、Xioが出動しました。調査の結果、攻撃性は認められず動く事もありません。使っていない畑で眠るだけ、大人しい怪獣です。光合成をして排泄はしない、まるで植物そのもの。そこで坂根村と協議をし、保護下に置いてモニタリングを行う事が決まりました。

これが昨日の様子です」

「弱ってる?」「うん。諸君、これを見てくれ」

「これが一ヶ月前の栄養状態です」

「そんでこっちが今の栄養状態」

「脳波も弱く、ガオディクションでの解析もできません」

「栄養失調って事?」「坂根村の移行は?」

「怪獣との共生を望んでおり、治療をして欲しいと」

「ラボチームの提案を受諾。怪獣を治療の対象に指定する。Xio、出動!」

「「「了解!」」」



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その頃、坂根村では怪獣を観光の目玉にした村おこしで賑わっていた。

「怪獣を元気にして下さるそうで、有難うございます。ねっ。毎日がお祭り騒ぎ。ちょっと失礼…あの怪獣は今や人気もんです。怪獣を珍獣や言うて観光客がわんかさ。栄養失調なんて可哀想でね。

ちょっと失礼、1+1は…」「「2」」

「はい。えーこの写真、早速坂根村のブログにアップしてもよろしいですか?」

「あ…あ、はい」「アハハ有難うございます」

「村長ぉぉ━━!!」「あぁ?」

「村長、大変です!」「何だ!?」

「か、怪獣…怪獣が!」「おぉどうした?」

「名前です! サカネッシーとヤマゴン、こん二つで意見が割れて」

「バカッ! 坂根村のサカネッシー、こっちのほうがクールじゃあ言うに」

「ヤマゴンの方がロマンスじゃあ言うて」

「村おこしの目玉にそんな古臭い名前がつけられるか! 儂が説得する。先生、それじゃ怪獣の事よろしくお願いします」

「お願いします」「何処じゃあ!」

「村長、こちらです」「よっしゃあ!」

「この村の人間は怪獣に好意的だな」

「まぁ…そうかな」「怪獣と人間を絆ぐ…そのきっかけになりそうだ」

「そうだね。よし、絶対に元気にするぞ」

「ああd(^▽°)」



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「スカイマスケッティ、ジオポルトス、スタンバイOK」

「これより怪獣治療作戦を開始する! スカイマスケッティが怪獣の上空から注意を引き、その隙を狙ってランドマスケッティにバトンタッチせよ!」

「「「了解!」」」

「マスケッティ、リジェクト!」

『ランドマスケッティ、カムイン』

「この、このマシンで薬を飲ませる訳ですか?」

「薬を仕込んだアンプル弾を撃ち込むんです」

「簡単に言うとお注射チクッて」

「ん、花どうした?」

「おじいちゃん、ダメ! ダメなの! シーッてして」



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「怪獣さんに注射をするんだ。そしたら静かにするね」

「お注射!? もっとダメ! 絶対ダメ!!」

「あーいたァ。村長さんすいません。急に飛び出して」

「ああそうか。花、千鶴ちゃんと一緒に安全な場所で待っていてくれ。なっ♪ ん、どうした?」

「お注射ダメ! ダメなの!(`>ロ<´)」

「痛くない注射なんだ」

「ホオリンガは病気じゃない!!」

「ホオリンガ? あの怪獣の事かな。花ちゃんはあの怪獣の事何か知ってるの?」

「ランドマスケッティから!」

「お薬発射準備よし!だって」

「え、あっちょっと待っ…!」

「発射!」「怪獣の栄養値、低下が止まったッス!」

「おお!」「よしっ!」

村長とスタッフの草野は元気になったホオリンガに芸を仕込もうと企画会議を開こうとするが…。



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「何だ!?」「怪獣の栄養値上昇! 上昇…更に上昇!!」

「ドンドン元気になっていくゥ━━!!」

眠っていたホオリンガが突然動き出したせいでパニックになり逃げ惑う観光客達。

って、サブタイトルは「怪獣は動かない」なのに動いとるやんwΣ\(^ロ^;)

「ホオリンガ、ゴメンね」

「現在、栄養値が上昇を続け怪獣が活性化。根っこが地上に這い出しグングン伸びておる」

「24時間後には村全体に広がると推測されます。被害が拡大する前に何か手を打たないと」

「怪獣に攻撃の意図は?」

「ない。薬が効き過ぎたかなぁ」

「薬を中和…もしくは排出する事はできませんか?」

「解毒剤はある。だが身体から薬を出し切るのに丸二日かかる」

「根っこを切ればいいんじゃないのか?」

「根っこは再生力が高いっス」

「痛がるかも知れないし。ルールなら覚えられるよ」

「あの怪獣は病気ではない…」



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「花ちゃんって女の子が言ってたんです。気になって調べてみたんですが、怪獣の眠る地面から大量の植物ホルモンが検出されました」

「それは怪獣の身体から失われた栄養素だな」

「例えば怪獣が地面に栄養を与えていたとか…」

「どうして?」「その理由が分かれば、いい解決方法が見つかるかも知れません。それにあの子の言ってた事がただの偶然とは思えないんです」

「よし、ラボチームは調査を続けてくれ。防衛部隊は引き続き厳戒態勢で怪獣とその根を警戒!」

「「「了解!」」」「ガッテンテン」

「よし、俺達も行くぞ!」「ああ」

「二手に別れるからな」

「ねえ、これって…」

「確か…原っぱだったな。何もない空地だ」

「それだ!」「怪獣を移動させる!?」

「はい」



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「まず怪獣を村から遠ざけ、ここで解毒剤を投与します。これなら効果が出るまでに時間が稼げます」

「イヤァいかん! この原っぱは村の外れの更に外れにあります。観光客が怪獣を見に行くには遠すぎます!」

「遠いからこそ時間稼ぎになるんです」

「怪獣は村の観光資源。動かす事は許しません!」

「これ以上村への被害を広げない為にも…!」

「薬が効くのに丸二日でしたっけ? それぐらい我慢しますよぉ」

『本部より報告。根っこでカラス台が崩壊』

「村長の作った展望台」

『本部より報告。坂根大橋が通行不能』

「村長の作った橋だ!」

『本部より報告。坂根公園の銅像が倒れました!』

「村長の銅像ォォォ!!」

「もうやめてェェェ━━!!(>ロ<;)󾭛 お願いしますっ! 怪獣を移動させてください󾭜」

「分かりました。村長の許可が出ました。これより怪獣移動作戦を開始します!」

なんかホオリンガに恨まれてる? 村長さんw



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「ホオリンガ言うのはカミンガの名前です」

「カミンガ?」「この村の言葉で神様」

「ホオリ様でホオリンガ」

「突然やって来て土地を豊かにしてくれた神様です」

「花ちゃんはどうしてあの怪獣をホオリ様と?」

「さあ」「ホオリ様の姿があの怪獣に似ているとか?」

「姿は分からんのです。この話自体、殆どが忘れられとって。あ、でも花ちゃんのお父さんが…昔話の学者さんなんです。外国に行ってるんですけど、何か教えてもらったんかも知れません」

「仲良いんだね。ホオリンガに注射ゴメンねって言いたいんだ。えっと…ごめんなさい」

「いいって」「ゴメンねー。花ちゃんはホオリンガが病気ではないって思うんだね。どうしてかな」

「ナイショなの。お父さんと花のナイショ」

「そっか」



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Xioによるホオリンガ移動作戦が敢行される。

「スカイマスケッティ、トラッピングスタンバイOK!」

「ジオアラミス、レビテーションスタンバイOK!」

「怪獣輸送、開始!」「了解!」

「どっか連れてく!? そんなのダメ!」

「このままじゃ村がもっと大変な事になっちゃうんだ」

「ホオリンガ、あそこに居たいって! あそこがいいって! あっ!」

「身体に引っ張られたんだ」



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「あのね、見て欲しいのがね、あるの」

「花ちゃん?」「あれ」

「これは…ホオリンガ!?」

「ホオリンガはずっと昔もこの村に来たの」

「ホオリンガは…この村で眠って…山になる」

「あれがお父さん。あれがおじいちゃん」

「ホオリンガはこの村で山になる為にやって来たの?」

「みんなと一緒に居たいの」



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無理矢理自分を移動させようとする人間達に怒りを感じたホオリンガは黄色い粒子を巻き散らしながら暴れ出した。

「ダメ! 動かさんといて!!」

「作戦を中止してくださ…!」

「何? これ…」

「何だ!? 前が見えない!」

「ハヤト、持ちこたえろよぉ!!」

「アラミスだけじゃ支え切れない!!󾭛」

「怪獣、意思を持って粒子を放出!!」

「いかん! あれは地球人に一番効く攻撃だ!!」

「まさか…!?」「花粉だよ!」



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「花ちゃん…!」「ホオリンガ、怒ってる!」

「村から離れたくないと抵抗してる?」

「粒子放出量、上昇!」

「現地より報こ…クシュッ!󾭛」

「怪獣がこのまま…クシュン!󾭛 放出続けたら…」

「人の住めない状況にまで…花粉だらけ…クックシュ!󾭛」

「何とかして…くださいっ!!」

「アスナ、ワタル・ハヤトは住民の避難誘導に当たれ!!」

「花粉で視界が覆われていて、動けません!!」

「こっちもですゥゥ!!󾭛」

「花粉第二波、来ます!!」

「ダメ! ホオリンガ、ダメ! どうしよう…ダメ! ホオリンガァ、ダメェ!!」



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「エックス、ユナイトだ! クシュン!」

「スパークドールズにするのか?」

「違う! ホオリンガの身体を清めたい…ハクシュッ!󾭛」

「薬を身体から出すんだな」

「ああまでしてここに居たがってる。それに…」

「ホオリンガ、大人しくして!! ダメ!!」

「花ちゃんの想いを大切にしたいんだ!」

「君らしいな。よし、ユナイトだ!」

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥ━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』



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「大地、いくぞ!」「ああ。まずは村への花粉被害を押さえる」

「エックスバリアドーム!!」

ホオリンガをバリアで囲い、花粉の放出を防ぐエックス。

ネクサスのメタフィールドや(≧∇≦)/



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触手と花粉攻撃に苦しめられるが、触手から脱出してプリファイウェーブでホオリンガを浄化させる。



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やがてホオリンガは古文書の言い伝え通り、山となって村全体にエネルギーを注ぎ込む。

「ホオリンガ、綺麗だね」

「お父さんとね、おじいちゃんとね、ひいひいおじいちゃんと、みんなと居るの」

「おーい花、お父さんが帰ってきたぞ」

「ホント?」「ああ」

「あの怪獣の事、話してあげましょ」

「うん。ありがとうお兄ちゃん」

「怪獣の恵み潤う村、か」

「ずっと昔から…この村は怪獣と共に暮らしてきたんだ」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ホオリンガ、解析中』

「坂根村に現れたホオリンガ。大人しい怪獣なんだけど、その花粉は人間にはちょっとキツいかな󾭜」

「そしてこのサイバーカードはウルトラマンマックスだ。我々と共に戦ったウルトラマンマックス。彼が授けてくれたこのカード、きっと私や大地を助けてくれるに違いない」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「繰り返されるサイバーゴモラのシンクロ実験。でもゴモラは俺達のコントロールを受け付けようとしない。

サイバー怪獣と繋がる為に必要なもの、俺に足りないものとは一体何なんだ!?

次回ウルトラマンX『未知なる友人』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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「よし。大地」「ごめん。付き合わせちゃって」

「水臭い事は言いっこなし。その代わり…」

「分かってる。今日こそ成功させてみせる」

『サイバーゴモラ、ロードします』

「サイバーゴモラ シンクロ実験26回目。エレクトロ粒子定着率目標値の100%に到達。実戦投入まであと僅か。しかし今日も脳波によるコントロールには至らず。システムに何らかの欠陥があるのだろうか。サイバー怪獣を動かす為に足りないものとは何なのか…」

「差し入れ持ってきたよー。フフン今日はあたしの手作りなんだから♪ 大地、一緒に食べよう」

「どうして答えてくれないんだ? ゴモラ…」



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「ゴモラ、動いてくれ!」

シンクロ実験中、大地の脳裏に幼い頃の記憶や今までに体験した事、両親の面影がフラッシュバックする。

「父さん…母…さん…」

「大地!? 大地!! (°ロ°;)」

実験中に倒れた大地はXioメディカルの医務室に運ばれた。

「アスナ・・・」「ったく、大地ったらムチャし過ぎ」

「俺…どうして?」「グルマン博士が言ってたよ。サイバー怪獣との脳波で繋がれば身体に負荷がかかるって」

「あと少しなんだ…」



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「大地ぃぃ、大丈夫かぁ?」

「もう大丈夫です」「へへへへへ」

「大地、少し休め」「えっ?」

「最近シンクロ実験に入れ込み過ぎじゃないか?」

「このままじゃあなたの身体が持たないわ」

「ゴモラは必ず動きます! あと少しなんです!! やらせてください!!」

「大地」「幼い頃からゴモラとずっと一緒でした。ゴモラの事は誰よりも知っています!」

「身近な存在だから何でも知ってるとは限らない。例え家族の間柄でも知らない事はたくさんある」

「…失礼します」

「なぁにそんなムキになってんだよぉ。なあ」

「スパークドールズの研究は今に始まった事じゃない。発案者である大空鷹志博士の悲願だった。あいつは父親の果たせなかった夢をずっと追い続けてる」

「だけど、その執着が冷静な判断力を損ねているのも事実ですね」



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「私も隊長の意見に賛成だ」

「エックス!?」「君はただでさえ私とユナイトする事で身体を酷使している。これ以上無理をすれば…」

「分かってる。けどいつまでもエックスに頼ってばかりじゃダメなんだ!」

「サイバーゴモラはゴモラの分身…いや、ゴモラ自身だ。心で繋がらない限り君に答えてくれないんじゃないか?」

「教えてくれ。お前の本当の気持ちを」

『ゴモラ解析中…解析できません』

「えっできない!? 何で!?」

「ゴモラは心を閉ざしているんだ。君に思考を読まれまいとして」

「そんな訳ないだろ! ゴモラ、どうしたんだよ!?」

「おっ コラッ、無理にやってもダメだ!( •̀ロ•́ )」

「ヌオッ󾭛」「ゴモラ!」「大地!󾭜」

「ゴモラに振られちゃったんだ。ちょっと張り切り過ぎじゃない? 大地らしくないよ」

「父さんは信じてた。どんな怪獣ともいつか繋がる事ができるって。俺がやり遂げなくちゃ!」

「あたしはね、この戦いの日々から早く終わればいいって思ってる。早く世界が平和になって…普通に家族を作って…普通に生きていきたい。もしかしてゴモラも同じじゃないのかな」

そこへ警報と集合のアナウンスが響き渡る。

『フェイズ2 未確認飛行物体接近中。各隊員はオペレーション本部まで』

「大地!」



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「通信衛星、正体不明の飛行物体捕捉」

「降下予測地点はエリアT-69」

「直ちに迎撃体制を整えろ! Xio出動!!」

「「「「了解!」」」」

「宇宙船4機を確認!」

「う~ん、キンキラキンだけどぉ…」

「惑星ゴールドの宇宙船とは大分違うっぽいね」

「宇宙船から交信は?」

「確認できません!」「生命反応もなし!」

「この金属、ペダニウム合金! まさかペダン星人の宇宙船か!」



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「ペダン星人!?」「既に7つの惑星の文明が滅ぼされている。交渉の通じる相手じゃない」

4機の宇宙船は合体し、キングジョーとなった。

「ひゃあ󾭛」「合体ロボかよぉぉ󾭛」

「宇宙船、合体してタイプMになりました!」

「フェイズ4! 攻撃開始!!」

「了解!」「ファントン光子砲、発射!!」

Xioの攻撃を受けたキングジョーは停止したかに見えたが…。



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再び動き出し破壊光線で街を破壊しまくるキングジョー。

スカイマスケッティも破壊光線を食らい墜落してしまう。

「チキショォォオオオ!!󾭛」

「エマージェンシー!! メインエンジンにトラブル!!」

「スカイマスケッティ、高度低下!」

「不時着しなさい!!」

不時着したスカイマスケッテにキングジョーが迫る!

「ハヤト! ワタル!」「早く脱出して!」

「緊急脱出装置に異常っ!!」



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「おい、大地!! ( •̀ロ•́ ;)」「ムチャするなって言いたいんだろ!! 分かってる!」

「しょうがない奴だ。よし、ユナイトだ!」

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥ━━━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』

「サンキュー。エックス」

「恩に着るぜ」

キングジョーに立ち向かうエックス。

「こいつの装甲は簡単には破れないぞ!」

「だったらこれだ!」



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『サイバーゼットン、ロードします。サイバーゼットンアーマー、アクティブ』

「ゼットン火炎弾!!」

キングジョーは分離して火炎弾を回避する。

「えっ!?」

再度合体したキングジョーの猛攻に耐え切れず、サイバーゼットンアーマーが解除されてしまうエックス

「大地、次こそ決めるぞ!」

「ああ」



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「「ザナディウム光線!!」」

決め手のザナディウム光線までもキングジョーの分離回避の前では無力に等しかった。

「なんて奴だ!(°Д°;)」

「俺達の攻撃が完全に読まれてる!」

打つ手がなくなったエックスを優れた運動性能とパワーで翻弄するキングジョー。

「大地、このままでは二人ともやられるぞ!(°ロ<;)」

「立って…立ってエックス!! あたしがあなたを援護する!!」

『ウルトラマンの力をチャージします』

アスナのウルトライザーで危機を脱したエックス。



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だがキングジョーは矛先をアスナに切り替え、破壊光線を発射した。

「アスナァァ━━━ッ!!」

身を呈してアスナを守るエックス。

「エックスゥ━━!!」

「「う”わぁぁぁっ!!󾭛」」

「キシャアアァァ!」

「この声…ゴモラ!?」

「大地、ゴモラの意思が君に繋がろうとしている!(*°▽°*)」

ゴモラの意思がビジョンとなって大地に伝える。



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「またあのビジョン? これは…ゴモラの記憶? …そうか。ゴモラ、お前が繋がるのを拒んでいたのは俺の身を心配して…ありがとう。けど俺なら大丈夫だ。

俺がやらなきゃもっと多くの命が失われる。お願いだ、力を貸してくれ。 よし!」

『リアライズ』

大地とゴモラの心が今1つになり、遂にサイバーゴモラが実体化する!



