「ご存知のように今から15年前、太陽の異常爆発ウルトラフレアによって地球各地に存在していたオーパーツ・スパークドールズの多くが怪獣化してしまうという大災害が起きました。
この非常事態に対し人類はUNVERを組織したのです。UNVERの目的は未だ不安定な状態のまま各地に散在しているスパークドールズを発見・回収し、厳重に管理・研究する事です。そして、人類に害を成す怪獣や異星人に対する防衛部隊としてUNVERはXeno invasion outcutters、Xioを設立しました」
今日は一般学生達を招いての基地内部見学が行われていた。
Xioの格納庫の設備に見とれていた女子高生が前に出ようとした時、弾みでぶつかった宇宙人スタッフの姿に驚いてしまう。
「キャアァァ━━━━ッ!!Σ(°Д°lll)」
「フンッ」「博士ってば、あたしの新発明飲んじゃったんだよね!」
「知らん」「透明リキッドですよ。机の上に置いといたのに」
「儂が飲んだんなら透明になってる筈だ。つまり飲んでないか、お前の発明が失敗したかだ。ハハッ」
「効いてくるのは7時間後だもーんだ」
「えっ!?」「あ、やっぱり」
「やっぱりぃ」
「イヤイヤイヤイヤ 行くぞっ」
「Xioでは人間に友好的な宇宙人に研究活動を手伝ってもらっています。Xioのスーパーテクノロジーの多くはあのグルマン博士のご協力の賜物です」
「博士だけで開発したんじゃないもん」
「基地内見学を終えた君達の感想を聞かせて貰えるかな」
「ハイ! スゲかったです。俺も怪獣をぶっ倒したいです!」
「どうして怪獣をぶっ倒したいのかな?」
「だって正義の味方って悪者をやっつけないと」
「・・・・」「ハアァァ隊長がまた正義の話始めちゃう」
「長くなるな」
「私達の生活や命を守る、それは正義かも知れません。けれど怪獣や異星人達にも彼らなりの事情がある。それなのにこちらが正義で向こうが悪だと言いきれるでしょうか?
どういう状況でなら怪獣を倒す事が正義と言えるのか、私にも…その答えはまだ見つかってません」
「副隊長は怪獣と向き合う時、どういう基準でこれは正しいとお決めになりますか?」
「犠牲者を出さない…判断の基準はその一点」
「自分をデータ化して宇宙空間を飛んで来たって事?」
「だから君のデバイスと一体化できた」
「で、実体に戻るにはこれが必要な訳か」
「それと君自身。本来は自力でできたんだが15年前に失ってしまった」
「どうして俺を選んだの?」
「君の命を救おうと咄嗟にね。ただ15年前からずっと君自身が持つ周波数に惹きつけられていた気がする」
「確かにどんな生き物にも固有の電波を放出してるけど、気が合うとか合わないとかも周波数の同調なのかな?」
「普通、一番周波数が近いのは家族だな」
「彼女でもできたのか?」
「おおっ」「フゥン最近いつも長電話してるじゃないか」
「メモ代わりにアイデアを録音してるだけです」
「ン、 何だそれ? 地球外の材質に替えたか」
「え…いや、色塗ったんですよ。いいでしょ金色」
「ほおぉ。それでサイバー怪獣は動かせそうか?」
「うまく脳波を同調させられれば、もう一歩なんです」
「だが人間の単細胞の耐久限界値は変わらないだろう」
「ですよねぇ…。あ、あのどうやらエックスは肉体をデータに置き換えてる様なんです」
「サイバー怪獣と同じ!? フゥン…でもあのデッカい奴に出来たからってお前に出来ないんじゃ意味無いだろう」
「あれ、博士何か頭透けてます」
「えっ? あっ!ルイの奴、透明リキッド成功か! あっあっ消える! ダメッ消える! ヤダッ消える! 」
その頃、大熊山では建物の残骸が山のように積まれている奇妙な現象が起きていた。それを目撃した地元民は巨大な怪鳥に襲われてしまう。
「エリアN2M3 大熊山から怪獣出現! タイプD、体調は約60メートル」
