公園で片腕が千切れた人形を拾うガイ。その痛々しい姿を過去に救えなかった少女と重ねていた。
「はい、お疲れ様でした」
「はーいお疲れさん。帰ったら風呂に入ってすぐ寝ろよ」
「はぁい」「若い女の子は徹夜したらダメだ」
「はぁい」
バイト終了の帰り際、ナオミのスマホに匿名の情報が入った。
「はい、もし…」
『あたし今、宇宙人追いかけてます!』
「えっ宇宙人!?」
「あの…SSPの方ですよね?」
『はい』「あたし今、宇宙人の後ろを追いかけてるんですけど」
『えっちょっと待ってください。これって情報提供ですか?」
「はい。あのすぐ来てください。あたし一人じゃ怖くて…」
「場所は?」「えっとえっと場所は…」
チリリリ…チリリリ…♪
『ジェッタでーす♪ 僕は今、パリでクルージングを楽しんでおります。御用の方はメッセージをどうぞ』
「起きてジェッタ君、SSPに情報提供が来たんだよ! 宇宙人と怪獣が隠れてるんだって。あたしの位置情報を確認してすぐ来て!」
ブーブーブー…
「閃いた…やっぱ僕は天才です! 自分が怖いです! ハッハハ♪」
着信音で起きたんじゃないのかよΣ\(-д-;)
「真渡子さんですか?」
「SSPの方ですよね。こっちです…あの建物の中…行きましょう」
「はい」
「こっち。この奥です」
「ホントにこの…」「シッ聞こえますか?」
「ムッ…ムッムッ」
「おっとォ! 警戒心なさ過ぎ。だから簡単に罠に掛かっちゃう♪ 諦めて大人しく餌になれ!」
「ムッ ムッムッ うぅっ! ムゥッ! ムッ ムッ…」
「ウワッ!」「キャアァァ! キャッ」
「ハハハハハハハ」
「ハッ!Σ(°Д°;) ハァッ、ハアァッ!! ハァァ助け…」
ゴォォン☆
「フッフフフフフ…フッハハハハハ八」
「ふあぁ…おはよう。たっぷりマイブな夢を見れたぁ。えぇ…何ぃ、今度は何閃いちゃった訳ぇ?」
「3時間待ってくれたらジェッタ君にも分かりますが、これは未来予測システムです。時間は直線ではなく螺旋で進むんですよぉ♪ この螺旋時間…」
「未来は予測するもんじゃないでしょ。自分で作るもんだよシンさぁん」
「来たのは誰だぁ?」
「ガイさん、なんか用ですか?」
「裁縫道具あるか?」「えっ?」
「ほら、拾ったんだ」
「ちょっと貸してもらっていいっスか」
「あぁ、ちょっ…」「ああこの腕ンとこっスよね」
「ああ」「手作りですよねぇー。きっとお母さんがちっちゃな女の子の為に作ってあげたんだろうなぁ。
俺も妹によくこういうの作ってやってたから分かります。無くした女の子、今頃きっと泣いてますよぉ」
「はぁ…そうか。じゃあ修理したら公園に戻しておこう」
「迷子の人形を預かってますってポスター作りましょっか?」
「フッ」「ネットにもそれの告知出しますよ。ちゃんと女の子の所に帰れるようにしてあげたいし…」
「ですねぇ…キャップならきっとそう言います」
「そういえばこの人形、どっかキャップに似てんなぁ」
「キャップと言えば、さっき着信があったような…」
「こんな時間に?」「はい」「何?」
『起きてジェッタ君、SSPに情報提供が来たんだよ! 宇宙人と怪獣が隠れてるんだって。あたしの位置情報を確認してすぐ来て!』
「ちょっとシンさん!」
『助け…ゴォォン☆ バタバタッ』
『ゼットォォン…フッハハハハハ』
「これってヤバイんじゃん!(;°□°)」
「渋川さんに通報です!」
『えっとぉ、クレナイ ガイって名乗ってる人に伝言です。この女を助けに来てね』
「彼女は何処だ?」
「うぅ…やめて!」「餌は活きがいい程、獲物の食い付きが良くなる。暴れろ!…あぁん? どうした暴れろ! 何だ?
