「フウゥゥ…ウウゥゥ、フゥウウウ!! フフフフフ待ってろよ、息子よ!」
いつものようにドンシャインのDVDを鑑賞するリクとペガ。
ワイドショーでは最近のジードの目覚ましい活躍を絶賛する中、未だにジードを危険視する一部のコメンテーターの評価は相変わらずだった。
「酷いよ…(•˘△˘•) リクが戦ってるのはみんなを守る為なのに!」
そんな中、ライハの身体に異常が発生する。
「氷が…溶けてる」
そして頭の中に聞こえてくる謎の声。
『ベリアルが来る…ベリアルが来る…』
それを振り払うように外出するライハ。
「ライハ?」
「ライハ、どうしたの?」「何でもない」
「待って…熱っつ!いっ…痛い痛い痛い痛い💦」
「ごめん、癖で💧」「癖って、いぃっ痛った💧それに手、熱いし」
「最近こうなるんだけど、やっぱりこれって…」
「リトルスター! モア?」
「ライハ、ちょっとごめんね…やっぱり」
ライハのリトルスター発症を察知して、保護しにやって来たゼナとモア。
「リク、聞いて。頭の中で知らない人の声がする。威厳のある声で…ベリアルが来るって」
「鳥羽ライハ、一緒に来てもらおう」
「安全な所で検査させて」「分かった」
「ベリアルが…来る!?」
「今日のご飯何だろうねぇ~」
「何にしようかァ」「ウフフ♪」
「帰ったら作んなきゃねぇ」
「あ、いた」「あっリク君、どうしたの?」
「あーちょっとレイトさんに話が」
「話?」「あの、父さ…ベリアルの事で」
「えっ、あ…アッハハハハ(-□▽□-)」
「聞こうか」
ゼナとモアと共にAIBの所有する施設に連れてこられたライハ。
ここでは元リトルスター保持者であったピット星人トリィが自身の経験を活かしてリトルスターの分析・研究を行っているのだ。
「お待ちしてました。ゴド=ウィンです」
「トリィ=ティプです。久しぶり」
「久しぶり。元気してた?」「うん♪」
「この研究施設は民間の建物をAIBが買い上げて再利用する形で運営されています」
「ここは私の認証がないと開かないの」
「どうぞ」「この人達は?」
「リトルスター保持者です。心配はいりません。この施設は特殊なバリアに覆われている。リトルスターの波動を遮蔽し、怪獣から隠す事ができるのです」
「ここが安全というのはそういう訳」
藤子・富士夫・鉄朗の三人は光の矢、ギロチン、炎と自身に宿ったリトルスターの力を披露する。
「カッコいいねぇ〜凄ぉい♪」
「本部から連絡がありました。至急戻ってきて欲しいと」
「分かった。彼女を頼んだぞ」
「ライハがリトルスターを?」
「知らない人の声が聞こえるって。威厳のある声でベリアルが来るって」
「何、遂にあいつが!?(•`□´•)」
「ベリアルは…強いですか?」
「ああ、強い。悪夢を形にした者…それがベリアルだ」
「ベリアルは…父親なんです」
「あぁ!?」「ウルトラマンベリアルは僕の父親です」
「何ぃ、お前があいつの息子だと!?」
「はい」「…なんてな、知ってたよ」
「はぁ…やめてくださいよ💧」
「お互い苦労するよなぁ、変な親父を持つと。フフッ(^▽•`)」
再び発症したリトルスターについて検査を受けるライハ。
「あたしのリトルスターは6年前に消えた筈でしょ?」
「当時あなたは大切な人を失った。リトルスターは感情によって抑え込まれ観測不能な程、縮小していたの」
「6年前かぁ…記録上はライハが初めてのリトルスター保持者だよね?」
「( 。_。)コク」「じゃあ伏井出ケイがカレラン分子を散布したのはそれより少し前って事になるのかな」
「カレラン分子?」「うん、彼が言ったの。カレランって物質が原因でリトルスターができるの。
ケイが振り撒いたカレラン分子には宇宙を循環する幼年期放射と呼ばれるエネルギーを引き寄せて捕まえておく力がある。カレラン分子は空気と一緒に生物の体内へ、そこに留まって光の塊を育てるの」
「それが…リトルスターの正体」
