「私ウルトラマンギンガとビクトリーが守った地球。そこには地球の意思とも言えるビクトリウムコアがあり、アンドロイドのマナに命の意味を伝えていた。
別の宇宙では地球に宿る意思がウルトラマンを誕生させた。彼の名はウルトラマンガイア。高山我夢という青年が変身する大地の力を持つウルトラマンだ。
巨大な敵との戦いの中でガイアはもう1人のウルトラマン、アグルの力をその身に宿す事になった。2つの力を全て解放した姿がスプリームヴァージョンだ。
今回はそんなガイアの新たなる戦いの始まりを観てみよう」
アグルの力を我夢に託し、藤宮は姿を消した。これからはたった1人のウルトラマンとして戦わなくてはならない我夢。
今まではアグルの助けがあったらこそ戦って来れた。だがその藤宮ももういない。
「藤宮、これからはずっと1人なのか・・・」
そんな時、アルケミースターズのダニエルから凍結した筈のクリシスから放たれたプログラムがGUARDヨーロッパのメインコンピュータに侵入したとの連絡が入る。
「システムダウンの直前、クリシスが最後に放った命令が独立したプログラムとしてネットワーク上に生き残っていたんです。まるで亡霊のように」
「亡霊!? クリシスゴーストか」
エリアルベース内の自動防衛システムが作動する。クリシスゴーストが基地のメインコンピュータにも侵入してきたのだ。サブシステムに切り替えるがサブシステムにまで汚染されていた。
ワクチンも効果がなく、物凄い速さでAブロックを汚染したクリシスゴースト。
「もし全てのシステムが奪われたら・・・」
「リパルサーリフトが停止し、この艦は落ちます」
艦内の酸素濃度が低下し通信不能に追い込まれるエリアルベース。
「このままでは・・・」「Bブロックも・・・」
艦内からクリシスゴーストらしき無気味な声が響き渡る。
「コマンダー、乗員の退艦を準備させよう。最悪の場合、自爆もやむを得ん」
「ウェイッ(待って)!!」「ジョジー!?」
「アッコ、これ遊びで作ったんだけど!」
「貸して!」敦子はジョジィが持ってきたウイルスバスターを使ってクリシスゴーストに汚染されたシステムを解放していく。
「流石、元ゲーセン荒らし」「えっ!?」
「これで最後」駆逐寸前のところでクリシスゴーストは逃げ、エリアルベースの全システムは解放された。
「やったぁ♪」「あたし、まだ・・・」
安心したのも束の間、ジオベースの樋口チーフから今度はF4ラボがクリシスゴーストに占拠されたとの連絡が入った。
因みに樋口チーフを演じているのはレッドマスク・タケルこと海津亮介氏です。
「奪われたラボには何があるんだ?」
「かつて地球を襲った金属生命体アパテーとバルギュロスの破片サンプルを分析していました」
「何!?」「それが奴の本当の狙い」
「クリシスゴーストは活動する為の身体が欲しかったのか!」
石室はジオベースの全職員を緊急退避させ、堤にチームライトニングとチームクロウに出撃命令を指示する。
クリシスゴーストによって解放された金属生命体の破片は1つに集まりウルトラマンガイアの姿となった。
「あれはウルトラマンガイアではありません。ジオベースにはガイアに関する膨大なデータもありました。金属生命体はそのデータを基にガイアの姿をコピーした。恐らく能力まで全て・・・」
「偽物なのか!?」
石室から堤へガイアの攻撃命令が下る。
「!・・・了解」「(稲葉)リーダー、本当にガイアと?」
「例え相手が何者であろうとそれが任務なら」
「でも、ガイアは・・・」
「我夢、前線でファイターをサポートしろ」
「はい!」
戸惑いながらも偽ガイアに攻撃するファイターチーム。
「何故だ、何故反撃しないんだ!?」
「待っているのか。本物が現れるのを」
「どうした大河原、何故攻撃しないんだ!?」
「偽物だと頭では分かるんですが・・・俺には撃てません!」
「大河原!」「俺には撃てません・・・俺はウルトラマンガイアに何度も命を救われました。彼は・・・ガイアはずっと一緒に戦ってきた仲間なんです!!」