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「はぁぁ!! (°Д°)」「大地とゴモラが繋がった!」

「どうしてサイバーゴモラが!?」

「大地なのか。何処でコントロールしてるんだ!?」

さて、何処でしょうw

「いくぞ、ゴモラ!」



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サイバーゴモラという頼もしい仲間と共に反撃に出るエックスだがやはりキングジョーは手強い。キングジョーの破壊光線からエックスを守るサイバーゴモラ。

サイバーゴモラのテイルウイップとエックスの踵落とし、ダブルパンチがキングジョーを追い詰める。



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「ゴモラ、サイバー超振動波だ!」

「大地、今だ!」「マックスに貰ったこの力で決める!」

『ウルトラマンマックス、ロードします』

「ギャラクシーカノン!!」



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「わぁーやったぁー♪」「よっしゃあー!」

「「イエイイエーイッ! やったね」」

「やったな。ゴモラ」

「ありがとう。エックス」

「おーい」



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「アスナ、いやぁまたエックスに助けられちゃったね。アスナは怪我なかった?」

「大地こそ。心配ばっかかけて」

「大地、無断で行動するとはいい度胸だ」

「覚悟しなさい」

エックスとユナイトしている間は無断行動中だよねw

「やっべ󾭜…」「あたし知らない」

「おーい」「お~い」「おーい大地」

「こいつぅ」「勝手な事ばっかしやがってコノヤロォ~♪」

「繋がったんだね。ゴモラと」

「大くん、やったね♪」

「みんな・・・」



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「アスナ…」「これからもよろしくね」

「だってさ」

「実験開始から28回目。サイバーゴモラはXioの新たな仲間に加わった」

「よし! みんなで怒られに行くか」

「えっ…」

「サイバー怪獣を動かすのは卓越したテクノロジーでもない人間の脳波でもない。未知なる友人を理解しようとする心、即ち繋がる心である」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『リアライズ』

「ゴモラのスパークドールズと俺の心が通じ合った時、遂にサイバーゴモラがリアライズした! 頼もしい仲間の誕生だ」

「そしてこれはキングジョーのサイバーカードだ。強力な武装と頑丈な装甲を併せ持つ宇宙ロボット キングジョー。凄まじいパワーの強敵だったな」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「謎の女戦士に闇の力を植え付けられたデマーガ。その強大な力の前にエックスは最大のピンチに陥ってしまう!

でもその時、15年前に見た虹の光が俺とエックスを新たなステージへと導いた。

次回ウルトラマンX『虹の行く先』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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「15年前、父さんと母さんは研究所と一緒に消えた。あの虹色の光は何だったのか? 研究をもっと進めて二人の居場所を早く突き止めないと。

父さん、母さん、今何処にいるの?」

その頃、謎の女戦士が別個体のデマーガを目覚めさせていた。

「およ?デマーガちゃんが何か言ってる?」

「フェイズ2! エリアF-27梅沢市に急激な地殻変動を確認!」

「梅沢市? それってデマーガが現れた場所じゃ…」

「梅沢市地下から地殻変動、急速に上昇中!」



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「前に現れたのと同種なのか!?」

「ハヤト、ワタル、スカイマスケッティで現場に急行!」

「アスナはジオアラミスで現場へ。大地はそのサポート!」

「町への被害を最小限に抑えろ!」

「「「「了解!」」」」

「ファントン光子砲、発射!! ここで足止めさせてもらうぞ」

「大地はあたしと市民の避難誘導! こっちです! 落ち着いて」

「すいません。デマーガの事、調べさせてください。すぐに合流します!」

「ちょ、大地! もう󾭜」

「エックス、ユナイトするよ!」

「よし、行くぞぉ!」

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥ━━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』



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「エックスクロスキック!!」

『サイバーベムスター、ロードします。サイバーベムスターアーマー、アクティブ』

『サイバーゼットン、ロードします。サイバーゼットンアーマー、アクティブ』



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「何が起きた!?」「監視衛星、宇宙から未知のエネルギー反応確認!」

「なんですって!?」

「間もなく地球に到達します!」

「大地、気をつけろ! 空から何か来る!」

「えっ!?」

「予測降下地点エリアF-27! エネルギー来ます!」



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宇宙から降ってきた謎のエネルギーを浴びたデマーガはより凶悪な姿、ツルギデマーガへと変貌した。

「剣が生えて凶暴になりやがった!!」

「このままでは不味い󾭜 一気に決めるぞ!」

「分かった!」「「ザナディウム光線!!」」

デマーガを凶暴化させた謎のエネルギーがザナディウム光線を無効化させていた。デマーガの熔岩熱線をまともに食らうエックス。



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「エックスちゃん、急に弱くなった?」

「デマーガが強くなったって事だよね、博士!」

「う~ん、恐らく両方だろう。剣が生えた個体・・・云わばツルギデマーガと言った所か」

「何が起きてるんだ!?」

「未知のエネルギーに侵され、身体が分解されている!」

「!! 何だって!?」「ユナイトを解除しなければ、大地も私も身体が消滅してしまうだろう!」

「そんな…どうしたら…」

「助かる方法は1つ、ユナイトを強制解除して君だけでも…」

「ダメだ! そんな事をしたらエックスが!」

「もう時間がない! お別れだ…」

「やめるんだっ!エックス!!󾭛」



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「ウルトラマンエックスが…消失しました」

「実験結果は良好」

地下に潜るツルギデマーガと共に引き上げる女戦士。

「大地、何処にいるの? 応答してって!…大地っ!! 大地、しっかりして! 大地!」

「大地…」「おぉーい! 大地よぉ」

「大くぅん、死んじゃヤダよぉぉ󾭛」

「死んでない󾭜」

「戦いに巻き込まれたのをエックスに助けられたようね」

「このバカ・・・」

「大地の件はグルマン博士に任せよう。我々には他にすべき事がある筈だ」

ツルギデマーガの足跡を追うXio。

「何処に消えたんだ?」



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大地は夢を見ていた。幼い頃、両親と虹について語り合っていた時の事を。

「知ってる? 父さん」「ン?」

「本で読んだんだけど、虹って高い所から見ると丸く見える時があるんだって」

「ふーん、フフッ詳しいな大地は。勉強熱心で宜しい♪」

「じゃあこれは知ってる?」「ン?」

「虹の根っこには、幸せや大切な物が埋まってると言われてるの」

「大切な物って何?」「それはねぇ…」

「…エックスのデータを探しに行かなきゃ!」

「起きたか」「グルマン博士、俺とデバイザーを繋いでください!」

「えっ、何? 繋ぐ!?Σ(°Д°;)」

「消えたエックスのデータを回収しないと…きっと電脳世界にエックスはいると思うんです」

「ふぅんなるほど。つまりデバイザーの転送システムを使って電脳空間に入ろうって事か」

「そう、そういう事です」「うん」



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「前に出現したデマーガちゃんもここで眠ってたのかなぁ?」

「だと思う。実体化したのは1体だけじゃなかったんだ」

「ひゃっ󾭛」

「二人とも下がってて」

「人間にしてはやるようね」

「あなた何者? 目的は何?」

「この地に降り注ぐエネルギーを使い、狙うは全宇宙の支配って所かしら。さっきの怪獣はその実験」

「宇宙支配? 派手なのは見た目だけにしてよね。そんな事させないんだから」

「邪魔をするなら消えてもらうわ」



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熾烈を極めるアスナVS女戦士の戦い。

「電脳世界を行き来するのは人間には危険だぞ。解ってるだろうな」

「覚悟はできています。俺を…いや、俺達を何度もエックスに助けられました。だから今度は俺が!」

「よーしよし、転送の準備ができた。無事に戻ってくるんだぞ。大地」

「はい、ありがとうございます」

「うん」「もう誰も消えさせない。絶対にエックスを救ってみせる!」

再び現れたツルギデマーガ。

「出たな! 任せたぞワタル」

「トラァァァァイッ!!」



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「食らえっ! ファントン光子砲!!」

「ナイスプレイィッ!!」

「お前もな。全然効いてねえ! 流石エックスが太刀打ちできなかった相手って事か󾭜」

「弱音を吐くな!! エックスの助けがなくてもやるんだよっ!! アスナ、合流して加勢しろ!」



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「無理だよ。コスプレのお姉さんと戦ってるもん󾭛」

「はあぁ!?Σ(󾭜°△°)」

コスプレイヤー呼ばわりされてますよ。湊さんw

二人の戦いは互角に見えたが、格闘戦は女戦士の方に軍配が上がった。

そりゃあ、JAEですもんw

「こいつの相手でもしてなさい」

「スパークドールズ!?」

「行け、ザラガス!!」「はぁああぁっ󾭛」



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「怪獣出現! 応援願います!」

「今こっちも手一杯だよっ!! 何とかしてくれ!!」

「サイバーゴモラを使え!」

「あたしがゴモラを!?」

「迷っている時間はない! サイバーゴモラ転送!!」

『サイバーゴモラ起動します』

「「わあぁっ! はぁ♪」」

「ゴモラ、大地は今大変な状況なの。あたしは大地の代わりにはならないけどあなたと一緒に戦いたい。お願い、力を貸して!」

「うわぁっ、ペシャンコになるぅ󾭛」

「めちゃんこピンチィ~󾭛 ひゃあぁー!!」

『リアライズ』



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アスナの思いに応えてサイバーゴモラが実体化する。

「アスナとゴモラが繋がった!!」

一方、電脳空間にいる大地。

「データが膨大で見つからない。何処にいるんだよ? 早くしないと…不味い󾭜」

「アラミスレーザー、発射!!」

「チッ! さっさと捻り潰しなさい!」



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「ゴモラ、サイバー超振動波よ!!」

「わぁ、やったぁぁー♪」

「こちらアスナ、今から合流します」

「ダメだ、アスナ! それ以上は身体が危険だ!」

「でもまだ…うっ…ハァハァ…ありがとうゴモラ」



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「まだだ! エックスを見つけるまで諦めるわけには…」

その時、大地の真上に大きな虹が現れた。そしてあの時の母の言葉が。

「虹の根っこには幸せや大切な物が埋まってると言われてるの」

「そうか! 虹色の…剣? エックスのデータが…エックス!」

「ヘアァッ!!」

「もう時間がない! 大地!…あらっ!?󾭜Σ(°△°;)」

「止まれぇぇ!! はっ!」



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「エックスか!」「戻ってきたのね!」

「今度は大地に助けられたな」

「心配したんだぞ! この剣が導いてくれなかったら、今頃どうなってたか」

「不思議だ…前よりもずっと大地を近くに感じる」

「俺もエックスを近くに感じる」

「今の私達ならもっと更なる強い力でユナイトできる。ついて来られるか? 大地!」

「もちろん。俺達はずっと一緒だ。お前を離さない!」

腐女子が大好物な展開だなぁw



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「「行くぞ! エクシードエーックス!!」」

「虹色の…巨人!?」「うわぁ」

「エックスが進化したぁぁ!!」

「うわ、めっちゃデコってるよぉぉ♪ ほほほほ♪」

「苦難を超えて進化した、正にエクシードエックス!」



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エクシードエックスのパワーはツルギデマーガを圧倒した。

「「エクスラッガー!」」

エクスラッガーはツルギデマーガのボディを切り裂き、溶岩熱線をも弾き返す。



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「今度こそ食い止める!」

「「エクシードエクスラッシュ!!」」

邪悪なエネルギーが浄化され、正常に戻るデマーガ

「「ザナディウム光線!!」」

別個体のデマーガもスパークドールズ化に成功する。



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「小さい頃の思い出が俺を助けてくれた。これが俺達の新しい力」

「大地よ…ふふぅ…はあぁぁ~(´△`)」

「大地!」「大地!」「大地!」

「えっ大地!?Σ(°ロ°;) いつの間に…󾭜」

「あっ…デマーガ、どうなったの!?」

「お前が寝てる間にエックスが助けに来てくれたよ」

「虹色の姿にパワーアップしたんだよぉ! ハハハッ♪」

「そうですか。エックス、生きてたんですね」

「もう心配させないでよ!」「えっ」



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「ギュウって…大胆󾭜(°△°;)」

「御心配おかけして申し訳ない。グルマン博士の看病のお陰でこの通り元気です」

「おおっ」「イエイッ♪」

「「イエイッ♪」」「イエイッ」

「「イエイッ♪」」

「下手な演技だなぁ(´^▽^`)」

女戦士の元にマグマ星人とシャプレー星人が配下に加わった。

「お前達をグア軍団での参加を認める」

「「はっ、有り難き幸せ!」」

「この私ギナ・スペクターに忠誠を誓い、身を呈して従いなさい。…そろそろ来る」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ザラガス解析中』

「ザラガスは謎の女戦士が繰り出してきた凶暴な怪獣だ。アスナの思いと繋がったサイバーゴモラが撃退したぞ!」

「そしてこの姿こそウルトラマンエクシードエックス。エクスラッガーの輝きでパワーアップした我々の新たな姿だ。エクシードエクスラッシュは闇の力を打ち砕く光を放つ決め技なんだ」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「巨大な闇の力を秘めた敵、モルド・スペクターが現れた! 俺がエクシードエックスの力を使いこなさなければこの強敵に勝つ事はできない。

そんな俺の前に駆けつけてくれたのはウルトラマンビクトリー!

次回ウルトラマンX『勝利への剣』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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雫が丘。ショウ=ビクトリーは弟ジュダ・スペクターの仇と狙うモルド・スペクターに戦いを挑まれる。

「憎い…貴様が憎い! お前が弟ジュダの仇!」

「弟だと!? お前、まさか・・・ビクトリウムバーン!!」

「こちらアリサ、ビクトリーが巨大宇宙人と交戦中。至急応援願います!」

「ガレット!」

現場に向かうヒカル。

「痛快痛快! 貴様もジュダと同じ苦しみを味わえ!!」

「兄上、今です!」「来たか…」



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「さあ、貴様も来るんだぁ」

頭上に亜空間が出現し、ビクトリーがアリサ共々モルド・スペクターに連れ去られてしまう。

「どうなってるんだ…?」

「あの不思議な光線は一体何だったんだ?」

「調べてみないと詳しい事は解らないがあの光線のエネルギーによって怪獣が凶暴化した事には間違いないようだ。即ちダークサンダーエナジーとでも言うべきか」

「兄上!」「我が妹よ、ここに三兄弟が揃わん事が残念でならん」

「ジュダの仇は何としてでも我々で討つしかありません!」

「エリアC-67に異常な数値反応が観測されました!」



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「ラボチームはデータを解析!」

「「はい!」」

「他の隊員達は直ちに現場へ向かってくれ!」

「「「「了解!」」」」

「しかし問題が1つ…この世界にも我々の邪魔をするウルトラマンが存在するという事です」

「ジュダを倒した憎き奴らめ。許さん…許さんぞぉ!! 奴らを倒し、我がグア軍団が全宇宙を支配するのだぁ!!」

「「ははっ!」」

「しかしこいつだけは特別だ。最後までゆっくりと痛ぶってから始末してやる。フゥン!」

「ここは…?」

ショウと共にXの世界に誘い込まれ、離ればなれになったアリサは落ちていたビクトリーランサーを見つける。

「 ショウ…」



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ショウを探すアリサは調査に来たXioと出会う。

「誰…あなた達は誰!?」

「人に名前を尋ねる時はまず自分が名乗るのが筋だろ!」

「あたしは杉田アリサ。地球を守る防衛隊UPGの隊員よ」

「UPG?」「ちょっと何言ってるの? 私達が地球を守る防衛隊Xioの隊員よ」

「…どうやらここは別世界のようね」

「別世界? 一体何の話?」

「あたしは仲間を探しているの」

「仲間がいるのか」

「彼の名前はショウ。凶悪な宇宙人を追って彼もこの別世界に来ている筈。彼はウルト…光の巨人となって戦う戦士よ」

「光の巨人…まさかウルトラマンの事ですか!?」

「あなた、ウルトラマンを知ってるの!?」



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「はい。俺達にもウルトラマンエックスっていう仲間…」

「大地!(`•ロ•´;)」

「え…ちょっと待って、人間がウルトラマンに変身するって事?」

「人間っていうか、地底人…」

「地底人?」「あ…あっ󾭛とにかくあたしはショウを探してるだけなの」

「だったら俺達も協力しますよ。だって仲間だし。ねえ」

「そうだな」

「あたしの名前は山瀬アスナ。宜しくね」

「宜しくね」「しかしぃ…何だか似た者同士って感じだなぁ」

「ウフッ」「フフフッ♪」



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「遂に我々もグア軍団の仲間入りだな」

「モルド様、ギナ様と共に宇宙を支配してやる!」

マグマ星人とシャプレー星人の隙を突いて自力で脱出するショウ。

「了解した。各自、呉々も気をつけてアリサ隊員に協力するんだ」

「了解。!! 誰!?…もしかして…ショウさんですか?」

「ああ」「よかった。無事だったんですね」

だが拘束用マスクのせいで喋れないショウ。

「そうか、地底人だから言葉が通じないか。えーとぉ…あ、ワ・タ・シ・は、地球・人です」

「ヴゥーヴー」「解りません? じゃあもっかいいきますね。ワ・タ・シ・は、地球…」

一応、日本の雫が丘の地底生まれなんだけどw



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「おのれぇ、何処に行ったぁ!?」

アスナとアリサは逃げたショウを追うマグマとシャプレーに出くわした。

「宇宙人!!」「何だ貴様ら!?」

「もしかしてあなた達がショウを…ショウは何処なの!?」

「「フッ…フウゥッ!!」」

「再び宇宙に巨大なエネルギー反応をキャッチ! 地球に向かって接近中です!」

「またあのエナジーか!」

「落下予測地点の映像出ます!」

「おおっ!」「隊長、あれは!?」

「兄上、ここです!」

「うん。へアッ!」



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「地球上の物質ではないのか。おっ!」

「おお…これはかつてない程のパワーが漲ってくるわ!」

「ショウさん、あなたもウルトラマンなんですね。だったらこの事内緒にしてくださいね!」

「ヴ?」

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥ━━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』



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迎え撃つエックスだがダークサンダーエナジーを吸収したモルド・スペクターの凄まじいパワーに翻弄されてしまう。

「強い…大地、我々もエクスラッガーを使うんだ!」

「よしっ!」

『ウルトラマンエックス、パワーアップ』

「「いくぞっ! エクシードエェーックス!!」」

「「エクスラッガー!!」」

エクシードエックスにフォームチェンジしてもモルド・スペクターの斧に軽くあしらわれてしまう。



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「ツゥゥーカイ痛快痛快! 最強の力を手に入れた今、ウルトラマンなど相手にならぬわぁぁ!!」

「しっかりしろ大地! 身体がついてきていないぞ!!」

「そんな事言ったって!󾭛」

「ウウッ! ヴッヴゥー!」

「お前がショウか?」「ウッ!」

アスナとアリサも二大宇宙人相手に苦戦を強いられる。



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「どうした? もう終りかぁ! 後は任せたぞ!」

マグマ星人も巨大化し、モルドと共にエクシードエックスを追い詰める。

「エックス!!」「お前達の相手は私だ!!」

エクシードエックス、アスナとアリサ、絶体絶命のピンチ!

