「次々とウルトラ戦士達を封印してきた強敵、超時空魔人エタルガー。
こいつの前にギンガやビクトリーの攻撃も通じない。
へっ!ここはこの俺、ウルトラマンゼロの出番だな!
さて訳でこの後は俺の活躍がバッチリ観れちゃうぜぇ。題して!俺様バッチリ…」
「ちょっとちょっと」「ン?」
「ゼロ、勝手に進行しないでよ」
「そうだそうだ、エクスデバイザーを占領されては困る!(°`ロ´°)」
言っとくけどナビゲーター歴はゼロの方が先輩だからねw
「あぁうるせえなぁ…堅い事言うなよぉ(―△´―)ゞ」
「そうだよゼロ様がナビゲートしてくれるって言ってんだから」
「「ね━━━♪」」
「ねーじゃない!!(°`Д´°)」
「ゼロと呼吸がピッタリっス…恐るべしルイルイ」
「とまぁ、そういう事だから。みんな、俺の活躍を見逃すなよ!d(^▽°)」
エタルガーを追って、颯爽と現れたゼロ。
「フン」「新たなウルトラマン!?」
「久しぶりだなムサシ。エタルガー、決着を付けてやる」
「ゼロ、いいだろう。ここでくたばれ!」
「ヒカル、今の内に彼女を連れて逃げろ」
「おお。アレーナ、こっちだ。大丈夫、大丈夫だよ。君には笑顔の方が似合ってる」
「アレーナ様、その男はあなたの故郷を奪った宿敵、ウルトラマンギンガ! ハァアアッ!」
「あああぁぁっ!!」
「アレーナ!? アレーナ!しっかりしろ!」
僅かに残っていた優しい心が消え、完全にエタルガーの支配下に堕ちてしまったアレーナ。
「アレーナ!」
「ウルティメイトイージス! ファイナルウルティメイトォォゼロォォォ!!」
「ぐわぁぁぁ━━っ!!」
「むん! 決まったぜ!」
だがウルティメイトイージスを持ってしても、エタルガーの仮面を砕く事しかできなかった。
「おぉっ!?」「アレーナ!」
「あぁっ、待て!! ぐわっ、がっ…うわぁ!ああ!うわ…あぁ…ううっ…決着はお預けか…(;>ロ´°)」
「アレーナ様」「分かってるわ! 次こそ確実に仕留める…憎っくきウルトラマンギンガを!」
『ウルトラマンギンガ、日没までに時空城へ来い。さもなくば7人のウルトラマンを全て処刑する!』
「ヒカル、何処に行く!?」
「アレーナを助けに行くんです!」
「見ただろう! あいつはもう…」
「それに今行ってもまたエタルガーにやられるだけだ!」
「私に作戦がある。友也君」
「はい。ビクトリウムと例の鏡は振動の周波数が同じなんです」
「つまりビクトリウムのエネルギーを増幅させれば鏡を破壊する事ができる…ウルトラマンを救出できるという事だ」
「そうだ、シェパードンの力を借りよう。ね、ショウ」
「ああ」「隊長、出撃しましょう!」
「いや。ヒカル、ショウ、君達は他にやる事がある」
「えっ!?」
「タロウからお前らの事聞いてるぜ。ちったぁ頼りになるかと思ったが、今のお前らじゃ二万年早いぜ」
はい、二万年早いぜ戴きました♪
「何だと!?(°Д°)」
「いいか、エタルガーは強い。俺でさえ手こずってる強敵だ。だがお前ら二人の力が1つになれば話は別だ。奴を倒す事ができるかも知れん」
「ええっ!?」「何の真似だ、これは!?」
「お前らはこれから一心同体、二人で1人。相手と自分の呼吸を合わせろ」
「日没まで時間がない! これよりウルトラマン救出作戦を開始する!」
「「「ガレット!」」」
作戦と同時にゼロ指導の元、ヒカルとショウの特訓が始まった。
「くだらん! こんな事して何になるっていうんだ!(°`ロ´°)」
「俺を信じろ!」
「わっ! 痛っててて… 今言ったのはこいつでしょ!」
「ここはお前らの星でしょ! お前らがやらなきゃ誰がこの星を守るんだ! ふん!」
「「おおおっ!」」「何すんだ!?」
「二人で息を合わせて逃げないとヤバいぞぉぉ~(^`言´^)」
ドSなゼロたんw
「こんなの無茶苦茶だァァアアア!!(>Д<;)」
「ほぉら」
「行くわよ! 掴まってて」
「日没まで1時間です」
「総員、時空城に突入せよ!」
「「「ガレット!」」」
「チッ…邪魔な奴らが来たな」
「たっぷりと恐怖を味わってもらいましょう。ヌエェェッ!」
「気をつけろ、あの光を見るな!」
「え…ここ、何処? ゴウキ、サクヤ、みんな何処? あれは…ままままさか…キョンシー!? お化けだァァァ キャアァァお化け嫌ぁぁい 来ないでぇー」
「ウワァァッ!! トマト 俺、トマトだけは苦手なんだぁぁぁ」
「えっえっ!? 何がどうなったの? 虫ぃぃ! あたし虫大ッ嫌いなのォォ ウワァァッ!」
「おいしっかりしろ! しまった 目を覚ますんだ! これは幻だ!おい! しっかりしろ! おい!」
