「宇宙警備隊の若き戦士ウルトラマンメビウス。彼が守る地球は今、最大の危機に直面していた。
嘗て、光の国を滅ぼそうとした暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人。メビウスはその強大な悪意に立ち向かおうとしている。
果たして彼は地球を、そして仲間達の未来を守る事ができるのだろうか?」
インぺライザーの激しい攻撃に手も足も出ないメビウス。
「メビウスゥゥ、頑張れー!」
「頑張ってぇ、ウルトラマァーン!」
「負けるなぁぁ、メビウスゥー!」
「頼む、立ってくれウルトラマァーン!」
市民達の声援に勇気をもらったメビウスは最後の力を振り絞りメビュームダイナマイトでインぺライザーを倒す。
「やった!」
「しっかりしろミライ!」
「ミライ君!」「ミライ!」
「ダメよ! 救護班が来るまで動いちゃダメ」
「充分な休息がなければ、次も戦えない!」
「ママー、メビウス…あのお兄ちゃんなの?」
「そうよ」「ありがとー」
「単なる黒点異常ではない?」
「GUYS SPACYが太陽黒点状のものから未知の高エネルギー反応を検出しました。しかもこの高エネルギー体は太陽を侵食しています。物凄い速度で…」
「だったらいずれ太陽は…」
体力回復の為、メディカルルームに運ばれるミライ。
「メビウスがやっと倒したばかりなのに…」
「諦めるな! 俺達にはまだGUYSがいる」
「また空間転移で!?」
「世界中から全てのインぺライザーが! どれもここから3キロ以内です」
「周辺住民の避難を急ぎます」
「お願いします」
「お任せください、サコミズ総監」
「いや、今は隊長と」
「はい、誰一人犠牲者は出しません。サコミズ隊長!」
進撃を開始するインぺライザー。避難する市民達。ミライが動けない今、地球の未来はCREW GUYSに託された。
「一気に空間転移で攻めてこないって事は…」
「また寝首を絞めるようにって事か!」
「シルバーシャークGの起動準備完了しています!」
「フェニックスネストも間もなくフライトモードに移行できます!」
「ウルトラマンの心に…ミライの頑張りに応えよう。ウルトラマンを信じた人々の想いを無にしない為にも!
GUYS、サリーゴー!!」
「「「「「G・I・G!!」」」」」
GUYSとインぺライザーの総力戦が始まった。
「シルバーシャークG、ファイアー!!」
インぺライザーも同時に左腕のドリルを発射し、攻撃を受けながらも片方のシルバーシャークGを破壊した。
「くそっ…!」
「別のインぺライザーが空間転移で出現!」
「フェニックスネストをフライトモードへ移行!! リュウ!」
フライトモードに移行する間にインぺライザーを集中攻撃するが、そんな時間など与えまいと容赦ない攻撃がフェニックスネストを襲う。
「フライトジェネレーターとコンタクトが取れません! フェニックスネスト、変形不能!」
あっ、リムちゃんがぁぁ~!(´°□°`;)
「地下の粒子加速器が今の攻撃で!」
「ミクラスも、もう…」
「…僕も一緒に戦います!」
「お前、今の自分の状態分かってんのか!」
「地球の人達は…ウルトラマンメビウスを必要としてくれました。その想いに僕は応えたい! それにここは僕達の思い出の場所ですから」
「インぺライザーが!」
今まさに、引導を渡そうとインぺライザーが止めを刺そうとしたその時…!