「フフフフ…」


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「アスナ、大丈夫か!?」「ショォオー!!」

アリサからビクトリーランサーを受け取ったショウはモルドとマグマ星人に怪獣弾を放つ。

『ウルトライブ! ゴー!EXレッドキング!』

「大地、悔しいがここは一時退却だ!」

「チッ!」



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「よし、これでもう大丈夫だ」

「何だあのみっともない戦いは!!」

「ちょちょちょちょっ󾭛…っていうか、言葉通じるんですね」

「当たり前だ」

「君は奴らの正体を知ってるのか」

「ああ。奴らは帝王ジュダ・スペクターの兄妹だ」

「帝王ジュダ・スペクター?」

「数万年に一度甦る闇からの使者。俺は奴を仲間と一緒に倒した。しかしあの時、他にも甦った奴らがいた。それがあの兄妹だ」

「おい!」「ちょっ! ちょっ…」

「行くぞ!」「えっと、何ですか!? ちょっ、ちょっと󾭛」


「え…だ、大丈夫ですよ󾭛…多分󾭜」



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「おい!」「ちょっと󾭛」

「お前とエックスの事はゼロから聞いていた。どんな奴かと思っていたがどうやら大した事ないようだな」

「そんな言い方しないでくださいよ! 俺だって…」

「お前はまだあの剣の力を使いこなせていない。ウルトラマンエックスに変身した時、お前自身の力がエックスの力に比例する。例えあの剣があってもお前が剣術を磨かない限りエックスとしてあの剣を使いこなす事はできない」

「そんな…じゃあどうすれば!?」

「俺が鍛えてやるよ」「えっ…」

「覚悟しておけ。俺はゼロより厳しいぞ」

「逃げられただと!? 一体何をやっていたのだっ!!」

「申し訳ありません󾭛 」

「まさか邪魔者がいたとは󾭛」

「おだまり!! 言い訳など聞く耳を持たない」

「まぁよい。心配せずとも既に次の策は練っておるわ」

「と言いますと?」

「宇宙に散らばっているグア軍団をこの惑星に呼び寄せ、一気にあのエネルギーを浴びせるのだ!」



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ショウに剣術の特訓を受ける大地。

「どうした! そんな事じゃあの剣を使いこなす事はできない」

「ちょ…ちょっと待ってくださいよ󾭜」

「頑張れ大地!о(^▽^)o お前ならやればできる!」

「人事みたいに言わないでよ󾭜 あっ!」

「しっかりしろ大地! あぁ~違う違うそうじゃない!(`•ロ•´)」

「うるさいよエックス、ちょっと黙っててよ󾭛」

「相手の動きに集中して呼吸を読み取り、そして懐に飛び込む! 立て大地!休んでいる暇などないぞ」



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「お前にも守りたい人や仲間達がいるだろう」

「守りたい人や仲間…そうだ、俺にも…守るべき人達がいる!!」

「行くぞ!」

「相手の動きに集中して呼吸を読み取り…そして、一気に懐に飛び込む! いやったぁ♪」

「いいぞ大地!Σd(^▽°) やはり私のアドバイス通りだ!」

「調子いい事ばっかり言って󾭜(`^ロ^´;)」

「それでいい大地」



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「エリアD-7の上空に次元の歪みが出現!」

「Xio出動!!」「「「了解!」」」

「ガレット!」

「さあ、これでいつでもグア軍団を受け入れる準備が整ったぞ」

「ファントン光子砲、発射!! そうはさせるか!!」

「いくぞ大地」「はい!」



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「エックスゥゥ━━━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』

「シェアッ!」

ここで流れるウルトラマンビクトリーの歌が燃えるっス~♪(≧∇≦)

「今度こそ貴様らの最期だ!!」

「カッコいい(*°о°*)」

「言ってる場合か。いくぞっ!」

「あれが地底のウルトラマンか」

「強そうっスねぇー」

「なんか最高ぉー♪」



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「ショウ…」「来るわよ!」

「ビクトリウムスラッシュ!」

『ウルトランス!キングジョー!ランチャー!』

「っしゃこぉぉい!!」

ワタルはシャプレー、アスナ・アリサはギナと女同士のバトルを繰り広げる。



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格闘戦に長けるギナ相手に臆せずに挑むアスナとアリサ。

「エックスクロスチョップ!!」

「大地、今こそ特訓の成果見せてやろうぜ!」

「はい!」

『ウルトラマンエックス、パワーアップ』

「「いくぞっ! エクシードエェーックス!!」」

『ウルトランス!ウルトラマンヒカリ!』



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「おのれ小癪なぁ!!」

見事な剣捌きでモルドとマグマ星人を叩き斬るエクシードエックスとビクトリーナイト。

「よし、今だ!」「うわぁぁああっ!!」



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「「エクシードスラァァッシュ!!」」

「ヴワァァァッ!!」

「やったな大地」「はい!」

『ワン! ナイトビクトリウムフラッシュ!』

「ナイトビクトリウムフラァッシュ!! トォリャッ!!」

『スリー!ナイトビクトリウムシュートォ!』

「ナイトビクトリウムシュートォォ!!」



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「だが時既に遅し!グア軍団もうそこまで来ておるわぁ!」

「ギンガファイヤーボール!! お前が待ってる奴らは俺が倒してきたぜ!」

「何だとっ!?Σ(°Д°;)」

「ヒカル!(°▽°)」

「ウルトラマンがもう1人!?」

「ショオラッ!」

いつの間にかグア軍団を倒す程チートになってたギンガw



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ツルギデマーガ解析中』

「熔鐵怪獣デマーガが宇宙から降り注いだ謎のエネルギーによってツルギデマーガに変化した。エクシードエックスの力でようやく倒す事ができたんだ」

「そしてこのサイバーカードはマグマ星人。宇宙支配を企むモルド・スペクターの配下となって我々やウルトラマンビクトリーと激闘を繰り広げたぞ」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「グア軍団の総攻撃! 奴らの狙いはXioに保管されているスパークドールズだ。怪獣達を悪に利用させる訳にはいかない。

エックス・ギンガ・ビクトリー、3大ウルトラマンが迎え撃つ!

次回ウルトラマンX『光る大空 繋がる大地』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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「ギンガファイヤーボール!!」

「ビクトリーの仲間なのか!?」

「お前が待ってる奴らは俺が倒してきたぜ!」

ここで流れるウルトラマンギンガの歌が燃えるっス~(≧∇≦)

「ヒカル!」「おおぉ…(°Д°)」

「新たなウルトラマン…」



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「やっと来たか!」

「待たせたな。アンタがこの世界のウルトラマンか。一緒にコイツ倒そうぜ!」

「はい!(°▽°)」

ギンガ=ヒカルが加勢に入った事でモルド・スペクターとの戦いは一気に優勢になった。

「ギンガサンシャイン!!」



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「兄上、流石に分が悪過ぎます! 一旦引きましょう!」

「歪みが拡がり続けている!」

「何とかして閉じないと!(°`Д´°)」

「邪気を鎮めればあの歪みを閉じる事ができる」

「俺もやります!」

「ギンガコンフォート」

「「ピュリファイウェーブ!!」」



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遂に集った3人の新世代ウルトラマン。

「俺の名前は礼堂ヒカル。宜しくな」

「大空大地って言います。あなたがもう1人のウルトラマンなんですね」

「ああ」

「でぇぇい! 忌々しいウルトラマンが増えるとは!!(`皿´)」

「歪みが閉じられた今、我々には新たな兵隊が必要ね。いい考えはないの!?」

「お任せを」

「君も彼(ショウ)と同じようにウルトラマンだというのか?」

「あ、はい」

「あなた達は地球人…で間違いないのよね」

「勿論です。あ…何ていうか別の次元の地球人ですけど」

「ウルトラマンに変身しているという事か」

「まあそんな所です」「ふぅん…」

「俺達は強い絆で結ばれて一緒に戦ってます」

「簡単に言うとウルトラマンは君達の仲間なのか?」



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「はい」「えええ~~っ!?(°Д°;)」

「あ、ギンガとビクトリーだけじゃなくウルトラマンは俺達の仲間です。それに怪獣とだって仲間になれますよ」

「怪獣と仲間に!?」「うん」

「わあぁぁ~♪」「ちょちょちょ…!!」

「君達ホントにウルトラマンなの!?」

「ルイ、もうその話は終わってるって」

「じゃあ本当にウルトラマンって事ッショ」

「恥ずかしいのはちょっとだけだからねぇ~♪」

「勘弁してくださいよっ!󾭛」

「お願い! 君達のデータ取らせて欲しいっス!」

「はぁあっ!?󾭜」「わぁー凄いっ♪」

「助けてくださいよぉぉ!(>Д<)󾭛」

「フフッどうしよっかな~󾭜σ(^ロ^;)」



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「俺の理想は怪獣と共存する事なんです。怪獣はその生物本来の生息地に住み続けるのが自然だから。そういう環境がキチンと整ったらスパークドールズを元の姿に戻して自然に返して上げたいんです」

「そっか」「単なる理想なのかも知れないですけど…」

「いや、いいじゃんか。最っ高の夢だよ」

「えっ?」「俺の住む地底世界にもシェパードンという聖獣がいてな、小さい頃からいつも一緒にいて共に戦った仲間なんだ」

「ええっ(°Д°;)」「俺達の世界ではスパークドールズの怪獣達の力を借りて敵と戦って来たんだ。俺達だけじゃない、怪獣と絆の深いウルトラマンは多いんだぞ」

「本当ですか!?」



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「慈愛の戦士ウルトラマンコスモスは怪獣が幸せに暮らせる世界を作ったんだ。あ、それに大先輩のウルトラセブンはカプセル怪獣って相棒もいるんだぜ」

「凄い! 怪獣との共存は不可能じゃないって事か。俺も頑張らないとな」

「大地、お前ならきっと夢叶えられるって」

「ふっ…」

「かなりの値が張りますが超お買い得な道具を用意しましたよぉ」

「使えそうね、これ。面白くなりそう」

「今ならお得な情報をオマケに付きますよぉ♪」

「代金はこいつから貰って」

「あ、そうですか…」「フッ!」

哀れ、マーキンド星人(―人―)チーン

その情報とはXio基地に保管されているスパークドールズの事だった。



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ギナはメカゴモラを実体化させ、Xio基地周辺を襲撃する。

「ゴモラらしき個体が出現!」

「ン?」「これがゴモラ!?」

「ちょっとフォルムが違うけど何なの?」

「生命反応はありません。怪獣型のマシンです!」

「メカゴモラという訳か!」

「ハヤト、ワタルはスカイマスケッティで出動! メカゴモラの進行を食い止めろ!」

「「了解!!」」

「大地、アスナは地上からの援護と避難誘導を頼む!」

「「了解!」」



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「俺達も行きます」「力を貸してくれるか」

「勿論です」「Xioのメンバーに合流してくれ!」

「「「ガレット!!」」」

「しかし何故、突然基地の近くに…」

「行け!!」

「ファントン光子砲!!」

「ダメだ! 装甲が硬過ぎる!!󾭛」

変身しようとするヒカルとショウをシャプレー星人の銃撃が襲う!



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背後からショウを狙うギナ。

「邪魔をする気か」

シャプレー星人と合間見えるヒカル。

「何やってんのよ!? あの二人は󾭛」


「俺が様子を見に行ってます」

「あたしがメカゴモラを止める!」

『サイバーゴモラ、ロードします』

「行くよ、ゴモラ」『リアライズ』

サイバーVSメカ、二大ゴモラの大バトルが始まった。



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「突如出現したモルド・スペクターが未知のエネルギーを基地に照射中!?」

「まさか…本当の狙いはこの基地か!」

「ここに眠るスパークドールズを甦らせて、新たなグア軍団を作り上げる!!」

「奴らの目的はスパークドールズだったのか!(°Д°;)」

「このままだとこの子達が元に戻っちゃうよぉ~󾭛」

「僕達で何とかしないと!」

「よしっ!」

「バリアを張るんだ!! 何としてもあの邪気を食い止めろ!!」

サイバーゴモラを援護するスカイマスケッティ。

「至急帰還して基地の防衛を頼む!!」

「「了解!!」」



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ギナとシャプレー星人の妨害で変身できないヒカルとショウ。だが大地の介入により、攻勢が逆転する。

『ウルトライブ! ゴー!キングジョー!』

「放せっ!!」

ギナの盾となり、自ら怪獣弾を受けて消滅するシャプレー星人。

「貴様らァァ!!」



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『ウルトライザーモード起動します』

「コンビネーションでいこう」

「いい銃ね。射撃なら任せて」

『ウルトラマンの力をチャージします』

「ゴモラ、サイバー超震動波よ!」

「ウルトラマンの力って…凄い技術力」

「でしょ」

UPGにもこの位の技術力があればいいのにねw



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「ドラ"ァァァ━━━━ィ!!」

「兄上っ!!」「ン?」

「今こそ我ら三兄弟の力を1つに!」

「いいのか? 魂を融合させたら元には戻らんぞ」

「私は…私は兄上の中で生き続けます」

「ギナよ…共にウルトラマンを倒すぞ!」

「ウオオォォォォッ!! ギナ…感じる、感じるぞ。お前の魂を」

「兄上!」「ジュダよ、お前も儂に力を貸してくれるのか」

「「我こそはグア・スペクター! 我ら三兄弟の怨みを晴らす! 新たなグア軍団を誕生させる!!」」



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「このままだと不味いぞ!󾭛」

「ここで決める」

「ああ。行くぜぇ後輩」

「スパークドールズを悪に利用させない!」

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

『ウルトラァイブ!』

『ウルトライブ!』

「エックスゥゥ━━━━ッ!!」

「ギンガァァ━━━━━ッ!!」

「ビクトリィィ━━ッ!!」



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『エックス、ユナイテッド』

『ウルトラマンギンガ!』

『ウルトラマンビクトリー!』

3大ウルトラマンVSグア・スペクターの決戦の火蓋が切って落とされた。

「ギンガサンダーボルトッ!!」

『ウルトランス!エレキング!テイル!』



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『サイバーエレキング、ロードします。サイバーエレキングアーマー、アクティブ』

「「エレキング電撃波!!」」

「うむっエレちゃん祭り~♪ こりゃたまらんですな♡」

「「この程度の力でやられるものかっ!!」」



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「「痛快痛快!! 地獄へ堕ちて身の程を知れっ!!」」

「スパークドールズの怪獣達をお前の好きにはさせない!!」

「俺達も負けてられないな。ショウ」

「ああ」

「「見せてやるぜ!俺達の絆!! ウルトラタァッチ!!」」

「ギンガァァ━━━ッ!!」

「ビクトリィィ━━ッ!!」

「「ギンガビクトリー!!」」



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「いくぞっ!!」

「「エクシードエェーックス!! エクスラッガー!! エクシードイリュージョン!!」」

「「ウルトラマンガイアの力よ!! フォトンエッジ!!」」

平成三部作の力、キタ━━(°∀°)━━ッ!!



