「リク!!💦 リク、リク!」
「・・・・」「よかった…」
「うっ…怪獣は? うぅ…」
「異次元に姿を消した。エネルギーを消耗したみたい」
「そっかぁ…」「無事だったか」
「レイトさん!」「あぁ…うっう…ごめんゼロ、無茶しちゃって」
「いや、だが次もこう上手くはいかねぇぞ」
「やはりお前がジードか」「ゼナ!」
「…はい。僕がウルトラマンジードです」
「あ…うっ、言っちまいやがって💧」
「確か愛崎モアの幼馴染み…だったな」
「はい…モアがどうかしたんですか!?」
「はぁあっ!?」
「うぅ…ここは? あぁっ…痛った💧…えっ!? こちら愛崎です。応答願います。応答願います!! えぇ、嘘!?💦」
「クルトさん!」「Σ!! うっ…」
「クルトさん!? う…うっ💧」
「私の監視か? ご苦労だな」
「あんたもクルトって男の仲間かも知れないからな」
『データが送られてきました』
「怪獣が消えた前後、戦闘区域で時空の歪みが発生。この地域に瓦礫等が転送されている」
「じゃあ、モアもそこに?」
『該当地域に人間の生体反応は確認できません』
「そんなぁ💧(;´•△•`)」
「電波撹乱膜を使用しているのだ」
「えぇ?」「電波撹乱膜?」
「シャドー星人が身を隠す為に使用するシステムだ。恐らくこの中にモアもいる」
「クルトの仲間がいる可能性は?」
「共犯の二人は本部に転送した。彼らはゼガンの召喚装置を手に入れる為に地球に潜入した。
ゼガンは我々シャドー星人の最終兵器だったが、私がAIBに配属された時に異次元空間に封印した」
「AIBの戦力にする為に?」
「いや。いずれは破壊するつもりだったがベリアルの脅威が見え隠れする状況下で不測の事態に備え、召喚装置を残しておいたのだ」
「それをクルトに奪われた…不味いな、ゼガンのエネルギーが復活する前に奴を見つけねぇと!」
「だからモアの捜索に手は回せない…でしたよね。モアは僕達が探します」
「うん」「ゼナさん達はクルトを!」
「うぅ…ハァハァ…うっヾ( >`<)…何故逃げない?」
「冗談。この足じゃ…あたしを騙して利用してたんですか?」
Г召喚装置を手に入れるにはパスコードが必要だった。だがゼナは口を割らなかった。お前に近づけば何か掴めると思ったが…」
「はいはい、どうせ何も知らない役立たずですよ!(-`з-)」
「パスコード解明に時間が掛かったが…チッ!…まさか…ガブラ・カーノだったとはな」
「ガブラ・カーノ=戦いの子…我々は彼ら戦士達をそう呼んだ」
「そいつらを使って、他の星を侵略していた訳か」
「我が種族は他から奪うか、自ら滅びるしかなかったのだ。そして幾多の戦いの子を育てた。クルト達は私の教え子だ」
「ベリアルが姿を消している今こそ好機です! 手始めにこの地球を征服する。その為にここに潜伏した…そういう事ですよね? ゼナ教官!」
「何度も言った筈だ。その気はないと」
「子供の頃からゼナから戦う事を教わってきた。なのに…シャドー星人の誇りを捨て、俺達の事も忘れて…」
「ゼナ先輩はクルトさん達の事をずっと思っていた筈です」
「何故分かる? ゼナの事など何も知らない癖に!」
「だってガブラ・カーノってクルトさん達の事なんでしょ? それをパスコードにしてたって事は…」
「師匠に教え子か…フフ、きっと好きだったんだろうな。あんたの事を」
「ありがとう。一緒に探しに来てくれて」
「リクの大切な人なんでしょ」
「頼んだよリク、ライハ。ペガはモアの無事を信じる!」
「どうして…地球人のお前がAIBにいる?」
「えっ? ああ、色々あって…」
モアから語られる自身がAIBに入隊した理由…それはリクが高校生、モアが大学生だった頃の事。
「リッ君は何かなりたい職業とかってあるの?」
「う〜ん僕は…ヒーローかな」
「ドンシャイン!みたいな?」
「具体的には分かんないけど、誰かを元気にさせたり楽しい気分にさせたり、そういう人になれたらいいのかな」
リクと将来について語り合ったその帰り道、どこからか何者かの呻き声が聞こえてきた。恐る恐る声のする方へ向かうモア。
潜伏中の宇宙人を追っていたゼナはその確保対象である宇宙人を介抱するモアと出会ったのだった。
「何をしている?」「宇宙人…ですよね? いや、何か絶対人間じゃないよなぁと思ったんですけど」
「怖くはないのか?」
「ジーッとしてられなくって。
その後AIBの事を聞いたの。クライシスインパクトの後、宇宙の秩序を取り戻す為、宇宙人同士が結成した組織だって」
「まだ問題は多い。価値観の違う星の者達が一緒にいる。上手くいく保証はない。だが…」
