ラジオから流れているウルトラマンギンガの歌。歌っているのは今や人気アイドルとなった千草だった。
彼女のファンであるゴウキはヒカルと友也が幼馴染みや友人だと知って大ハシャギ。今日は雫ヶ丘で千草のライブがあるというので、ゴウキの希望でパトロールの合間に行くことになった。
「うぅ~む・・・うん。この反応・・・むぅ気になりますね」
「んん、俺様の出番か!!」
「今回は調査をお願いしたいのですが・・・本来、工作活動は夕焼けのエージェントが・・・」
「おいっ! あの長靴みてえな野郎を引き合いに出すなぁ!!」
「ではぁ調査の方をお願いいたしますよぉ」
「ん、んん~υ」
「あれ、もう始まってるの?」
「いや違うな。あれはファンクラブ会員限定特典だ。リハーサルを間近で見学させてもらえるんだぞ。超スゲェだろ♪」
ファンクラブ会長の丹波はゴウキ曰く、通称タンバリンおじさんと呼ばれスタッフも一目置く礼儀正しいファン代表だ。
早速千草にサインをもらうゴウキはウハウハ気分。
「先輩としての威厳が崩れ去った決定的な瞬間ねυ」
突然、空から火の玉が落ちてきてインペライザーが現れた。
「何かを探しているようですな」
「もしかすると・・・チブル星人はビクトリウムの鉱脈に気づいたのかも知れません」
『ポイントM-3にインペライザーが出現!』
「市民への避難勧告はこちらから出す。アリサ・ゴウキ・ヒカルは速やかに避難活動を行いつつ、インペライザーを止めろ!」
『『『ガレット!!』』』
「俺か行く」「光線を出してる頭部を狙って!」「「ガレット!!」」
ショウはビクトリーにライブしてインペライザーを迎え撃つ。
「よし、ビクトリーを援護するぞ! ヒカル、千草ちゃんを安全な場所へ」
「ガレット!」「貴様らごときが俺様の邪魔すんじゃねえ! どいつもこいつも俺様をイラつかせやがって! えぇぃ!!」
「行くぞ」「ダアァッ!」
「来い!」「千草!!」「今からお威圧な事を言うぞ。武器を捨てろ地球人! 反撃もせずに捨てるとはなぁ。素直過ぎて退屈だぁ!! 来い!」
「放してぇ!」その時、タンバリンがボルストの頭を直撃した。
「イタアァァ!!誰だぁ!?」
千草を救ったのはあのタンバリンおじさんだった。登場シーンがズ〇"ット風ww
「丹波さん!?」「野郎ぉぉ!!」
丹波は本来の姿であるメトロン星人となってボルストを攻撃。
「えっイタッ! 目・・・目ぇーー
貴様ぁ!!」
「短絡的な行動は相変わらずの様だな」
「むぅぅ・・・ずぅっと気に食わねえ野郎だったがやっぱり気に食わねえ!! 何故地球人を守る!?」
「地球人を守っている訳ではない。彼女を守っているだけだ」
「行くぞシェパードン!これで決める!!」
インペライザーもシェパードンセイバーの露と消えた。
「ここまでだ!」「一旦戻りなさい!」
「断る!! 俺様の邪魔をしたコイツらをぉお・・・!」
「戻りなさい!!」「断るって言ってんだろうが!! コイツらだけは俺様が始末する・・・って、オイッオイッオイオイυ・・・」
「助けてくださり有り難うございました」
「僕の事、恐くは・・・」「私、宇宙人とか怪獣には慣れっこなんで」
「一体どういう事なの?」「丹波さんって宇宙人だったのかよ・・・なんで宇宙人がアイドルのファンやってんだよ!?」
一年ほど前、侵略の先遣隊として地球に送り込まれたメトロン星人はアイドルブームを利用した人類自滅作戦を決行し、人間の理性を麻痺させ凶暴化させる宇宙ケミカルライトを使って人間同士の信頼関係を崩壊させて人類の自滅を導こうとしたが・・・。
