「サメクジラですか。初めて見ました」
「地球上には存在しない生物だからな。あちこちの惑星でペットとして重宝されていたが、怪獣兵器である事が判明し遺棄が相次いだ」
「それで地球に漂着したんですね…可哀想に(´°△°`)」
「触るな、噛むぞ」
「今度は…ルナーシュの目撃情報があったようです」
「ルナーシュ!? サメクジラ同様、宇宙に遺棄された生物だ。7年前にエチオピアで捕獲に失敗したのと同じ個体かも知れない」
「わぁぁ可愛いぃ〜♪♡(*^▽^*)」
「だから危険なんだ。子供達が接触する可能性もある」
「すぐに情報を集めます<(°`□´°)」
『リトルスターを保持した者はまず手が熱くなる等の体温の上昇が検知され、それから超能力を持つようです。原リエはパイロキネシス(発火能力)』
「パイロキネシス?」「火をつけられるって事」
『本田トオルは光の鎧、ピット星人のトリィ=ティプは光の刃、また胸に光が輝く事も確認されています。そしてこれらの特徴は全てウルトラマンジードにリトルスターを譲渡すると同時に喪失します』
「それぞれの超能力に関連性はないね。次の人がどんな能力を持つかは分からない」
「じゃあ、どうやって探すのさ?」
「ラッキーなのはこういう能力は目立つっていう事。本田トオルはニュースになっていた。だから…」
「よし!」「ン?」「じゃあニュースに敏感でいる為にテレビを観よう」
「うん(°▽°)」「テレビ…💧」
『今日のホットパーソンはヒーリング芸人新井タカシ。なんと彼はありとあらゆる傷を一瞬で癒す事ができるんです』
「ヒーリングルメ! ヒーリングミ! ヒーリン群馬ァァアア!」
「ガクリ☆💧」
『ギャグは今一つですが、ヒーリング能力は本物のようです』
「ヒーリングラタァァン!」
「おっ、おおぉー!♪」
「「「えっ、リトルスター!?」」」
「ヒーリングレープフルゥーツ!」
「はぁ♪ あっ? あっ? 凄ぉぉい肌荒れ全部治ってる~♪」
「はい、じゃ5千円」
「タカシさん、お笑い辞めちゃえば? 才能ないんだし」
「おぉ、ちょちょちょっオイオイ1万円!」
「ゴメン、今細かいの持ってないんでまた来るよ♪」
「はぁ!? おいちょっ待て待てって💧」
「友達にも宣伝しとく。マジサンキュ〜♪」
「おいちょ待て。おい待て待て、待て待てぇぇ💦 細かいのって…細かくないだろ1万円はぁ💧」
「モコォォ…」「どうした?」
タカシはAIBの捜索対象であるルナーシュをモコと名付けて保護していた。
「大丈夫か、モコ」「モコォ…」
「ほら」「モォォ」「ほら?」
「モォコォォ…」「いらないの?」
「モコ」「いらないの!?」「モコ」
「う〜ん働き過ぎだよなぁ…」
「モコォ…」「でも家賃がなぁ…💧」
「モコォォ💧」「失礼します」
「な…何だよ?」「保健所の、者です」
「この芸人さん、コンビ組んでもうすぐ相方の人に逃げられちゃうらしいよw」
「だから?」「いや、そんな人にリトルスターって…何かイメージ違わない?」
「言いたい事は分かる。でも、決めつけるのは危険…」
「えっ?」「ずっと子供だけに発症すると思ってた…でも違った」
「どうしてそう思ってたの?」
「行こう。確認だけはしといた方がいい」
「えっ、傷を癒す能力はない?」
『特殊な事例かも知れない。とにかく地球に1体しかいない貴重な種だ。速やかに本部へ』
「了解」
「ああもう、しつこいな💧」