フッフッフッフッ…フッハハハハ…フハハハハハハハハ」
何でわざわざゼットン星人の生着替えを見せられなアカンの
「ええぇ…ン? どうした、もっと叫べ。思い切り悲鳴を上げろ!」
「こんな地下室で叫んでも…悲鳴なんて誰にも聞こえない(;°`△´°)」
「フンッ他の人間には聞こえなくても奴には聞こえるさ」
「奴って誰の事?」「すぐに分かる。フッ…ン? フッ、フンッ!」
「ルルルル…ゼットォォォォン」
「キャアアアアッ!キャアァー!! キャアァアアー!!」
「フハハハハ、フハハハハハハハ…」
その時、オーブニカの音色が響き渡った。
「あぁ? フッフフフフ言ったろ、狙い通り餌に食い付きやがった」
「罠よ! ここに宇宙人がいるの! だから来ちゃダメ!(;°□°)」
「フフフフ…フフフフフフ」
「捻くれモンでねぇ」「ンン!?」
「来るなと言われたら逆らいたくなる」
「ハッハハァァ!!」「キャアァァ!」
「ヒュッ!」「グワァッ!!」
「危険を考えずに飛び込むからこうなる!」
「ゼットォォォン!」「うっ!」
「ガイさん!」
「掠っただけだ! ほらっ行くぞ!」
「あ、靴!靴! あっ…ああっ…ああぁっ!!」
「はあっ…ごめんなさい、ごめんなさい!」
「クレナイ ガイ! お前の事は全て調査済みだ。どうしても助けに来たくなる大事な女がいるという事もなぁ」
「大事な女…」「いいか。アイツが何を勘違いしてやがるか知らないが、あんたは逃げろ。俺が残る」
「ガイさんも逃げよ。風来坊なんだもん、逃げるのは得意な筈だもん」
「俺はただ…他人と関わるのが面倒なだけだ」
「なら、どうして助けに来てくれたの?」
「余計なお世話なら帰るぞ」
「やれぇ!!」「危ない!!」
「もう一発いくぞぉ♪ フヒヒィいっちゃうぞぉ!ウフフファア、アハ♪」
「このぉ!」「ウワッ!! ガッ…目が、目がァ」
「何やってんだ! 行くぞ!」
「ゼットォォォン」「待てコラァ!!」
「あたしは逃げない!!」「どわっ!!」
「いいから逃げろ! 無茶と勇気を間違うな!」
「…分かった」
「死んじまったら、どんな秘密も解き明かせないぜ。
ウルトラマンさん!」
『ウルトラマン!』
「ティガさん!」『ウルトラマンティガ!』
「光の力、お借りします!」
『フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン!』
「オーブ!」
「フッハハハハハ、お前の力は調査済みだ! お前にハイパーゼットン デスサイズは倒せない! フハハッ!」
「なら、あんたの知らない俺を見せてやるよ!
ジャックさん!」
『ウルトラマンジャック!』
「ゼロさん!」『ウルトラマンゼロ!』
「キレのいいヤツ、頼みます!」
『フュージョンアップ!』
『ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ!』
ビルの上に着地する所とかぁ、正にウルトラマンサーガをリスペクトしてますねぇ(*^▽^*)♪
「ううっ!?」「光を超えて、闇を斬る!!」
俊敏な動きでハイパーゼットン デスサイズに連続キックを浴びせるオーブ ハリケーンスラッシュ。
「はあぁっ♪(*°▽°*) わぁぁあぁ!」
だがハイパーゼットン デスサイズは得意の瞬間移動でオーブを翻弄させる。
「わあぁぁぁっ!! はぁはぁはぁっ、わっわっ、ああぁぁっ!!(;>□</)/」
「何処ですか!?」「あっ、あそこ!」
「キャップ!」「よかった見つかって!」
「また新しい姿ですね! 意外と衣装持ちです」
「わあっ! アッアッアッ キャアァァ━━━っ!!」
「「わあぁぁ━━━━━っ!!」」
「オーブスラッガーランス!!」
「オーブランサーシュート!! ビッグバンスラスト!!」
「「「キャアァァ━━━ッ!!」」」
「オォワァッタッ!!」
「本部本部、こちら渋川! ナオミ…いや、市民の情報によると怪獣の他にも宇宙人がいるらしく…」
「ワチョオォォッ!!」
ガチタイマンでゼットン星人マドックを追い詰めるガイ。
「ハイパーゼットンを育てて、何するつもりだった?」
「お前を倒せば、俺の名が上がる…」
「俺を倒す為だけに?」
「だからあの女を餌にしたんだ。お前はどうやらあの女の事を放っておけないらしい…。
ずっと観察していた…あの女、一体何が特別なんだ!?」
「居るべきじゃない所で居合わせる、不注意の塊みたいな女ってだけだ」
「宇宙人!? 本物の宇宙人だよシンさん!!