「映像が出ます」
「ハヤト、ワタル、スカイマスケッティで現場に急行。市街地上空への侵入を食い止めろ」
「ラボチームはアラミスで出動、怪獣への対処法を解析。アスナは同行して援護を」
「「「「了解!」」」」
神木隊長・橘副隊長の号令の元、出動するXio隊員達。
「バードンだ」「バードンって、それヤバくねえ?」
「ヤバいに決まってんじゃん」
「ちょっと!」「バードンって凄い凶暴だし、猛毒持ってるし」
「口から火吹くし」
「まずは基本通りの追い払いだ。本来の生息地へ戻らせろ」
「ラボチーム、バードンの生息地は?」
「火山の地底、マグマの中」
「です。なのに何でいきなり地上に?」
「腹部の温度が低い」「変だねそれは。生息地がマグマの中なら体温も高温の筈でしょ」
「見せて。やっぱりね、卵だよ。あの子卵を抱えてる」
「そっか。卵を暖めるんじゃなく冷やして孵すんだ」
「だから地上に出てきた。産卵する為に」
「あいつはここに巣を作ってる」
「バードンの巣には民間人が閉じ込められてます!」
「救出方法を見つけて」
『近づいてみます』
接近するスカイマスケッティ目掛けて火炎放射をお見舞いするバードン。
「あっぶねぇ!」
「巣を守ろうとしてる! 迂闊に近づけません!」
「バードンに攻撃を加えれば、捕われてる民間人に危険が」
「アラミスから近くに光子砲を撃ち込めば」
「バードンを誘導できるか?」
「試してみる価値はあると思います」
「アスナがバードンを引きつける。目標が巣から離れた所でアトス、翼を狙って攻撃! その場からバードンを移動させるな!」
「了解!!」「「了解!!」」
アスナのジオバズーカでバードンを巣から追い出し、スカイマスケッティで空中戦に持ち込む作戦が決行された。
防衛チームのBGMにはやっぱりワンダバが付き物ですねぇ
「逃げた!!」「いや、産卵間近の鳥が巣を捨てるとは思えん!」
「ええ。だから今の内にあの人達を!」
「ちょっと!?」「大くーん!」
「ワタル、バードンは見える?」
「いえ、レーダーにも反応がありません」
突然真下から攻撃してきたバードンに意表を突かれ、墜落してしまうスカイマスケッティ。
「不味いっ!」「大地、ユナイトだ!」
「でも俺高い所が」「そんな事言ってる…!」
「場合じゃないよな!」「よし!」
「「行くぞっ!!」」
『ウルトラマンエックスとユナイトします』
「エックスゥゥ━━━━━ッ!!」
『エックス、ユナイテッド』
スカイマスケッティを墜落から救うエックス。
「何が何でもあそこで産卵する気だな」
「ベイビーの為ならどんな無理だってするんだよォー あたしのマミーもそうだったぁ」
「卵を抱えた個体を相手にするのは今回が初めてだ」
「有害動物はまず雌の個体を減らすのがセオリーです」
「承知してる。卵を抱えているからこそ我々はそれを駆除しなければならない」
民間人が捕われている巣に近づけさせまいとバードンと戦うエックス。
しかし猛毒を備えた嘴攻撃に苦戦する。
「博士、あの嘴を封じる方法は?」
「ない!! …いや、あるかも…えーと…えーとぉ…それで…」
『照準は奴の赤い頬袋に定めろ』
「距離400! 風、北西3メートル!」
バードンの毒の入った頬袋を狙うが火炎放射で遮られてしまう。
「ヤバッ キャアァァ━━━ッ!!(><)」
エックスは毒を受けながらもバードンのすきを作り、スカイマスケッティが狙いやすい位置に誘き寄せる。
「今だぁ!!」
エックスとスカイマスケッティの連携で見事頬袋の破壊に成功。
「サイバーゴモラとエックスを合体させてもいいか?」
「そんな事が可能なのか!?」
「ものは試しだ。マモル、ルイ!」
「ルイルイ、データ転送!!」
「ほい! エックスさぁん受け取ってぇー!」
「何だこれ!?」「凄いなエックス、サイバー怪獣のデータも受信できるのか」
