この俺、ウルトラマンゼロの新たな戦いが今始まる!」
「来たか…。さぁてと…今夜こそ、ケリをつけるぜ!」
ゼロは未開拓の惑星チェイニーにて、サロメ星人の実験を阻止する為、尖兵のロボット兵器=にせウルトラ兄弟と戦っていた。にせウルトラセブンに撃墜されたスペースペンドラゴンを救助に向かおうとするが、にせウルトラ兄弟に阻まれるゼロ。
果たしてサロメ星人の目的とは!?
警戒するも、機体が歪みに引き寄せられ脱出不能に陥りそのまま引きずり込まれてしまう。
気がつくと、ペンドラゴンは歪みだらけの宇宙域に飛ばされていた。救難信号はここからだと知り船籍を確認したレイとヒュウガは驚愕する。
「おい、信じられるか!? これは…ペンドラゴンからの救難信号だ!(°□°;)」
「ペンドラゴンから!? 有り得ない、まさかそんな…(°△°;)」
「待ってくれ、発信位置を確認する。あの惑星だ」
発信元である惑星チェイニーに辿り着いたペンドラゴンはゼロとにせウルトラ兄弟の戦いに出くわす。
「今のは、ウルトラマン!?」
「地上から飛行物体!!」
突然、2つの巨大な手がペンドラゴンを襲う。
微かな生命反応をキャッチした二人は大破したペンドラゴンと傍に倒れているクマノを発見する。
「クマさん!!」「おお、クマノ! クマノ、大丈夫か!? クマノ!!」
「・・・ボス!?」「うん!」
「多次元宇宙に…穴が空いたんです」
「多次元宇宙!? 一体何の話だ!!」
身体から光を発しながら急に苦しみ出すクマノ。
「今、クマさんの身体が…!?」
「我々の救難信号が届いたんだな」
現れたのは、別次元のヒュウガであった。
「ヒュウガ船長、よく来てくれたな。アッハハ…」
「ボスが…二人!?(;°д°)」
「この惑星に不時着して二週間…ウルトラマンゼロと共に戦ってきたが、我々はもう限界だ。
クマノ…救助が来たぞ。お前の救難信号が…うわっ、ああぁ! 届いたんだぞォォー!!💦」
「俺の…最後の…魔法ですよ…」
「うん!」
「クマさんが…消えた!?(°△°;)」
「クマノ…(>△<。)」
「教えてくれヒュウガ船長、多次元宇宙とは何だ!? クマノは何故消えた!? この惑星で何が起こってるんだ!?」
「宇宙人の実験基地だ」
「実験基地?」「あの基地で行われてる何かの実験が多次元宇宙に穴を開けてしまったんだ」
「その多次元宇宙とは何だ?」
「宇宙は一つじゃない。次元を隔てて同じ宇宙、同じ地球、同じ人間が並行して無数に存在するんだ」
「同じ人間?」「フッ正直俺もよく分からん。全てクマノの受け売りだ。だが驚いたよ、救助に来た船が別次元の我々だったとはな」
「何故クマノは消えてしまったんだ?」
「我々は異物なんだよ。あの歪みを通って別次元から紛れ込んでしまった」
「異物?」「奴らの実験でこの惑星はどの次元にも属さない孤立した惑星に変えられてしまった。異物である我々はこの空間には適応できない。
ハルナもオキも消えてしまった…」
「この惑星にいる限り、俺達も同じ運命っていう訳か…君達の世界にもレイはいるのか?」
「もちろん。レイは…バトルナイザーを宇宙人に奪われ…」
「バトルナイザーを!?Σ(;°□°)」
「一人で基地に潜入すると言って…うああぁお前達も…見ただろう…ウルトラマンゼロでさえ攻めあぐねている、あのウルトラ兄弟を…あれは宇宙人の造った恐るべきロボット兵器だ!
ボス、ゼロと協力して…ああっ!…奴らの実験を阻止くてくれ…あ…そもないと…多次元宇宙のバランスが崩壊して…全ての宇宙が…うっ…消滅してしまうぅぅわあぁあぁぁ…!!(>□<;)」
「宇宙が消滅だと!?(;°△°)」
「何だ!?」「あれは!」
「ゴモラがもう一体!?(;°□°)」
「いや、違う!!」
ゴモラを模した謎のロボットの攻撃は本物のゴモラを圧倒する。
「超振動波だ!!」
その頑丈なボディは超振動波でもびくともしない。その様子を見つめるサロメ星の女科学者へロディア。
「無駄よ。ゴモラのデータを素に我々が造り上げたメカゴモラ…その性能はオリジナルより遥かに優れている」
「ゴモラァァ━━━!!(;°□°)💦」
「終わりにしてあげる」
その時、窮地のゴモラに空から一陣の光が輝く。
いよっ待ってました、ゼロたん(*≧∇≦*)♪
「ウルトラマンゼロ!」「うん!」
「ウルトラマンゼロ…私達のウルトラ兄弟を振り切ったようね」
今の内にサロメ星人の基地を破壊するよう促すゼロ。
「うん。レイ、宇宙人の基地を攻撃だ!」
「リトラァァァ━━!!」
「これ以上計画の邪魔はさせないわ。実験中のヤツを目覚めさせて!」
「奴の力は未知数です! もし暴走でもしたら…」
「その為のテクターギアだ」
「しかし!💦」
「テクターギア、装着!! さあ…お行き」
へロディアはもう一つの実験体であるロボットを投入する。黒きその姿はゼロと酷似していた。
メカゴモラを追い詰めるゼロ。
「よしっ!(ง•̀□•́)ง」
とどめのワイドゼロショットを放とうとした瞬間、殺気を感じるゼロ。
「何っ!?(°□°;)」
「何だ…お前は!?💧 テクターギアだとぉ? フッ、力を制御しても…俺に勝てるって訳かァァ!!」
それはウルトラマンオーブだって同じなんだ!」
「新しい事件が発生だ」
「ボクも楽しませてくれよぉぉ♪」
「手伝おうか?」
「突撃ィィィ━━━!!」
「それがユナイトってヤツか」
「はい!」
「今こそ、絆の力を使う時だ!」
「俺はオーブトリニティ。3つの光と絆を結び今、立ち上がる!
劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします! 絶賛公開中!」
「みんな、応援よろしくな!」
次回ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE ウルトラマンゼロvsダークロプスゼロ パート2『暗黒の魔弾!』
俺の偽物なんて、許せねえぜ!!(°`□´°)」