「大河原さん・・・みんな・・・。分かったよ藤宮、僕は1人なんかじゃない」
偽ガイアに捕まった大河原機を我夢が変身した本物のガイアが救う。
「ウルトラマンガイア!」
相対する2人のガイア。
「データが完全なら両者の力は互角だ。本物は勝てるのか!?」
「命ある者は常に前に進みます。昨日までのデータなど!」
「そいつを教えると言うのか。ウルトラマンガイアは」
フォトンエッジを放つ両者。しかし本物が偽物より上回り、偽ガイアの顔から金属の皮膚が露になる。
「正体を現せ!!」ファイターの攻撃で偽ガイアは金属生命体ミーモスとしての姿に戻った。
激突するガイアとミーモス。ミーモスは身体の一部をブーメランにしてガイアを攻撃、地面に磔にしてしまう。
「全機ウルトラマンガイアを援護しろ! 心置きなくやれ!!」
「北田、大河原、続け!!」「「了解!!」」
「あたし達も行くよ!」「「了解!」」
ファイターの援護攻撃によりミーモスの磔から脱出したガイアはスプリームヴァージョンとなってミーモスを投げまくり、止めのフォトンストリームで倒す。
ガイアとファイターチームの見事な連携でクリシスが放った最後のプログラムは撃退された。
「これでクリシスに宿った破滅招来体は完全に消えたな」
「はい。しかしまた新たな戦いが始まります」
「負けませんよぉぉ、我々は!」
「はい!」
「ミッション終了。全機帰還せよ」
『『『『『『了解!』』』』』』
「アグルがいなくなった事でたった1人のウルトラマンとなった事に不安を覚えていた我夢。だが我夢を想う仲間達が彼の勇気となり、ウルトラマンガイアは本当の意味で新たな力を自分の物にする事ができた。
ガイアの前に強大な敵が立ちはだかる。しかし彼は1人ではない。同じウルトラマンの仲間、そしてその身に宿したアグルの想い。
全てを自らの力に変えてガイアは邪悪と戦い抜くのだ」
「ジョワッ!!」
「日本に密輸された小さな生物。それは怪獣バデータの子供だった。
巨大化してしまったバデータを救う為、ウルトラマンコスモスが奇跡を起こす。
次回新ウルトラマン列伝『怪獣密輸!? 命を救えコスモス!』」
別の宇宙では地球に宿る意思がウルトラマンを誕生させた。彼の名はウルトラマンガイア。高山我夢という青年が変身する大地の力を持つウルトラマンだ。
巨大な敵との戦いの中でガイアはもう1人のウルトラマン、アグルの力をその身に宿す事になった。2つの力を全て解放した姿がスプリームヴァージョンだ。
今回はそんなガイアの新たなる戦いの始まりを観てみよう」
アグルの力を我夢に託し、藤宮は姿を消した。これからはたった1人のウルトラマンとして戦わなくてはならない我夢。
今まではアグルの助けがあったらこそ戦って来れた。だがその藤宮ももういない。
「藤宮、これからはずっと1人なのか・・・」
そんな時、アルケミースターズのダニエルから凍結した筈のクリシスから放たれたプログラムがGUARDヨーロッパのメインコンピュータに侵入したとの連絡が入る。
「システムダウンの直前、クリシスが最後に放った命令が独立したプログラムとしてネットワーク上に生き残っていたんです。まるで亡霊のように」
「亡霊!? クリシスゴーストか」
エリアルベース内の自動防衛システムが作動する。クリシスゴーストが基地のメインコンピュータにも侵入してきたのだ。サブシステムに切り替えるがサブシステムにまで汚染されていた。
ワクチンも効果がなく、物凄い速さでAブロックを汚染したクリシスゴースト。
「もし全てのシステムが奪われたら・・・」
「リパルサーリフトが停止し、この艦は落ちます」
艦内の酸素濃度が低下し通信不能に追い込まれるエリアルベース。
「このままでは・・・」「Bブロックも・・・」
艦内からクリシスゴーストらしき無気味な声が響き渡る。
「コマンダー、乗員の退艦を準備させよう。最悪の場合、自爆もやむを得ん」
「ウェイッ(待って)!!」「ジョジー!?」
「アッコ、これ遊びで作ったんだけど!」
「貸して!」敦子はジョジィが持ってきたウイルスバスターを使ってクリシスゴーストに汚染されたシステムを解放していく。
