「よおっ! ウルトラマンゼロだ。今日は俺が宇宙大怪獣ベムスターとウルトラマンジャックの戦いを紹介するぜ(°▽^)。
強敵ベムスターに流石のジャックも苦戦したみたいだが、あの頼もしいヒーローが助けに来てくれたんだ。
そのヒーローとは一体誰なのか、楽しみに待っててくれよなぁ♪
わっあっ(°□°;) これ、タイトルです。へへへ…書いてある~ウフッq=q(^△^;)」
登場まで秘密にしようとしたつもりが、タイトルでバレバレでしたw
帰マンのセブン客演回なので、息子のゼロがナビを務めるのは分かるけど、その他にウルトラマンオーブが変身するフォームの1つ、ハリケーンスラッシュの事も意識してるんですよね。
MAT宇宙ステーションのキャプテン梶と加藤隊長は大学時代からの親友同士。産まれてくる梶の子供の話題で盛り上がっていた。
地球を隔たる事1000km、MATステーションでこの日信じられない異変が起こった。
「キャプテン、ステーション内の電圧が急速に下がってます!」
「発電器を点検してくれ」「はい」
「酸素計に異常あり! 信じられません、ステーション内の酸素が外へ流れ出しています!」
「計器室よりコントロール室へ、液体酸素タンクを点検せよ」
『レーダー室より計器室へ、ステーション頭上500mの位置に浮遊物体が発見! 垂直に接近中』
「浮遊物体?」
「キャプテン、あれを!」
「何だあれは!?」
宇宙大怪獣ベムスターが覆い被さるようにステーションを囲っていた。
「攻撃開始!」「レーザー光線を吸収しています!」
『コントロール室から計器室へ、エネルギー反応炉の動力が浮遊物体に吸収されています!』
「何て事だ、ステーション内のエネルギーが全て吸い上げられている(°д°;)」
「MATステーションよりMAT本部へ! 非常事態発生! MATステーションよりMAT本部へ、宇宙空間により怪獣襲来! 正体は…』
「MAT本部よりMATステーションへ、応答せよ! 梶、応答せよ!」
「宇宙に怪獣が!?(°Д°;)」
「全員退避!!」「キャプテン、第3ハッチが破られました! この先は行けません!」
梶キャプテンやクルー達ごとステーションを腹の口に吸収したベムスターはそのまま地球を目指す。
「遠隔レーダーが成層圏内を浮遊中の物体をキャッチした。MATステーションを飲み込む程の奴だ、巨大な生物に違いない。慎重に見つけ次第、撃ち落とせ。ミスは許さん! 南、上野、頼むぞ」
「「はい!」」
格納庫からマッハアロー1号が出撃する。
「高度60000m」「マットアローより本部へ、マットアローより本部へ! 北緯56度、東経25度、高度65000m上空に浮遊物体発見! 接近します!』
「了解。必ず仇は取ってやる、梶…。アロー2号機にミサイル搭載。直ちに発進!」
「「はい!」」
ベムスターを迎え撃つマットアロー1号だが、撃墜されてしまう。
「マットアローを発見!」
郷、岸田のマットアロー2号が攻撃するが、ベムスターの外皮はミサイルを受け付けない。
「ミサイルを食らってもまだ生きてる!」
『ミサイル弾では撃墜不能』
「岸田、南・上野も傷を負った。帰還せよ!」
「了解」
「大丈夫か?」「はあ、大丈夫です」
「敵の力、我々の想像を遥かに越えたもんらしい…済まなかった」
加藤は郷を伴って梶の自宅を訪れていた。
「奥さん、梶が…」「主人に何か?」
夫の訃報を聞き、ショックを受ける梶婦人。辛い報告をせざるを得ない加藤の姿に郷はとても居た堪れずにいた。
ベムスターはその姿をくらました。加藤隊長自らベムスター探索に乗り出したが、しかしその行方を突き止める事はできなかった。
この間にも基地ではマットアローが捉えた航空写真を元にベムスターの正体が明らかにされつつあった。
