「みんな、こんにちは。UPGのアリサよ。そしてこっちが・・・」
「ゴウキだ! 得意技は連続パンチだぜ! あああぁァァァ━━(≧▽≦)━━!!」
「聞いてないわよ!(`ロ´υ) それじゃあ早速前回のお浚いね」
「全宇宙を支配しようとする悪のウルトラマン、ベリアル。ベリアルが操る百体の怪獣軍団に立ち向かうのはウルトラマン・ウルトラセブン・ウルトラマンメビウス、そして怪獣との絆で戦うレイオニクス戦士 レイ」
「ベリアルのせいで他のウルトラマンがやられちまった以上、彼らが倒されたら本当に宇宙は終わりだ!」
「ウルトラマンレオに修行を受けている鎧の戦士も気になるわね」
「コイツは目が放せねえばかりの連続だ!」
「それじゃあ行くわよ。スタート!」
遂に始まったベリアルとの最終決戦。その頃、レイの行方を探すZAPメンバーにベリアルの刺客、宇宙龍ナースとゼットン星人が襲う。
その危機に一人の青年が現れた。
「ゼットン星人、俺が相手だ!」
ウルトラマンダイナことアスカ・シンであった。ゼットン星人からレイが怪獣墓場にいる事を知ったZAPはアスカに怪獣墓場に連れて行って欲しいと頼む。快く引き受けるアスカ。
だがゼットン星人は倒れてもまだナースがペンドラゴンに巻き付いて離れない。
「くっそぉ・・・本当の戦いは、これからだぜ! ダイナァァァ!!」
アスカはダイナに変身し、ナースを撃退する。
「行こうぜ! 準備はOKかい」
レイを救う為、ダイナと共に怪獣墓場へ向かうZAP。
「俺も戦うしかないようだな」
レイはレイモンの姿になって宇宙人軍団を蹴散らしていく。
「むぅぅやっぱアイツ、面倒くせぇな」
ベリアルはウルトラマン・セブン・メビウスを攻撃してレイを挑発する。
「おい地球のレイオニクス、どうだ俺の部下にならないか? 俺の元でこの宇宙を支配できるのだぞ」
「ふざけるな!」
「やはり断るか。だがレイブラットの遺伝子に逆らう事ができるかな!」
「何を!」「本当の力を見せてみろ!!」
「許さん・・・許さんぞベリアル!! ウオオォォォオオ!!」
ベリアルに対する怒りによって暴走し、レイオニックバースト化してしまうレイ。それに呼応してゴモラも赤く染まる。
「レイブラットの闘争本能が発動したな。いいぞ、それが本当の姿か。その力でウルトラマン達を血祭りにしてやれ!!」
闘争本能に支配されたレイはウルトラマン達に襲い掛かる。
怪獣墓場に辿り着いたZAPはベリアルをダイナに任せ、暴走したレイを全員で止める。
ZAPメンバーの必死の叫びとヒュウガの魂の拳がレイを正気に戻す。
「地球人め、邪魔しやがってぇ!!」
ベリアルの攻撃から身を呈してレイ達を守るセブン。
ダメージを推しながらも戦うセブンはアイスラッガーを彼の地へ飛ばした。この戦いをあの鎧の戦士に託す為に。
「頼んだぞ」
レオとの組手の最中、崩れた岩からピグモンを守った鎧の戦士ゼロ。
「危ねえだろ、あっち行ってな。ウロチョロしてんじゃねえよ。
さあこい、今度こそブッ飛ばしてやるぜ!」
「待て!」「何だよ降参かよ!」
「お前は今その小さな命を助けたな」
「それがどうかしたか!? ごたごた言ってねえで勝負つけようぜ」
「ゼロよ、覚えているか。ウルトラの星を追放された日の事を」
「そんなもの、思い出したくもねえな!!」
「あの時、セブンは今のお前と同じ事をしたのだぞ」
「何!?」「あの頃のお前はまだまだ未熟だった。もしもセブンが止めなければエネルギーコアの巨大な力によってお前は身を滅ぼし、べリアルのように悪の道に堕ちていたかも知れない」
その時、アイスラッガーが地面に突き刺さった。
「アイスラッガー!?」
「どうしてセブンのアイスラッガーが!?」
「べリアルが復活し、怪獣墓場で暴れている。ウルトラセブンが息子であるお前に助けを求めている」
「息子!? セブンが・・・俺の親父って事かΣ(°Д°υ)」
「時が訪れるまで伝えずにおいた。セブンは大罪を犯したお前を我々に託し、過酷な試練を積ませておったのだ。
どうやら時が訪れたようだ」
テクターギアのロックを解除するキング。
「行け、ウルトラマンゼロ!」
セブン達を救う為、戒めの鎧を解かれた若き最強の戦士が今飛び立つ。
「俺のせいでウルトラセブンが・・・」
「レイ、悲しむのは後だ」
「もう飽きた。そろそろ終わりだ!」
突然、怪獣達が瞬く間に殲滅されていく。その一筋の光は倒れたセブンを運んでいく。
「帰ってきたか!」
「立派に・・・なったな」修行から戻ってきた息子の姿を見届けた後、力尽きるセブン。
「誰だ!?」父セブンが倒された怒りを拳に込めて、若き戦士が名乗りを上げる!