「流石、元ゲーセン荒らし」「えっ!?」
「これで最後」駆逐寸前のところでクリシスゴーストは逃げ、エリアルベースの全システムは解放された。
「やったぁ♪」「あたし、まだ・・・」
安心したのも束の間、ジオベースの樋口チーフから今度はF4ラボがクリシスゴーストに占拠されたとの連絡が入った。
因みに樋口チーフを演じているのはレッドマスク・タケルこと海津亮介氏です。
「奪われたラボには何があるんだ?」
「かつて地球を襲った金属生命体アパテーとバルギュロスの破片サンプルを分析していました」
「何!?」「それが奴の本当の狙い」
「クリシスゴーストは活動する為の身体が欲しかったのか!」
石室はジオベースの全職員を緊急退避させ、堤にチームライトニングとチームクロウに出撃命令を指示する。
クリシスゴーストによって解放された金属生命体の破片は1つに集まりウルトラマンガイアの姿となった。
「あれはウルトラマンガイアではありません。ジオベースにはガイアに関する膨大なデータもありました。金属生命体はそのデータを基にガイアの姿をコピーした。恐らく能力まで全て・・・」
「偽物なのか!?」
石室から堤へガイアの攻撃命令が下る。
「!・・・了解」「(稲葉)リーダー、本当にガイアと?」
「例え相手が何者であろうとそれが任務なら」
「でも、ガイアは・・・」
「我夢、前線でファイターをサポートしろ」
「はい!」
戸惑いながらも偽ガイアに攻撃するファイターチーム。
「何故だ、何故反撃しないんだ!?」
「待っているのか。本物が現れるのを」
「どうした大河原、何故攻撃しないんだ!?」
「偽物だと頭では分かるんですが・・・俺には撃てません!」
「大河原!」「俺には撃てません・・・俺はウルトラマンガイアに何度も命を救われました。彼は・・・ガイアはずっと一緒に戦ってきた仲間なんです!!」
「大河原さん・・・みんな・・・。分かったよ藤宮、僕は1人なんかじゃない」
偽ガイアに捕まった大河原機を我夢が変身した本物のガイアが救う。
「ウルトラマンガイア!」
相対する2人のガイア。
「データが完全なら両者の力は互角だ。本物は勝てるのか!?」
「命ある者は常に前に進みます。昨日までのデータなど!」
「そいつを教えると言うのか。ウルトラマンガイアは」
フォトンエッジを放つ両者。しかし本物が偽物より上回り、偽ガイアの顔から金属の皮膚が露になる。
「正体を現せ!!」ファイターの攻撃で偽ガイアは金属生命体ミーモスとしての姿に戻った。
激突するガイアとミーモス。ミーモスは身体の一部をブーメランにしてガイアを攻撃、地面に磔にしてしまう。
「全機ウルトラマンガイアを援護しろ! 心置きなくやれ!!」
「北田、大河原、続け!!」「「了解!!」」
「あたし達も行くよ!」「「了解!」」
ファイターの援護攻撃によりミーモスの磔から脱出したガイアはスプリームヴァージョンとなってミーモスを投げまくり、止めのフォトンストリームで倒す。
ガイアとファイターチームの見事な連携でクリシスが放った最後のプログラムは撃退された。
「これでクリシスに宿った破滅招来体は完全に消えたな」
「はい。しかしまた新たな戦いが始まります」
「負けませんよぉぉ、我々は!」
「はい!」
「ミッション終了。全機帰還せよ」
『『『『『『了解!』』』』』』
「アグルがいなくなった事でたった1人のウルトラマンとなった事に不安を覚えていた我夢。だが我夢を想う仲間達が彼の勇気となり、ウルトラマンガイアは本当の意味で新たな力を自分の物にする事ができた。
ガイアの前に強大な敵が立ちはだかる。しかし彼は1人ではない。同じウルトラマンの仲間、そしてその身に宿したアグルの想い。
全てを自らの力に変えてガイアは邪悪と戦い抜くのだ」
「ジョワッ!!」
「日本に密輸された小さな生物。それは怪獣バデータの子供だった。
巨大化してしまったバデータを救う為、ウルトラマンコスモスが奇跡を起こす。
次回新ウルトラマン列伝『怪獣密輸!? 命を救えコスモス!』」