既に興奮状態のファン達にはケミカルライトの効果は通用せず、いつしか自分も千草の歌って踊る姿に魅了され見事なドルオタになっていたのだった。
千草に愛用のタンバリンを託し、UPG基地に連行される丹波。
「楽しい思い出を・・・ありがとう」
事件はこれで終わったかに見えた。
「フゥム・・フムゥ」「俺様を勝手に転送しやがって、納得できねえな!」
「やはり気になりますねぇ」
「あの野郎を放っておく気じゃねえだろうなぁ」
「調査の続行をお願いしたいのですが・・・」
「あの野郎を処分してもいいよなぁ!」
「私の話を全く聞いていませんねぇ!!(#°Д°)」
「俺の話、全く聞いてねえだろ!!(#°Д°)」
「あ"あ"ぁぁ!! 五月蝿いですね!! もうお好きにどうぞ!!」
「応ともさぁ!! じゃあさっさと転送しやがれこの野郎! えぇぇい!」
例え宇宙人でも自分を応援してくれた丹波の事を気にかける千草を元気づけるヒカル。
「千草、心配するなって。あの人はきっと大丈夫だから。そしたらまた歌えばいいじゃないか。丹波さん達の為に。なっ」
「そいつはどうかな」
二人の前に再びボルストが現れた。
「ヒカル君、大丈夫!?」
「悪いな小僧、お前に用はないんだよ。一緒に来てもらおうか」
「よせっ!!」「放してぇ!!」
「あの野郎をファンに持った事を恨むんだな!」
「すいません」「はい」
「必ず戻ってきますから」
「へっ!? えっυ」
千草の危機を察知した丹波はシュナウザーから脱出して救援に向かう。
「放してぇ!!」「暴れるな! オラ、助けを呼べ! オラ!!」
「えっ、丹波さん!?」「フッまんまと来やがったな。へへへ」
「その子を放しなさい。お前の目的は私だろ!」
「ありがちな事ばっかり言いやがって! オラァァ! そうだよ、俺の目的は貴様の
抹殺だぁ!!」
ゾアムルチにモンスライブするボルスト。
「君とこのステージは必ず守る」
巨大化して迎え撃つメトロン星人だがゾアムルチの強力な攻撃でピンチに。
「こんなとこにいたのか!」
「いいから早く助けろよυ」
「何てザマだ」「うるせぇっυ」
「動くなよ」「ダァッ! アッツ!」
「先に行くぞ」「千草!」
「ヒカル君、丹波さんを助けてあげて!」
「後は俺に任せろ」
メトロンと共闘するギンガとビクトリー。
「千草のステージを滅茶苦茶にしやがって!!」
「貴様は絶対にこの手で抹殺してやるぅぅ!!」
ギンガとビクトリーに目もくれずメトロンを倒そうとするゾアムルチ。
ゾアムルチに苦戦するメトロン。そんな彼の為に歌う千草。千草の歌に勇気をもらったメトロンは宇宙ケミカルライトを持ってオタ芸を始めた。(えっ(υ°Д°)
宇宙ケミカルライトの効果で大人しくなったゾアムルチ。
「か・・・可愛い」
メトロンのオタ芸で千草のパフォーマンスにすっかり魅了されてしまったボルスト。
その隙にウルトラショットとビクトリウムシュートで引導を渡すギンガとビクトリー。
無事にライブは開催され、そこには丹波の姿もあった。
陣野隊長の計らいでメトロン星人を理解し合える相手と判断して、上層部には存在を隠匿したのだ。
感情が最高潮に達したのか、メトロンに戻ってしまっている丹波。
「はっ! はっ、ちょちょっとあれ不味いでしょυ」
「いやぁでも・・・みんな気づいてないみたいですよ」
「えっ!?」「夢中になれる事もあれば姿も星も関係ないんですよ」
「UPGにやって来たアリサ隊員のかつての恩人。しかし、彼がもたらしたのは混乱と人類が手にしてはならない禁断の力だった。