「こいつは明らかに宇宙怪獣だ。名称はベムスター」
「ベムスター?」
「蟹星雲の宇宙生物だ。蟹星雲は1054年に爆発を起こして以来、現在も尚、驚異的な速度でガスが飛び散っている。MAT航空医学センターの分析資料に寄れば、ベムスターは水素・窒素・ヘリウムなどのガス源をエネルギーとしている」
加藤の推察通り、ベムスターはガスタンクのある地域に出現した。
「住民は全て退避させました」
「ガスを吸い上げています!」
マットアローはガスタンクを誘爆させてベムスターを葬ろうとするが、餌を破壊されて怒り狂うベムスターに岸田のマットアロー2号が撃墜された。
「岸田! 攻撃中止! 郷、岸田を救出するんだ!」
「はい!」
「岸田、大丈夫か!?」「大丈夫です…」
「今度は必ず息の根を止めてやる!」
ベムスター攻略の為、MATでは実験段階にあったシュミット光学ミサイルを次の戦闘に備えて待機する事になった。
「ねえ、コーヒーまだ?」
「ああ、すいません。あれ? ガスが止まってらぁ。ガスの元栓開いてんだけどなぁ」
「どうしたんだい?」
「ガスの火が着かないんですよぉ」
「おお、地震だぞ! 気をつけろよ!」
「隊長、今度は第二地区のガスタンク付近に現れました!」
「ベムスター…見てろよ、梶」
加藤自ら出動したマットアローがベムスターに立ち向かうが、新装備のシュミット光学ミサイルを持ってしてもベムスターを倒す事ができない。
郷はウルトラマンに変身し、ベムスターと戦うが必殺のスペシウム光線を腹の口に吸収されてしまい、ピンチに陥る。
カラータイマーが点滅した。残されたエネルギーはあと僅かだ! ウルトラマン頑張れ!
ひとまず宇宙に退却するウルトラマン。
「ウルトラマンが破れた」
ウルトラマンは太陽に向かって飛んでいた。
「太陽、この私をもっと強くしてくれ。お前がお前の子である地球を愛しているなら、この私にベムスターと互角に戦える力を与えてくれ!」
「ウルトラマン、これ以上太陽に近づいてはならない」
「誰だ、私を呼んでいるのは!?」
「引き返すのだウルトラマン。太陽の引力圏に捕えられたら最後だ。引き返せウルトラマン!」
太陽の引力圏に引き寄せられ身動きできないウルトラマン。その時、あのウルトラ戦士が助けに現れた。
「ウルトラセブン」
「お前にこれを与えよう」
「ウルトラブレスレット。これさえ身につけておけば如何なる宇宙怪獣とも戦えるだろう。さぁ、地球へ戻るのだウルトラマン!」
最後の砦として一人ベムスターと戦う加藤だが、応戦虚しく撃墜されてしまう。その加藤のマットアローをウルトラマンが救う。
「ウルトラマンが…帰ってきた」
もうベムスターの好きにはさせない! ウルトラマンはセブンから授かったウルトラブレスレットをブーメランのように投げ、ベムスターを切り裂いた。
「やったぞ…梶(´▽`)」
MAT対ベムスターの戦いは終わった。それはMATが初めて体験した宇宙怪獣との死闘であった。
「隊長ぉぉー!! 隊長ぉぉぉ━━!!」
「郷!」「本部へ帰りますか?」
「いや…」「でも早く帰って傷の手当をしないと!」
「梶の奥さんに知らせたい…」
「はい…」
「俺の親父ウルトラセブンが授けたウルトラブレスレットでジャックが大逆転だΣd(>▽°)」
「ヘアァッ!」
「俺も親父からブレスレットをもらった事があるんだぜぇ。フッ、あの時はありがとな。親父(^▽^)」
「デュアッ!」
ギンガ「ウルトラマンNo.6 ウルトラマンタロウ。彼が地球で繰り広げた最後の戦いを一緒に観てみよう。
人間として戦うとはどういう事なのか、その答えがきっと見えてくる筈だ。