「お願いしますって!」
「今日はもう終わりなんだよ! イタタ💧」
「昼休みを潰して来たんです💦 どうか治してください、僕の中の人の傷を💦」
「中の人って、何だよォ!?」
「えっ、レイトさん!?」
「新井タカシ…いたぁ!!(°□°)」
「「おおぉ💦」」
「中の人って、ゼロの事!? 怪我してんの!?」
「バラすなって。色々あるんだ」
「すいません」「シィー」
「アイテテテテテッ!!💦」
「冷たい…」「ええっ?💧」
「・・・・」「えっどうしたの? どっどうしたの君ぃ、何だっ…」
ドンッ☆「あっ痛ぁい(;>□<)💦」
「どうやって治療してたの?」
「いいじゃんライハ、やっぱインチキだったんだよ!」
「あの胸の光は? あれもインチキ?」
「何だよ、お前らもモコ探してんのかよ!」
「「モコ!?」」「モコ?」
「拾ったんだよ。十日ぐらい前かなぁ…転んだ拍子に指の骨折っちゃって。でぇ、バイトもできねえし、飯食う金もなくてめっちゃ困ってた時に…」
「モコォォ」「何だ、お前?💧」
「モコォ♪ モコォォ…モコ?」
「ダメダメ、これは俺の三日ぶりの…」
「モコォォ…モコォォォ…」
「そっか、お前も腹減ってんのか」
「モコ」「しょうがねえなぁ。イテテ…」
「モコォ♪」大きな口を開けてアンパンを吸い込むモコ。
「犬!?…いや違うな💧」
「モコォォオ、モコッ」
「おおっ、フッ何々ぃ?♪」
アンパンのお礼にタカシの指の怪我を癒すモコ。
「えっ!? ええっ、嘘でしょ? えっ嘘でしょ、何で!?
全治3週間って言われてた骨折が一瞬で治ってた」
「モコォォ♪」
「リトルスター…動物にも発生するのか」
「それでその動物に治療をさせて金儲けを? 酷い!(;´°□°`)」
「だってマジで金なくて」
「あなたのした事は動物虐待(°`△´°)」
「さっきの奴にもおんなじ事言われたよ」
「えっ、さっきの奴?」
「保健所の人? 何かモコはこの国にはいない珍しい動物なんだろ。それでお前らも探してんのじゃねえのかよ!」
「ああ、えーとまぁ」
「何だよォ、先にお前らに出会ってたら高く売れたのになぁ。ハハァ勿体無い事したァァ」
「お前、酷い野郎だな!(°`□´°) ムゥゥゥ」
可愛い動物を虐める奴は許さないゼロなのです。
「まぁまぁまぁまぁゼロ兄さん落ち着いて💦」
「だから正体バラすなって💦」
「リク、早く保健所へ行こう。怪獣が現れる前に!」
「うん」「怪獣?」
その隙に殴り掛かろうとするゼロ兄さんw
その時、地中からアーストロンが出現する。
「遅かった!💦」「じゃあ、その動物のリトルスターを狙って!」
「早く保護しないと!」
「モコォォォォ!!💦」「危ない!」
「もう何でこっち来んの!?」
「モコォ、モコォォ」
「まさか…リトルスター!? キャアアッ!!💦」
「モコォォォ!」
「あぁああ、待ってぇぇぇ!💦」
「モコォォオオ~!」
「キャアァァァ!!(;>□<)💦」
「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ! 融合!アイゴー!ヒアウィゴー!」
『フュージョンライズ!』
「決めるぜ、覚悟! ハァァ、ハァッ!ジィィ━━━ド!!」
『ウルトラマン!ウルトラマンベリアル! ウルトラマンジード プリミティブ!』
「ウルトラマンジード…」
「モコォォー!」「モコォォ…モコォォ💧」
「モコ!Σ(°□°)」