絶対絶命のGUYSの元に頼もしい仲間が助っ人に現れた。
「ザムシャー(°▽°)」
「勘違いするな。貴様は俺が斬ると決めた相手だ」
「インぺライザーが!?Σ(°□°;)」
「潰されていきます!」
「何が…」「あなた…(°▽°)」
「カコちゃん!(°▽°)」
「ファントォォ~ン♪」
「ファントン星人! そうか、君達の仕業か!」
「フィ~ン(^▽^)」
「キエテコシ、キレキレテ~♪」
「ありがとぉ!(>▽<)」
「ヘェヘッヘ♪」
「あたしは…ミライの妹だもん」
「見ているかエンペラ星人、これが我々が紡いできた絆だ!」
絆を深めた宇宙の仲間達が集結する中、遂に暗黒宇宙大皇帝が地球に降臨した。
「これが…エンペラ星人」
「余は暗黒宇宙の支配者…ウルトラの父よ、光の者達よ、遂に三万年前の決着をつける時が来た!
見るがいい、既に太陽は燃え尽きつつある。今こそ全ての光は閉ざされ、そしてこの星は息絶えるのだ!
ウルトラマンよ、光の者達よ、愚かな選択をした全ての命諸共、漆黒の闇となり滅びされぇぇ!
余が降臨した以上、この星に未来はない!!」
「いざ、参る!」
だが、ザムシャーの剣もカコの超能力さえもエンペラ星人の前には全くの無力だった。
「カコちゃん!(°□°;)」
「大丈夫か!」「くっそぉぉ!」
「僕が行きます!」
まだ回復していないミライの身体ではメビウスブレスが具現化されず変身ができない。
「どうして…」
「余に楯突く者は許さぬ!」
そこへアーブギアを纏ったヒカリが身を挺してフェニックスネストを守った。
「ウルトラマンヒカリ!」
「セリザワさん!」
「光の者か…」
「ちきしょう…ちきしょぉぉぉ!! 何もできねえのか! 何か手はねえのか!?」
「おのれエンペラァァ!!」
「リュウさん!?」「エンペラ星人が!」
一機だけ無事だったガンクルセイダーで出撃するリュウ。
「うおぉぉぉぉぉ━━━━!! 絶対に守るんだ! 俺達の思い出の場所を! 地球の未来を! 覚えてるだろ、この機体を!」
「でぇぇあぁぁ!」
「スペシウム弾頭弾、ファイアァァー!!」
ヒカリとザムシャーが一斉に斬りかかるも、二人の渾身の剣を片手であっさり受け止めてしまうエンペラ星人。
「そんな!」
「ザムシャー!?」「話は後だぁ! うぅぅむぁぁぁ!」
二人がかりであろうと軽く捻り、しかも弱っているザムシャーとフェニックスネストを集中的に攻撃するエンペラ星人。
「しっかりしろぉ! 大丈夫かぁ!」
「ミライ、ミライ!」
「しっかりしろ!」「ありがと…」
「マルさぁん、マルさぁぁん!」
「マル、どうした!? マル!」
「マルさん!」「気をしっかり持て!」
「ううぅ…」「光の者でもないお前が何故?」
「うぅ…これが守るという…事なのだな…うう…あぁぁ…メビウス…」
「ザムシャァァァァ━━━っ!!」
「よくもザムシャーを!!(°`□´°;)」
「無駄だ!」
「うわっ、ぐあぁぁっ!! ううっ…惑星アーブよ…感謝する!!」
ザムシャーの刀でエンペラ星人に一矢報いるヒカリ。
「やった…セリザワ隊長!?」
「リュウ…メビウス…地球を頼んだぞ」
「セリザワ隊長ぉぉ!!」
ヒカリの必死の一撃は左大腿部に傷をつけただけだった。
「くそぉぉぉおおおお━━━!!」
「リュウさぁぁぁぁぁん!!」
地球の運命は!? 太陽はこのまま燃え尽きてしまうのか!?
