「未知の宇宙へと進出を始めた人類を守り、そして導いた光の巨人ウルトラマンダイナ。
しかし水棲生命体スヒュームが移動要塞クラーコフを乗っ取り、ウルトラマンダイナもスヒュームの操る海獣レイキュバスによって氷漬けにされてしまった。
人類の光はここで閉ざされてしまうのだろうか・・・」
誘導電波による人工太陽の地球到達まであと2時間。TPC防衛軍は人工太陽を破壊する為、戦闘機部隊を出動させるが、レイキュバスに妨害されてしまう。
リョウとマイはクラーコフのコンピュータに侵入できるルートを探していた。
「ねえ、このルートはどう?」
「D-バラスト排水口? 無理です、ガッツマーリンには狭すぎます」
「でも誘導ミサイルなら通る」
「何を考えてるんです?」
「コウダ隊員、誘導電波を切る方法がたった1つだけあります。ただこれは・・・」
「DF9コマンドか・・・」「はい・・・」
「この艦でメインコンピュータに干渉されずに作動できるシステムだ。それ以外ない」
氷漬けにされたダイナの中で身動きできないアスカ。
「身体が・・・まるで動かない。クッソォォ」
「みんな、諦めるんじゃねえぞ」
「正気か!? この艦を自爆させるなんて!!」
「しぃっ、声が大きい」「人工太陽が到着する前に誘導電波さえ止めれば人類にはまだ希望が残る。奴らに打ち勝つにはそうするしかないんです!」
「嫌だ!私は犠牲になんかなりたくない!! 開けろ開けてくれぇぇ!! こいつらこの艦を自爆させる気なんだ!!」
「だから言わない方がいいって・・・」
「アスカ、カリヤ・・・許せ!」
自爆装置を起動させるコウダ。
「そう、そんな手があったの。残念だけどその鍵は抜かせてもらうわ」
リョウは水中ミサイルに乗って排水口からクラーコフに侵入する作戦を敢行しようとする。クラーコフの自爆モードを確認し、爆発までの15分間にメインコンピュータを奪回しなければならない。
その役目をマイに託すが・・・。
「できませんよぉ! あたしにできる筈ない! あたしリョウ先輩みたいに勇敢じゃないし、戦いにあまり出た事ないし、ホントはスーパーGUTSの隊員にな・・・・」
「これがそんなに勇敢な人間の手!? あたしだって怖い。戦うのは怖い。でもそれは自分自身で乗り越えていくしかないのよ!」
「流石に・・・今度ばかりは限界だぜ・・・」
「限界を超えた時、初めて見えてくるものもある」
「父さん・・・」
「父さぁぁん、俺を1人にしないでくれ!!」
「シン、お前は1人じゃない」
「えっ!?」
大量に襲ってくるディゴン達に苦戦し、絶体絶命のコウダとナカジマをカリヤが救う。
緊張するマイをリラックスさせるように歌を歌うリョウ。マイも一緒に歌う。
いやあ、いつでもどこでも君だけを守りたいは名曲ですね
「マイ、戦う事にもし理由があるならね誰かを守る為だと思う」
「誰かを・・・守る?」「みんなを守って」
「リョウ先輩・・・案外、歌上手ですね」
「えっ?」「今度歌いに行きましょう。絶対」
「マイ・・・」「大丈夫です。あたしもう行けます」
「頼んだわよ」「ラジャー」
ダイナに止めを刺そうと迫るレイキュバスをヒビキ隊長の駆るガッツイーグルβが阻止する。
「ダイナァァ、いつまでそうやって寝てる気だぁぁ!!」
「地球がピンチなんだ! 聞こえるかぁぁダイナァ!! お前が何者で何故俺達の為に戦うのか知らねえ。でも・・・この星の事が好きなら、人間を、俺達の仲間を嫌いじゃなかったら、もう一度立ち上がってくれぇぇぇ!!」
レイキュバスの火球を利用してダイナの周りの氷を溶かすガッツイーグルβ。
「オオォォォォォォーーー!!」
マイを乗せたミサイルを侵入させまいと排水口をガードするスヒューム。
「マイの勇気を無駄にはしない!!」
リョウの援護により見事侵入に成功する。
「待ってたぜ、ウルトラマンダイナ!!」
クラーコフに侵入したマイは奪回作業を開始した。
「今から30秒後に全てのシステムを取り返します! でも奪回後にまた海底に潜られたらあたし達の負けです! その前に勝負をつける必要があります!」
「俺達の持ち時間は?」
「多くて15秒!」「それで充分だ!」
エネルギーが残り少なく満足に戦えないダイナはミラクルタイプになり人工太陽のエネルギーを浴びて回復する。
メインコンピュータの奪回に成功するマイ。
