「この俺、ウルトラマンゼロと怪獣使いのレイに迫る脅威。今日はその激闘の続きを紹介するぜ!
俺に挑戦してきたそれはウルトラ兄弟の姿と力をコピーした偽のウルトラ兄弟。
一方、宇宙の歪みに巻き込まれ別次元の宇宙にやって来てしまったZAP SPACYのレイとヒュウガ。彼らの前にもゴモラを模したロボット メカゴモラが立ち塞がる。
俺達の前に現れた強敵。だがそれも更なる脅威の序章でしかなかった」
メカゴモラの攻撃に手も足も出ないゴモラ。その時、煌めく一陣の光が!
「お前の相手は・・・この俺だ!!」
「ウルトラマンゼロ!」「うん」
「ウルトラマンゼロ・・・私達のウルトラ兄弟を振り切ったようね」
レイにサロメ星人の基地の破壊を任せ、メカゴモラと戦うゼロ。
「これ以上計画の邪魔はさせないわ。実験中のヤツを目覚めさせて!」
「危険です、ドクター・へロディア!」
「奴の力は未知数です! もし暴走でもしたら!」
「その為のテクターギア」
「しかし!」「テクターギア、装着!! さあ、お行き」
メカゴモラに止めを刺そうとする寸前、何者かの気配を感じたゼロ。
「何!?」「何だ・・・お前は!? テクターギアだと! フンッ、力をセーブしても・・・俺に勝てるって訳かぁああ!!」
「二万年早いぜ!!」
激しい蹴り合いから大気圏外まで上昇するゼロと謎の黒いテクターギアを纏う戦士。
激突の末、黒いテクターギアの戦士はゼロをあっさり抑えつける。
「残るは・・・」
リトラと共に基地を攻撃するレイ。
「バリアーだ!」「諦めるな、リトラ!!」
しかしメカゴモラの妨害を受け、ネオバトルナイザーを紛失してしまうレイ。
「くうぅぅ・・・へへ、結構やるじゃねえか」
負けじと反撃に出るゼロ。謎の戦士はゼロの力を侮っていたか否や自らテクターギアを破壊した。
「奴め、勝手にテクターギアを!」
その姿に驚愕するゼロとヒュウガ。
「はっ!!?」「ウルトラマンゼロが・・・二人!?」
「俺ノ名ハ、ダークロプスゼロ」
「ダークロプスゼロだと!?」
外見だけじゃなく能力もゼロと同格の力を持つダークロプスゼロ。ゼロツインソードで迎え撃つゼロだがダークロプスはそれを跳ね返してしまう。
「凄い! ウルトラマンゼロと同じ能力(°О°;)」
「いいえ、それ以上よ!」
「残存していた3体が到着します」
強敵ダークロプスゼロに加え、にせウルトラ兄弟も参戦してきて窮地に立たされてしまうゼロ。
ゼロとにせウルトラ兄弟の戦いを暫く傍観していたダークロプスゼロは胸部に内蔵されたディメンジョンコアをゼロに向けて照準を合わせる。
ダークロプスゼロから放たれたディメンジョンストームはゼロをにせウルトラ兄弟諸共、異次元の彼方へと飛ばした。
その頃、宇宙に漂うゼロツインソードを拾い弟子の安否を気遣う師の姿があった。
「ゼロ・・・」
「くっそ・・・次元の狭間に飛ばされちまったか」
ゼロの前に立ちはだかるにせエース。
「早く戻らないと。何としても奴らの野望を・・・」
「ダークロプスゼロ、テクターギアを破壊した時は驚いたけどあなたは私の忠実な下僕。命令には逆らえないわよ。ウフフフ・・・アハハハ・・・ハハハハ」
ダークロプスゼロの失われた記憶の奥底に微かに真の主の姿が浮かび上がる。
「カイザー・・・ベリアル・・・」
「次から次へと繰り出される強敵達の攻撃! 俺もちょっとピンチだが負ける訳にはいかない。みんなも応援ヨロシクな!」
「さぁっ、今日もUPG怪獣極秘ファイルの時間だぜ!」
「今回はこの強敵の事を分析するわよ。メカロボット怪獣 メカゴモラ」
「見るからに強そうな怪獣じゃねえか(°Д°;)」
「メカゴモラは古代怪獣ゴモラの能力をコピーして造られたロボットみたいね」
「誰が造ったんだ? こんな物」
「サロメ星人って宇宙人らしいわ。サロメ星人はかつてウルトラセブンのロボットを造った事もあるそうよ」
それ先週ゼロが説明したんですけどw
「偽物造りの名人って訳か。油断ならねえ侵略者だぜ!」
「そうね。そして今ショウも強敵と戦っているわ」
「ああ。この後はウルトラファイトビクトリーだ。負けんじゃねーぜ、ショウ!」
復活したシェパードンと共にビクトリーキラーとルナチクスを追い詰めるビクトリーナイト。
「これで決めるぞ、シェパードン!!」
『スリー! ナイトビクトリウムシュート!!』
「これで決める! ナイトビクトリウムシュートォ!!」
シェパードンの力でエネルギーを回復するギンガとエース。
「ショウ、シェパードン。助けられちまったみたいだな」
役目を終えたシェパードンは元のスパークドールズに戻っていく。
「ありがとうシェパードン」
「取り敢えずは褒めておこうか」
エース「ヤプール!」
「だが時間は充分に経った。帝王復活は間近だぞ」
「くっ・・・」
一方、惑星ゴアでドラゴリー・ベロクロン・バキシムと戦っているレオとアストラ。
「歪みが広がってる。時間がないぞアストラ!」
「はい、兄さん!」
「無駄な足掻きだ。レオ兄弟よ」
「ヤプール!」「さあ、最後の仕上げだ!」
ビクトリウムコアのエネルギーが蓄積されたペンダントを歪みに放り投げるヤプール。
そして歪みの中から現れる黒い影。
遂にジュダ復活か!?
つづく!
「異次元空間に飛ばされてしまった俺に繰り出される幾多の攻撃!
だがその時、あの男が俺の前に降り立った。
次回新ウルトラマン列伝『激闘ウルトラマンゼロ 師弟共闘!』
ウルトラファイトビクトリーも見逃すな!」
次回はどっちもレオ大活躍です(≧∇≦)b