「ああ、絡まっちゃったかぁ。今外してやるからな」
「モコォォ、モコォォ♪」
モコに宿るリトルスターの光を捕捉したアーストロンはジードを押し退けてモコの元へ向かう。
そのアーストロンを食い止めるジード。
「その子から離れて! 怪獣の狙いはその子よ。早く離れて!!」
「うるせぇ!! モコは俺を見捨てなかった、たった一人の相方なんだ…なのに、俺がモコを見捨てるなんてできる訳ねえだろう」
「レッキングバース…!!」
「待って、リク!」
「その先にガスタンクがある。今光線を撃つとタンクが爆発して大きな被害が出ちゃうよ!(°□°;)💦」
「どうすれば…💧」
「痛ってぇぇぇ💧 痛ぁぁ…💧」
「モコォ…モコォォ…モッコォォ!!」
「!!」「モコォォ!」
「えええっ!? おおおぉぉ━━っ!!💦」
身を挺して自分を守ってくれたタカシの姿に感動したモコはジードに自らのリトルスターを譲渡する。
「新しいカプセル…」
『コスモスカプセルの起動を確認』
「ハッ!」『カプセルの交換を』
「融合!アイゴー!ヒアウィゴー!」
『フュージョンライズ!』
「見せるぜ、衝撃! ハァァ、ハァッ!ジィィ━━━ド!!」
『ウルトラマンヒカリ!ウルトラマンコスモス! ウルトラマンジード アクロスマッシャー!』
「あれは…」「おおぉぉ!(*°▽°*)」
「青い…ジード」
「アトモスゥゥインパクト!!」
「怪獣をガスタンクから遠ざけた!٩(°▽°)」
「スマッシュビームブレード!!」
「あれは、ウルトラマンヒカリの技」
「スマッシュムーンヒーリング!」
「怪獣を地中に帰した…(°д°)」
「フッ、コスモスか。らしいな」
「えっえっ、コスモスって何です?」
「後で説明する」
「もうこの子に傷を癒す力はないわ」
「これじゃあヒーリング芸人も無理…だよね」
「いいんだいいんだ、モコが生きてさえいれば(´▽`)」
「モコォォ♪」
「よぉぉし、こうなったら俺が本業で稼ぐ」
「モコッ」「「本業!?」」
「おはヨーロッパ!!」「モコ」
「「・・・・」」
「恐ロシアァァ~💧」「モコォォ〜💧」
「「・・・・」」
「あれ、リッ君?」
「モア」「モコォォ」
「保健所の姉ちゃん、お前の知り合いなのかよ」
「はい。えっ保健所!?」「モコ?」
「えっあれ、保険じゃなかったっけ?」
「そ、そうよ。だから保険の仕事って」
「ニコニコ保険のセールスじゃないの?」
「そうよ、ニコニコ〜保険のセールスよ」
「保健所がセールス?」「モコ?」
「一体何を?」「色々あるのよ保健所も。はい確保」
「モコォォ💦」「ちょちょっそりゃないよ〜💦」
「決まりなんで」
「何か可哀想。モア酷いよ」「モコッ」
「だってこれは仕事…💧」
「仕事だったら何でもするの?」
「あのね、あなたみたいな小娘!には分からないでしょうけど私達大人の女はプロとして働く責任があって…」
「これは一体何ていう動物ですか?」
「は?」「この国にはいない珍しい種だそうですが、哺乳類ですか?」
「モコ!?」
「霊長類…まさかね。図鑑でも見た事ない」「モコォォ」
「犬よ」「「「はあ!?」」」
「モコはタカシさんと暮らす事になった」
「モコッ」
「こんばん脇毛ぇぇぇ!」「モコォ!」ドスッ☆
「こんばん稚内!」「モコォ!」ドスッ☆
「つまんねえw」
「モコォォォォオオオ!!(#`H´)」