「エンペラ星人の圧倒的な破壊力。それは正に絶望と呼ぶに相応しい力だ。
だが、絶望の中にこそ輝く希望がきっとある筈。最後まで諦めずに戦ってくれ、メビウス」
「エンペラ星人の力で太陽の光りすら届かない地球。誰もが諦めかけた時、ウルトラ兄弟の声が新たな希望を生み出す。
立ち上がれメビウス、そしてCREW GUYS! 愛する地球を守る為に。
次回新ウルトラマン列伝『はばたけメビウス! 心からの言葉』」
嘗て、光の国を滅ぼそうとした暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人。メビウスはその強大な悪意に立ち向かおうとしている。
果たして彼は地球を、そして仲間達の未来を守る事ができるのだろうか?」
インぺライザーの激しい攻撃に手も足も出ないメビウス。
「メビウスゥゥ、頑張れー!」
「頑張ってぇ、ウルトラマァーン!」
「負けるなぁぁ、メビウスゥー!」
「頼む、立ってくれウルトラマァーン!」
市民達の声援に勇気をもらったメビウスは最後の力を振り絞りメビュームダイナマイトでインぺライザーを倒す。
「やった!」
「しっかりしろミライ!」
「ミライ君!」「ミライ!」
「ダメよ! 救護班が来るまで動いちゃダメ」
「充分な休息がなければ、次も戦えない!」
「ママー、メビウス…あのお兄ちゃんなの?」
「そうよ」「ありがとー」
「単なる黒点異常ではない?」
「GUYS SPACYが太陽黒点状のものから未知の高エネルギー反応を検出しました。しかもこの高エネルギー体は太陽を侵食しています。物凄い速度で…」
「だったらいずれ太陽は…」
体力回復の為、メディカルルームに運ばれるミライ。
「メビウスがやっと倒したばかりなのに…」
「諦めるな! 俺達にはまだGUYSがいる」
「また空間転移で!?」
「世界中から全てのインぺライザーが! どれもここから3キロ以内です」
「周辺住民の避難を急ぎます」
「お願いします」
「お任せください、サコミズ総監」
「いや、今は隊長と」
「はい、誰一人犠牲者は出しません。サコミズ隊長!」
進撃を開始するインぺライザー。避難する市民達。ミライが動けない今、地球の未来はCREW GUYSに託された。
「一気に空間転移で攻めてこないって事は…」
「また寝首を絞めるようにって事か!」
「シルバーシャークGの起動準備完了しています!」
「フェニックスネストも間もなくフライトモードに移行できます!」
「ウルトラマンの心に…ミライの頑張りに応えよう。ウルトラマンを信じた人々の想いを無にしない為にも!
GUYS、サリーゴー!!」
「「「「「G・I・G!!」」」」」
GUYSとインぺライザーの総力戦が始まった。
「シルバーシャークG、ファイアー!!」
インぺライザーも同時に左腕のドリルを発射し、攻撃を受けながらも片方のシルバーシャークGを破壊した。
「くそっ…!」
「別のインぺライザーが空間転移で出現!」
「フェニックスネストをフライトモードへ移行!! リュウ!」
フライトモードに移行する間にインぺライザーを集中攻撃するが、そんな時間など与えまいと容赦ない攻撃がフェニックスネストを襲う。
「フライトジェネレーターとコンタクトが取れません! フェニックスネスト、変形不能!」
あっ、リムちゃんがぁぁ~!(´°□°`;)
「地下の粒子加速器が今の攻撃で!」
「ミクラスも、もう…」
「…僕も一緒に戦います!」
「お前、今の自分の状態分かってんのか!」
「地球の人達は…ウルトラマンメビウスを必要としてくれました。その想いに僕は応えたい! それにここは僕達の思い出の場所ですから」
「インぺライザーが!」
今まさに、引導を渡そうとインぺライザーが止めを刺そうとしたその時…!
絶対絶命のGUYSの元に頼もしい仲間が助っ人に現れた。
「ザムシャー(°▽°)」
「勘違いするな。貴様は俺が斬ると決めた相手だ」
「インぺライザーが!?Σ(°□°;)」
「潰されていきます!」
「何が…」「あなた…(°▽°)」
「カコちゃん!(°▽°)」
「ファントォォ~ン♪」
「ファントン星人! そうか、君達の仕業か!」
「フィ~ン(^▽^)」
「キエテコシ、キレキレテ~♪」
「ありがとぉ!(>▽<)」
「ヘェヘッヘ♪」
「あたしは…ミライの妹だもん」
「見ているかエンペラ星人、これが我々が紡いできた絆だ!」
絆を深めた宇宙の仲間達が集結する中、遂に暗黒宇宙大皇帝が地球に降臨した。
「これが…エンペラ星人」
「余は暗黒宇宙の支配者…ウルトラの父よ、光の者達よ、遂に三万年前の決着をつける時が来た!