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「「ウルトラマンダイナの力よ!! ソルジェント光線!!」」

「「エクシードエクスラッシュ!!」」

「これで貴様は2度と甦る事ができない!」



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「「エクスラッガーショット!!」」

「「ウルトラマンティガの力よ!! ゼペリオン光線!!」」

「妹よォォ━━っ!!」「兄上ぇぇ━っ!!」

「よくぞスパークドールズを守り切ったな!(^▽^)」

「「ハアァァァ~󾭜(´Д`;)」」

「「いぃやったァァァっ!!」」

「「イエーイッ♪」」

こうしてエクシードエックス、ギンガビクトリーの活躍によりグア軍団の野望は潰えた。



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「Xioのみんなに宜しくね」「はい」

「お前の夢、叶えろよ」

「遠い場所からだけど応援してるぜ」

「いいなぁ。なんか男の友情って感じで」

「って事は俺達もユナイトしてるって事ですね」

「フッそうだな。俺達はこの空で繋がってるんだ」

「練習さぼるんじゃねえぞ」

「はい」「また会おうぜ」

「さあ行きましょう。あなた達の世界へ」

「ガレット!」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『メカゴモラ解析中』

「メカゴモラはゴモラをコピーして造られた強力なロボットだ。ゴモラ同士の対決はサイバーゴモラの勝利!(^▽^)」

「そしてこのサイバーカードはウルトラマンギンガビクトリー。ヒカルとショウがウルトラフュージョンブレスで一体化変身した究極のウルトラ戦士だ。

我々と力を合わせ、グア軍団を打ち破ったぞ!」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「俺とエックスの頼もしい仲間達。彼らとの出会いがあったから俺達はここまで戦って来れたんだ。

みんなにもその力をもう一度感じて欲しい。

次回ウルトラマンX総集編『限界を超えた勝利の光』

俺達の更なる戦いも初公開するよ!」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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「俺、大空大地とウルトラマンエックスの戦い…苦しい時もあったけど今日まで何とか続ける事ができた。

俺の夢、怪獣達との共存が可能な世界にはまだまだ遠いけど、解り合う事ができた宇宙人達もいる。一歩ずつでも前に進んでいるんだ。

俺達Xioはサイバーゴモラを実体化させるシンクロ実験を続けた。ゴモラを理解する事ができれば可能性がずっと広がる筈だったから…ゴモラは心を閉ざしてしまっていた。あの時俺にはそれが何故なのか解らなかったんだ。

幾つもの文明を滅ぼしてきたロボット キングジョーが襲来した。キングジョーの硬い装甲はXioの攻撃を寄せ付けない」



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「それどころか身体を分離させてエックスをも翻弄する強敵だったんだ」

「立って、エックス!!」

「アスナァ━━!!」「エックスゥ━━!!」

「俺は仲間を助けたいんだ。力を貸してくれ、ゴモラ! 仲間を、そして多くの命を守りたい…そんな俺の心にゴモラが答えてくれた」



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「ゴモラと繋がる為に必要なのは共に解り合う心だったんだ。でも俺は自分達のテクノロジーを過信していた。そう、あの時も…。

俺の父さんとスパークドールズの研究をしていたという当麻博士。俺はエックスを強くしたい一心で博士と共にサイバーゼットンのカードを完成させた。

俺はエックスとユナイトしてゼットンに立ち向かった」

『サイバーゼットン、ロードします。サイバーゼットンアーマー、アクティブ』

「どうした? エックス」

「おかしい、身体の自由がこのアーマーに奪われた!!󾭛」

「サイバーゼットンアーマーはエックスの力にはなってくれなかった。逆にエックスの動きを封じてしまったんだ」



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「その男を信用するなっ!!」

「当麻博士の正体は邪悪な宇宙人スラン星人だった。そしてその本性を暴いた戦士、それは…赤い光の巨人ウルトラマンマックスだったんだ。

マックスが助けに来てくれたのに俺がただ見ている訳にはいかない。サイバーエレキングカードよ、その電気エネルギーでスラン星人が仕掛けた罠を解いてくれ!」

「そろそろ私自身の手でマックスを!」



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「大地…」「お帰りエックス」

「さあ、反撃開始だ。行きましょうマックス!」

「今度こそォォオオ!! グワァァァッ!!」



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「俺達が開発した本当のアーマーの力を見せてやる!! ゼットントルネェェド!!」

「「ザナディウム光線!!」」

「君は信じる事の難しさを知った筈だ。しかしどんな時でも誰かを信じる気持ちを持ち続けて欲しい。この星の文明を守る為に必要なら私の力を使ってくれ。私を信じてくれるなら…」

「マックスが俺達に託してくれたサイバーカード…」



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『ウルトラマンマックス、ロードします』

「それはマックスの最強の武器マックスギャラクシーを召喚する力を持っていたんだ。

こうして俺とエックスは新しい絆と力を手にしていく。

梅沢市に熔鐵怪獣デマーガが再び現れた。デマーガは前にも戦った事がある怪獣だ。でも…」

「大地、気をつけろ! 空から何か来る!!」

「えっ!?」

「宇宙から降り注いだ謎の黒い稲妻がデマーガを凶悪な姿ツルギデマーガに強化してしまったんだ」



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「ツルギデマーガは強い。しかも黒い稲妻のエネルギーの為にエックスの身体が分解され始めていた。エックスは俺を助ける為に強制的にユナイトを解除して散っていった。俺達は完全に敗北したんだ」

「虹色の根っこには幸せや大切なものが埋まっていると言われてるの」

「大切なものって何?」「それはねぇ…」

「エックスのデータを探しに行かなきゃ!」

「起きたか」「グルマン博士、俺とデバイザーを繋いでください!」

「えっ何、繋ぐ!?Σ(°Д°;)」

「消えたエックスのデータを回収しないと。きっと電脳世界にエックスはいると思うんです」

「電脳世界を行き来するのは人間には危険だぞ。解ってるだろうな」

「覚悟はできています」

「今度は俺がエックスを救う番だ」



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「虹の根っこには幸せや大切なものが埋まってると言われてるの」

「母さんが言っていた虹…それを掴んだ時、俺の手の中に出現した光…虹色の剣エクスラッガー」

「今の私達ならもっと更なる力でユナイトできる。ついて来られるか大地!」

「勿論。俺達はずっと一緒だ。お前を放さない!」

「「いくぞっエクシードエーックス!!」」

「ウルトラマンエックスが進化した奇跡の姿、エクシードエックスだ!」

「「エクスラッガー!!」」



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「今度こそ食い止める!」

「「エクシードエクスラッシュ!!」」

「怪獣に宿る闇のエネルギーを打ち払うエクシードエクスラッシュ! 俺達はまた新たな力を手にした。でもそれは更に大きな戦いの序章に過ぎなかったんだ。

怪獣を操る邪悪な女戦士ギナ・スペクター、そしてその兄モルド・スペクターが地球に襲来した。かつて宇宙を邪悪に染めようとした帝王ジュダ・スペクター…彼らはその兄妹で宇宙支配を企むグア軍団を率いているんだ。

俺達はエクシードエックスとなって立ち向かった。だが…」

「痛ゥゥ快痛快痛快!! 最強の力を手に入れた今、ウルトラマンなど相手にならぬわァァァ!!」



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「しっかりしろ大地!! 身体がついて来ていないぞ!!」

「そんな事言ったって󾭛」

「俺自身の力が未熟なせいでグア軍団に負けてしまったんだ。

そんな俺に手を差し伸べてくれたのが別次元の地球からやって来た戦士ショウ。

彼はウルトラマンビクトリーとなって仲間と共にジュダ・スペクター、そしてその尖兵グランドキング・スペクターを倒し邪悪を鎮めた勇者だ。

ショウは俺がエクスラッガーの力を使いこなせる様に特訓を施してくれた」

「覚悟しておけ。俺はゼロより厳しいぞ」

「ショウはあのウルトラマンゼロから特訓を受けた事があるらしい。その時の経験を俺に伝えようとしてくれていたんだな」

ゼロ、キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!



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「立て大地!! お前にも守りたい人や仲間達がいるだろう」

「そうだ…俺にも守るべき人達がいる!! 相手の動きに集中して呼吸を読み取り、そして一気に懐に飛び込む!」

「行くぞ大地」「はい!」

「今度こそ貴様らの最期だ!!」

「大地、今こそ特訓の成果見せてやろうぜ!!」

「はい!」



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「特訓の成果を見せる時だ。いくぞモルド・スペクター!」

「「エクシードスラァッシュ!!」」

「ナイトビクトリウムシュートォ!!」

「そしてビクトリーに続いてやって来たウルトラ戦士…その名もウルトラマンギンガ!」

「やっと来たか」「待たせたな。アンタがこの世界のウルトラマンか。一緒にコイツ倒そうぜ!」

「はい!」



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「俺達はモルド・スペクターを追い詰めた。だが!…」

「兄上! 今こそ我ら三兄弟の力を1つに!!」

「強大な闇の力グア・スペクターが誕生した」

「俺達も負けてられないな。ショウ」

「ああ」

「「見せてやるぜ、俺達の絆!! ウルトラタァッチ!!」」

「ギンガァァー!!」「ビクトリィー!!」

「「ギンガビクトリー!!」」

ここで流れる英雄の詩が燃えるっス~(≧∇≦)

「ウルトラ10勇士の力全てを秘めた戦士ウルトラマンギンガビクトリー。その必殺技が炸裂する!」



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「「ウルトラマンガイアの力よ! フォトンエッジ!!

ウルトラマンダイナの力よ! ソルジェント光線!!

ウルトラマンティガの力よ! ゼペリオン光線!!」」

「「エクスラッガーショット!!」」



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「妹よォォー!!」「兄上ぇぇ!!」

「こうして俺達は勝利した。限界を超えた先にある光を手にして…」

「お前の夢、叶えろよ」

「遠い場所からだけど応援してるぜ」

「いいなぁ。なんか男の友情って感じで」

「練習サボるんじゃねえぞ」

「はい」「また会おうぜ」



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「俺達の戦いはまだまだ続いていくだろう。でもXioの頼もしいメンバー、それに加わった新たな仲間サイバーゴモラ、そして数々のウルトラ戦士達、みんなとの絆があればどんな困難にだって立ち向かっていける」



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「謎の力ダークサンダーエナジーとは? そして待ち受ける様々な出会い。これからも俺とエックスは進み続ける。

だって虹の先には可能性という未来が広がっている筈だから」

浜ちゃん…もといM1号にモロボシくん…もといピグモンにゴメスにグビラにゲスラにレッドキングにドラゴに…。

ネクサス(!)ですかーΣ(°Д°;)




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「娘の幸せと平和への責任…神木隊長にとってどちらも捨てられない大切なものの筈だ。俺達Xioはその想いを守る為に全力を尽くす。

行ってください隊長、怪獣は俺達が止めて見せます!

次回ウルトラマンX『戦士の背中』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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「本日午前4時13分、エリアT-47の映像です。その後近郊で異常な局地地震が観測されており怪獣は地下を移動している可能性が高いと考えられます」

「大地、至急この怪獣を分析してくれ。各隊員は移動している震源の情報を収集!」

「「「「了解!」」」」

そんな時に神木隊長宛に速達が届く。それは娘からの結婚式の招待状だった。

娘の裕美とは訳あって疎遠になっていたので躊躇う神木。

「何かあったんですか? 裕美ちゃんが? おめでとうございます(^▽^) …明日じゃないですか結婚式。何も聞いてなかったんですか?…じゃあ準備は裕美ちゃん1人で」

「まあ、そうなのかな」

「会いに行ったらどうですか? 結婚式の前の日って家族で過ごすものですよ」

「あいつ、俺に会いたがらないだろう」

「だったら何故こんな事を? 裕美ちゃんだって会いたがってるんです」



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「何持ってけばいいのかなぁ?」

「えっ?」「えー…手ぶらでいいのかな」

「大丈夫。一緒にご飯でも食べてきてください」

「どんな情報でも何かあったらすぐに連絡してくれ」

「了解」

「このタイプGの怪獣は古代怪獣ゴメスだと思われます」

「どんな兆候も見逃さないように」

「「「「了解!」」」」

「でも珍しいですよね。こんな時に隊長が外出するなんて」

「確かに。いっつもここに住んでるんじゃないかってぐらい居るのにね」

「何かあったんですか?」

「明日、娘さんの結婚式なのよ」

「えっ!?」「えっ!?」「えっ!? えー…そんな大っきい娘さんいたんスか(°ロ°)」

「全然知らなかった」「えぇへへへっ」

「何で隠してたんスかね?」

「別に隠してた訳じゃないと思う。ただ…話したくても話す事はなかったんじゃないかな」

「どういう…事ですか?」

「娘さんとね…もうずっと口も聞いてないみたいなの」

「普通休むもんじゃないのか? 仕事」

「そうですか?」「準備は?」

「向こうのご両親が全部。本当いい人達なの」

「それで済む事か?」「済むようにしました」

「どんな奴なんだ?」

「家族を大事にしてくれる人」



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昔、相次ぐ怪獣出現に出動する事が多く、病床の妻や裕美と一緒に過ごす時間を作る事ができなかった神木。

家族を守る為に戦っているつもりがそれが逆に娘に寂しい思いをさせてしまっていたのだ。以来、裕美とは離れて暮らすようになってしまった。

「行くね。仕事中だから」

「裕美! 今日午前4時13分、富山の定点カメラで怪獣の出現を確認したんだ。今は地下に潜伏しているがいつ何時…」

「お父さんが行かないと沢山の人達が危ない目に遭うんでしょう。ゴメンね、あたし解ってるの。家族よりも優先するべき仕事だって。頭では解ってるんだけど…でも…実際にそれをされると辛いんだよね。ホントあたしの事は気にしなくていいから」

『ゴメスがエリアS2-6に出現しました』

「了解。全員出撃体制は整ってるか?」

『現在各隊員が出撃準備中』

「完了次第、出撃。すぐ戻る」

「すまなかった。状況は?」

「頑丈な奴です! 攻撃が効きません!」

「喰らえぇぇ!!」



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「一時撤退! 防衛線を避けて体制を立て直せ!」

「エックス、ユナイトだ!」

「よし、いくぞぉ!」

『エックス、ユナイテッド』

「なんて力だ󾭛…ベムスターアーマーだ!」



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「一気にいくぞ!」

しかしあと一歩の所で地下に逃げられてしまう。

「現在エリアS2-9に停止中です」

「地表からの生体反応は微弱です」

「了解」「かなりダメージを受けた筈だから当分動けないんじゃないかな」

「油断は禁物だ。交代で監視に当たれ」

「「「「了解」」」」

大地は娘の結婚式に行くべきかゴメス迎撃を優先するか悩む神木を心配していた。

「隊長」「ん?」

「俺、理解できません。隊長と娘さんの事、近くにいるのに何年も会わないなんて…。行ってください、結婚式」

「そうですよ。娘さんの花嫁姿、見に行ってあげてください」

「俺達が見張ってますから」

「私達に任せてください」

隊員達に諭され結婚式に行く決意をした神木だが、空に何か異変を感じていた。



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「お願いゴメス。このまま大人しくしてて」

「隊長!?」「隊長、どうして!?」

「関東エリア上空の電離層に異常がないかサーチしろ!」

「了解」「私が対処しますから」

「異変が起きている。放っていけるか」

「裕美ちゃんの父親は隊長だけなんですよ!」

神木の予測通り、空からダークサンダーエナジーが降り注ぎ、ゴメスを凶暴化させてしまう。

「エリアK-3にゴメスが再び現れました!」

「都市防衛指令発令! 今度こそ逃がすな!」

「「「「了解!!」」」」

「結婚式まであと1時間!」

「解ってる!」

「絶対間に合わせるぞぉぉ!!」



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神木を結婚式に行かせる為、必死にゴメス迎撃に当たる隊員達。

「エックス、今度こそあいつを止めるぞ!」

「よぉし、いくぞ! 大地、捕まるなよ。力仕事じゃ敵わない」

「アスナ、サイバーゴモラでエックスを援護しろ!」

「了解!」「俺がカバーする」

ダークサンダーエナジーによりパワーアップしたゴメスの熱線が周りのビルを破壊する。

「アスナ! ワタル!」

「大丈夫か!?」「うん…」



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仕事のせいで妻を看取る事さえ出来なかったあの日。そこには裕美の心を表すかのように泣いている二つの顔の絵が置いてあった。

またあの時と同じ事を繰り返すのか…。

「すまないがここは任せる」

来るかどうか分からない父を待ち続ける裕美。式の時間は刻一刻と迫っていた。

苦戦するエックスをサイバーゴモラが救う。

「サイバーゴモラ!?」

神木自らがサイバーゴモラを使役して前線に出る。



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神木のサイバーゴモラとゴメスのバトルと同時に開かれる結婚式。

1人バージンロードを歩く娘とサイバーゴモラと共にゴメスと戦う父。

お互いに自分の成すべき事を全うしようとしていた。

「「エクシードエーックス!!」」

共闘するエクシードエックスと神木のサイバーゴモラ。

「「エクシードエクスラッシュ!!」」

「うあああああぁぁぁぁっ!!」



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「サイバァー超震動波ァァァ!!」

「「ザナディウム光線!!」」

急いで教会に向かったが既に式は終わっていた。また間に合わなかった・・・。

後悔の念に押し潰されそうになった神木の傍らに裕美がいた。

例え間に合わなくとも絶対に来てくれると信じて待っていたのだ。父と一緒にバージンロードを歩き自分の門出を祝ってもらいたい為に。

「お父さん…」

親子二人だけの結婚式が始まる。



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ」

『ゴメス解析中』

「ゴメスは怪力を持つ古代怪獣。ダークサンダーエナジーでパワーアップして強力な光線を吐けるようになってしまったんだ」

「そしてこれがゴメスのサイバーカードだ。より恐ろしい強敵となったゴメス。神木隊長がリアライズさせたサイバーゴモラと力を合わせて、ようやく倒す事ができたんだ」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「頻発する怪獣災害。悪質宇宙人による犯罪ネットワーク。そんな脅威から人々を守るXioの裏側にカメラが独占初潜入!

これを観ればXioの全てが解る!

次回ウルトラマンX『激撮!Xio密着24時』!!」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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「今、地球は狙われている! いつ襲ってくるか分からない怪獣災害! 悪質宇宙人による犯罪ネットワーク!

今夜の火曜チューズデーは続発する怪獣災害や宇宙人の侵略から市民の安全を守る特殊防衛部隊Xio、その知られざる活動に完全密着する!