「モコはああ見えて逃げ足が早く、何度保護してもタカシさんの所に戻ってしまった。だから保健所も諦めたそうだ。だけどモコは本当に犬なのか!?」
「いつ何が起こるか分からない。定期的な監視は怠らないように」
「勿論です。でも…いつかこんな風に地球人と宇宙人が共存できる日が来るといいなって思います」
「そんなに簡単な事じゃない…」
『続いては知りたい世論調査のコーナーです。賛否両論で話題のウルトラマンジードですが、今週初めて…』
「ヨッシャアァァ!!」
「ハッ!ハァァ💧 リク、大丈夫!?」
「イテテテ💧 うん大丈夫。うん…
ウルトラマンの暮らし、思ったより悪くないかも」
バンッ☆「いっ!💦」「うわぁっ!💦」
「何すんだよ💧」「「アッハハハ(^▽^)」」
『初登場の青いジードがスタイリッシュでクールと女性の支持を集め…』
「次の段階に進むべき時が来たようだな。エレキング!」
「エースキラー! これでエンドマークだ!」
『フュージョンライズ! エレキング!エースキラー!ウルトラマンベリアル! サンダーキラー!』
『美濃町3地区に怪獣出現。初めて見る種類の怪獣です』
「ヨッシャアァ!!」
サンダーキラーを迎え撃つジード。その戦いの行方は如何に!?
「ウルトラカプセルナビ! 今日のカプセルは、これだ!」
『ウルトラマンヒカリ!』
『ウルトラマンヒカリ。身長50メートル 体重3万5千t。ウルトラカプセルを開発した科学者でもあります』
「次は、これだ!」『アーストロン!』
『凶暴怪獣アーストロン。身長60メートル 体重2万5千t。口から吐く熱線が最大の武器です』
「次回も観てくれよな!」
「ウルトラマンをやってたって誰も苦労は分かっちゃくれない。
それなのにレイトさんまで僕を否定するような事を言うんだ(°`H´°)
いいですよ、そんなに言うならウルトラマンとサラリーマンどっちが大変か勝負です!
次回ウルトラマンジード『僕が僕であること』
今の自分を飛び越える!」
「地球上には存在しない生物だからな。あちこちの惑星でペットとして重宝されていたが、怪獣兵器である事が判明し遺棄が相次いだ」
「それで地球に漂着したんですね…可哀想に(´°△°`)」
「触るな、噛むぞ」
「今度は…ルナーシュの目撃情報があったようです」
「ルナーシュ!? サメクジラ同様、宇宙に遺棄された生物だ。7年前にエチオピアで捕獲に失敗したのと同じ個体かも知れない」
「わぁぁ可愛いぃ〜♪♡(*^▽^*)」
「だから危険なんだ。子供達が接触する可能性もある」
「すぐに情報を集めます<(°`□´°)」
『リトルスターを保持した者はまず手が熱くなる等の体温の上昇が検知され、それから超能力を持つようです。原リエはパイロキネシス(発火能力)』
「パイロキネシス?」「火をつけられるって事」
『本田トオルは光の鎧、ピット星人のトリィ=ティプは光の刃、また胸に光が輝く事も確認されています。そしてこれらの特徴は全てウルトラマンジードにリトルスターを譲渡すると同時に喪失します』
「それぞれの超能力に関連性はないね。次の人がどんな能力を持つかは分からない」
「じゃあ、どうやって探すのさ?」
「ラッキーなのはこういう能力は目立つっていう事。本田トオルはニュースになっていた。だから…」
「よし!」「ン?」「じゃあニュースに敏感でいる為にテレビを観よう」
「うん(°▽°)」「テレビ…💧」