「やったぁぁ!!♪」「ナカジマ、誘導電波解除!」
「ラジャー!」「カリヤ、熱線砲発射! 最大出力で怪獣を焼き払え!!」
「ラジャー!! 喰らえぇぇ!!」
背後から襲撃してきたディゴンを返り討ちにするマイ。
「あたしもスーパーGUTSの戦士よ」
レボリウムウェーブでレイキュバスを倒すダイナ。
「爆発までどれだけあった!?」
「2秒ギリギリセーフ・・・」
「人工太陽が戻ってく」
「これで終わるなんて思わないで」
宇宙へ脱出するスヒュームをテレポートして追うダイナ。
「また出直して来るわ」
ダイナは再び人工太陽のエネルギーを使ってスヒュームを倒す。
「こんな一時の為に俺達は戦うのかも知れないな」
「大事な何かを守る為に」
「えっ、大事な何かって何?」
「さあね」「おっ、なにマイィ急にキリッとしちゃって。さてはなんかあったなぁ」
「ずうっと気絶してた人には何にも教えない。ねっリョウ先輩」
「そうよねぇ。今日は思いっきり歌いに行っちゃおうか。頼りないアスカは抜きでー♪」
「そりゃねえよぉ」
そこへ江尻教授が現れる。
「約束通り報告しに来ました。あなたの部下達と同行し、感じた事を率直に言わせてもらいます」
「何でしょうか?」
「とても素晴らしいチームでした!」
「光栄です」
「人類の未来を阻むスヒュームの企みはスーパーGUTSとウルトラマンダイナの前に敗れた。
決して諦めず前に進もうとする彼らの熱い心が冷酷な侵略者の野望を打ち砕いたのだ。そしてスヒュームが操る海獣レイキュバス。そんなレイキュバスの力を右腕に宿しているのが超合体怪獣ファイブキングだ。
ティガ、ダイナ、ガイアそれぞれが戦った強敵怪獣達で構成されているファイブキング。新たな敵の力で再び現れたファイブキングが三大ウルトラマンの前に立ちはだかる。
だが今も前に進み、成長を続けているダイナならばもうレイキュバスに負ける事はないだろう」
「ヘアっ!」「君達も彼らの戦いを応援して欲しい」
「デアァァ!!」
「ウルトラマンアグルの力を授かりパワーアップしたウルトラマンガイア。そんな彼の前にガイアのデータを全てコピーした偽のガイアが現れる。
次回新ウルトラマン列伝『新たなる戦い!ガイア・ヴァージョンアップ!』」
しかし水棲生命体スヒュームが移動要塞クラーコフを乗っ取り、ウルトラマンダイナもスヒュームの操る海獣レイキュバスによって氷漬けにされてしまった。
人類の光はここで閉ざされてしまうのだろうか・・・」
誘導電波による人工太陽の地球到達まであと2時間。TPC防衛軍は人工太陽を破壊する為、戦闘機部隊を出動させるが、レイキュバスに妨害されてしまう。
リョウとマイはクラーコフのコンピュータに侵入できるルートを探していた。
「ねえ、このルートはどう?」
「D-バラスト排水口? 無理です、ガッツマーリンには狭すぎます」
「でも誘導ミサイルなら通る」
「何を考えてるんです?」
「コウダ隊員、誘導電波を切る方法がたった1つだけあります。ただこれは・・・」
「DF9コマンドか・・・」「はい・・・」
「この艦でメインコンピュータに干渉されずに作動できるシステムだ。それ以外ない」
氷漬けにされたダイナの中で身動きできないアスカ。
「身体が・・・まるで動かない。クッソォォ」
「みんな、諦めるんじゃねえぞ」
「正気か!? この艦を自爆させるなんて!!」
「しぃっ、声が大きい」「人工太陽が到着する前に誘導電波さえ止めれば人類にはまだ希望が残る。奴らに打ち勝つにはそうするしかないんです!」
「嫌だ!私は犠牲になんかなりたくない!! 開けろ開けてくれぇぇ!! こいつらこの艦を自爆させる気なんだ!!」
「だから言わない方がいいって・・・」
「アスカ、カリヤ・・・許せ!」
自爆装置を起動させるコウダ。
「そう、そんな手があったの。残念だけどその鍵は抜かせてもらうわ」
リョウは水中ミサイルに乗って排水口からクラーコフに侵入する作戦を敢行しようとする。クラーコフの自爆モードを確認し、爆発までの15分間にメインコンピュータを奪回しなければならない。
その役目をマイに託すが・・・。
「できませんよぉ! あたしにできる筈ない! あたしリョウ先輩みたいに勇敢じゃないし、戦いにあまり出た事ないし、ホントはスーパーGUTSの隊員にな・・・・」
「これがそんなに勇敢な人間の手!? あたしだって怖い。戦うのは怖い。でもそれは自分自身で乗り越えていくしかないのよ!」