東京郊外に聳えるXioの基地。周辺設備を含めて2,700人の人員が働く地球防衛の一大拠点だ。神木正太郎隊長率いるXio特捜班は総勢8人。怪獣や宇宙人と最前線で渡り合う精鋭部隊だ」



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「山瀬アスナ隊員。地元の高校卒業後、訓練生として入隊、優秀な成績で特捜班に昇格した」

「んー…普通に大学に行ってぇ平凡な女の子だったかなぁって思います。でも地球の平和って男の子だけに任せちゃおけないんですよ。やっぱ女の子も戦わなきゃいけないなって思います」

「風間ワタル隊員。高校時代ラグビーの日本代表にも選ばれたスポーツ青年。隊員歴6年になる猛者である。

貴島ハヤト隊員。スカイマスケッティを操るXio特捜班の切り込み隊長だ」

「映画とか観てますかねぇ…」「フッ」

「何だよぉ」「こんな顔して恋愛ものが好きなんですよ」

「いやぁそんな事言わなくてもいいと思うんだよねぇ󾭜」



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「一番ですか?『ローマの休日』とかですかね。王女とその新聞記者のこの恋愛のお話なんですけどぉ…恋愛くらい普通にさせてあげたらいいのになぁとは思うんですよねぇ。

何だろな…いやもうスポーツいっててぇ…あぁぁつつつ…ちょちょちょ…ああぁイテッ󾭛 ちょっとほんとすいませんごめんなさい…あぁやっちゃった󾭜 ハヤトお前スマの話にしろ…」

「熱い男なんですよ。アイツは」

「何故怪獣はこうも頻繁に出現するのか? ラボチームの大空大地隊員に話を聞いた」

「こちらがXio日本支部のラボです。地球上のスパークドールズの多くは日本海溝付近で確認されているんですよ。

日本とその周辺海域の怪獣出現率は地球全体の20%、他の地域の平均に比べると87倍です」

その後ろでさり気なくカメラに映ろうとするルイルイw

「我々はこれまで撮影された事のないエリアの取材を許された」

「こちらがスパークドールズのスタンバットです。ここでスパークドールズの怪獣達の研究をしています」



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「エレキング気持ち良さそうだなぁ。 よしバードン…うちのバードンは腹の中に子供がいるんで一番大変なんですよ。ん? ちょっと今動きましたよ♪

あ、ゴモラ…一番仲のいいゴモラです。ゴモラ、こっち向いてゴモラ…ちょっとゴモラ緊張してますね」

「これが巨大化して怪獣になるんでしょ?」

「あ、はい」「こんな扱いでいいんですか?」

「と言うと?」「何か遊んでるようにしか見えないかなって󾭜」

「いいえ、これはれっきとした研究です。この様に本来の生息環境に似た場所に置いてやる事でかなり感情が安定する事が解ったんです」

「怪獣に感情があるんですか?」

「はい勿論。ほら」

『キシャアァァァァアアア

「ほら、楽しそうでしょう?(*^▽^*)」



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「橘さゆり副隊長。神木隊長の右腕となって情報分析・作戦立案を担当するベテランだ」

「地球を守ろうっていう熱意が凄いので…ともすればその熱意が一人走りする時があるので…その熱意を大切にしつつ、やはり私であったり隊長であったりが何処かちょっと冷静に…判断できるように見守っていきたいなと。スパークドールズが怪獣となって、えー…地球でこう…すいません󾭜 もう一回最初からいいですか? d(*´^▽^`*) 攻撃的な…生命体なのかを判断し…」

「その時、一本の通報が本部にもたらされた!」

「正体不明の宇宙人が出現? 分かりました、ありがとうございます。エリアT9-6に正体不明の宇宙人が出現との通報がありました!」



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「ワタルとハヤトはアトスで現場に急行、大地とアスナは至急現場の保全と鑑識活動に移りなさい」

「「「「了解!」」」」

「通報したのは大学生のA子さん。授業が終わり部屋に戻った所、宇宙人と出くわしたという」

「部屋に入ってみたんです。そしたら…扉の陰に真っ黒な宇宙人が󾭛」

「特徴とか覚えてない?」

「分からないです󾭜」

「目はいくつあった?」

「怖くて…よく見えなかったです」

「A子さんの叫び声に宇宙人は何も取らずに逃げたという。犯人はまだ遠くへは行っていない筈だ。ハヤト・ワタル両隊員は姿なき宇宙人を追う。

その時、ワタル隊員の目が何かを捉えた!」

「あれ? あれ怪しくね?」「どれ?」

「あれあれあのほら…お兄さんお兄さん、ちょっといいかな? Xioの者だけと。これから何処行くの?」

「え?」「これから何処行くの?」

「銭湯に行くんです」

「銭湯って、この辺あったっけ?」

「あっちに銭湯があるんです」

「どうも怪しい。この男の受け答えからは悪のシグナルが滲み出ている」



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「あっちに住んでるんです」

「あっちって、あっちってどっち? 何丁目に住んでるの?」

「何丁目って󾭜…4丁目…4丁目だよ…5丁目だよ5丁目󾭛」

「何持ってんの?」「いやいやいや󾭛」

「ねえ、ちょちょちょっちょっと見せて」

「だからお銭湯行くから…󾭜」

「お銭湯? お銭湯関係ないから、ちょっと見せてよちょっと」

「銭湯行くんだって!」

「この後、男はとんでもない行動に出る!」

「コラァァ!!」「ワタル、乗れ!」

「速っ!Σ(°д°;)󾭛」

「こちらジオアトス。逃走中の宇宙人を発見、現在追跡中!」

『こちら本部了解、自傷事故防止に配慮して。アスナと大地も合流させる』

「了解」「はーい緊急車両通りまーす! この先の交差点を左折しまーす!」

まんま警察24時w



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「そこの宇宙人、止まりなさーい!」

「宇宙人は依然として狭い路地を逃げ続ける! Xioの追跡は続く!」

「大地、逃走している宇宙人の動きを察知した! その階段を降りろ!」

「分かった!」「何処行くの!?󾭛」

「すいませんすいません! 失礼します、すいません!」

「ここでストップ! 隠れろ!」

「えっ?」「三一で飛び出すぞ!」

「ちょっと待って󾭜 息が(>ロ<;)зз」

「3、2、1!」「あっ! 痛っ!󾭛」

「待ちなさい!」「アスナ、早く!」

「大地隊員の機転により犯人は御用となった!」

正確にはエックスのサポートのお陰だけど、声そのまま入っちゃってますよw

エクスデバイザーのナビシステムと思われたからセーフか。

「20時41分、公務執行妨害で逮捕!」

「もぉぉいい加減疲れンだろう󾭛 ハヤト出せ󾭜」



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「平和な日常生活に侵入したケムール人。その目的は何なのか? 調べが進むに連れとんでもない事実が明らかになった!」

「これは! 厄介な物が出てきたな」

「何ですかこれ?」「物質縮小機だ。恐らく奴は女子大生を縮小させ、誘拐するつもりだったのだ」

「何故そんな事を?」

「人間標本を作る試さ」「人間標本?」

「グルマン博士の言う人間標本とは何か? ケムール人に対する取調べは連日長時間に渡って行われた」

「ダメです。完全黙秘ですね」

「私が代わろう」「お願いします」

「なぁ腹減ってんだろ。食えよ」

「神木隊長が入ってるんですよ」

「神ちゃん入ってんの?」

「入ってるの」「あいやぁ長くなるよぉ~(´^△^`)」

このおっさん誰?w



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「お袋さん元気か? 最近お前、連絡もとってないんだろ?いかんなぁ…ちゃんとぉたまには手紙の一つでも書いてやれよぉ」

「待つ事、6時間」「自供したよ」

「完オチですか? どうやって(°д°)」

「いや何、彼の故郷の話を聴いてやっただけだ」

「神木正太郎隊長…その柔和な笑顔の陰にプロフェッショナルな誇りが見える」

「我々の仕事はただ怪獣を倒したり、宇宙人を捕まえたりするだけじゃないですからね。『地球人である自分達が正義』っていう考えで固まっちゃうと、かえって本質が見えなくなる事もあるんですよ」



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「ここは伊香川市の郊外。ケムール人の自供によるとここに人間標本製造組織のアジトがあるらしいというのだが…張り込み開始から2時間が経過した」

「ん? 何か出てきた」

「出てきた出てきた!」「おおぉ!」

『こっちで追跡する』「了解」

「女は赤いレインコート。どうも様子がおかしい。仕切りに辺りを見回している」

「何やってんの、あれ?(°д°;)」

「樹液を吸ってるみたいだ」

「やっぱり宇宙人?」「うーん」

「気づかれると証拠隠滅の恐れがある。隊員達に緊張の色が走った」



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「女がアジトに戻った」

「15時30分突入でいこう」「了解」

「すいませーん。あのー」

「あんた誰や?」「(放送禁止音)に聞いてきたんですけど。ここで高額のバイトがあるって」

「・・・入り」「突入!!」「突入!」

「突入ぅぅ!」「動くなXioだ!」

「大人しくしろォォォ!」

「あんたら何やぁ!? 放せ…放せ!󾭛」



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「黒幕は何処だ!」

「うちは何も知らんがな! 放せ! この(放送禁止音)!…」

「セミ女だったのか! 待て!」

「逃がすな逃がすな逃がすな! もう終わりだ! 観念しろ!」

「ダダもいたぁ!」「ハヤト、追え追え追え!」

「助けてくださぁい!󾭛」

「救出に来ました!」「助けて、助けてぇ!󾭛」

「安心してください」



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「15時40分、銃刀法で逮捕ォォォ!! シャアァァァ!」

「15時40分、公務執行妨害で逮捕」

「三面怪人ダダに捕われていた女性達が解放されたのは言うまでもない」

「この星が滅びる?」

「そうだ、人類は絶滅する。その前にせめて可愛い女の子だけでもサンプルを残してやろうという計画だ。私はこう見えても人間が好きだからな」

「ふざけんなっ!!

「おい、お前は知ってるだろう? ある日突然、地上に暗黒の稲妻が落ちてくる」



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「稲妻に打たれた怪獣達は凶暴化し、全てを破壊するようになる」

「君はダークサンダーエナジーの事を知っているのか?(°д°;)」

「そこまでは知らないさ。だがこのままでは確実にこの星は滅ぶ。確かな情報筋の話だ」

「確かな情報筋の話だとぉぉ!? この三面記事野郎ォォ!!(°Д°╬)」

「ワタルさんワタルさん、落ち着いてください󾭛 ハヤトさん!」

「おい、顔変えんな󾭜」



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「カランコロンコローン! ルイです♪」

「マモルです。最近頻発している謎の放電現象ダークサンダーエナジーについて説明します。じゃルイさん」

「ガッテンテン! あ、因みに『ガッテンテン』っていうのは『了解しました』っていう意味です。覚えといてね~ウフフフ♪」

「ルイルイが勝手に作った言葉なんで別に覚えなくてもいいです」

「何で? ン!? キャアァ!!」「うわぁ!!」

「ダークサンダーエナジーが落ちました。見に行ってみましょう! アハハハ♪」

「ちょちょちょっおいルイ! ちょっとおい󾭛」



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「あ━━超マズい! 怪獣だぁ!」

「逃げて逃げて! 早く逃げて!󾭛」

「T-3BにタイプF出現! 推定体長55メートル、深海怪獣グビラと思われます!」

「フェイズ4発令!」「ハヤトとワタルは怪獣を牽制、被害を最小限に食い止める事! アスナは逃げ遅れた人達の避難誘導、大地は怪獣の分析!」

「「「「了解!」」」」

「すいませんすいません!」



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「ウルトライザー全然効かねえじゃねーかよォォ!󾭛」

「グビラってどんな怪獣なんですか?」

「ええぇ!?」「いけません! 危険ですから下がってください! 下がって早く!」

「あの怪獣めちゃくちゃ怒ってますよ?」

「ダークサンダーエナジーで凶暴化してるんです!」

「大地! あそこにルイとマモルがいる!」

「助けなきゃ!」「みんなァー!」

「エックス、ユナイトだ!」

「よし、いくぞ大地!」

「ユナイトって何ですか!?」

「ゆ…ゆかないとぉって言ったんですよ󾭜」

カメラ入ってると変身しづらいよねw



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「いいから下がって!󾭛」「ユナイトって…」

「下がってください!󾭛」

「キャアァー! 見えた? グビラちゃんのお腹ってタップタプして超可愛いよね♪ キャッ♡」

「なんだ君、カメラマンからどいてくれ!󾭛」

「ン? えっ? わあぁぁぁ━━━!!」

ルイが割り込んでくれたお陰でw ユナイトできました。

「「エクシードエーックス!!」」

「ほらっ高橋さんもちゃんと撮って! ウルトラマンが超デコってんだよ! デコトラマンだよぉ♪ イエイイエーイv(*^▽^*)v」

「す、すいません!(>ロ<)󾭛」

現場をも引っ掻き回すルイルイのミーハー魂w



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「「エクスラッガー! エクシードォォエクスラッシュ!!」」

グビラ三枚おろしィィ!!

いくら場所が鮮魚市場だからってw



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「「ザナディウム光線!!」」

「エックスさん! インタビューいいですか? 視聴者の皆さんに何か一言お願いします!」

「何やってんだエックス󾭜もう時間がない」

「でも無愛想な宇宙人と思われたくないし(´•△•`;)」

「いいからいくぞ」

「エックスさん、最後に一言だけ!」

すいません。ノーコメントって事でw

「シュウゥワァッ!」



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「ああああっ… エックスさぁぁぁん!!」

「ありがとぉぉウルトラマァァァン! ウフフフフ♪」

「怪獣を凶暴化させるダークサンダーエナジーとは何なのか? ダダの予言『人類滅亡』の真相とは? 現在も尚、捜査は続行中である」

「一言で言うと…愛ですかね」

何?そのカメラ目線でのドヤ顔w

「青く美しい地球…今日もこの星の何処かで悪質宇宙人の陰謀や巨大怪獣が蠢く。

人々の平和と安全を守るXioに休息の時はない。昨日から今日、今日から明日へ彼らの戦いは続く!」

「・・・ねえ、昨日の放送観た? あたしさぁ、すっごい顔パンパンに映ってなかった?」



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「それを言うなら俺だって。ちゃんとした研究なのにあれじゃ子供の遊んでるみたいですって…」

「大体な、俺のインタビューなんだよ。何であんなところ使うかな…」

「俺なんて殆ど喋ってねえよ」

「それ、いつもの…」「それより副隊長、めっちゃ目泳いでなかった?ww」

「「「アハハハww」」」

「鬼の橘もあれで可愛い所があるっつー事だよねー…󾭜」

「緊張してたよなぁw」

「ウッウゥゥン! エリアO-2の電磁波調査は終わったの?」

「はい! 今から現場に向かいます!」

「・・・了解!」

「母さん」「お母さん」

「テレビ観たよ。がんばってたね」

「凄くカッコよかったよ、お母さん」

「ありがと♪」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ケムール人解析中』

「誘拐怪人ケムール人。ダダに協力していた犯罪者だ。逃げ足が速くて捕まえるのに苦労したよ󾭜」

「そして今回紹介するのはウルトラマンビクトリーナイトのカードだ。ビクトリーに変身するショウは大地の剣の師匠でもある。お陰で我々はエクスラッガーを使いこなせるようになったんだ」

「ショウの特訓は凄く厳しかったけどねσ(´^▽^`;) 次回も」

「「観てくれよな!」」



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「少女が出会った小さな怪獣ピグモン。人知れず友情が育まれていく。

でも町中に姿を見せたピグモンに人々は大騒ぎ。その時、キングゲスラが町を襲う!

いくぞエックス、あの子達の未来を守る為に!

次回ウルトラマンX『ともだちは怪獣』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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母かおりと共に田舎町に引っ越してきた少女サクラ。

「あぁ~いい所じゃな~い♪ 赤いオバケが出るって言うから家賃安くしてもらっちゃったけど、あらぁ~悪かったかしらねー。オバケなんているならママも見てみたいわぁ」

サクラは縁側に小さな鈴が置いてある事に気づく。一体誰が? と不思議がっていると草陰でコソコソと動いている物体と目が合った。まさかあれが噂の赤いオバケというよりは…。

「ママ! 怪獣、怪獣がいる(;°ロ°)󾭛 」

「怪獣じゃなくってオバケ。怪獣なんていたらそっちにXioが来てるわよぉ。早く片付けないと、ママも明日お仕事なんだから」

「無事回収しました」

「このスパークドールズもかなり不安定ね」

「ダークサンダーエナジーの影響だと思われます」

「発見が遅れて実体化していれば、また多くの犠牲が出る所でした」

「せめてあの稲妻の到達点が予測できれば…」

「ラボで調査をお願い」「了解!」

ラボチームの皆さんは何やってんですか󾭜w



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「どうしたの?」

「ああ。あの怪獣の特殊な細胞がダークサンダーの避雷針になっちゃうみたいだし、もしかしたら博士にも落ちてくるんじゃないかって待ってんの」

「博士に落ちたら…今よりもっと頭よくなるんスか?」

「あぁ? これ以上は無理だろう」

「もっと食いしん坊になっちゃうとか?」

「ウンウン」「これ以上は無理ィィ󾭛」

「あの、結局まだ何も解ってないって事ですね󾭜」

「つまり、回収してないスパークドールズが人間居住区に残ってたら相当ヤバいって事ッス」

学校から帰ったサクラはまた縁側に誰かが置いていった花を見つけるとあの小さな赤い怪獣がコソコソと恥ずかしそうに隠れていた。

って頭隠して尻隠さずw

「あなた、誰?」「ファァホホォ…」



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「ホホッ、アゥアァホォコォ」

「ピグモンっていうのね。ピグモン、一緒に遊ぼ」

何で言葉分かるの? サクラちゃん󾭜

夕食の食卓を囲む母娘二人。

「ねえママ」「ン?」

「あのねサクラ、お友達ができたんだよ♪」

「あら良かったわねぇ」

「その子、怪獣でね…」

「そう怪獣、東京でねまた出たんだって。やっぱり田舎に引っ越して来て正解だったわよぉ」

「怪獣って、悪い子?」

「そうねぇ、人を襲うんなら悪い子なんじゃない」

「襲わなかったら?」

「ママだったら番犬にしちゃう~♪」

「お家で飼えるの?」

「人を襲わないなら番犬にはならないか。アハッ、フフフ…ハハハハハ(^▽^)」



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こうしてサクラとピグモンの秘密の友達ライフが始まった。

縄跳び、サッカー、花冠を作ったりと楽しい時間が過ぎていく。

「ママだ…ゴメンねピグモン、また明日遊ぼうね」

サクラには家族がいる。怪獣であるピグモンは人前に出る事ができない。

一人トボトボと住処の洞穴に帰るピグモン。その内部には今まで子供達と遊んでいた遊具やプレゼントにもらったぬいぐるみが飾ってあった。

またサクラと遊ぶのを楽しみにしながら一夜を過ごすピグモン。



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「サクラー、お友達待たせちゃうわよー」

「ピグモン、今日はダメ! ショッピングモールに行くって言ったじゃん。あっちには人がいっぱいいるの。だからピグモンは来ちゃダメ。分かった?」

サクラの言いつけを理解したピグモン。

「また遊ぼうね」

サクラ達が向かうショッピングモールがある多々良町の上空に出現したダークサンダーエナジーに気づいたピグモンはその事を知らせようとするが…。

友達の家族と一緒にショッピングモールを満喫するサクラ達。

風船を配る店員の前に現れたのはサクラの後を追いかけて来たピグモンだった。

「かっ、かっかか…怪獣だァァァ!!󾭛」



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ピグモンが来た事で当然パニックになる人々。

「ピグモン!」「サクラッ!?」

「ピグモン、ダメって言ったのに…!」

「エリアY 多々良町に怪獣出現! 住民からの通報によるとタイプGと思われます」

「人的被害は?」「報告はありませんがショッピングモールが襲撃されたとの情報が入ってます」

「Xio、出動」「「「「了解!」」」」

「すいませんXioでーす。ちょっと通りまーす。ちょっと通して下さいXioです…」

「あんたら遅ぇよ!(#`ロ´)」

そこには住民達に捕まり拘束されたピグモンがいた。



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「これがタイプG?」

「うーん、一応2本足か…」

「大丈夫?」

「コ、コイツ子供を襲ってやがったんですよ」

「違う! ピグモンは悪い子じゃない!」

「サクラ、襲われたんじゃないの!?」

「ピグモンは…そんな事してない!」

「この子、知ってるの?」

「サクラのお友達だよ」

「さっさと処分しろよ! 怪獣なんているだけで迷惑なんだからよぉ!(°`ロ´°)」

「おおおっそうだそうだ!ヾ(`ロ´)」

「皆さん、落ち着いてください!󾭛」

「確かにピグモンだな。シドニーやルクセンブルクで何頭か目撃されておる」

「あった! ポンッ。ピグモンなら人を襲う所はない筈だよ。友好的怪獣No.1♪ フフフ」

「15年前のウルトラフレアで突然目覚めたんだろう。近くに仲間もいない世界で独りぼっちだ。人恋しくなっても無理はない( ´△`)」

「かまってチャンなんだ…(´°△°`)」

「ウン」

パソコンのスクリーンの右上に「明日までにファミマのドーナツ買ってこ~い♡」と書かれたメモがw

「大地、人間は何故あんな無害な怪獣まで怖がるんだ?」

「自分と違うものを簡単に受け容れられないんだよ」

「ではXioで保護するのか?」

「まずは生息域に戻す事が基本だよ。でも…あの子と一緒にいるのがいいかも。だって二人の心は繋がってるんだ」



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「しかし、人間と怪獣は本当に友達になれるのか? 自分達の役に立つかどうかで共存する生き物を選ぶんだろう(´•△•`)」

