「私は選ばれし青年・礼堂ヒカルに力を貸し、そして共に戦ってきた。しかし誰もが力を使いこなせる訳ではない。我々ウルトラマンの力は正しい心と強い意思を持つ者と共にあるのだ。
ウルトラマンマックスに選ばれたトウマ・カイト。彼もまた正義感に溢れた青年だ。しかし・・・彼に訪れた試練、そしてウルトラマンになるという事の真の意味とは・・・?」
UDF上層部はウルトラマンマックスを怪獣同様、得体の知れないエイリアンと認識し更なる調査とデータ収集を行なう事を決定した。
人類の為に戦ってくれるマックスをエイリアン呼ばわりされた事に納得いかないカイト。
その時、警報が鳴る。中米遺跡群の地下から巨大な生命反応が検知されたのだ。ダッシュマザーで出動するDASH。
「出現した怪獣は神として崇められている怪鳥でレギーラと呼ばれています」
「レギーラ・・・古代に出現した怪鳥を遺跡によって封印していたのかも知れんな」
「あれ、カイトは」「えっ!?」
「イヤ、さっき出てたヨ」
「ダッシュバード1、出撃準備完了」
「あいつぅ・・・」
「これはチャンスだ。ウルトラマンマックスが只のエイリアンなんかじゃなく、人類を守る勇士である事を証明するチャンスなんだ・・・よし!」
フォーメーションを取り、レギーラを追い詰めるダッシュバード1と2。
「そろそろ行くか・・・マックス、証明しようぜ。勇士の証明を!」
だがマックススパークは何の反応も示さない。何度やってもマックススパークは輝いてはくれなかった。。
「何故だ、何故輝いてくれないんだ!?」
その油断からレギーラの攻撃を受け、海に墜落するダッシュバード1。
深層意識の中、カイトはマックスに語りかける。
「マックス! ウルトラマンマックス、俺と君とは一心同体の筈じゃないか! マックス! ウルトラマンマックスゥ!
マックス・・・どうして・・・マックスゥゥーー!!」
医務室で目覚めるカイト。
「意識が戻ったか」「隊長、ミズキ隊員」
「あの状況で全身の軽い打撲で済むなんて、悪運だけは一人前ね」
「レギーラは!?」「姿を消した。現在居場所を捜索中だ」
「俺のせいで・・・」「カイト隊員、アンタが何をしたかったか当てようか」
「え・・・?」「自分が無茶をやればウルトラマンマックスが助けに来てくれる。そうすればマックスが人類の味方だと証明できる。どうせそんなとこでしょ」
「・・・・」「図星ね。隊長、私は今後カイト隊員とは戦えません」
「ミズキ隊員・・・」
「私もマックスは仲間だと信じてる。でもマックスに全てを頼ろうとは思ってない。失礼します」
「カイト、ひとつ聞いていいか」
「何でしょう?」「俺達は何の為に戦ってるんだ? 凶悪な怪獣達と」
「それは・・・人類と地球の平和の為に」
「そうだな。人類と地球の平和を守る為・・・だがなカイト、その事を証明する事は必要な事なのか? 俺達DASHがしている事をウルトラマンマックスもしている。だがその事に証しが必要か?