「流石に・・・今度ばかりは限界だぜ・・・」
「限界を超えた時、初めて見えてくるものもある」
「父さん・・・」
「父さぁぁん、俺を1人にしないでくれ!!」
「シン、お前は1人じゃない」
「えっ!?」
大量に襲ってくるディゴン達に苦戦し、絶体絶命のコウダとナカジマをカリヤが救う。
緊張するマイをリラックスさせるように歌を歌うリョウ。マイも一緒に歌う。
いやあ、いつでもどこでも君だけを守りたいは名曲ですね
「マイ、戦う事にもし理由があるならね誰かを守る為だと思う」
「誰かを・・・守る?」「みんなを守って」
「リョウ先輩・・・案外、歌上手ですね」
「えっ?」「今度歌いに行きましょう。絶対」
「マイ・・・」「大丈夫です。あたしもう行けます」
「頼んだわよ」「ラジャー」
ダイナに止めを刺そうと迫るレイキュバスをヒビキ隊長の駆るガッツイーグルβが阻止する。
「ダイナァァ、いつまでそうやって寝てる気だぁぁ!!」
「地球がピンチなんだ! 聞こえるかぁぁダイナァ!! お前が何者で何故俺達の為に戦うのか知らねえ。でも・・・この星の事が好きなら、人間を、俺達の仲間を嫌いじゃなかったら、もう一度立ち上がってくれぇぇぇ!!」
レイキュバスの火球を利用してダイナの周りの氷を溶かすガッツイーグルβ。
「オオォォォォォォーーー!!」
マイを乗せたミサイルを侵入させまいと排水口をガードするスヒューム。
「マイの勇気を無駄にはしない!!」
リョウの援護により見事侵入に成功する。
「待ってたぜ、ウルトラマンダイナ!!」
クラーコフに侵入したマイは奪回作業を開始した。
「今から30秒後に全てのシステムを取り返します! でも奪回後にまた海底に潜られたらあたし達の負けです! その前に勝負をつける必要があります!」
「俺達の持ち時間は?」
「多くて15秒!」「それで充分だ!」
エネルギーが残り少なく満足に戦えないダイナはミラクルタイプになり人工太陽のエネルギーを浴びて回復する。
メインコンピュータの奪回に成功するマイ。
「やったぁぁ!!♪」「ナカジマ、誘導電波解除!」
「ラジャー!」「カリヤ、熱線砲発射! 最大出力で怪獣を焼き払え!!」
「ラジャー!! 喰らえぇぇ!!」
背後から襲撃してきたディゴンを返り討ちにするマイ。
「あたしもスーパーGUTSの戦士よ」
レボリウムウェーブでレイキュバスを倒すダイナ。
「爆発までどれだけあった!?」
「2秒ギリギリセーフ・・・」
「人工太陽が戻ってく」
「これで終わるなんて思わないで」
宇宙へ脱出するスヒュームをテレポートして追うダイナ。
「また出直して来るわ」
ダイナは再び人工太陽のエネルギーを使ってスヒュームを倒す。
「こんな一時の為に俺達は戦うのかも知れないな」
「大事な何かを守る為に」
「えっ、大事な何かって何?」
「さあね」「おっ、なにマイィ急にキリッとしちゃって。さてはなんかあったなぁ」
「ずうっと気絶してた人には何にも教えない。ねっリョウ先輩」
「そうよねぇ。今日は思いっきり歌いに行っちゃおうか。頼りないアスカは抜きでー♪」
「そりゃねえよぉ」
そこへ江尻教授が現れる。
「約束通り報告しに来ました。あなたの部下達と同行し、感じた事を率直に言わせてもらいます」
「何でしょうか?」
「とても素晴らしいチームでした!」
「光栄です」
「人類の未来を阻むスヒュームの企みはスーパーGUTSとウルトラマンダイナの前に敗れた。
決して諦めず前に進もうとする彼らの熱い心が冷酷な侵略者の野望を打ち砕いたのだ。そしてスヒュームが操る海獣レイキュバス。そんなレイキュバスの力を右腕に宿しているのが超合体怪獣ファイブキングだ。
ティガ、ダイナ、ガイアそれぞれが戦った強敵怪獣達で構成されているファイブキング。新たな敵の力で再び現れたファイブキングが三大ウルトラマンの前に立ちはだかる。
だが今も前に進み、成長を続けているダイナならばもうレイキュバスに負ける事はないだろう」
「ヘアっ!」「君達も彼らの戦いを応援して欲しい」
「デアァァ!!」
「ウルトラマンアグルの力を授かりパワーアップしたウルトラマンガイア。そんな彼の前にガイアのデータを全てコピーした偽のガイアが現れる。
次回新ウルトラマン列伝『新たなる戦い!ガイア・ヴァージョンアップ!』」