(*°▽°*)」
「初めて見たァァ!!♪」
「気をつけて! この宇宙人は悪い奴なの!」
「という事は侵略目的!?」
「ウッフフフフ、お前達はまだこの腐りかけた星に侵略する価値があると思っているのか! フッ笑わせるぜ! いつか…この星を捨てて逃げ出すだろう…よ…」
「腐りかけって…」
「あたしは、自分で散らかした部屋は自分で片付けなさい…そう言われて育ったの。だから逃げない!」
「まぁ頑張れよ。俺は関係ない」
「関係あるよ。この星で生きてるんだもん。この星の上で起こる事は全部関係あるんだよ!」
「お礼ぐらいさせて! 何か美味しいもの作る!」
「!! 美味しいもの!?(*°△°*)」
「おい! おい、宇宙人は何処だ!? えっ、宇宙人は何処だ!?」
「後ろっ!!」「伏せろぉっ!! えっ誰もいやしねえ! 誰もいやしねえよ、おい!」
「行こう」「おい、みんな集まれ! 集まれ!」
「美味しいもの…」
「あれ、この泡は何だ!?」
ゼットン星人の成れの果てですw
「どうぞ。特製マッシュルームスープよ」
「ああ、スープかぁ。いただきます」
「・・・・!」「味…変だった?(´・△・`)」
「いや…懐かしい。二度と味わえないと思っていた」
これは偶然なのか、ガイはナオミのスープにあの少女と同じ様な懐かしさを感じていた。
「ご馳走さま…」
「それはあなたと同じね。幾つもの別のあなたがあなたの中に隠れてる感じ」
「最後のひとつを開けてみれば、結局…空っぽだって分かる」
「最後のひとつは開けちゃダメなんだって。パンドラの箱みたいでしょ」
「あのぉ、お人形…」
「あ、ヨイショ。こんにちは。ポスター見てきたの?」
「うん」「ありがと」「はい」
「はい。どうぞ」「はあぁ…アハ♪」
「もう無くしちゃダメだよ」
「うん。ウフ♪」「お兄ちゃん、ここ直してくれたんだよ」
「わあぁぁぁ♪」「今日は一人で来たの?」
「うん」「そう」「お母さんは?」
「お家で待っててくれる」
「一人で帰れる?」「うん」
「この人形ね、あそこにいるお兄さんが拾ってくれたんだよ」
「ハハッフフ、ありがとう♪」
「そのお人形、名前なんていうの?」
「アンナちゃんっていうの。ありがとう」
「気をつけて~」「おかわりいる?」
「いや、もう行くよ」
「そう…屋根が欲しくなったら、それはここにあるから」
「2、3日ここに世話になるか。あんたの作るスープ、美味いしな。おかわり」
「やったじゃあぁん、キャップ。俺にもスープおかわり♪」
「僕にもください♪」「ハーイ。大盛り?」
「ウルトラヒーロー大研究! 今日のヒーローは、この人だ!」
『ウルトラマンエックス!』
「サイバーウルトラマンのエックスさん。エックスさんは様々なアーマーを駆使して戦う。中でもベータスパークアーマーは最強だ!
そして、今日の怪獣は…」
『ゴモラ!』
「古代怪獣ゴモラ。ウルトラヒーローと協力する事もある頼もしい怪獣だ。
次回も観てくれよな!」
「一度立ち入ったら出てこられないと言い伝えがある古い森。正に現代のダークゾーンだぜ。
調査に向かったSSPの前に現れたのは宇宙人と…女の幽霊!?