「入れてください。私をAIBで働かせてください! 地球人も宇宙人もみんなを元気にしたいんです!(°▽°)
でも入ってからが大変だった。ゼナ先輩、厳しいし…いつまでも休んでる新人! マニュアル覚えたのか新人!」
「集中しろ、ガブラ・カーノ。頭を使え、ガブラ・カーノ!」
「もっと体力をつけろ新人! 先を読め、新人!」
「武器の手入れが甘い、ガブラ・カーノ! 相手の動きを読め、ガブラ・カーノ!」
「新人新人新人!」「ガブラ・カーノ!ガブラ・カーノ!ガブラ・カーノ!」
「アハッw フフフフッフフ」
「ハハハハ…」
「今のは、本物の笑顔ですよね」
「・・・・」「もう終わりにしませんか?」
「「Σ!!」」
「ゼガンのエネルギーが復活した」
「はぁあっ!?」「近いぞ」「うん」
「クルトさん、待って! クルトさん…痛った💦」
「クルト!」「ゼナ先輩!」
「モア!」「リッ君!」
「ゼナ!」「電波撹乱膜の使い方を私だが、今回はそいつを切っておくべきだったな」
「ううぅ…💧」「殺すなら私一人にしろ。それで終わりにするんだ。
私もお前と同じだった。いつか再びシャドー星の為に…そう思っていた。だが…」
「みんな…みんな死んだ。ナッハもトモもアイグもケルも!」
「イズアもナルもフリューもローガン…そうだ、みんな死んだ」
「だから生きる、だから生きなければならないんだ。嘗て望んだ道ではない…正しいのかどうかも分からない…だが試してみてみたいのだ。戦うのではなく、共に生きる。
お前も生きるんだ、クルト!」
「クルトさん」「クルト!」
「もう遅い!! そんな生き方、俺には!」
「よせ! これ以上ゼガンの力を使えばお前の命も💦」
「クルトさん!!(;´°□°`)💦」
「ゼガァァン!! 行くぞ…ゼガン!」
「クルトさんを止めて!💦」
「頼むウルトラマンゼロ、ウルトラマンジード!」
「ジィーッとしてても」
「「ドーにもならねぇ!!」」
「シュワッ!」「フッ!」
「カブ・タタール・シャドー!!」
「デァァリャッ!!」「ジードクロォー!!」
「うっぐ! えっ…うぅっ💦」
ジード&ゼロVSゼガンの戦いが始まった。死んでいったガブラ・カーノ、シャドー星の仲間達の為にも今更ゼナのような生き方はできないと悟ったクルトができる事は戦う事以外になかった。
全てを吹っ切ったクルトが操るゼガンの猛攻に苦戦するジードとゼロ。
「・・・・」「よかった…」
「うっ…怪獣は? うぅ…」
「異次元に姿を消した。エネルギーを消耗したみたい」
「そっかぁ…」「無事だったか」
「レイトさん!」「あぁ…うっう…ごめんゼロ、無茶しちゃって」
「いや、だが次もこう上手くはいかねぇぞ」
「やはりお前がジードか」「ゼナ!」
「…はい。僕がウルトラマンジードです」
「あ…うっ、言っちまいやがって💧」
「確か愛崎モアの幼馴染み…だったな」
「はい…モアがどうかしたんですか!?」
「はぁあっ!?」
「うぅ…ここは? あぁっ…痛った💧…えっ!? こちら愛崎です。応答願います。応答願います!! えぇ、嘘!?💦」
「クルトさん!」「Σ!! うっ…」
「クルトさん!? う…うっ💧」
「私の監視か? ご苦労だな」
「あんたもクルトって男の仲間かも知れないからな」
『データが送られてきました』
「怪獣が消えた前後、戦闘区域で時空の歪みが発生。この地域に瓦礫等が転送されている」
「じゃあ、モアもそこに?」
『該当地域に人間の生体反応は確認できません』
「そんなぁ💧(;´•△•`)」
「電波撹乱膜を使用しているのだ」
「えぇ?」「電波撹乱膜?」
「シャドー星人が身を隠す為に使用するシステムだ。恐らくこの中にモアもいる」
「クルトの仲間がいる可能性は?」
「共犯の二人は本部に転送した。彼らはゼガンの召喚装置を手に入れる為に地球に潜入した。
ゼガンは我々シャドー星人の最終兵器だったが、私がAIBに配属された時に異次元空間に封印した」
「AIBの戦力にする為に?」
「いや。いずれは破壊するつもりだったがベリアルの脅威が見え隠れする状況下で不測の事態に備え、召喚装置を残しておいたのだ」
「それをクルトに奪われた…不味いな、ゼガンのエネルギーが復活する前に奴を見つけねぇと!」
「だからモアの捜索に手は回せない…でしたよね。モアは僕達が探します」
「うん」「ゼナさん達はクルトを!」
「うぅ…ハァハァ…うっヾ( >`<)…何故逃げない?」
「冗談。この足じゃ…あたしを騙して利用してたんですか?」
Г召喚装置を手に入れるにはパスコードが必要だった。だがゼナは口を割らなかった。お前に近づけば何か掴めると思ったが…」
「はいはい、どうせ何も知らない役立たずですよ!(-`з-)」