「どうしたんだ、何が起きてるんだ!?」
「各隊員の脳波に大きなエピナフリン反応があります。相当な恐怖を感じているという事です」
「彼らが最も恐れる幻を見せられているのでしょう」
「お前は怖いものがないのか? 私が教えてやろうか」
「目を覚まさなきゃいけないのがもう一人いたか」
「フン」
アクロバッティング・ムサシw
「二人でこの崖を登れ。登り切ったテッペンにエタルガーを倒す究極の力がある。それを取りに行け」
「よし、右から攻めていくぞ」
「左のが効率的だ」
「おおお無理に引っ張るなって」
「「おぉぉい!」」
「キャアァァ!! キャアァ━━!!」
「ゴメンナサイゴメンナサイ もう勘弁してください人(Д<;)」
「ああぁ!ああぁ…わっわっ…あぁあああ…動け…わぁぁああ」
ヒカルとショウが最後の試練を受けている中、自らの中にある恐怖に苦しめられていくアリサ・ゴウキ・サクヤ。
「いちにのさんで飛ぼう。俺達の息が合わないと終わりだ」
「分かった。1!」「2!」
「「3!」」
「俺達は一心同体だ! お前がいなきゃあダメなんだ!」
「ああ」
「「ダアァァァァッ!! フ…フフッ」」
「よぉし、合格だ(^▽^)」
「何処にあるんだ? 究極の力は」
「お前達はもう持ってるぜ」
「えっ? これは…」
「キングの爺さんから預かってたウルトラフュージョンブレスだ」
「キング?」「ウルトラマンキング。俺の故郷M78星雲に住む伝説の超人だ。今のお前達なら、それを使いこなせるだろうぜ(>▽°)」
「ヒカル、やったな」
「ショウ…みんな聞いてくれ。こちらヒカルとショウ、俺達は試練を乗り越えた。みんなも頑張るんだ」
「二人共、やったな」
「誰にでも向き合いたくない物がある。怖い物だって辛い事だって…」
「ヒカル?」「でもそれから逃げてはいけないんだ。みんなも立ち向かってそれを乗り越えてくれ」
「ヒカルの奴…」
「各隊員の脈拍が安定。エピナフリン反応が消えていきます!」
「彼らは恐怖を克服しようとしています」
「よぉぉし、総員反撃開始!」
「ガレット!」「ガレット!」「ガレット!」
「やった♪V(>▽<)V」
「虫なんか怖くない…怖くないもん! シュワァァ! フン(°`v´°)=з よぉっと、フフーンよく見たら可愛い~(*^▽^*)」
「分かったよ。好き嫌いしないで食えばいいんだろ! う”っ! ハァッウンウン♪ ヴンハグッウンウン…どんどん持ってこォォい! くうぅぅ~~♪」
「えぇっ! よくやったぞ、みんな!
「おのれぇぇぇ!! ああぁぁぁあああ!!」
サクヤはシェパードンとビクトリウム水晶の力で封印されていたウルトラマン達を解放させる。
「コスモス!」
ムサシはコスモスと一体化し、6人のウルトラマンと共にヒカルとショウの元へ向かう。
「さあ、僕達の力を受け取ってくれ!」
「「「「共に戦おう!」」」」
「ありがとうみんな、俺達の為に」
「へへっ…水臭いぜ。同じウルトラマンだろ!v(>▽°)」
「「ああ!」」
「小賢しい真似を! ハァアッ! 現れよ、人間共のもっとも恐れる宿敵を…ダークルギエル!」
「ショウ、こっからが俺達の出番だぜ」
「おう!」
「「見せてやるぜ、俺達の絆! ウルトラタッチ!! おおっ!」」
「ギンガァァ━━!!」「ビクトリィー!!」
「「ギンガビクトリー!!」」
ここで流れるウルトラマンギンガの歌が燃えるっス~♪(≧▽≦)/
「ヒカルとショウの力が!」
「1つになりやがった!」
「ギンガビクトリー!?」
「「おおおおぉぉおぉっ!!」」
ヒカルとショウ、二人の絆が1つになったギンガビクトリーの一撃がダークルギエルの身体を貫いた!
「凄いパワーっスね! ウルトラマンギンガビクトリー」
「うんうん。 あんなに大っきな敵をやっつけちゃうんだもん♪」
「そうだね。ウルトラマンギンガビクトリーはグア軍団との戦いの時にも力を貸してくれた無敵の戦士」
「私も同じウルトラ戦士として見習うべき存在だな。えっ…おおっ(°Д°;)」
「そして、そのギンガとビクトリーはまだまだお前達の力になってくれる筈だぜ」
「ゼロ様ぁぁ~♡」「いいから割り込むな!٩(°`ロ´°;)」
「それは頼もしいな。俺達も負けてられないぞエックス」
「おう(^▽^)و」
「遂に集結したウルトラ10勇士。だがエタルガーの待つ時空城ではかつての宿敵達が立ちはだかる。
光と闇の最後の戦い、その鍵となるのは人間とウルトラマンの絆だ!
次回新ウルトラマン列伝『決戦!ウルトラ10勇士!! 最終章・絆が生む力』」