「うん」
「ベリアルを前にした時、僕はどうすれば…」
「親父がどんな存在であろうとお前はお前だ、自分の人生を生きろ。自分の道は自分で決めなきゃならない」
「でも…」「道に迷ったら仲間の事を思い出せ。過ごした時間を、夢を、自分が何故ここにいるのかを。
じゃあなリク。オイィッ☆」
「つっ…痛ぁ💧ヾ(>□<)」
「ごめんねぇ遅くなって(-□▽□-)」
「早く帰らないと夕飯の支度遅くなっちゃうよ」
ゼロと拳を合わせた時、ふとドンシャインと拳を交わした幼き日を思い出すリク。
「ゼナさんを呼び戻した記録はありません」
「そうか。ならいいんだ」「はい」
「フッフッフッフッフッフ…」
その裏で暗躍するゴドラ星人。
「今、カレラン分子の分解酵素を研究しているの。完成したらリトルスターの構成エネルギーを分解できるかも」
「どうしたの? ライハ」
「伏井出ケイ…リトルスターの発生もあいつのせいだったなんて!」
「推測だけど6年前、彼が怪獣となってあなたを襲ったのはリトルスターを回収しようとして失敗を…あっうぅっ!💦」
「あぁあっ💦」「武器を捨てるのだ!」
「「・・・・」」
「Σ!何のつもりだ?」
「黙れ、戦闘能力の高いあなたを研究施設へ戻す訳にはいかないのだ! フンッ」
「トリィ、扉を開けるのだ!」「嫌よ!💦」
「リトルスターがあなたの狙い?」
「そうだ、リトルスター保持者を我々の星に連れて行く!」
「そんな事、…ライハが許さないよ!」
「早くしろ!」「あ…うぅ、あっ…ああ、うっ…逃げてぇぇ!!💦」
「トリィさん!!(;•□•)」
一瞬の隙をつき、ゴド=ウィンを部屋から遠ざける事に成功するライハ。その弾みでゴドラ星人の姿に戻るゴド=ウィン。
「止まれ」「フッ!」
偽の呼び出しでゼナを足止めしていたゴド=ウィンの仲間もゼナの機転であっさり制圧された。
「おのれぇぇ!!💦」
「貴様らの企みは何だ!?」
「ライハ!」
モップの棒を武器にゴド=ウィンと渡り合うライハ。
「やったァァ!♪」
「あなたの負けよ、降伏しなさい!」
「しなさい!」
「我々はリトルスターを手にして、種族の繁栄を誓うのだ! 負けるものかァァァ!!」
巨大化するゴドラ星人ゴド=ウィン。
街頭テレビから巨大宇宙人出現の速報が流れる。
「レム、状況は? もしかしてベリアル?」
『ベリアルとは無関係のようです。AIBの関連施設が一部破壊されました。ライハとモアが危険です』
「助けに行くぞ。ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!
融合!アイゴー!ヒアウィゴー!」
『フュージョンライズ!』
「決めるぜ、覚悟!」
『ウルトラマンジード プリミティブ!』
「レッキングリッパー!!」
「急いで! どうしたの?」
『ベリアルが来る…逃げなさい』
「聞こえた…ベリアルが来るって!」
空を暗雲が包み込む。その中でゴミ捨て場で衰弱していた伏井出ケイも本能でベリアルの接近を感じていた。
そして降臨する漆黒の狂戦士。
「「Σ!!」」
遂に現れた最恐最悪のウルトラマン。
「あれは、まさか!(;°□°)」
「バカな、生きていただとぉ!?」
驚愕するゴド=ウィンもベリアルの凶刃の前に呆気なく倒されてしまう。
「息子よ、迎えに来た。父ベリアルの元へ来い」
「ベリアル…!」
「ああっ…ル、ルミナさんマユを連れて家に帰って」
「え、何で? あなたは?」
「あっ、ちょっと会社に忘れ物が」
「えぇっ!?」「ごめんなさい!💦」
「え…えっ、ちょっと!」
「へアッ!! ジェアッ!!」「ンン?」
「オォォラァッ!! シェッ! ふぅぅ…ベリアル…」
「久しぶりだな、ウルトラマンゼロ!」
「やっぱり生きてたのか。殴らせろベリアル!!」
「感動の親子の対面だ。邪魔するな! フウゥゥ!!」
「オォォラァッ!! ジード、下がってな。ここは俺に任せろ!