「パスコード解明に時間が掛かったが…チッ!…まさか…ガブラ・カーノだったとはな」
「ガブラ・カーノ=戦いの子…我々は彼ら戦士達をそう呼んだ」
「そいつらを使って、他の星を侵略していた訳か」
「我が種族は他から奪うか、自ら滅びるしかなかったのだ。そして幾多の戦いの子を育てた。クルト達は私の教え子だ」
「ベリアルが姿を消している今こそ好機です! 手始めにこの地球を征服する。その為にここに潜伏した…そういう事ですよね? ゼナ教官!」
「何度も言った筈だ。その気はないと」
「子供の頃からゼナから戦う事を教わってきた。なのに…シャドー星人の誇りを捨て、俺達の事も忘れて…」
「ゼナ先輩はクルトさん達の事をずっと思っていた筈です」
「何故分かる? ゼナの事など何も知らない癖に!」
「だってガブラ・カーノってクルトさん達の事なんでしょ? それをパスコードにしてたって事は…」
「師匠に教え子か…フフ、きっと好きだったんだろうな。あんたの事を」
「ありがとう。一緒に探しに来てくれて」
「リクの大切な人なんでしょ」
「頼んだよリク、ライハ。ペガはモアの無事を信じる!」
「どうして…地球人のお前がAIBにいる?」
「えっ? ああ、色々あって…」
モアから語られる自身がAIBに入隊した理由…それはリクが高校生、モアが大学生だった頃の事。
「リッ君は何かなりたい職業とかってあるの?」
「う〜ん僕は…ヒーローかな」
「ドンシャイン!みたいな?」
「具体的には分かんないけど、誰かを元気にさせたり楽しい気分にさせたり、そういう人になれたらいいのかな」
リクと将来について語り合ったその帰り道、どこからか何者かの呻き声が聞こえてきた。恐る恐る声のする方へ向かうモア。
潜伏中の宇宙人を追っていたゼナはその確保対象である宇宙人を介抱するモアと出会ったのだった。
「何をしている?」「宇宙人…ですよね? いや、何か絶対人間じゃないよなぁと思ったんですけど」
「怖くはないのか?」
「ジーッとしてられなくって。
その後AIBの事を聞いたの。クライシスインパクトの後、宇宙の秩序を取り戻す為、宇宙人同士が結成した組織だって」
「まだ問題は多い。価値観の違う星の者達が一緒にいる。上手くいく保証はない。だが…」
「入れてください。私をAIBで働かせてください! 地球人も宇宙人もみんなを元気にしたいんです!(°▽°)
でも入ってからが大変だった。ゼナ先輩、厳しいし…いつまでも休んでる新人! マニュアル覚えたのか新人!」
「集中しろ、ガブラ・カーノ。頭を使え、ガブラ・カーノ!」
「もっと体力をつけろ新人! 先を読め、新人!」
「武器の手入れが甘い、ガブラ・カーノ! 相手の動きを読め、ガブラ・カーノ!」
「新人新人新人!」「ガブラ・カーノ!ガブラ・カーノ!ガブラ・カーノ!」
「アハッw フフフフッフフ」
「ハハハハ…」
「今のは、本物の笑顔ですよね」
「・・・・」「もう終わりにしませんか?」
「「Σ!!」」
「ゼガンのエネルギーが復活した」
「はぁあっ!?」「近いぞ」「うん」
「クルトさん、待って! クルトさん…痛った💦」
「クルト!」「ゼナ先輩!」
「モア!」「リッ君!」
「ゼナ!」「電波撹乱膜の使い方を私だが、今回はそいつを切っておくべきだったな」
「ううぅ…💧」「殺すなら私一人にしろ。それで終わりにするんだ。
私もお前と同じだった。いつか再びシャドー星の為に…そう思っていた。だが…」
「みんな…みんな死んだ。ナッハもトモもアイグもケルも!」
「イズアもナルもフリューもローガン…そうだ、みんな死んだ」
「だから生きる、だから生きなければならないんだ。嘗て望んだ道ではない…正しいのかどうかも分からない…だが試してみてみたいのだ。戦うのではなく、共に生きる。
お前も生きるんだ、クルト!」
「クルトさん」「クルト!」
「もう遅い!! そんな生き方、俺には!」
「よせ! これ以上ゼガンの力を使えばお前の命も💦」
「クルトさん!!(;´°□°`)💦」
「ゼガァァン!! 行くぞ…ゼガン!」
「クルトさんを止めて!💦」
「頼むウルトラマンゼロ、ウルトラマンジード!」
「ジィーッとしてても」
「「ドーにもならねぇ!!」」
「シュワッ!」「フッ!」
「カブ・タタール・シャドー!!」
「デァァリャッ!!」「ジードクロォー!!」
「うっぐ! えっ…うぅっ💦」
ジード&ゼロVSゼガンの戦いが始まった。死んでいったガブラ・カーノ、シャドー星の仲間達の為にも今更ゼナのような生き方はできないと悟ったクルトができる事は戦う事以外になかった。
全てを吹っ切ったクルトが操るゼガンの猛攻に苦戦するジードとゼロ。