次回ウルトラマンオーブ『入らずの森』
闇を照らして、悪を討つ!」
「はい、お疲れ様でした」
「はーいお疲れさん。帰ったら風呂に入ってすぐ寝ろよ」
「はぁい」「若い女の子は徹夜したらダメだ」
「はぁい」
バイト終了の帰り際、ナオミのスマホに匿名の情報が入った。
「はい、もし…」
『あたし今、宇宙人追いかけてます!』
「えっ宇宙人!?」
「あの…SSPの方ですよね?」
『はい』「あたし今、宇宙人の後ろを追いかけてるんですけど」
『えっちょっと待ってください。これって情報提供ですか?」
「はい。あのすぐ来てください。あたし一人じゃ怖くて…」
「場所は?」「えっとえっと場所は…」
チリリリ…チリリリ…♪
『ジェッタでーす♪ 僕は今、パリでクルージングを楽しんでおります。御用の方はメッセージをどうぞ』
「起きてジェッタ君、SSPに情報提供が来たんだよ! 宇宙人と怪獣が隠れてるんだって。あたしの位置情報を確認してすぐ来て!」
ブーブーブー…
「閃いた…やっぱ僕は天才です! 自分が怖いです! ハッハハ♪」
着信音で起きたんじゃないのかよΣ\(-д-;)
「真渡子さんですか?」
「SSPの方ですよね。こっちです…あの建物の中…行きましょう」
「はい」
「こっち。この奥です」
「ホントにこの…」「シッ聞こえますか?」
「ムッ…ムッムッ」
「おっとォ! 警戒心なさ過ぎ。だから簡単に罠に掛かっちゃう♪ 諦めて大人しく餌になれ!」
「ムッ ムッムッ うぅっ! ムゥッ! ムッ ムッ…」
「ウワッ!」「キャアァァ! キャッ」
「ハハハハハハハ」
「ハッ!Σ(°Д°;) ハァッ、ハアァッ!! ハァァ助け…」
ゴォォン☆
「フッフフフフフ…フッハハハハハ八」
「ふあぁ…おはよう。たっぷりマイブな夢を見れたぁ。えぇ…何ぃ、今度は何閃いちゃった訳ぇ?」
「3時間待ってくれたらジェッタ君にも分かりますが、これは未来予測システムです。時間は直線ではなく螺旋で進むんですよぉ♪ この螺旋時間…」
「未来は予測するもんじゃないでしょ。自分で作るもんだよシンさぁん」
「来たのは誰だぁ?」
「ガイさん、なんか用ですか?」
「裁縫道具あるか?」「えっ?」
「ほら、拾ったんだ」
「ちょっと貸してもらっていいっスか」
「あぁ、ちょっ…」「ああこの腕ンとこっスよね」
「ああ」「手作りですよねぇー。きっとお母さんがちっちゃな女の子の為に作ってあげたんだろうなぁ。
俺も妹によくこういうの作ってやってたから分かります。無くした女の子、今頃きっと泣いてますよぉ」
「はぁ…そうか。じゃあ修理したら公園に戻しておこう」
「迷子の人形を預かってますってポスター作りましょっか?」
「フッ」「ネットにもそれの告知出しますよ。ちゃんと女の子の所に帰れるようにしてあげたいし…」
「ですねぇ…キャップならきっとそう言います」
「そういえばこの人形、どっかキャップに似てんなぁ」
「キャップと言えば、さっき着信があったような…」
「こんな時間に?」「はい」「何?」
『起きてジェッタ君、SSPに情報提供が来たんだよ! 宇宙人と怪獣が隠れてるんだって。あたしの位置情報を確認してすぐ来て!』
「ちょっとシンさん!」
『助け…ゴォォン☆ バタバタッ』
『ゼットォォン…フッハハハハハ』
「これってヤバイんじゃん!(;°□°)」
「渋川さんに通報です!」
『えっとぉ、クレナイ ガイって名乗ってる人に伝言です。この女を助けに来てね』
「彼女は何処だ?」
「うぅ…やめて!」「餌は活きがいい程、獲物の食い付きが良くなる。暴れろ!…あぁん? どうした暴れろ! 何だ?