見るがいい、既に太陽は燃え尽きつつある。今こそ全ての光は閉ざされ、そしてこの星は息絶えるのだ!
ウルトラマンよ、光の者達よ、愚かな選択をした全ての命諸共、漆黒の闇となり滅びされぇぇ!
余が降臨した以上、この星に未来はない!!」
「いざ、参る!」
だが、ザムシャーの剣もカコの超能力さえもエンペラ星人の前には全くの無力だった。
「カコちゃん!(°□°;)」
「大丈夫か!」「くっそぉぉ!」
「僕が行きます!」
まだ回復していないミライの身体ではメビウスブレスが具現化されず変身ができない。
「どうして…」
「余に楯突く者は許さぬ!」
そこへアーブギアを纏ったヒカリが身を挺してフェニックスネストを守った。
「ウルトラマンヒカリ!」
「セリザワさん!」
「光の者か…」
「ちきしょう…ちきしょぉぉぉ!! 何もできねえのか! 何か手はねえのか!?」
「おのれエンペラァァ!!」
「リュウさん!?」「エンペラ星人が!」
一機だけ無事だったガンクルセイダーで出撃するリュウ。
「うおぉぉぉぉぉ━━━━!! 絶対に守るんだ! 俺達の思い出の場所を! 地球の未来を! 覚えてるだろ、この機体を!」
「でぇぇあぁぁ!」
「スペシウム弾頭弾、ファイアァァー!!」
ヒカリとザムシャーが一斉に斬りかかるも、二人の渾身の剣を片手であっさり受け止めてしまうエンペラ星人。
「そんな!」
「ザムシャー!?」「話は後だぁ! うぅぅむぁぁぁ!」
二人がかりであろうと軽く捻り、しかも弱っているザムシャーとフェニックスネストを集中的に攻撃するエンペラ星人。
「しっかりしろぉ! 大丈夫かぁ!」
「ミライ、ミライ!」
「しっかりしろ!」「ありがと…」
「マルさぁん、マルさぁぁん!」
「マル、どうした!? マル!」
「マルさん!」「気をしっかり持て!」
「ううぅ…」「光の者でもないお前が何故?」
「うぅ…これが守るという…事なのだな…うう…あぁぁ…メビウス…」
「ザムシャァァァァ━━━っ!!」
「よくもザムシャーを!!(°`□´°;)」
「無駄だ!」
「うわっ、ぐあぁぁっ!! ううっ…惑星アーブよ…感謝する!!」
ザムシャーの刀でエンペラ星人に一矢報いるヒカリ。
「やった…セリザワ隊長!?」
「リュウ…メビウス…地球を頼んだぞ」
「セリザワ隊長ぉぉ!!」
ヒカリの必死の一撃は左大腿部に傷をつけただけだった。
「くそぉぉぉおおおお━━━!!」
「リュウさぁぁぁぁぁん!!」
地球の運命は!? 太陽はこのまま燃え尽きてしまうのか!?
「エンペラ星人の圧倒的な破壊力。それは正に絶望と呼ぶに相応しい力だ。
だが、絶望の中にこそ輝く希望がきっとある筈。最後まで諦めずに戦ってくれ、メビウス」
「エンペラ星人の力で太陽の光りすら届かない地球。誰もが諦めかけた時、ウルトラ兄弟の声が新たな希望を生み出す。
立ち上がれメビウス、そしてCREW GUYS! 愛する地球を守る為に。
次回新ウルトラマン列伝『はばたけメビウス! 心からの言葉』」