さぁて、今回の新ウルトラマン列伝は。

「かつてこの私と激闘を繰り広げた強敵、ダークルギエル。ルギエルは私と対を成す存在。その関係は正に表裏一体の光と影。

これまで様々なウルトラマンがこの様な光と闇の宿命を背負い戦ってきた。その中でも特に苛烈な戦いを繰り広げてきた戦士達がいる。

光の戦士ウルトラマンネクサス、そして闇の巨人ダークメフィスト。彼らはお互いの、そして人類の存亡を賭けて戦ったのだ。ネクサスとダークメフィスト。勝つのは光か、それとも闇か」

「ウルトラマンネクサスに変身する青年･姫矢准。彼は闇の存在スペースビーストを追っていた。

そこに現れたのが溝呂木真也。彼こそが闇の巨人ダークメフィストの正体だ。

光と闇の対決が今、始まる！」

「メフィストはスペースビースト･ノスフェルを呼び出した。そして卑劣にも幼い少女を人質にしてしまったのだ。

スペースビーストに立ち向かう特殊チーム･ナイトレイダー。彼らの新兵器がノスフェルに照準を合わせる。しかし少女がノスフェルの中に捕らわれている事に彼らは気づいていなかった。

幸いにも少女は一命を取り留めた。しかし･･･ネクサスにとって悔いの残る戦いになってしまったのだ」

「卑劣なダークメフィストに怒りを燃やすネクサス。しかし彼を待ち受けていたのは更なる過酷な試練だった。

罠にはまったネクサスは今まさに闇の手中に堕ちようとしている！」

「嘘だ･･･ウルトラマンが･･･姫矢さんが負けるなんて！」

「そう取り乱すな。相変わらず女々しい奴だ。ウルトラマンの敗北はこれから始まる聖なる儀式のほんのプロローグに過ぎない」

スペースビースト･クトゥールの触手に捕まってしまうナイトレイダー。

「この蔦が全身を被い尽くした時、ネクサスの光は奪い取られてしまう。溝呂木の目的はネクサスの力を得る事でより強力な巨人に生まれ変わる事だったのだ」

クトゥールの触手から脱出したナイトレイダーはクロムチェスターをハイパーストライクフォーメーションに合体してクトゥールをウルティメイトパニッシャーで撃破する。

元戦場カメラマンだった姫矢は取材先の紛争地帯で知り合った少女セラを見殺しにしてしまった事を悔いていた。ネクサスの光を受け入れたのもセラを守れなかった自分に対する罰だと思ったからだった。だがセラは言う。その光は罰なんかじゃない、その光の継承者として選ばれたのだと。

「でも･･･俺にそんな資格があるのか!? 俺は君を･･･」

「ジュン、私ジュンの写真が好きよ」

「えっ!?」「ジュンは撮ってくれたわ。私がこの世界に生まれ、生きていた証を」

「セラが生きていた証？」

「私嬉しかった。初めて世界が輝いて見えた」

「セラ！」「ジュンと出会えて本当に良かった、ありがとう。守ってあげて、大切な人達をその力で･･･」

「俺は今度こそ守ってみせる、この光で。それが俺に与えられた使命だ！」

なんとか自力で脱出したネクサスだがエネルギーが残り少なく立っているのがやっとだった。

「力とは他者を支配し圧する為にある。それに気づけぬ貴様が俺に勝てる筈がない!!」

イラストレーター･吉良沢の助言でウルティメイトパニッシャーを破壊エネルギーから純粋なエネルギーに還元してネクサスに供給する作戦を実行するナイトレイダー。

「但し狙いは正確に。少しでも中心を外せば意味がありません」

その担い手は弧門に託され、ネクサスのエナジーコアに向けてウルティメイトパニッシャーが放たれる。

「立て、ウルトラマン!!」

ここで流れる飛び立てない私にあなたが翼をくれたが燃えますねＯ(≧▽≦)Ｏ

「バカな!? 貴様の光はもう完全に消えかけていた筈だ!!」

「この力は決して希望を捨てない人々の為にある！ それに気づけぬお前が勝てる筈がない!!」

「希望･･･笑わせるな。俺は無敵だ！ 断じて負けはしない!!」

光と闇の最後の戦いが始まった。

ここからBGMが英雄に切り替わるのもまた燃えますなぁＯ(≧▽≦)Ｏ

「激闘の末、ネクサスは爆炎の中に消えた。その絆の行き着く未来は･･･」

「絆の光が断ち切れる事はない。ネクサスの光は正義と共に脈々と受け継がれ、今なお闇と戦い続けているのだ。

この先に待ち受ける新たな驚異の前にもネクサスは必ず駆けつける。そして再びダークメフィストと合間見える事になるのだ。

だが、どんなに闇が強かろうと我々ウルトラマンは絶対に負けない！」

「ジェアァッ!!」

「最強最速の戦士ウルトラマンマックス。そしてマックスに選ばれた青年トウマ･カイト。

怪鳥レギーラが現れた時、カイトはウルトラマンになる事の本当の意味を問われる。

次回新ウルトラマン列伝『立ち上がれマックス！ 勇士の証明』」