傷が癒えるまでその事をじっくり考えるんだ。それまで・・・」
「DASHの証し・・・」「こいつは俺が預かる」
公園にてマックスに選ばれた時の事を思い出すカイト。何故マックスが自分と一心同体となったのか改めて考え直していた。
「俺はバカだ。マックスはそんなこと望んではいなかった・・・。マックスはハッキリと言った・・・俺と一心同体になる事で俺の力を貸して欲しいと。
なのに俺は・・・ウルトラマンマックスを自分に置き換え、只々みんなに認めて貰いたくて・・・そう、俺はバカだ・・・」
「泣かないで」嘆くカイトに飴を差し出す少女。
「俺に?」「うん」「ありがとう・・・」
平和な日常を過ごす人達を見て、カイトは決意する。
「俺達が守らなくてはいけないもの、それは勇士としての証明なんかじゃない!」
サイパン島で確認されたレギーラが日本に向かっているとの情報を得たDASHはダッシュバードでレギーラを迎え撃つ。
翼を羽ばたかせ強風を起こし、何もかも吹き飛ばすレギーラ。
「ウオゥ!」「あんなヘナチョコ光線にやられるかってんだ!」
だが光線が曲がり撃墜されてしまうダッシュバード2。
レギーラが不時着したダッシュバード2に迫る。
そこへカイトがダッシュアルファで駆けつけた。
「行くぜ!」「カイト隊員!」
「OH・・サムライボーイ。コバ、コバ! サムライボーイ! サムライボーイ!」
「遅いぜ・・・」
レギーラを上手く誘導するが、レギーラの起こす強風に吹き飛ばされてしまうカイトのダッシュアルファ。
その時、マックススパークが輝いた。
「マックス!」左腕にマックススパークをかざし、マックスに変身するカイト。
至近距離からレギーラの光線をバリアで躱すマックス。強風でマックスを吹き飛ばし腹部の鉤爪で苦しめるレギーラ。
鉤爪から脱出し、マクシウムカノンを繰り出そうとするマックス。しかしレギーラの光線によって身動きを封じられてしまう。
マクシウムソードでその呪縛を破り、レギーラを一閃。その場から逃げようとしたレギーラはそのまま爆発した。
「皆さんすみませんでした。反省してます!」
「そうだなぁ・・・みんな、どうする?」
「まあ結果的には助けられたからな」
「OH サムライボーイ、やっぱりこのチームには必要ネ」
「頼りにしてるぜ」「やっぱそうっスよね。んふ♪」
「調子に乗らない!」「イッテ」
「カイト、これ返すぞ」
「チョチョチョチョ(๑゜口゜๑;;)・・・わっ危ね」
「仲間を助ける為に限界を越えたカイト。そしてそんなカイトに手を貸したマックス。何かを守りたいという強い意思があればウルトラマンは必ず駆けつける。
そして平和を脅かす敵がいる限り、マックスの戦いは終わらない。私達に手を貸してくれる日が来るのもそう遠くはないだろう。
共に戦おう、最強最速の戦士マックス!」
「ジョワッ!!」
このコンビ、声で言うと銀さんと土方だよなww
「メビウスの頼もしい仲間ウルトラマンヒカリ。その蒼き身体に正義の鎧を纏う時、地球人とウルトラマンの間に新たな絆が生まれる。
次回新ウルトラマン列伝『群青の光と影 ヒカリを救えメビウス!』」
ウルトラマンマックスに選ばれたトウマ・カイト。彼もまた正義感に溢れた青年だ。しかし・・・彼に訪れた試練、そしてウルトラマンになるという事の真の意味とは・・・?」
UDF上層部はウルトラマンマックスを怪獣同様、得体の知れないエイリアンと認識し更なる調査とデータ収集を行なう事を決定した。
人類の為に戦ってくれるマックスをエイリアン呼ばわりされた事に納得いかないカイト。
その時、警報が鳴る。中米遺跡群の地下から巨大な生命反応が検知されたのだ。ダッシュマザーで出動するDASH。
「出現した怪獣は神として崇められている怪鳥でレギーラと呼ばれています」
「レギーラ・・・古代に出現した怪鳥を遺跡によって封印していたのかも知れんな」
「あれ、カイトは」「えっ!?」
「イヤ、さっき出てたヨ」
「ダッシュバード1、出撃準備完了」
「あいつぅ・・・」
「これはチャンスだ。ウルトラマンマックスが只のエイリアンなんかじゃなく、人類を守る勇士である事を証明するチャンスなんだ・・・よし!」
フォーメーションを取り、レギーラを追い詰めるダッシュバード1と2。
「そろそろ行くか・・・マックス、証明しようぜ。勇士の証明を!」
だがマックススパークは何の反応も示さない。何度やってもマックススパークは輝いてはくれなかった。。
「何故だ、何故輝いてくれないんだ!?」
その油断からレギーラの攻撃を受け、海に墜落するダッシュバード1。
深層意識の中、カイトはマックスに語りかける。
「マックス! ウルトラマンマックス、俺と君とは一心同体の筈じゃないか! マックス! ウルトラマンマックスゥ!