フッフッフッフッ…フッハハハハ…フハハハハハハハハ」
何でわざわざゼットン星人の生着替えを見せられなアカンの
「ええぇ…ン? どうした、もっと叫べ。思い切り悲鳴を上げろ!」
「こんな地下室で叫んでも…悲鳴なんて誰にも聞こえない(;°`△´°)」
「フンッ他の人間には聞こえなくても奴には聞こえるさ」
「奴って誰の事?」「すぐに分かる。フッ…ン? フッ、フンッ!」
「ルルルル…ゼットォォォォン」
「キャアアアアッ!キャアァー!! キャアァアアー!!」
「フハハハハ、フハハハハハハハ…」
その時、オーブニカの音色が響き渡った。
「あぁ? フッフフフフ言ったろ、狙い通り餌に食い付きやがった」
「罠よ! ここに宇宙人がいるの! だから来ちゃダメ!(;°□°)」
「フフフフ…フフフフフフ」
「捻くれモンでねぇ」「ンン!?」
「来るなと言われたら逆らいたくなる」
「ハッハハァァ!!」「キャアァァ!」
「ヒュッ!」「グワァッ!!」
「危険を考えずに飛び込むからこうなる!」
「ゼットォォォン!」「うっ!」
「ガイさん!」
「掠っただけだ! ほらっ行くぞ!」
「あ、靴!靴! あっ…ああっ…ああぁっ!!」
「はあっ…ごめんなさい、ごめんなさい!」
「クレナイ ガイ! お前の事は全て調査済みだ。どうしても助けに来たくなる大事な女がいるという事もなぁ」
「大事な女…」「いいか。アイツが何を勘違いしてやがるか知らないが、あんたは逃げろ。俺が残る」
「ガイさんも逃げよ。風来坊なんだもん、逃げるのは得意な筈だもん」
「俺はただ…他人と関わるのが面倒なだけだ」
「なら、どうして助けに来てくれたの?」
「余計なお世話なら帰るぞ」
「やれぇ!!」「危ない!!」
「もう一発いくぞぉ♪ フヒヒィいっちゃうぞぉ!ウフフファア、アハ♪」
「このぉ!」「ウワッ!! ガッ…目が、目がァ」
「何やってんだ! 行くぞ!」
「ゼットォォォン」「待てコラァ!!」
「あたしは逃げない!!」「どわっ!!」
「いいから逃げろ! 無茶と勇気を間違うな!」
「…分かった」
「死んじまったら、どんな秘密も解き明かせないぜ。
ウルトラマンさん!」
『ウルトラマン!』
「ティガさん!」『ウルトラマンティガ!』
「光の力、お借りします!」
『フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン!』
「オーブ!」
「フッハハハハハ、お前の力は調査済みだ! お前にハイパーゼットン デスサイズは倒せない! フハハッ!」
「なら、あんたの知らない俺を見せてやるよ!
ジャックさん!」
『ウルトラマンジャック!』
「ゼロさん!」『ウルトラマンゼロ!』
「キレのいいヤツ、頼みます!」
『フュージョンアップ!』
『ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ!』
ビルの上に着地する所とかぁ、正にウルトラマンサーガをリスペクトしてますねぇ(*^▽^*)♪
「ううっ!?」「光を超えて、闇を斬る!!」
俊敏な動きでハイパーゼットン デスサイズに連続キックを浴びせるオーブ ハリケーンスラッシュ。
「はあぁっ♪(*°▽°*) わぁぁあぁ!」
だがハイパーゼットン デスサイズは得意の瞬間移動でオーブを翻弄させる。
「わあぁぁぁっ!! はぁはぁはぁっ、わっわっ、ああぁぁっ!!(;>□</)/」
「何処ですか!?」「あっ、あそこ!」
「キャップ!」「よかった見つかって!」
「また新しい姿ですね! 意外と衣装持ちです」
「わあっ! アッアッアッ キャアァァ━━━っ!!」
「「わあぁぁ━━━━━っ!!」」
「オーブスラッガーランス!!」
「オーブランサーシュート!! ビッグバンスラスト!!」
「「「キャアァァ━━━ッ!!」」」
「オォワァッタッ!!」
「本部本部、こちら渋川! ナオミ…いや、市民の情報によると怪獣の他にも宇宙人がいるらしく…」
「ワチョオォォッ!!」
ガチタイマンでゼットン星人マドックを追い詰めるガイ。
「ハイパーゼットンを育てて、何するつもりだった?」
「お前を倒せば、俺の名が上がる…」
「俺を倒す為だけに?」
「だからあの女を餌にしたんだ。お前はどうやらあの女の事を放っておけないらしい…。
ずっと観察していた…あの女、一体何が特別なんだ!?」
「居るべきじゃない所で居合わせる、不注意の塊みたいな女ってだけだ」
「宇宙人!? 本物の宇宙人だよシンさん!!