「俺は全ての命と共存できる道を探す。地球は人間だけのものじゃないから」

「出たぁ~!!」「助けてくれぇぇ!!󾭛」

「みんな下がって! 下がって!」

「ピグモンは悪い子じゃないの!」

「どうしていきなり!?」

『ガオディクションを起動します。解析中…解析完了しました。脅威・恐怖』

「怯えてる野生動物は攻撃的になるって事!?」

「違う、この子は守ろうとしてるのかも」

「守るって何を!?」

「このッ! このっ! 怪獣はこの町から出ていけぇぇ!!ヽ(`ロ´)」

「ちょっとやめなさいよ!」

「やめてください!」

その時、ダークサンダーエナジーがショッピングモールに降り注いた。



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ダークサンダーエナジーを浴び、地中から凶暴化した怪獣が出現した。

「怪獣出現! ゲスラ…いや違う、キングゲスラだ!」

「ピグモンはこれを察知してあの場所からみんなを遠ざけようとしたんスね!」

逃げ遅れた松嶋をキングゲスラが破壊した瓦礫から庇い重傷を負うピグモン。

あれだけ酷い事されたのに身を呈して守るとはやっぱええ子やぁ、ピグモン(АД`;)


「ピグモン!? ピグモォン!!(°ロ°;)󾭛」

「ピグモンはあたしに任せて!」

「逃げて、早く!󾭛」「大丈夫?」



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ピグモンを拘束していた縄を解く時に飛んでいった風船がキングゲスラの目に止まる。

「エックス、ユナイトだ!」

「よぉし、いくぞ!」

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥ━━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』

「エックス…」「後は任せろ」



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キングゲスラに挑むが背びれの毒を受け、身体が痺れて動けないエックス。

「キングゲスラがこんなに強いなんて󾭛」

「ダークサンダーエナジーのせいだ! (•̀ロ•́;)」

『サイバーベムスターアーマー、アクティブ』

あらゆる攻撃を吸収するサイバーベムスターアーマーの盾もキングゲスラの毒針攻撃に成す術なく破壊されてしまう。



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「えーとキングゲスラちゃんの弱点は…あった! 背びれ、背びれを狙って!」

「いくぞワタル!!」「オッシャアァッ!!」

「不味い!󾭛」「何で!?」

「背びれまで強化されてるとは!󾭜」



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「エックス、反撃開始だ!」

『ウルトラマンエックス、パワーアップ』

「「エクシードエェーックス!!」」

「「エクスラッガー!!」」



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「「エクシードエクスラッシュ!!」」

「「ザナディウム光線!!」」

交差点を使ったザナディウム光線発射体勢の演出がカッコいいッスねd(≧▽≦)

「サクラァー! サクラァァー!!」

「ママ!」「サクラ!!」「ママァー!!」

「もぉ勝手に離れちゃダメでしょ!󾭛」

「ピグモンが…ピグモンが…! ピグモン…ピグモン! 起きて…起きて! ゴメンね…ゴメンね…また遊ぼ…遊ぼうよぉ!ピグモン!(>△<。)󾭛」

「おい、何やってんだよ!…救護班まだかよっ! いいから急いでくれよぉ!!」



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「すまなかったな…」

暫くして松嶋と田村はお詫びを兼ねてピグモンが住んでいた洞穴を掃除していた。いつでもピグモンが戻ってこられるように…。

「15年前のウルトラフレアで目覚めたピグモンは、ずっとサクラちゃんのような子供達の友達だった。彼らが去ってまた独りぼっちになってもずっとここで友達を待っていたんだ」

ピグモンがいなくなって、寂しい毎日を送るサクラの前にジオアラミスが停車していた。

「ママー! ママァー!」

「クゥゥウウ!」

振り向くとそこには大地・アスナと共にXioで治療を受け回復したピグモンが立っていた。

「ピグモン!(*°▽°*) ピグモン…また明日、遊ぼうね」

「クウゥウ♪」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ピグモン解析中』

「友好珍獣ピグモン。小さくて可愛いけど、時には身を呈して人間を守る事だってある大きな勇気をもった怪獣なんだ」

「今回紹介するのはそんなピグモンのカードだ」

「戦う力だけが強さじゃない」

「人間とも友達になれる優しさ、それこそが真の強さかもしれないな」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「えっ、ハヤトさんとワタルさんが恋のライバルに!?

そんな時に現れた宇宙化猫ムー。コイツがやって来た理由は一体何だ!?

それにレッドキングまで現れて、もうどうなっちゃうんだ!?(°Д°;)

次回ウルトラマンX『ワタルの恋』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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浮かれ気分で行きつけの喫茶店へ足を運ぶワタル。そこには幼馴染みの菜々子がバイトで働いている。

「いらっしゃい」「…おう」

菜々子に惚れているワタルは非番の時は彼女に会う為に必ず通っているのだ。

「はい、水」「コーヒー、ホット」

「マスター、コーヒー1つ」「はい」

「ねえ、好き?」「えっ…?(*°ロ°*)」

「お稲荷さん」「えっ!?(°△°;)」

「ワタル君、小学校の頃好きだったでしょ。まだ好き?」

「おう…」「ウフッ良かったぁ。明日の試合に作ってくからね♪ ワタル君…ありがとね、ここのバイト紹介してくれて」

「おっほほほ…へへへっ」

自分の為にランチを作ってくれる…嬉しくて幸せ気分に浸っているそんな時、彼が現れた。

カランカラン「いらっしゃい」



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「おっ、いたいた」「ハァアアア󾭜」

「アスナからここにいるって聞いてさ」

突然のハヤトの来訪に二人だけの大切な時間を邪魔されて不機嫌なワタル。

「あれ、新しい子?」

「菜々子、俺の幼馴染み。これハヤトね」

「初めまして。キャアッ!!󾭛」

「おおっ、おほほほっ!!󾭛」

「ごめんなさい󾭛」「菜ー々ー子ぉ󾭜」

「すいません󾭜」「やるよ」

「洋服濡れなかったですか?」

「ん、大丈夫」

「ほんとにすいません…ごめんなさい」

ハヤトの優しさに菜々子が微かに惹かれていくのをワタルは見逃さなかった。



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そしてラグビーの試合当日。菜々子の前で自分のカッコいい姿を見せつけようと張り切るワタル。

「頑張ってー」

見事なプレーを披露するワタルだが。

「イエーイッ!」

俺の活躍見てくれた?と菜々子にアピールするもまたしてもハヤトに邪魔されてしまう。

多分菜々子さんが誘ったんですねw

「何だよぉ…チッ」

トライを決めても試合そっちのけでにハヤトにワタルの為に作った(筈の)お稲荷さんを振舞っている始末。

そんな二人のやりとりが面白くないワタル。



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「恋は人を惑わせる」

ハヤトと菜々子のイチャつきっぷりが気になって試合に集中できないワタル

「そう、恋は人を惑わせる。ン?」

その時、空から未確認の猫型怪獣が飛来した。

「怪獣だ!」

試合を中断し、逃げ惑う選手達。ワタルは基地に連絡しようとジオデバイザーを取り出すが…。

「あれ、デバイザーが使えない!?」



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「すいません。遅れました」

「すいませんデバイザーが…」

「電磁波に邪魔されて予備電源の切り替えにも支障が出てるの」

「タイプA、怪獣の映像出します。Σ(°Д°;)!! すいません󾭛」

「もう、電気系統おかしいよぉ󾭜…あっ直った。フフ…あ、もうムーちゃんの電磁波ハンパじゃなくって󾭜」

「ムーちゃん!?」

「うん。自分で『ムー』って。あっついた!」

「よし、モニターOK」

「はっ、デバイザーも。やったぁ♪」

「うっ!(>д⊙;)」



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「エリアT-1です」「ジオマスケッティはまだ使えないのか?」

『すいません󾭛 まだです!』

「了解。ハヤトはアトス、ワタルはアラミスで出動。ポルトスで出動した大地とアスナに合流、三方から取り囲んで動きを封じるんだ」

「「了解!」」

「おいおいおい、どうしちゃってんだよ全くよぉ! 遅いぞXio来んのよぉ!ヽ(`Д´)」

「あれ?」『ワタル、それは電磁波の影響だ』

ムーは特に何もせず何処かへ去っていった。

「あ? 何だアイツ」



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いつものように喫茶店へ向かうワタル。

中を見てみるとなんとハヤトと菜々子が親しげに会話しているという衝撃な光景を目の当たりにする。

ワタルに気づき手を振る菜々子。

あまりのショックで意味不明なパフォーマンスを披露するワタル。

「何だアイツ?」「あんな人だったっけ? ワタル君」

「ぐぅうううぅぅ󾭛」



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「ムーちゃんの来た目的が分かっちゃったかも」

「この間のデータを見たんですけど、ムーちゃんがいる時ダークサンダーエナジーの発生が2.16倍増えてるんスよ」

「ムーがダークサンダーエナジーを操ったって事?」

「ムーちゃん!」「ムーにそんな力があるの?」

「ムーちゃん…」「操ってっていうより引き寄せちゃってる可能性っスかね。強烈っスよ、ムーちゃんの発してる電磁波」

「その力を利用してスパークドールズを実体化しようと企んでいる黒幕がいるのかも知れないな」

「そろそろ作戦会議は終了したらどうだ? 電磁波が増え始めているぞ」

「またムーが来るのか!?」

「「「「ムーちゃん!」」」」

「ムーちゃん…」

「ワタル、ハヤト、スカイマスケッティで偵察! 大地とアスナは警戒体制を強化させろ!」

「「「「了解!…󾭜」」」」



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「何だよそれ?」「菜々子ちゃんがくれたんだ」

「えっ、いつぅ!?Σ(°Д°;) いつの間にそんな仲になってんだよぉ󾭜」

「この間」「ハアァァ…󾭜」

「もしかしてお前も菜々子ちゃんの事を?」

「・・・・」「そうなの!? だってお前ただの幼馴染みって…だったら言ってくれよぉ」

「言ってたら何なんだよぉ!」

「だから…」「なんてな♪ ただの幼馴染みだよ」

「ホントだな?」「うん。ほら行くぞ」

「ふう…」「お前何やってんだよぉ」

「幼馴染みの匂いを嗅いでんだよ」

「気持ちワリィよ󾭜」

「お前も嗅いだクセに♪」

偵察飛行するスカイマスケッティの前にダークサンダーエナジーが無差別に降ってきた。と同時に基地内のスパークドールズがその影響により不安定に陥る。



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「ムーの姿は目視できませんが電磁波が!…うわっ! コントロールが󾭛」

「ムーだ! エリアT-3にムー出現!」

「スカイマスケッティ、機体が安定しません!」

『着陸ばできるか?』

「ダメです、着陸体勢も取れません!」

「アイツ…何か探してるのか?」

「ン、何だこれ!?」「どうしたの?」

「ガオディクションがおかしくなってる」

「ヤバいよ…このままじゃスパークドールズ達が実体化しちゃう󾭛」



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電磁波に吊られて落ちて来たダークサンダーエナジーが地中に眠っていたスパークドールズを実体化させる。

「レッドキングです! 埋まっていたスパークドールズが実体化したようです!」

「やっぱり、これが目的だったのか!」

だが当のムーはそのつもりはないらしく、レッドキングを見て驚いている。

「エックス、ユナイトだ!」

「よし、いくぞ!」

『エックス、ユナイテッド』

エックスを見たムーの目がハートマークに変わる。



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まるでようやく愛しい人に巡り会えたかのようにエックスに懐くムー。

その光景を呆れるように見つめるレッドキングw

エックスに対するムーの行動を見てワタルは理解した。

「ハハハハハハ…」「何だよこんな時に!」

「ムーは何も企んでないよ。黒幕もいない!」

「じゃあ何なんだよぉ?」

「ムーはエックスに恋をしてるんだ」

「恋!? そんなバカな」

「恋は人を惑わせる…」

《恋は怪獣だって惑わせる…》



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「こい、レッドキング! 私が相手だ!」

諦めずに猛アタックをかけるムー。

「エックスに懐いてるみたいだね」

「でも私はこんな奴、見た事もないぞ!󾭛(>ロ<;)」

やる気がないならこちらからいくぞと向かって来るレッドキング。

《いやぁー、邪魔しちゃ!》

人の恋路の邪魔をさせまいとレッドキングに突進するムーだがあっさりと跳ね飛ばされてしまう。

やっと開始されるエックスVSレッドキングのバトル。

レッドキングが凶器に使おうとした給水塔をちゃんと元の位置に戻す律儀なエックスw

ウルトラマンネオスでもこんなシーンあったよねw



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「どいてろ!󾭛」

電磁波の元であるムーを捕まえたせいでレッドキングはダークサンダーエナジーを浴び、EXレッドキングへと変貌してしまう。

「わっ! レッドキングがパワーアップした!(°Д°;)」

「すっげぇ…ムキムキになっちゃってるよ󾭜」

その豪腕の衝撃はビルの窓を粉砕した。



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EXレッドキングの豪腕がエックスを吹き飛ばし、ムーの電磁波をも無効化する。

「こっちもいくぞ!」

『ウルトラマンエックス、パワーアップ』

「「エクシードエェーックス! エクスラッガー! エクシードエクスラッシュ!」」



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「「ザナディウム光線!」」

「大丈夫か?」

ムーのお尻からピンク色のガスが噴出する。

《ああ、やっちゃったぁ󾭜》

「うん? あぁ…おおっ? この怪獣は何だ?」

《ヤダヤダ、私を忘れないで󾭛》

「見た事もない怪獣だね」

「いつの間に現れたんだ?」

《やーん、また忘れられちゃったぁ󾭜》

「エリアT-3に怪獣が現れました! タイプA、未知の怪獣です!」



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「それはムーだろ」「ムーって何ですか?」

「アスナ…どうしたの? 大丈夫?」

「分かった! さっきのガスは忘却物質だったんじゃないかな」

《私はムー。私のオナラを浴びると誰でも私の事を、私の存在そのものを忘れてしまうの…》

「この怪獣、物凄い電磁波を発しているぞ!」

「凶暴な奴じゃないみたいだけど、この電磁波はこのままにしておけないよ」

「あっううっ…おい、地球から立ち去ってくれ!」

「あっ! あっ…電磁波が…󾭜」

「宇宙へ帰れぇぇっ!!」

「コントロールが戻った! 着陸するぞ!」



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「わぁっ♪」菜々子に手を振るワタル。菜々子も手を振るがそれはワタルに向けられたものではなく…。

「ハヤトさん」「大丈夫だった?」

「大丈夫」「あっちへ。ケガ大丈夫?」

「恋は人を惑わせる…」

《恋は怪獣だって惑わせる!》

「戻って来た!」

「悪いがお前がいると迷惑なんだ!󾭛」

ハヤトと菜々子の仲睦まじい姿を見てワタルは確信した。もう菜々子には自分の事など眼中にないのだと。

その時、ワタルの頭上に大量の雨が降ってきた。と思ったら、それは再び忘れられたとはいえエックスに拒絶されて悲しむムーの涙だった。



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「そうだムー、泣け! その涙で俺の恋を洗い流してくれ」

ムーの涙を浴びたお陰で失われていたエックスの記憶が甦る。

「おい、何をやっている! 大丈夫か?」

かつてエックスはドラゴに虐められていたムーを救っていた。この時からムーはエックスの事を好きになったのだ。

「ああっ、ムー! 思い出したよ。久しぶりだな(°▽°)」

《誰、 このウルトラマン? 馴れ馴れしいんだけど(°△°)ゞ》

だがそれと入れ替わりにムーはエックスの事を忘れてしまっていた。

って、オイオイ󾭜ヾ(-д-;)

「元気だったか?」《ヨイショッ》

「えっ…あぁ」

あれだけエックスの事を引っ掻き回しておいて何事もなかったかのように宇宙へ帰っていくムー。

「ムーの涙はエックスの失った記憶を呼び戻した」

「ムゥー!おい、どうしたんだよぉ!?ヽ(°ロ°;)」



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「しかし、その代わりに自分の記憶を失ったのかも知れない。エックスへの恋を失ってムーはもう惑わない…」

結局何だったんだよ?と納得いかないエックスさんでしたw

数日後、喫茶店内ではハヤトのギターの弾き語りで盛り上がっていた。

「アハハハw 誤解すんなよ、ホントはこんな奴じゃないから…」

ハヤトの美声に聞き惚れている菜々子にはワタルのイヤミは届かなかった。

「恋は人を惑わせる。俺ももう惑わない」

菜々子への恋を吹っ切ったワタル。彼にもいつかきっと春が来るだろう。その時を信じて新たな恋を探すワタルであった。

「ああああくぉぉ!…ヨォォシャアッやったるぞぉ!」



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『キングゲスラ解析中』

「コイツはダークサンダーエナジーがスパークドールズに直撃して、いきなり凶暴な姿で出現したんだ」

「これがキングゲスラのサイバーカードか。新たに身体の刺を発射する能力まで身につけたキングゲスラ。エクシードエックスの力がなければ勝てなかったかも知れないな」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「スパークドールズの実体化実験。俺達は遂にゴモラの実体化に成功する。

でもその時、ダークサンダーエナジーが降り注ぎゴモラが凶暴な姿になって暴れ出してしまった。

これを企んだのは人工生命!? 一体お前は何者なんだ!?