次回ウルトラマンギンガS『分裂!UPG』」
彼女のファンであるゴウキはヒカルと友也が幼馴染みや友人だと知って大ハシャギ。今日は雫ヶ丘で千草のライブがあるというので、ゴウキの希望でパトロールの合間に行くことになった。
「うぅ~む・・・うん。この反応・・・むぅ気になりますね」
「んん、俺様の出番か!!」
「今回は調査をお願いしたいのですが・・・本来、工作活動は夕焼けのエージェントが・・・」
「おいっ! あの長靴みてえな野郎を引き合いに出すなぁ!!」
「ではぁ調査の方をお願いいたしますよぉ」
「ん、んん~υ」
「あれ、もう始まってるの?」
「いや違うな。あれはファンクラブ会員限定特典だ。リハーサルを間近で見学させてもらえるんだぞ。超スゲェだろ♪」
ファンクラブ会長の丹波はゴウキ曰く、通称タンバリンおじさんと呼ばれスタッフも一目置く礼儀正しいファン代表だ。
早速千草にサインをもらうゴウキはウハウハ気分。
「先輩としての威厳が崩れ去った決定的な瞬間ねυ」
突然、空から火の玉が落ちてきてインペライザーが現れた。
「何かを探しているようですな」
「もしかすると・・・チブル星人はビクトリウムの鉱脈に気づいたのかも知れません」
『ポイントM-3にインペライザーが出現!』
「市民への避難勧告はこちらから出す。アリサ・ゴウキ・ヒカルは速やかに避難活動を行いつつ、インペライザーを止めろ!」
『『『ガレット!!』』』
「俺か行く」「光線を出してる頭部を狙って!」「「ガレット!!」」
ショウはビクトリーにライブしてインペライザーを迎え撃つ。
「よし、ビクトリーを援護するぞ! ヒカル、千草ちゃんを安全な場所へ」
「ガレット!」「貴様らごときが俺様の邪魔すんじゃねえ! どいつもこいつも俺様をイラつかせやがって! えぇぃ!!」
「行くぞ」「ダアァッ!」
「来い!」「千草!!」「今からお威圧な事を言うぞ。武器を捨てろ地球人! 反撃もせずに捨てるとはなぁ。素直過ぎて退屈だぁ!! 来い!」
「放してぇ!」その時、タンバリンがボルストの頭を直撃した。
「イタアァァ!!誰だぁ!?」
千草を救ったのはあのタンバリンおじさんだった。登場シーンがズ〇"ット風ww
「丹波さん!?」「野郎ぉぉ!!」
丹波は本来の姿であるメトロン星人となってボルストを攻撃。
「えっイタッ! 目・・・目ぇーー
貴様ぁ!!」
「短絡的な行動は相変わらずの様だな」
「むぅぅ・・・ずぅっと気に食わねえ野郎だったがやっぱり気に食わねえ!! 何故地球人を守る!?」
「地球人を守っている訳ではない。彼女を守っているだけだ」
「行くぞシェパードン!これで決める!!」
インペライザーもシェパードンセイバーの露と消えた。
「ここまでだ!」「一旦戻りなさい!」
「断る!! 俺様の邪魔をしたコイツらをぉお・・・!」
「戻りなさい!!」「断るって言ってんだろうが!! コイツらだけは俺様が始末する・・・って、オイッオイッオイオイυ・・・」
「助けてくださり有り難うございました」
「僕の事、恐くは・・・」「私、宇宙人とか怪獣には慣れっこなんで」
「一体どういう事なの?」「丹波さんって宇宙人だったのかよ・・・なんで宇宙人がアイドルのファンやってんだよ!?」
一年ほど前、侵略の先遣隊として地球に送り込まれたメトロン星人はアイドルブームを利用した人類自滅作戦を決行し、人間の理性を麻痺させ凶暴化させる宇宙ケミカルライトを使って人間同士の信頼関係を崩壊させて人類の自滅を導こうとしたが・・・。