ギンガ!オーブ! ビクトリー!エックス!」
『ニュージェネレーションカプセルα!β!』
「俺に限界はねぇ!!」
『ネオフュージョンライズ!』
「ゼェアァァッ!!」
「ひよっこ共の力を集めた所で俺様には勝てん!」
「試してみるか? ブラックホールが吹き荒れるぞ!!」
いつものようにドンシャインのDVDを鑑賞するリクとペガ。
ワイドショーでは最近のジードの目覚ましい活躍を絶賛する中、未だにジードを危険視する一部のコメンテーターの評価は相変わらずだった。
「酷いよ…(•˘△˘•) リクが戦ってるのはみんなを守る為なのに!」
そんな中、ライハの身体に異常が発生する。
「氷が…溶けてる」
そして頭の中に聞こえてくる謎の声。
『ベリアルが来る…ベリアルが来る…』
それを振り払うように外出するライハ。
「ライハ?」
「ライハ、どうしたの?」「何でもない」
「待って…熱っつ!いっ…痛い痛い痛い痛い💦」
「ごめん、癖で💧」「癖って、いぃっ痛った💧それに手、熱いし」
「最近こうなるんだけど、やっぱりこれって…」
「リトルスター! モア?」
「ライハ、ちょっとごめんね…やっぱり」
ライハのリトルスター発症を察知して、保護しにやって来たゼナとモア。
「リク、聞いて。頭の中で知らない人の声がする。威厳のある声で…ベリアルが来るって」
「鳥羽ライハ、一緒に来てもらおう」
「安全な所で検査させて」「分かった」
「ベリアルが…来る!?」
「今日のご飯何だろうねぇ~」
「何にしようかァ」「ウフフ♪」
「帰ったら作んなきゃねぇ」
「あ、いた」「あっリク君、どうしたの?」
「あーちょっとレイトさんに話が」
「話?」「あの、父さ…ベリアルの事で」
「えっ、あ…アッハハハハ(-□▽□-)」
「聞こうか」
ゼナとモアと共にAIBの所有する施設に連れてこられたライハ。
ここでは元リトルスター保持者であったピット星人トリィが自身の経験を活かしてリトルスターの分析・研究を行っているのだ。
「お待ちしてました。ゴド=ウィンです」
「トリィ=ティプです。久しぶり」
「久しぶり。元気してた?」「うん♪」
「この研究施設は民間の建物をAIBが買い上げて再利用する形で運営されています」
「ここは私の認証がないと開かないの」
「どうぞ」「この人達は?」
「リトルスター保持者です。心配はいりません。この施設は特殊なバリアに覆われている。リトルスターの波動を遮蔽し、怪獣から隠す事ができるのです」
「ここが安全というのはそういう訳」
藤子・富士夫・鉄朗の三人は光の矢、ギロチン、炎と自身に宿ったリトルスターの力を披露する。
「カッコいいねぇ〜凄ぉい♪」
「本部から連絡がありました。至急戻ってきて欲しいと」
「分かった。彼女を頼んだぞ」
「ライハがリトルスターを?」
「知らない人の声が聞こえるって。威厳のある声でベリアルが来るって」
「何、遂にあいつが!?(•`□´•)」
「ベリアルは…強いですか?」
「ああ、強い。悪夢を形にした者…それがベリアルだ」
「ベリアルは…父親なんです」
「あぁ!?」「ウルトラマンベリアルは僕の父親です」
「何ぃ、お前があいつの息子だと!?」
「はい」「…なんてな、知ってたよ」
「はぁ…やめてくださいよ💧」
「お互い苦労するよなぁ、変な親父を持つと。フフッ(^▽•`)」
再び発症したリトルスターについて検査を受けるライハ。
「あたしのリトルスターは6年前に消えた筈でしょ?」
「当時あなたは大切な人を失った。リトルスターは感情によって抑え込まれ観測不能な程、縮小していたの」
「6年前かぁ…記録上はライハが初めてのリトルスター保持者だよね?」
「( 。_。)コク」「じゃあ伏井出ケイがカレラン分子を散布したのはそれより少し前って事になるのかな」
「カレラン分子?」「うん、彼が言ったの。カレランって物質が原因でリトルスターができるの。
ケイが振り撒いたカレラン分子には宇宙を循環する幼年期放射と呼ばれるエネルギーを引き寄せて捕まえておく力がある。カレラン分子は空気と一緒に生物の体内へ、そこに留まって光の塊を育てるの」
「それが…リトルスターの正体」
「うん」