「ゼロ、ウルトラマンゼロ! セブンの息子だ!!」
いよっ、待ってました♪(≧▽≦)
「あの鎧の戦士、ウルトラセブンの息子さんだったのかよ!Σ(°Д°υ) って事はもしかして・・・あの時の!」
「最強の戦士同士の戦い・・・決着の時が近づいているようね!
「ああ。みんなも応援してくれよな! 今日紹介するのはウルトラマンダイナ。熱い魂でダイナミックに戦う光の巨人だ!」
「ダイナは色んな宇宙を旅していて、エタルガーとの戦いの時にはウルトラ10勇士の一人としてファイブキングと戦ってくれたのよね。
宇宙の旅かぁ。何かロマンチックねぇ♪(*°▽°*)」
「アリサがロマンチックって・・・クフフフフ(≧З≦)」
「何か言った?」
「ウ"、ウ"ン!ウ"ン!ウ"ウン! そう言えばナイトの力を手に入れたビクトリーはどうなったかな?」
「誤魔化さないでよ。でもぉ、青きビクトリーナイトの姿も綺麗で素敵よねぇ♪」
「プッフフフフフ(≧З≦)=З・・・ウ"ン!どうなんだ? うん」
「これで決める!!」
ナイトビクトリウムスラッシュで見事アリブンタを倒すビクトリーナイト。
「やったぁ♪」その時、異次元の裂け目から再びヤプールが現れた。
「ビクトリウムコアの力は戴いた!」
「ヤプール!!」「もう止められんぞ!」
「待て!!」目的を達したヤプールは何処かへ消え去ってしまう。
「何が起きようとしているんだ?」
「待て、全員に話そう」
「どういう事なんです? 何故奴らはビクトリウムコアを」
「数万年に一度開くと言われている邪悪なる歪み。ヤプールはビクトリウムコアの力を使い、そこから宇宙の帝王を呼び起こそうとしている。
それをいち早く察知した伝説の超人ウルトラマンキングは我々宇宙警備隊にその阻止を命じたのだ」
「その帝王が呼び起こされてしまったら、どうなるんですか?」
「この宇宙は滅びてしまうだろう」
「そんな!」「私が開発したナイトティンバーには帝王を封じる力がある。そしてそれを使いこなせるのはビクトリウムの力を秘めたショウ、君だけなのだ」
「頼むぞ。ナイトティンバーは君を導いてくれるだろう」
その頃、惑星ゴアではレオ・アストラ兄弟が歪みが開くのを食い止めようとしていた。
「行くぞ、アストラ!」「はい!」
「そうはさせん!」
ヤプールはベロクロン・バキシム・ドラゴリーの超獣軍団を送り込む。
「歪みを守れ、超獣軍団!!」
衛星ゴルゴダではエースとビクトリーキラーが戦っていた。
「今助けるぞ、ギンガ!」
ビクトリーキラーの後ろには捕らわれのギンガ=ヒカルがいた。
つづく!
「怪獣墓場に降り立った一筋の光。最後の希望を託された勇者が伝説の戦いに決着をつける。
次回新ウルトラマン列伝『ウルトラ銀河伝説 その名はウルトラマンゼロ』
ウルトラファイトビクトリーもチェックよ!」