次回新ウルトラマン列伝『最終決戦! さらばタロウよ!ウルトラの母よ!』」
強敵ベムスターに流石のジャックも苦戦したみたいだが、あの頼もしいヒーローが助けに来てくれたんだ。
そのヒーローとは一体誰なのか、楽しみに待っててくれよなぁ♪
わっあっ(°□°;) これ、タイトルです。へへへ…書いてある~ウフッq=q(^△^;)」
登場まで秘密にしようとしたつもりが、タイトルでバレバレでしたw
帰マンのセブン客演回なので、息子のゼロがナビを務めるのは分かるけど、その他にウルトラマンオーブが変身するフォームの1つ、ハリケーンスラッシュの事も意識してるんですよね。
MAT宇宙ステーションのキャプテン梶と加藤隊長は大学時代からの親友同士。産まれてくる梶の子供の話題で盛り上がっていた。
地球を隔たる事1000km、MATステーションでこの日信じられない異変が起こった。
「キャプテン、ステーション内の電圧が急速に下がってます!」
「発電器を点検してくれ」「はい」
「酸素計に異常あり! 信じられません、ステーション内の酸素が外へ流れ出しています!」
「計器室よりコントロール室へ、液体酸素タンクを点検せよ」
『レーダー室より計器室へ、ステーション頭上500mの位置に浮遊物体が発見! 垂直に接近中』
「浮遊物体?」
「キャプテン、あれを!」
「何だあれは!?」
宇宙大怪獣ベムスターが覆い被さるようにステーションを囲っていた。
「攻撃開始!」「レーザー光線を吸収しています!」
『コントロール室から計器室へ、エネルギー反応炉の動力が浮遊物体に吸収されています!』
「何て事だ、ステーション内のエネルギーが全て吸い上げられている(°д°;)」
「MATステーションよりMAT本部へ! 非常事態発生! MATステーションよりMAT本部へ、宇宙空間により怪獣襲来! 正体は…』
「MAT本部よりMATステーションへ、応答せよ! 梶、応答せよ!」
「宇宙に怪獣が!?(°Д°;)」
「全員退避!!」「キャプテン、第3ハッチが破られました! この先は行けません!」
梶キャプテンやクルー達ごとステーションを腹の口に吸収したベムスターはそのまま地球を目指す。
「遠隔レーダーが成層圏内を浮遊中の物体をキャッチした。MATステーションを飲み込む程の奴だ、巨大な生物に違いない。慎重に見つけ次第、撃ち落とせ。ミスは許さん! 南、上野、頼むぞ」
「「はい!」」
格納庫からマッハアロー1号が出撃する。
「高度60000m」「マットアローより本部へ、マットアローより本部へ! 北緯56度、東経25度、高度65000m上空に浮遊物体発見! 接近します!』
「了解。必ず仇は取ってやる、梶…。アロー2号機にミサイル搭載。直ちに発進!」
「「はい!」」
ベムスターを迎え撃つマットアロー1号だが、撃墜されてしまう。
「マットアローを発見!」
郷、岸田のマットアロー2号が攻撃するが、ベムスターの外皮はミサイルを受け付けない。
「ミサイルを食らってもまだ生きてる!」
『ミサイル弾では撃墜不能』
「岸田、南・上野も傷を負った。帰還せよ!」
「了解」
「大丈夫か?」「はあ、大丈夫です」
「敵の力、我々の想像を遥かに越えたもんらしい…済まなかった」
加藤は郷を伴って梶の自宅を訪れていた。
「奥さん、梶が…」「主人に何か?」
夫の訃報を聞き、ショックを受ける梶婦人。辛い報告をせざるを得ない加藤の姿に郷はとても居た堪れずにいた。
ベムスターはその姿をくらました。加藤隊長自らベムスター探索に乗り出したが、しかしその行方を突き止める事はできなかった。
この間にも基地ではマットアローが捉えた航空写真を元にベムスターの正体が明らかにされつつあった。