(*°▽°*)」
「初めて見たァァ!!♪」
「気をつけて! この宇宙人は悪い奴なの!」
「という事は侵略目的!?」
「ウッフフフフ、お前達はまだこの腐りかけた星に侵略する価値があると思っているのか! フッ笑わせるぜ! いつか…この星を捨てて逃げ出すだろう…よ…」
「腐りかけって…」
「あたしは、自分で散らかした部屋は自分で片付けなさい…そう言われて育ったの。だから逃げない!」
「まぁ頑張れよ。俺は関係ない」
「関係あるよ。この星で生きてるんだもん。この星の上で起こる事は全部関係あるんだよ!」
「お礼ぐらいさせて! 何か美味しいもの作る!」
「!! 美味しいもの!?(*°△°*)」
「おい! おい、宇宙人は何処だ!? えっ、宇宙人は何処だ!?」
「後ろっ!!」「伏せろぉっ!! えっ誰もいやしねえ! 誰もいやしねえよ、おい!」
「行こう」「おい、みんな集まれ! 集まれ!」
「美味しいもの…」
「あれ、この泡は何だ!?」
ゼットン星人の成れの果てですw
「どうぞ。特製マッシュルームスープよ」
「ああ、スープかぁ。いただきます」
「・・・・!」「味…変だった?(´・△・`)」
「いや…懐かしい。二度と味わえないと思っていた」
これは偶然なのか、ガイはナオミのスープにあの少女と同じ様な懐かしさを感じていた。
「ご馳走さま…」
「それはあなたと同じね。幾つもの別のあなたがあなたの中に隠れてる感じ」
「最後のひとつを開けてみれば、結局…空っぽだって分かる」
「最後のひとつは開けちゃダメなんだって。パンドラの箱みたいでしょ」
「あのぉ、お人形…」
「あ、ヨイショ。こんにちは。ポスター見てきたの?」
「うん」「ありがと」「はい」
「はい。どうぞ」「はあぁ…アハ♪」
「もう無くしちゃダメだよ」
「うん。ウフ♪」「お兄ちゃん、ここ直してくれたんだよ」
「わあぁぁぁ♪」「今日は一人で来たの?」
「うん」「そう」「お母さんは?」
「お家で待っててくれる」
「一人で帰れる?」「うん」
「この人形ね、あそこにいるお兄さんが拾ってくれたんだよ」
「ハハッフフ、ありがとう♪」
「そのお人形、名前なんていうの?」
「アンナちゃんっていうの。ありがとう」
「気をつけて~」「おかわりいる?」
「いや、もう行くよ」
「そう…屋根が欲しくなったら、それはここにあるから」
「2、3日ここに世話になるか。あんたの作るスープ、美味いしな。おかわり」
「やったじゃあぁん、キャップ。俺にもスープおかわり♪」
「僕にもください♪」「ハーイ。大盛り?」
「ウルトラヒーロー大研究! 今日のヒーローは、この人だ!」
『ウルトラマンエックス!』
「サイバーウルトラマンのエックスさん。エックスさんは様々なアーマーを駆使して戦う。中でもベータスパークアーマーは最強だ!
そして、今日の怪獣は…」
『ゴモラ!』
「古代怪獣ゴモラ。ウルトラヒーローと協力する事もある頼もしい怪獣だ。
次回も観てくれよな!」
「一度立ち入ったら出てこられないと言い伝えがある古い森。正に現代のダークゾーンだぜ。
調査に向かったSSPの前に現れたのは宇宙人と…女の幽霊!?
次回ウルトラマンオーブ『入らずの森』
闇を照らして、悪を討つ!」