『今日のホットパーソンはヒーリング芸人新井タカシ。なんと彼はありとあらゆる傷を一瞬で癒す事ができるんです』
「ヒーリングルメ! ヒーリングミ! ヒーリン群馬ァァアア!」
「ガクリ☆💧」
『ギャグは今一つですが、ヒーリング能力は本物のようです』
「ヒーリングラタァァン!」
「おっ、おおぉー!♪」
「「「えっ、リトルスター!?」」」
「ヒーリングレープフルゥーツ!」
「はぁ♪ あっ? あっ? 凄ぉぉい肌荒れ全部治ってる~♪」
「はい、じゃ5千円」
「タカシさん、お笑い辞めちゃえば? 才能ないんだし」
「おぉ、ちょちょちょっオイオイ1万円!」
「ゴメン、今細かいの持ってないんでまた来るよ♪」
「はぁ!? おいちょっ待て待てって💧」
「友達にも宣伝しとく。マジサンキュ〜♪」
「おいちょ待て。おい待て待て、待て待てぇぇ💦 細かいのって…細かくないだろ1万円はぁ💧」
「モコォォ…」「どうした?」
タカシはAIBの捜索対象であるルナーシュをモコと名付けて保護していた。
「大丈夫か、モコ」「モコォ…」
「ほら」「モォォ」「ほら?」
「モォコォォ…」「いらないの?」
「モコ」「いらないの!?」「モコ」
「う〜ん働き過ぎだよなぁ…」
「モコォ…」「でも家賃がなぁ…💧」
「モコォォ💧」「失礼します」
「な…何だよ?」「保健所の、者です」
「この芸人さん、コンビ組んでもうすぐ相方の人に逃げられちゃうらしいよw」
「だから?」「いや、そんな人にリトルスターって…何かイメージ違わない?」
「言いたい事は分かる。でも、決めつけるのは危険…」
「えっ?」「ずっと子供だけに発症すると思ってた…でも違った」
「どうしてそう思ってたの?」
「行こう。確認だけはしといた方がいい」
「えっ、傷を癒す能力はない?」
『特殊な事例かも知れない。とにかく地球に1体しかいない貴重な種だ。速やかに本部へ』
「了解」
「ああもう、しつこいな💧」
「お願いしますって!」
「今日はもう終わりなんだよ! イタタ💧」
「昼休みを潰して来たんです💦 どうか治してください、僕の中の人の傷を💦」
「中の人って、何だよォ!?」
「えっ、レイトさん!?」
「新井タカシ…いたぁ!!(°□°)」
「「おおぉ💦」」
「中の人って、ゼロの事!? 怪我してんの!?」
「バラすなって。色々あるんだ」
「すいません」「シィー」
「アイテテテテテッ!!💦」
「冷たい…」「ええっ?💧」
「・・・・」「えっどうしたの? どっどうしたの君ぃ、何だっ…」
ドンッ☆「あっ痛ぁい(;>□<)💦」
「どうやって治療してたの?」
「いいじゃんライハ、やっぱインチキだったんだよ!」
「あの胸の光は? あれもインチキ?」
「何だよ、お前らもモコ探してんのかよ!」
「「モコ!?」」「モコ?」
「拾ったんだよ。十日ぐらい前かなぁ…転んだ拍子に指の骨折っちゃって。でぇ、バイトもできねえし、飯食う金もなくてめっちゃ困ってた時に…」
「モコォォ」「何だ、お前?💧」
「モコォ♪ モコォォ…モコ?」
「ダメダメ、これは俺の三日ぶりの…」
「モコォォ…モコォォォ…」
「そっか、お前も腹減ってんのか」
「モコ」「しょうがねえなぁ。イテテ…」
「モコォ♪」大きな口を開けてアンパンを吸い込むモコ。
「犬!?…いや違うな💧」
「モコォォオ、モコッ」
「おおっ、フッ何々ぃ?♪」
アンパンのお礼にタカシの指の怪我を癒すモコ。
「えっ!? ええっ、嘘でしょ? えっ嘘でしょ、何で!?