「こいつは明らかに宇宙怪獣だ。名称はベムスター」
「ベムスター?」
「蟹星雲の宇宙生物だ。蟹星雲は1054年に爆発を起こして以来、現在も尚、驚異的な速度でガスが飛び散っている。MAT航空医学センターの分析資料に寄れば、ベムスターは水素・窒素・ヘリウムなどのガス源をエネルギーとしている」
加藤の推察通り、ベムスターはガスタンクのある地域に出現した。
「住民は全て退避させました」
「ガスを吸い上げています!」
マットアローはガスタンクを誘爆させてベムスターを葬ろうとするが、餌を破壊されて怒り狂うベムスターに岸田のマットアロー2号が撃墜された。
「岸田! 攻撃中止! 郷、岸田を救出するんだ!」
「はい!」
「岸田、大丈夫か!?」「大丈夫です…」
「今度は必ず息の根を止めてやる!」
ベムスター攻略の為、MATでは実験段階にあったシュミット光学ミサイルを次の戦闘に備えて待機する事になった。
「ねえ、コーヒーまだ?」
「ああ、すいません。あれ? ガスが止まってらぁ。ガスの元栓開いてんだけどなぁ」
「どうしたんだい?」
「ガスの火が着かないんですよぉ」
「おお、地震だぞ! 気をつけろよ!」
「隊長、今度は第二地区のガスタンク付近に現れました!」
「ベムスター…見てろよ、梶」
加藤自ら出動したマットアローがベムスターに立ち向かうが、新装備のシュミット光学ミサイルを持ってしてもベムスターを倒す事ができない。
郷はウルトラマンに変身し、ベムスターと戦うが必殺のスペシウム光線を腹の口に吸収されてしまい、ピンチに陥る。
カラータイマーが点滅した。残されたエネルギーはあと僅かだ! ウルトラマン頑張れ!
ひとまず宇宙に退却するウルトラマン。
「ウルトラマンが破れた」
ウルトラマンは太陽に向かって飛んでいた。
「太陽、この私をもっと強くしてくれ。お前がお前の子である地球を愛しているなら、この私にベムスターと互角に戦える力を与えてくれ!」
「ウルトラマン、これ以上太陽に近づいてはならない」
「誰だ、私を呼んでいるのは!?」
「引き返すのだウルトラマン。太陽の引力圏に捕えられたら最後だ。引き返せウルトラマン!」
太陽の引力圏に引き寄せられ身動きできないウルトラマン。その時、あのウルトラ戦士が助けに現れた。
「ウルトラセブン」
「お前にこれを与えよう」
「ウルトラブレスレット。これさえ身につけておけば如何なる宇宙怪獣とも戦えるだろう。さぁ、地球へ戻るのだウルトラマン!」
最後の砦として一人ベムスターと戦う加藤だが、応戦虚しく撃墜されてしまう。その加藤のマットアローをウルトラマンが救う。
「ウルトラマンが…帰ってきた」
もうベムスターの好きにはさせない! ウルトラマンはセブンから授かったウルトラブレスレットをブーメランのように投げ、ベムスターを切り裂いた。
「やったぞ…梶(´▽`)」
MAT対ベムスターの戦いは終わった。それはMATが初めて体験した宇宙怪獣との死闘であった。
「隊長ぉぉー!! 隊長ぉぉぉ━━!!」
「郷!」「本部へ帰りますか?」
「いや…」「でも早く帰って傷の手当をしないと!」
「梶の奥さんに知らせたい…」
「はい…」
「俺の親父ウルトラセブンが授けたウルトラブレスレットでジャックが大逆転だΣd(>▽°)」
「ヘアァッ!」
「俺も親父からブレスレットをもらった事があるんだぜぇ。フッ、あの時はありがとな。親父(^▽^)」
「デュアッ!」
ギンガ「ウルトラマンNo.6 ウルトラマンタロウ。彼が地球で繰り広げた最後の戦いを一緒に観てみよう。
人間として戦うとはどういう事なのか、その答えがきっと見えてくる筈だ。
次回新ウルトラマン列伝『最終決戦! さらばタロウよ!ウルトラの母よ!』」