マックス・・・どうして・・・マックスゥゥーー!!」
医務室で目覚めるカイト。
「意識が戻ったか」「隊長、ミズキ隊員」
「あの状況で全身の軽い打撲で済むなんて、悪運だけは一人前ね」
「レギーラは!?」「姿を消した。現在居場所を捜索中だ」
「俺のせいで・・・」「カイト隊員、アンタが何をしたかったか当てようか」
「え・・・?」「自分が無茶をやればウルトラマンマックスが助けに来てくれる。そうすればマックスが人類の味方だと証明できる。どうせそんなとこでしょ」
「・・・・」「図星ね。隊長、私は今後カイト隊員とは戦えません」
「ミズキ隊員・・・」
「私もマックスは仲間だと信じてる。でもマックスに全てを頼ろうとは思ってない。失礼します」
「カイト、ひとつ聞いていいか」
「何でしょう?」「俺達は何の為に戦ってるんだ? 凶悪な怪獣達と」
「それは・・・人類と地球の平和の為に」
「そうだな。人類と地球の平和を守る為・・・だがなカイト、その事を証明する事は必要な事なのか? 俺達DASHがしている事をウルトラマンマックスもしている。だがその事に証しが必要か?
傷が癒えるまでその事をじっくり考えるんだ。それまで・・・」
「DASHの証し・・・」「こいつは俺が預かる」
公園にてマックスに選ばれた時の事を思い出すカイト。何故マックスが自分と一心同体となったのか改めて考え直していた。
「俺はバカだ。マックスはそんなこと望んではいなかった・・・。マックスはハッキリと言った・・・俺と一心同体になる事で俺の力を貸して欲しいと。
なのに俺は・・・ウルトラマンマックスを自分に置き換え、只々みんなに認めて貰いたくて・・・そう、俺はバカだ・・・」
「泣かないで」嘆くカイトに飴を差し出す少女。
「俺に?」「うん」「ありがとう・・・」
平和な日常を過ごす人達を見て、カイトは決意する。
「俺達が守らなくてはいけないもの、それは勇士としての証明なんかじゃない!」
サイパン島で確認されたレギーラが日本に向かっているとの情報を得たDASHはダッシュバードでレギーラを迎え撃つ。
翼を羽ばたかせ強風を起こし、何もかも吹き飛ばすレギーラ。
「ウオゥ!」「あんなヘナチョコ光線にやられるかってんだ!」
だが光線が曲がり撃墜されてしまうダッシュバード2。
レギーラが不時着したダッシュバード2に迫る。
そこへカイトがダッシュアルファで駆けつけた。
「行くぜ!」「カイト隊員!」
「OH・・サムライボーイ。コバ、コバ! サムライボーイ! サムライボーイ!」
「遅いぜ・・・」
レギーラを上手く誘導するが、レギーラの起こす強風に吹き飛ばされてしまうカイトのダッシュアルファ。
その時、マックススパークが輝いた。
「マックス!」左腕にマックススパークをかざし、マックスに変身するカイト。
至近距離からレギーラの光線をバリアで躱すマックス。強風でマックスを吹き飛ばし腹部の鉤爪で苦しめるレギーラ。
鉤爪から脱出し、マクシウムカノンを繰り出そうとするマックス。しかしレギーラの光線によって身動きを封じられてしまう。
マクシウムソードでその呪縛を破り、レギーラを一閃。その場から逃げようとしたレギーラはそのまま爆発した。
「皆さんすみませんでした。反省してます!」
「そうだなぁ・・・みんな、どうする?」
「まあ結果的には助けられたからな」
「OH サムライボーイ、やっぱりこのチームには必要ネ」
「頼りにしてるぜ」「やっぱそうっスよね。んふ♪」
「調子に乗らない!」「イッテ」
「カイト、これ返すぞ」
「チョチョチョチョ(๑゜口゜๑;;)・・・わっ危ね」
「仲間を助ける為に限界を越えたカイト。そしてそんなカイトに手を貸したマックス。何かを守りたいという強い意思があればウルトラマンは必ず駆けつける。
そして平和を脅かす敵がいる限り、マックスの戦いは終わらない。私達に手を貸してくれる日が来るのもそう遠くはないだろう。
共に戦おう、最強最速の戦士マックス!」
「ジョワッ!!」
このコンビ、声で言うと銀さんと土方だよなww
「メビウスの頼もしい仲間ウルトラマンヒカリ。その蒼き身体に正義の鎧を纏う時、地球人とウルトラマンの間に新たな絆が生まれる。
次回新ウルトラマン列伝『群青の光と影 ヒカリを救えメビウス!』」