全治3週間って言われてた骨折が一瞬で治ってた」
「モコォォ♪」
「リトルスター…動物にも発生するのか」
「それでその動物に治療をさせて金儲けを? 酷い!(;´°□°`)」
「だってマジで金なくて」
「あなたのした事は動物虐待(°`△´°)」
「さっきの奴にもおんなじ事言われたよ」
「えっ、さっきの奴?」
「保健所の人? 何かモコはこの国にはいない珍しい動物なんだろ。それでお前らも探してんのじゃねえのかよ!」
「ああ、えーとまぁ」
「何だよォ、先にお前らに出会ってたら高く売れたのになぁ。ハハァ勿体無い事したァァ」
「お前、酷い野郎だな!(°`□´°) ムゥゥゥ」
可愛い動物を虐める奴は許さないゼロなのです。
「まぁまぁまぁまぁゼロ兄さん落ち着いて💦」
「だから正体バラすなって💦」
「リク、早く保健所へ行こう。怪獣が現れる前に!」
「うん」「怪獣?」
その隙に殴り掛かろうとするゼロ兄さんw
その時、地中からアーストロンが出現する。
「遅かった!💦」「じゃあ、その動物のリトルスターを狙って!」
「早く保護しないと!」
「モコォォォォ!!💦」「危ない!」
「もう何でこっち来んの!?」
「モコォ、モコォォ」
「まさか…リトルスター!? キャアアッ!!💦」
「モコォォォ!」
「あぁああ、待ってぇぇぇ!💦」
「モコォォオオ~!」
「キャアァァァ!!(;>□<)💦」
「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ! 融合!アイゴー!ヒアウィゴー!」
『フュージョンライズ!』
「決めるぜ、覚悟! ハァァ、ハァッ!ジィィ━━━ド!!」
『ウルトラマン!ウルトラマンベリアル! ウルトラマンジード プリミティブ!』
「ウルトラマンジード…」
「モコォォー!」「モコォォ…モコォォ💧」
「モコ!Σ(°□°)」
「ああ、絡まっちゃったかぁ。今外してやるからな」
「モコォォ、モコォォ♪」
モコに宿るリトルスターの光を捕捉したアーストロンはジードを押し退けてモコの元へ向かう。
そのアーストロンを食い止めるジード。
「その子から離れて! 怪獣の狙いはその子よ。早く離れて!!」
「うるせぇ!! モコは俺を見捨てなかった、たった一人の相方なんだ…なのに、俺がモコを見捨てるなんてできる訳ねえだろう」
「レッキングバース…!!」
「待って、リク!」
「その先にガスタンクがある。今光線を撃つとタンクが爆発して大きな被害が出ちゃうよ!(°□°;)💦」
「どうすれば…💧」
「痛ってぇぇぇ💧 痛ぁぁ…💧」
「モコォ…モコォォ…モッコォォ!!」
「!!」「モコォォ!」
「えええっ!? おおおぉぉ━━っ!!💦」
身を挺して自分を守ってくれたタカシの姿に感動したモコはジードに自らのリトルスターを譲渡する。
「新しいカプセル…」
『コスモスカプセルの起動を確認』
「ハッ!」『カプセルの交換を』
「融合!アイゴー!ヒアウィゴー!」
『フュージョンライズ!』
「見せるぜ、衝撃! ハァァ、ハァッ!ジィィ━━━ド!!」
『ウルトラマンヒカリ!ウルトラマンコスモス! ウルトラマンジード アクロスマッシャー!』
「あれは…」「おおぉぉ!(*°▽°*)」
「青い…ジード」
「アトモスゥゥインパクト!!」
「怪獣をガスタンクから遠ざけた!٩(°▽°)」
「スマッシュビームブレード!!」
「あれは、ウルトラマンヒカリの技」
「スマッシュムーンヒーリング!」
「怪獣を地中に帰した…(°д°)」
「フッ、コスモスか。らしいな」
「えっえっ、コスモスって何です?」
「後で説明する」