次回ウルトラマンX『共に生きる』」

お陰様で・・・。

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ブログを始めて3年目になりました。
今年は仮面ライダー大戦GPに倉田てつをさんが南光太郎としてご出演されて盛り上がりましたね

CGだけどライドロンも登場した事でS・H・Figuartsライドロンも発売されましたしもちろんGETしました。

これからもよろしくお願いします<(_ _)>

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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衛星軌道上から地球を見つめる謎の生命体。

地球では大地たっての希望によりゴモラの実体化実験が行われようとしていた。

「この実験を隊長が許可されるとは思いませんでした。スパークドールズの実体化なんて…」

「我々の理想は地球環境の保護だ。そして怪獣もまたその一部だ。ならばいつかは通らなければならない道だよ」

「ですが…危険な実験です」

「危険を伴わない進化はないぞ。依存があるなら、まず恐れずに初めの一歩を踏み出す。でなきゃいつかなんてもんは永遠に来ない。違うかね?」

「だが、事故は絶対に許されない。万全な配備を再度確認してくれ!」

「我がラボにできる事は全てやっとる。という事は地上でできる最大の配慮が為されているという事だ」

「このエナジーシールドはダークサンダーエナジーが百発落ちても大丈夫。自信作っス」

「うん」「お空は勿論地表までバッチリカバーしちゃうからゴモラちゃんはどっからも逃げ出せません」

「その通り」

「ゴモラの実体化時間は?」

「3分。その後はスパークドールズに戻る」

「短い時間だが、何が起こるか分からない。万が一の場合、最悪ゴモラは駆除対象になる…大地、もう一度聞く。覚悟はできてるか?」

「覚悟の上で実験の申請を出しました。俺は…ゴモラを信じます」

「あたしも信じます。ね、ゴモラ」

「博士、実験を始めてくれ!」

「うん。マモル、エナジーシールドを」

「エナジーシールド起動確認しました」



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「大地、ゴモラのスパークドールズを」

「はい。頼んだぞゴモラ」

「リアライズビーム照射開始!」

「はい、照射しまーす♪」

「スパークドールズが光の粒子を取り込んでいます」

「ゴモラの時間(とき)が…動き始めたんだ」

「完全実体化まであと…5…4…3…2…1…0!」



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遂に実体化を果たすゴモラ。

「おおっ! よしっよぉぉし!」

「ああっ♪」「完全実体化に成功しました!」

「ゴモラ! ゴモラ、俺だよ! 分かるか? いいぞ、座ってごらん」

「大地の言ってる事、ちゃんと分かってるんだ(°▽°)」

「大くん…」



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実体化しても大地の事を認識しているゴモラに安堵するXioの面々。

ちょこんと座ってるゴモラの仕草に癒されますねぇ(*^▽^*)

「ゴモちゃんきゃわわ~♡♡」

「きゃわわ~♡って大地、時間は限られている󾭛 意思疎通の実験を続けよう!」

「ゴモラ、手を上げてごらん。できる?」

大地と同じように手を上げてみせるゴモラ。

「大地と気持ちが繋がっている…そういう事ですか?」

「非常に大きな第一歩だ」

「ううん!」



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「イエイ♪」「キシャアア♪」

実験が順調に進む中、基地から警報が鳴り響く。

「実験場上空にダークサンダーエナジーが発生!」

想定通りダークサンダーエナジーが出現したがエナジーシールドが実験場全体を守ってくれている。

「このシールドスゲェな(°▽°)」

「フッフフフ」「フフ~ン♪」

「こんなに続くのは初めてじゃないのか」

「ええ」「なんかいつもと全然違う󾭜」



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タイマーはあと20秒を切っていた。

「耐えてくれぇ~󾭛」

その願いも虚しく頻繁に降ってくるダークサンダーエナジーに耐え切れずシールド装置が破壊され、そのままゴモラに直撃する。

「ゴモラッ!」

ダークサンダーエナジーを浴びたゴモラはEXゴモラへと変貌する。

「エナジーシールド復旧できませーん!󾭛」

「ゴモラを実験場から出すな!」

「「了解!」」



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地下に潜って移動しようとするEXゴモラ。

「ゴモラ!」「大地!」「大地ー!」

「エックス、ユナイトだ!」

「よぉし、いくぞ!」

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥ━━━━ッ!!」

『エックス、ユナイテッド』

湾岸地区に現れるEXゴモラ。

「ゴモラがエリアK-5に出現!」

ゴモラの後を追ってエックスも駆けつける。



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「ゴモラ、落ち着け! 落ち着くんだ! ゴモラ…!」

「ゴモラに続いてウルトラマンエックスも出現!」

「ワタルとハヤトはスカイマスケッティでエックスを援護、アスナはアラミスで民間人の避難誘導だ!」

「「了解!」」「了解!」

「大地、今のゴモラを説得するのは無理だ!(°`ロ´°;)」

「ザナディウム光線を使おう。ゴモラをスパークドールズに戻す」

「それがお前の考える共存か」

「え…!? うっ!」

謎のテレパシーが大地の脳に語りかけ、突然何処かにテレポートされてしまうエックス。



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「ウルトラマンが…」「消えた…消えたのか!?」

気がつくと実験室のような場所で三角フラスコの中に閉じ込められているエックス。

「ここは何処だ…? 誰だ!?」

「私はM1号。かつて科学の力によって造られ、捨てられた人工生命」

「人工生命!?」「大地、今はコイツを相手にしている時間はない。ウルトラマンゼロの力でここを脱出しよう!」

「分かった。…えっ、どうして!?」

「ここではそのような物は通用しない」

そこはサイバーカードの力も及ばないM1号の作り出した不思議な空間だった。



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「ゴモラはやっと自分の身体を取り戻したのだ。なのに…何故自由を奪う」

「スカイマスケッティはファントン光子砲で威嚇攻撃、ゴモラを制御しろ!」

「「了解!」」

「エリアK-5、市民の避難終了しました!」

「ゴモラ、落ち着け! おい俺達を早く地上に!」

「戻ってどうする? ゴモラを退治するのか?」

「違う、守るんだ!」

「フフッ、ゴモラは怪獣だぞ。こんな姿を見てもまだ本気で共存できると?」

「これは本当のゴモラじゃない。ゴモラはダークサンダーエナジーで誰かに操られてる!…お前が怪獣達を操ってる黒幕なのか!?」

「人間らしい考え方だな。都合の悪い事が起こると誰かが悪意を持ってやっていると考える。自分達がいつもそうしているからだ。私はそのような事はしない」



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「ゴモラ止まりません!間もなくエリアK-6に到達」

「そこはまだ民間人の避難が完了していません!」

事態を重く見た神木隊長は非情の命令を下す。

「やむを得ん…ゴモラの駆除を命ずる! ワタル、キングジョーのカードを使え。キングジョーデストロイ砲でゴモラを駆除せよ!」

「ワタル…」「了解」

「アスナはウルトライザーでワタルを援護! アスナッ!!」

「了解っ!!(>ロ<;)」

『ウルトラマンの力をチャージします』

『サイバーキングジョー、ロードします』



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「やめろォォ!!(°ロ°;)」

「これが人間だ。共存などと言いながら都合が悪くなれば平気で排除する。思い知れ! 人間は他者と共存などできぬ。共存できぬ者は滅びゆくだけだ」

「済まない!ゴモラァァ! くうぅっ!!」

「ゴモラ…!! アスナ!?」

「ハッ、ワタル! アスナがゴモラの前に飛び出しました!」

「ゴモラァ!! ゴモラ落ち着いて! あたしが分かる? ゴモラ!」



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ゴモラに吹っ飛ばされるアスナ。

「ゴモラやめろっ! やめてくれぇ!!󾭛」

「何だ、この茶番は!? 自己犠牲か?」

「ゴモラ、あたし達はあなたの敵じゃない!!」

「ゴモラ…ゴモラ! アスナの声を聞いてくれ!! 聞こえるだろう、分かるだろう、ゴモラッ!!」

「お願い…あなたを…殺したくない󾭛 あなただってあたしと同じ気持ちの筈! だって…あたしを助けてくれたじゃない!」

これだけ吹っ飛ばされても立ち上がれるアスナって…結構タフですねw



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「あなたはあたしと繋がって一緒に戦ってくれた! そうでしょう!? それなのに…訳の分かんない黒い稲妻のせいでこんな風になるなんて嫌だ!

こんなの絶対間違ってる!! あたしは…いえ、あたし達は信じてる。あなたと共に生きる未来を!」

「うぅぅむ…」

「ゴモラァッ!! ウア”ア”ァァァ!!(>ロ<;)」

アスナのゴモラを信じようとする心に触れたのか、M1号はエックスをゴモラの前にテレポートさせる。その瞬間にエックスはバリアを展開し、EX振動波からアスナを救う。



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『ウルトラマンエックス、パワーアップ』

「「エクシードエックス! エクスラッガー! エクシードエクスラッシュ!」」

元に戻ったゴモラ。周りの惨状を見たゴモラはダークサンダーエナジーの影響とはいえ自分がやった事だと理解する。

「ゴモラ…」

自分をスパークドールズに戻せと訴えるように手を広げるゴモラ。

「ゴモラ…



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ゴモラの気持ちに応える為にザナディウム光線を放とうとするエックス。

「ザナディウム…光線!」

だがザナディウム光線を撃つ前に自然にスパークドールズに戻るゴモラ。

「ゴモラ…(°ロ°)」

タイマーを見ると丁度5秒前で止まっていた。

「共存か破滅か、お前達の未来を私は監視する。私はカモメ…空高く飛翔し、思考し続ける。私はカモメ…私は…」

改めて大地は誓う。必ずスパークドールズから怪獣達を解放し、共存できる世界を作ると。

「いつか…また会おう」



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「今回は特別に」「私達のカッコいいポーズで写真を撮ってくれたお友達を紹介だ!(°▽°)」

「群馬県 そうし君」「なかなか様になっているな」

「大阪府 けんたろう君」「ウルトラマンのように強くなるんだぞ」

「愛知県 はっ君」「いい笑顔だ!(^▽^)」

「大阪府 いおりん君」「隊員服も凛々しいじゃないか!」

「東京都 とうま君」「今にもユナイトしそうだ!(°ロ°)」

「たくさんの写真をありがとう」

「君達は未来のウルトラマンかも知れないな」



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「突然現れた凶暴な怪物スペースビーストの群れ。同じ時、遠くカナダに住む橘副隊長の家族に怪獣ベムラーが迫る!

絶体絶命の状況の中、光と共に銀色の巨人が舞い降りた。このウルトラマンは一体!?

次回ウルトラマンX『絆-Unite-』」

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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その夜、不吉な夢を見た橘。娘のかおるが就寝中に怪獣に襲われるという場面に出くわす橘。手を伸ばそうとした瞬間、謎の石(ストーンフリューゲル)が目の前に現れた…。

って事は、副隊長がデュナミスト!?

嫌な予感が当たらない事を祈りつつも娘達の安否を確認する橘。

「あれ、お母さんだ。元気?」

「うん。そっちはどう? みちるも元気にしてる?」

「元気。あのね今、お父さんとキャンプ来てる」

「楽しそう♪」「お母さんも来られたら最高なのに」

「お母さんもそっちに飛んで行きたい」

「もう行くね。お母さん怪我とかしちゃダメだよ」

「あなた達も気をつけてね」

「大丈夫。こっちは全然怪獣出ないもん。じゃあねー」

「チャットですか。娘さんと」

「まだ作業中なの?」「ああ、屋上で宇宙の声を…」

「お母さんの宇宙電波受信器。ありがと」

「カナダでしたっけ?副隊長のご家族」

「まだ怪獣が出てない地域だからって、旦那がね」

「Xioの副隊長でなければ、一緒に移住してましたか?」

「…そうね」



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「大地、起きろ。大地!」

「怪獣!? 宇宙人!?⊂(°ロ°;)⊃」

「そうじゃない。これを聞いてみろ」

宇宙電波受信器が未知の電波をとらえていた。

「・・・普通の宇宙電波じゃなさそうだ」

「解析してみたらどうだ?」「だね」

『解析します』そこへ警報が鳴り響く。

『エリアT-1地下駐車場に未確認生命が群れで出現』

『解析中…』

「体長2メートル前後」

「フェイズ2! 大地、現場に出ろ。アスナ、ハヤト、ワタル、大地の分析を待って必要ならこれを攻撃!」

「「「了解!」」」

「今回は私も行きます」「頼む」

橘副隊長の指揮の元、地下駐車場に乗り込むXio。

「コイツは地球の生き物じゃないな」

「宇宙から飛来してきたのか?」

「地球の何がコイツらを引き寄せてるんだろう?」

「生命体の恐怖を餌にするスペースビーストの話は聞いた事がある」

「スペースビースト!?」

「大地!! Σ(°Д°;)」



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「ああっ!! うわっ!󾭛」

「大丈夫?」「いつもゴメン」

「見た目最悪だけど、この生物は駆除? 捕獲?」

「攻撃と捕食しか探知できない。仕方ない…」

「大地から駆除判断が出ました」

次々とバグバズンブルート達を駆除していくXio。

「キャアァァッ!!󾭛」

「民間人を発見。保護に向かいます。大丈夫ですか? しっかり!」



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上から別のバグバズンブルートが出現し、その衝撃で崩れた瓦礫に民間人共々巻き込まれる橘。

「大丈夫ですか?」「ううぅ…」

「しっかりして!聞こえますか!?」

その時、みちるから連絡が届いた。

「今話せない!」

「話せなかったら、お姉ちゃんが死んじゃう!󾭛

「えっ!?」「怪獣…湖からいきなり怪獣が出てきて…カヌーが飛んできてお姉ちゃんの頭に当たって…」

「お父さんは!?」「水汲みに行って戻ってこない。電話にも出ないの」

「怪我したの!? 血が出てる!?」

「出てない」「息はしてるよね!?」

「してる」「みちる、よく聞いて。お姉ちゃんは今仰向け?」

「うん」「なら、もし吐いてる人の息ができるようにお顔を右に向けて」

「うん!」



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だがベムラーが動けないかおるとみちるを襲う。

「キャアァ━━━ッ!!󾭛」

「みちる、どうしたの!? みちる!」

バグバズンブルートに気づかれ自身も危機に陥る橘。

「みちる、大丈夫!?」

「怪獣、こっちに来る!󾭛 お母さぁぁん! お父さぁぁん! お母さぁぁん!󾭛」

カナダに出現したベムラー、迫り来るバグバズンブルートに絶体絶命の窮地に立たされる橘と娘達。

最早これまでかと思われたその時!…



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橘の前にデュナミストの証エボルトラスターが出現。それを手にした橘は銀色の巨人に変身してバグバズンブルートを撃退する。

アンファンス、キタ━━(°∀°)━━!!