「ベリアルを前にした時、僕はどうすれば…」
「親父がどんな存在であろうとお前はお前だ、自分の人生を生きろ。自分の道は自分で決めなきゃならない」
「でも…」「道に迷ったら仲間の事を思い出せ。過ごした時間を、夢を、自分が何故ここにいるのかを。
じゃあなリク。オイィッ☆」
「つっ…痛ぁ💧ヾ(>□<)」
「ごめんねぇ遅くなって(-□▽□-)」
「早く帰らないと夕飯の支度遅くなっちゃうよ」
ゼロと拳を合わせた時、ふとドンシャインと拳を交わした幼き日を思い出すリク。
「ゼナさんを呼び戻した記録はありません」
「そうか。ならいいんだ」「はい」
「フッフッフッフッフッフ…」
その裏で暗躍するゴドラ星人。
「今、カレラン分子の分解酵素を研究しているの。完成したらリトルスターの構成エネルギーを分解できるかも」
「どうしたの? ライハ」
「伏井出ケイ…リトルスターの発生もあいつのせいだったなんて!」
「推測だけど6年前、彼が怪獣となってあなたを襲ったのはリトルスターを回収しようとして失敗を…あっうぅっ!💦」
「あぁあっ💦」「武器を捨てるのだ!」
「「・・・・」」
「Σ!何のつもりだ?」
「黙れ、戦闘能力の高いあなたを研究施設へ戻す訳にはいかないのだ! フンッ」
「トリィ、扉を開けるのだ!」「嫌よ!💦」
「リトルスターがあなたの狙い?」
「そうだ、リトルスター保持者を我々の星に連れて行く!」
「そんな事、…ライハが許さないよ!」
「早くしろ!」「あ…うぅ、あっ…ああ、うっ…逃げてぇぇ!!💦」
「トリィさん!!(;•□•)」
一瞬の隙をつき、ゴド=ウィンを部屋から遠ざける事に成功するライハ。その弾みでゴドラ星人の姿に戻るゴド=ウィン。
「止まれ」「フッ!」
偽の呼び出しでゼナを足止めしていたゴド=ウィンの仲間もゼナの機転であっさり制圧された。
「おのれぇぇ!!💦」
「貴様らの企みは何だ!?」
「ライハ!」
モップの棒を武器にゴド=ウィンと渡り合うライハ。
「やったァァ!♪」
「あなたの負けよ、降伏しなさい!」
「しなさい!」
「我々はリトルスターを手にして、種族の繁栄を誓うのだ! 負けるものかァァァ!!」
巨大化するゴドラ星人ゴド=ウィン。
街頭テレビから巨大宇宙人出現の速報が流れる。
「レム、状況は? もしかしてベリアル?」
『ベリアルとは無関係のようです。AIBの関連施設が一部破壊されました。ライハとモアが危険です』
「助けに行くぞ。ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!
融合!アイゴー!ヒアウィゴー!」
『フュージョンライズ!』
「決めるぜ、覚悟!」
『ウルトラマンジード プリミティブ!』
「レッキングリッパー!!」
「急いで! どうしたの?」
『ベリアルが来る…逃げなさい』
「聞こえた…ベリアルが来るって!」
空を暗雲が包み込む。その中でゴミ捨て場で衰弱していた伏井出ケイも本能でベリアルの接近を感じていた。
そして降臨する漆黒の狂戦士。
「「Σ!!」」
遂に現れた最恐最悪のウルトラマン。
「あれは、まさか!(;°□°)」
「バカな、生きていただとぉ!?」
驚愕するゴド=ウィンもベリアルの凶刃の前に呆気なく倒されてしまう。
「息子よ、迎えに来た。父ベリアルの元へ来い」
「ベリアル…!」
「ああっ…ル、ルミナさんマユを連れて家に帰って」
「え、何で? あなたは?」
「あっ、ちょっと会社に忘れ物が」
「えぇっ!?」「ごめんなさい!💦」
「え…えっ、ちょっと!」
「へアッ!! ジェアッ!!」「ンン?」
「オォォラァッ!! シェッ! ふぅぅ…ベリアル…」
「久しぶりだな、ウルトラマンゼロ!」
「やっぱり生きてたのか。殴らせろベリアル!!」
「感動の親子の対面だ。邪魔するな! フウゥゥ!!」
「オォォラァッ!! ジード、下がってな。ここは俺に任せろ!
ギンガ!オーブ! ビクトリー!エックス!」
『ニュージェネレーションカプセルα!β!』
「俺に限界はねぇ!!」
『ネオフュージョンライズ!』
「ゼェアァァッ!!」
「ひよっこ共の力を集めた所で俺様には勝てん!」
「試してみるか? ブラックホールが吹き荒れるぞ!!」