「もうこの子に傷を癒す力はないわ」
「これじゃあヒーリング芸人も無理…だよね」
「いいんだいいんだ、モコが生きてさえいれば(´▽`)」
「モコォォ♪」
「よぉぉし、こうなったら俺が本業で稼ぐ」
「モコッ」「「本業!?」」
「おはヨーロッパ!!」「モコ」
「「・・・・」」
「恐ロシアァァ~💧」「モコォォ〜💧」
「「・・・・」」
「あれ、リッ君?」
「モア」「モコォォ」
「保健所の姉ちゃん、お前の知り合いなのかよ」
「はい。えっ保健所!?」「モコ?」
「えっあれ、保険じゃなかったっけ?」
「そ、そうよ。だから保険の仕事って」
「ニコニコ保険のセールスじゃないの?」
「そうよ、ニコニコ〜保険のセールスよ」
「保健所がセールス?」「モコ?」
「一体何を?」「色々あるのよ保健所も。はい確保」
「モコォォ💦」「ちょちょっそりゃないよ〜💦」
「決まりなんで」
「何か可哀想。モア酷いよ」「モコッ」
「だってこれは仕事…💧」
「仕事だったら何でもするの?」
「あのね、あなたみたいな小娘!には分からないでしょうけど私達大人の女はプロとして働く責任があって…」
「これは一体何ていう動物ですか?」
「は?」「この国にはいない珍しい種だそうですが、哺乳類ですか?」
「モコ!?」
「霊長類…まさかね。図鑑でも見た事ない」「モコォォ」
「犬よ」「「「はあ!?」」」
「モコはタカシさんと暮らす事になった」
「モコッ」
「こんばん脇毛ぇぇぇ!」「モコォ!」ドスッ☆
「こんばん稚内!」「モコォ!」ドスッ☆
「つまんねえw」
「モコォォォォオオオ!!(#`H´)」
「モコはああ見えて逃げ足が早く、何度保護してもタカシさんの所に戻ってしまった。だから保健所も諦めたそうだ。だけどモコは本当に犬なのか!?」
「いつ何が起こるか分からない。定期的な監視は怠らないように」
「勿論です。でも…いつかこんな風に地球人と宇宙人が共存できる日が来るといいなって思います」
「そんなに簡単な事じゃない…」
『続いては知りたい世論調査のコーナーです。賛否両論で話題のウルトラマンジードですが、今週初めて…』
「ヨッシャアァァ!!」
「ハッ!ハァァ💧 リク、大丈夫!?」
「イテテテ💧 うん大丈夫。うん…
ウルトラマンの暮らし、思ったより悪くないかも」
バンッ☆「いっ!💦」「うわぁっ!💦」
「何すんだよ💧」「「アッハハハ(^▽^)」」
『初登場の青いジードがスタイリッシュでクールと女性の支持を集め…』
「次の段階に進むべき時が来たようだな。エレキング!」
「エースキラー! これでエンドマークだ!」
『フュージョンライズ! エレキング!エースキラー!ウルトラマンベリアル! サンダーキラー!』
『美濃町3地区に怪獣出現。初めて見る種類の怪獣です』
「ヨッシャアァ!!」
サンダーキラーを迎え撃つジード。その戦いの行方は如何に!?
「ウルトラカプセルナビ! 今日のカプセルは、これだ!」
『ウルトラマンヒカリ!』
『ウルトラマンヒカリ。身長50メートル 体重3万5千t。ウルトラカプセルを開発した科学者でもあります』
「次は、これだ!」『アーストロン!』
『凶暴怪獣アーストロン。身長60メートル 体重2万5千t。口から吐く熱線が最大の武器です』
「次回も観てくれよな!」
「ウルトラマンをやってたって誰も苦労は分かっちゃくれない。
それなのにレイトさんまで僕を否定するような事を言うんだ(°`H´°)
いいですよ、そんなに言うならウルトラマンとサラリーマンどっちが大変か勝負です!
次回ウルトラマンジード『僕が僕であること』
今の自分を飛び越える!」