巨人はそのままカナダへ向かいベムラーと戦う。

「みちる!」「お父さん、お姉ちゃんが! お母さんに電話したの」

「かおる? かおる?」

「お姉ちゃん…お姉ちゃん!? お姉ちゃん…お姉ちゃん…お姉ちゃん!」

「よかったぁ(°▽°;)=З もう大丈夫だ」

「お父さん…ずっとお母さんの声が聞こえてた…」

「よし、ここから離れるよ!」



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ベムラーと戦う巨人の姿に妻・さゆりの意思を感じていたのか、感謝の眼差しを送る夫・祥吾。

役は違えど、孤門と同じようにウルトラマンとの絆は繋がっているんですねぇ。

「もう一度再生します」

「巨人はこの後、カナダでベムラーを倒して消え去ったようです」

「カナダ!? 何でいきなりカナダ?」

「私が未熟だから…処分してください。副隊長の立場にありながら私は命ぜられた現場を離れ、自分の娘の元に向かいました」

「待て。話が見えない」

「この巨人は…私です!」

あっさりカミングアウトォォォ!?Σ(°Д°;)



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「副隊長がウルトラマンに変身したって事!?」

「マジで!?(°ロ°;)」「選ばれたという事か」

「スゴぉい(*°▽°*)」

「ヒカルやショウ…それにトウマ・カイト…彼らの世界では彼らがウルトラマンに変身してた。だとしたら同じようにあたし達の世界にもエックスに変身して戦ってくれてる誰かがいる筈!」

あの、後ろから右側にいますよw

「それは分かっていました。けど…あたし自身がそうなるだなんて思いもしなかった。理由は分かりません…気づいたら、あたしは…」

「変身していた」「そして自分の娘を助ける為にカナダまで飛んだ」

「はい…任務遂行中に独断で現場を離れるなど、許されない命令違反です」

「待ってください! 娘さんは助かったんですか!? あぁ…逃げ遅れていた女性もあの巨人が病院に降ろしてくれたお陰で一命を取り留めました。俺達も全員無事です。なら、何が問題なんですか!?」

「次に同じ事が起こっても同じ事をする…そういう顔だ」

「恐らく…次も…その時も…何十回でも…私は命令より娘を守る事を優先し…今は副隊長の職務を全うできません! 失礼します」

「副隊長!」「何も言うな」

「でもぉ…!」「突然ウルトラマンになったんだ。冷静でいられるか」



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「ウルトラマンになった時、どんな気持ちでしたか?」

「やるべき事がある…できる事がある…そんな確信だけ抱えてた気がする。ウルトラマンになるって、その使命を背負う事なのかも知れない。でもそれは人として生きる事も同じね」

「「お母さぁん」」

「もうお姉ちゃん元気になったよー」

「うん。もう全然大丈夫」

「ゴメン、娘達から」

「君に戦いを強いたのは私だ。君には辛い事の連続だったろうな(´°△°`)」

「君のお陰で怪獣との共存って夢と向き合えてる」

生き残っていたバグバズンブルートの一体がダークサンダーエナジーを受け、巨大化した。

「大地、昨日の生き残りだ!(°`ロ´°)」

「エックス、ユナイトだ!」

「よぉし、いくぞ!」

『エックス、ユナイテッド』



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ダークサンダーエナジーの影響で更にパワーアップしたバグバズンブルートがエックスを窮地に追い込む。

「やはり私は謹慎です。また任務を離れます!」

「橘ぁ!!」

エックスのピンチに黙っていられず、橘はウルトラマンに変身する。



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アンファンスからジュネッスへと姿を変え、エックスの元へ向かう。

「副隊長!」

ジュネッスはメタフィールドを展開し、周りの被害が及ばない戦闘空間へ誘う。

「これは…」



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メタフィールド内でジュネッスとの共闘でバグバズンブルートを追い詰めるエックス。

『ウルトラマンエックス、パワーアップ』

「「エクシードエェーックス!!」」



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「「エクスラッガーショット!!」」

エクスラッガーショットとオーバーレイシュトロームのコンボでバグバズンブルートを倒すエクシードエックスとジュネッス。

「副隊長、大丈夫ですか!? 副隊長?」

「・・・諦めるな」「えっ?」

橘の手からまるで使命を終えたかの如く、消滅するエボルトラスター。

「あのウルトラマンがそう言ったの。何故かな…あなたに伝えろと…そう言われた気がする」

「俺に…ですか?」



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「ゴメン、意味分かんないね。ただ…これだけは言える。私はウルトラマンと繋がりを持った。一瞬だったけどその絆は確かに存在したし、遠い国にいる子供達とも確かに繋がってる。だから…」

「俺と…父さんや母さんとの絆は消えていない…何かウルトラマンに励まされてる気がします」

「実際そうだもの。今は力は消えたみたいだけど、あたしはたった一日だけウルトラマンだったのよ」

「名前…何て言うのかな? あのウルトラマン」

「絆…ネクサス」「ウルトラマン…ネクサス」

ネクサスは置き土産としてエクスデバイザーに自身のサイバーカードを転送していた。

その頃、謎の宇宙電波の解析が完了した。

『ノイズの解析を終了しました。再生します』

「大地、お母さんの声が聞こえますか? 大地…大地…お母さんの声が聞こえますか?」

大地の母が生きていた!? その時、大地は…。



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「「大地の怪獣ラボ」」

「今回の怪獣はこれだ!」

『ベムラー解析中』

「ベムラーは凶暴な宇宙怪獣。だけど突然現れたウルトラマンが倒してくれたんだ」

「そしてこれがそのウルトラマンネクサスのカードだ」

「橘副隊長に光を授けてくれたネクサス」

「異空間を作り出して戦うなど、神秘の力に満ちたウルトラマンだったな」

「次回も」「「観てくれよな!」」



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「15年前、エックスが太陽に突き落とした宇宙の脅威。その悪夢の存在が復活し、地球へ襲来した。

生命を無に還す強敵を前にXioが、そして地球が最大の危機に直面する。

次回ウルトラマンX『美しき終焉』」

仮面ライダー超MOVIE大戦ジェネシス、観たよー。

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早速観に行ってきました。今回はタケルの父の死の真相が明かされるという事でタケルと進之介が10年前の過去にタイムスリップするというもの。

泥棒眼魔との一件で知り合った進之介とタケルは突然モノリスから出現したワームホールに飲み込まれて、タケルの父 天空寺龍がまだ健在だった10年前の大天空寺にタイムスリップしてしまいます。

過去ではミケランジェロ眼魔とラファエロ眼魔が暗躍。アカリのレオナルド・ダ・ヴィンチへの尊敬心を利用してダ・ヴィンチ眼魂を生み出そうとしていた。ゴーストハンターである龍やゴーストとゼロドライブの活躍によりミケランジェロとラファエロは倒したが、眼魔にアカリが連れ去られ、ダ・ヴィンチ眼魂の誕生を許してしまう。

現在では過去での異変の影響で撲滅した筈のロイミュードが復活。迎え撃つ剛=マッハとマモル=スペクターに復活したチェイスを加えた3人のライダー。

果たして、ダ・ヴィンチ眼魔の野望を食い止める事が、タケルは父を守る事ができるのか!?



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TV本編では活躍できなかった本願寺監事官が変身した仮面ライダー純も登場しますが、あっさり瞬殺ゥゥゥ!!Σ(°Д°;)

生死の境を彷徨って仙人の説得(てゆーか十八番のモノマネ合戦ですがw)で見事生還
ましたね。

この辺はマジウケでしたわw

渡せずじまいでいた指輪をタイカプセルという形で霧子に見つけさせるという所がいかにも進之介らしかったですね。



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クライマックスは父・龍の魂が眼魂となったゴースト父さん魂とタイプトライドロンがトライブースターと合体したイグアナゴーストライカーで巨大化したダ・ヴィンチ眼魔(声・ケンドーコバヤシ)に立ち向かいます。

今回かなり火薬の量が半端なかったなぁ(°д°;)


来年はニンニンジャーVSトッキュウジャーですね。では。

さぁて、今回のウルトラマンXは。

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この前、解析した宇宙電波の正体が大地の母からの通信だと分かった大地は宇宙電波研究所跡地で母からの通信を辿ろうとしていた。

「一息入れない? もう三日目だよ。ろくに寝てないんでしょ」

「ありがとう」「お母さんの声、本当にここから発信されたの?」

「ここは時空の特異点だと思う。だからウルトラフレアの時もこの場所だけ別の時空に飛ばされた…」

「時空の特異点…?」

「母さんはずっと宇宙の電波の中には未来から飛んできたものがあるって研究をしてたんだ」

「それって未来が分かるって事?」

「化石の発掘みたいに断片を見つけてはそれを解析してたみたいだけど…それに父さんはこの場所で何か大昔の遺物を発掘した。その場所に宇宙電波の研究所を建てたんだ。変だと思わない?」

「お父さんが発見した遺物と未来からの電波には関係があった…!?」

「母さん、聞こえる? 俺だよ大地だよ」

「大地…少し休もう」

「ここには絶対何かあるんだ。母さんと父さんが一緒にここで何か未来に関わる研究をしていた。その母さんが…今俺に何か伝えようとしてる。

母さん、聞こえますか? 父さん、俺の声聞こえる?」

一方、ワタルとマモルはスペースマスケッティで月周辺の調査をしていた。

「う~ん…このマスケッティ、新型機つって一体どこが変わったってゆーの?」

「驚いてください。この2号機には最強の…」

「ビーム砲か?(*°▽°*)」

「最強の空間エネルギー測定器が搭載されてるんス♪」



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「何だそれ」

「空間エネルギー量の変化を測定する事でダークサンダーエナジーの発生源をバッチリ見つけられちゃう…大発明っス」

「普通に最強のビーム砲は搭載されてないって事ですか…(`ε´๑)」

「強力な力に強力な兵器で対抗って、その考え方は時代遅れっショ」

「強力な武器じゃなかったらどうやって地球を守るっていうんだよ」

「さあ…?」「さあって…󾭜」

「最終的には愛じゃないスかね」

「愛? この顔でぇ愛を語りますかぁ。えぇ」

「ワタルさんは地球好きっスか?」

「ううん、勿論」

「二度とあの星に戻る事はできないって言われたら、泣きますか?」

「・・・泣く(´•_•`)」

「それは地球を愛してるって事っス。その愛が地球を守るっス」

「フフッ…」「ワタル達から何か報告は?」

「えっ、愛が地球を守るですってw」

「何だそれ(´^▽^`)」

「・・・もうお昼だねぇ。買い出しジャンケンでもしますか?」



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「俺、蕎麦って気分なんだけど」

「蕎麦なら俺の親父の打った蕎麦食わしてやりたいなぁ」

「あぁー長野でも有名な老舗でしたよね」

「そうそう」「でもぉ遠過ぎて出前は頼めないですねぇー󾭜」

「まあな」「おし!」

「「「最初はグー!」」」

「う~んなんとォォ♪ ングング」

「うん、美味っ! これ出前とかすれば結構人気出るかも♪」

「だろぉぉ! ファントン特製ヨーグルト蕎麦」

「正に驚天動地の珍味だね♪ 博士」

「うん」「ハッ、これチェーン店化しちゃおうよ。ルイルイヨーグルトヌードル」

「何でお前の名前を付けるんだ!?(^ロ^;)」

「ウフフ~テヘッ♪(^ڡ•)」

「「「ジャンケン、ポイッ! ポイッ! ポイッ! ポイッ!」」」

「シャアァー♪」「ヨッシャアァ♪」

「キャーッ(>Д<;)󾭛 じゃあ行ってきますねー」

「行ってらっしゃ~い」「降ろすなよぉ」



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そこへ緊急通信が入る。

「UNVERジュネーブ本部からです。ダークサンダーエナジーの最新データが来ました。未だ発生源が特定できていないようですが18日前は水星、三日前のものは金星周辺だったようです」

「まさか地球に近づいて来ている…!?」

「マモル達に知らせて。二人の現在位置からならもっと厳密な場所が特定できる筈」

「了解。では数値のチェックを開始します。ワタルさん」

「あいよ。えっとぉ…空間エネルギー量3」

「面白い事言いますね」

「何が面白いんだよ」

「空間エネルギー量は絶対レベル5以下にはなりません」

「そうか…今2になったぞ」

「だから面白くないし…あれ、いやそんな筈は…!?」



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『…大地、お母さんの声が聞こえま…すか?』

「母さん?…母さん!!」「どうしたの?」

「ヤバいっショこれ絶対󾭜」

「…何だありゃあ?…」

「綺麗…」『スペースマスケッティより本部! 正体不明の発光体が出現!』

『空間エネルギー量が0なんて有り得ない…』

「通信途絶! スペースマスケッティ、レーダーから消えました!」



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「すぐに戻ります! 行くよ!」

「うん!」

「ワタル! おいワタルぅぅ!」

「マモルゥー聞こえる? コラッ返事しろォォー!󾭛」

「通信映像を再生してくれ」「了解」

「ハッ! 探してたのはコイツだよ博士!」

「成程。謎だったのは当然だ。ダークサンダーエナジーの発生源は存在しないものだったんだ」

「存在しないもの!? しかし現にあそこに」

「空間エネルギー量が0って事はスペースマスケッティの前には何もなかったという事だ。コイツは全くの無なんだ。ゼロ…虚無…情報のないものを脳が無理に視覚化したのがこのキラキラだ」

「あの発光体がダークサンダーエナジーの発生源だとUNVER本部に知らせて!」

「了解!」

「月面基地、各国の衛星を駆使してスペースマスケッティとあの発光体の行方を追え!」

「「「了解!」」」

その頃、UNVERネバタ支部が一瞬にして壊滅に追い込まれた。



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「発光体、UNVERネバタ支部を直撃! 半径1キロが消滅!」

「監視衛星の映像来ました!」

「何なのあれ?」「グリーザだ(°`ロ´°)」

「えっ!?」「大地、緊急事態だ! 私から直接Xioのみんなに話す!」

「ちょ…直接!?󾭛」「どうしたの? えっ?」

「エックス!?」「私はウルトラマンエックス」

「エックスから直電!?(°Д°;)」

「神木隊長、今アメリカを襲ったのはグリーザです」

「あなたがこんな通信をしてくるという事は余程の非常事態という訳ですか?」

「グリーザは星の生体エネルギーを狙い、全てを無へと変換します」

「生き物を消し去るという事?」

「ええ。3つもの生命豊かな星を消失させたグリーザを追って、私はこの太陽系までやって来たのです」



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「地球を狙うグリーザを私は太陽に突き落とす事でようやく倒す事ができました。15年前の事です」

「15年前…」「それがウルトラフレアの原因か」

「しかし倒した筈のグリーザが復活してきた(°`ロ´°;)」

「グリーザ、西に向けて飛行を開始」

「奴は生体エネルギーの強いものから消していきます。地球の場合は怪獣」

「ネバタ支部は世界最大のスパークドールズ保管施設…」

「スパークドールズが引き寄せたのか…」

「二番目はここだね」

「そう。次に狙われるのはXio日本支部です」

「そして奴は最終的にこの地球から全ての生命を消滅させようとしている訳か」

「グリーザは今までの怪獣達とは格が違う。私だけでは倒せないかも知れない󾭜 共に基地を守り抜き、奴を倒しましょう!」

「分かりました。副隊長、非常事態宣言だ! この基地を中心とする半径20キロの住民に緊急避難指示発令! 基地内の非戦闘員も総員退避!」

「了解!」



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神木隊長の号令で基地から退避するスタッフ達。

「博士、エナジーシールドを最大出力で基地全体を覆ってくれ」

「最大出力でも足りん! ルイ、パワーアップだ! よぉし、行くぞ!」

「ガッテンテン!」

「ハヤト、スカイマスケッティで迎撃!」

「了解!」

「Xio USA、太平洋上空のグリーザにペルセウスミサイルを発射! 交戦を開始しました!」

無の存在であるグリーザにペルセウスミサイルは何の効力もなく、Xio USA艦隊は全滅してしまう。

「いや別に急用じゃないよ」

「暇なのか? だったらたまには戻ってきて店、手伝え」

「正月には帰れるから。父さんの打った蕎麦食いたいし」

「フフッ蕎麦食うんなら大晦日に帰って来い」

「帰るよ…必ず」

ハヤト父の声、千葉”初代キョウリュウバイオレット”茂氏ですよ!



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『ジオマスケッティ、ラウンジします。ジオマスケッティ、オンザウェイ』

「ジオアトス、ジョイントゥ ジオマスケッティ!」

『スカイマスケッティ、カムトゥイン』

「グリーザ、あと9分20秒で基地に到達します!」

「副隊長、基地最終防衛システムを起動!!」

「了解!!」

『アスナ、基地に戻り次第サイバーゴモラでグリーザを迎え撃て!』

「了解!」『大地はアスナをサポート!』

「間に合わない!」「行こう大地!」

「ちょっ、どういう事!?」

「アスナ、止めて!」「えっ!?」

「早く止めて!」

「大地! 何やってんの!?」



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「アスナ、今まで黙っててゴメン」

「だから何を!?」

「俺とエックスでアイツを止めてみせる!」

「ちょっ、大地!!」

「エックス、ユナイトだ!」

「よぉし、行くぞ!」

「エックスゥゥ━━━━━ッ!!」

『アスナ、急いで!』

「大地が…」『大地が!? どうしたの、何があったの!?』

「大地が…大地はグリーザ迎撃に向かいました!」

「グリーザを迎撃…!?」

「大地がエックスだったんです! 大地とエックスを援護します!」




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空中戦で激しく激突するエクシードエックスとグリーザ。

「一緒に戦おう、大地!」

『サイバーゴモラ、ロードします。リアライズ』

「博士、エナジーシールドは!」

「できたァァ!!」「ハイパーエナジーシールド、起動!!」

「「「行くぞォォォォ!!」」」



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エックス&XioVSグリーザの最終決戦が始まった。

エックス、サイバーゴモラ、スカイマスケッティの全戦力を持ってグリーザに挑むが、グリーザは赤子の手を捻るかの様に軽くあしらいその戦闘能力はあらゆるものを寄せ付けない。

「グワァァァ!! ウゥッ!!」「ハヤト!」



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「大地ィ━━!!」

グリーザの超音波がエクシードエックスを苦しめ、Xio基地内のシステムを狂わせる。

「大地…君と一緒に戦えてよかった」

「これが最後みたいに言うなよ。今できる事…やるべき事がある! それに集中すればいいんだ!」

「君は強くなった」

「エックスのお陰だよ。行くぞ!」

「ああ!」

「「エクスラッガー! エクシードエクスラッシュ!!」」



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「アアアァァァァ━━━━━ッ!!」

玉砕覚悟でグリーザにエクシードエクスラッシュを撃ち込むエクシードエックスだが、そのままグリーザに吸収されてしまう。

「大地ィィ━━━━━━ッ!!」

エックスを吸収したグリーザは内部崩壊を起こし、爆散した。

爆風に吹き飛ばされるアスナ。



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大地とエックスの決死の活躍でグリーザは消滅した。

しかしこの後に彼らの見たもの、それは…。

「エックスが…」「おおおっ…(°Д°;)」

「大くんがぁぁぁ!!󾭛 イヤ…イヤァァァ!!󾭛 イヤァハハハ…󾭛

「ルイ…」「嫌だァァァ!!󾭛

「大地…?」

そこにはエックスのカラータイマーだけが残されていた。X型のカラータイマーがまるで墓標の様に突き刺さっている。

「大地!! ハァハァハァハァ…大地ィィィ━━━━━ッ!!」



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「Xioの仲間達、ラボチームのみんな、そしてエックス。俺、みんなと一緒に戦えてよかったよ。

でもまだ終りじゃない。地球の命の可能性をみんなに繋ぐ為にエックス、もう一度ユナイトしてくれ!

次回ウルトラマンX『虹の大地』」
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