既に興奮状態のファン達にはケミカルライトの効果は通用せず、いつしか自分も千草の歌って踊る姿に魅了され見事なドルオタになっていたのだった。
千草に愛用のタンバリンを託し、UPG基地に連行される丹波。
「楽しい思い出を・・・ありがとう」
事件はこれで終わったかに見えた。
「フゥム・・フムゥ」「俺様を勝手に転送しやがって、納得できねえな!」
「やはり気になりますねぇ」
「あの野郎を放っておく気じゃねえだろうなぁ」
「調査の続行をお願いしたいのですが・・・」
「あの野郎を処分してもいいよなぁ!」
「私の話を全く聞いていませんねぇ!!(#°Д°)」
「俺の話、全く聞いてねえだろ!!(#°Д°)」
「あ"あ"ぁぁ!! 五月蝿いですね!! もうお好きにどうぞ!!」
「応ともさぁ!! じゃあさっさと転送しやがれこの野郎! えぇぇい!」
例え宇宙人でも自分を応援してくれた丹波の事を気にかける千草を元気づけるヒカル。
「千草、心配するなって。あの人はきっと大丈夫だから。そしたらまた歌えばいいじゃないか。丹波さん達の為に。なっ」
「そいつはどうかな」
二人の前に再びボルストが現れた。
「ヒカル君、大丈夫!?」
「悪いな小僧、お前に用はないんだよ。一緒に来てもらおうか」
「よせっ!!」「放してぇ!!」
「あの野郎をファンに持った事を恨むんだな!」
「すいません」「はい」
「必ず戻ってきますから」
「へっ!? えっυ」
千草の危機を察知した丹波はシュナウザーから脱出して救援に向かう。
「放してぇ!!」「暴れるな! オラ、助けを呼べ! オラ!!」
「えっ、丹波さん!?」「フッまんまと来やがったな。へへへ」
「その子を放しなさい。お前の目的は私だろ!」
「ありがちな事ばっかり言いやがって! オラァァ! そうだよ、俺の目的は貴様の
抹殺だぁ!!」
ゾアムルチにモンスライブするボルスト。
「君とこのステージは必ず守る」
巨大化して迎え撃つメトロン星人だがゾアムルチの強力な攻撃でピンチに。
「こんなとこにいたのか!」
「いいから早く助けろよυ」
「何てザマだ」「うるせぇっυ」
「動くなよ」「ダァッ! アッツ!」
「先に行くぞ」「千草!」
「ヒカル君、丹波さんを助けてあげて!」
「後は俺に任せろ」
メトロンと共闘するギンガとビクトリー。
「千草のステージを滅茶苦茶にしやがって!!」
「貴様は絶対にこの手で抹殺してやるぅぅ!!」
ギンガとビクトリーに目もくれずメトロンを倒そうとするゾアムルチ。
ゾアムルチに苦戦するメトロン。そんな彼の為に歌う千草。千草の歌に勇気をもらったメトロンは宇宙ケミカルライトを持ってオタ芸を始めた。(えっ(υ°Д°)
宇宙ケミカルライトの効果で大人しくなったゾアムルチ。
「か・・・可愛い」
メトロンのオタ芸で千草のパフォーマンスにすっかり魅了されてしまったボルスト。
その隙にウルトラショットとビクトリウムシュートで引導を渡すギンガとビクトリー。
無事にライブは開催され、そこには丹波の姿もあった。
陣野隊長の計らいでメトロン星人を理解し合える相手と判断して、上層部には存在を隠匿したのだ。
感情が最高潮に達したのか、メトロンに戻ってしまっている丹波。
「はっ! はっ、ちょちょっとあれ不味いでしょυ」
「いやぁでも・・・みんな気づいてないみたいですよ」
「えっ!?」「夢中になれる事もあれば姿も星も関係ないんですよ」
「UPGにやって来たアリサ隊員のかつての恩人。しかし、彼がもたらしたのは混乱と人類が手にしてはならない禁断の力だった。
次回ウルトラマンギンガS『分裂!UPG』」