「これをどうしろって?(°д°;)」
「俺だけでは無理でもエックスとなら…やってみるぞエックス」
「オイオイ、だから何を!?(°Д°;)」
「頼むぞ、ゴモラ!」
『サイバーゴモラ、ロードします。サイバーゴモラアーマー、アクティブ』
「大成功!!(^▽°)b」「ちょっと、何だよこれ!?Σ(°Д°;)」
「地球人のサイバー怪獣技術とエックスのコラボ、名付けてゴモラアーマー!!」
「カッコいいィィ~」
「博士、嘘みたいだけど成功しちゃいました!!♪」
「嘘みたいとは何だっ!!\(`△´#)」
「使えるじゃないか!(^▽^)b」
「ゴモラ、いいだろ?」
「ちょっと重いけどな」
空から攻撃しようとするバードンに荒ぶる雄叫びと共に止めの一撃を食らわせるエックス。
「ゴモラ震動波!!」
「作戦終了。直ちに民間人を救出」
「ふう、やれやれ」
例え産卵期であっても人に害を成す怪獣は排除しなければならない。怪獣をSD化させる力を持つエックスの戦いを見て、そんな考えを改めてみる橘副隊長だった。
戦闘を終え、人命救助に当たるXio。
「この姿でなら卵と一緒に生きられる。親子で一緒に」
「人形だぞ。生きていると言えるのか?」
「いつか元の姿に戻す技術も共存できる方法も発見する…豊かな星なんだ。恵みを分け合える方法はきっとある」
「そうかもな。可能性はある」
「この地球は可能性のかたまりだよ。俺はそう信じてる」
「「大地の怪獣ラボ」」
「今回の怪獣はこれだ!」
『ゴモラ、解析中』
「ゴモラは俺の父さんが残してくれたスパークドールズ。それをXioの技術でデータ化したのが…」
「このサイバーゴモラのカードだ」
「サイバーゴモラとエックスがコラボしたのがゴモラアーマー」
「頑丈な装甲で敵の攻撃を防ぎ、強力なゴモラ震動波を放つ事ができるぞ!」
「次回も」「「観てくれよな!」」
「地底怪獣テレスドンを操る謎の女。その攻撃で街から灯りが奪われていく!
暴れ回るテレスドンを倒す為にロードする新たなサイバーカード。それは・・・。
次回ウルトラマンX『夜を呼ぶ歌』」
この非常事態に対し人類はUNVERを組織したのです。UNVERの目的は未だ不安定な状態のまま各地に散在しているスパークドールズを発見・回収し、厳重に管理・研究する事です。そして、人類に害を成す怪獣や異星人に対する防衛部隊としてUNVERはXeno invasion outcutters、Xioを設立しました」
今日は一般学生達を招いての基地内部見学が行われていた。
Xioの格納庫の設備に見とれていた女子高生が前に出ようとした時、弾みでぶつかった宇宙人スタッフの姿に驚いてしまう。
「キャアァァ━━━━ッ!!Σ(°Д°lll)」
「フンッ」「博士ってば、あたしの新発明飲んじゃったんだよね!」
「知らん」「透明リキッドですよ。机の上に置いといたのに」
「儂が飲んだんなら透明になってる筈だ。つまり飲んでないか、お前の発明が失敗したかだ。ハハッ」
「効いてくるのは7時間後だもーんだ」
「えっ!?」「あ、やっぱり」
「やっぱりぃ」
「イヤイヤイヤイヤ 行くぞっ」
「Xioでは人間に友好的な宇宙人に研究活動を手伝ってもらっています。Xioのスーパーテクノロジーの多くはあのグルマン博士のご協力の賜物です」
「博士だけで開発したんじゃないもん」
「基地内見学を終えた君達の感想を聞かせて貰えるかな」
「ハイ! スゲかったです。俺も怪獣をぶっ倒したいです!」
「どうして怪獣をぶっ倒したいのかな?」
「だって正義の味方って悪者をやっつけないと」
「・・・・」「ハアァァ隊長がまた正義の話始めちゃう」
「長くなるな」
「私達の生活や命を守る、それは正義かも知れません。けれど怪獣や異星人達にも彼らなりの事情がある。それなのにこちらが正義で向こうが悪だと言いきれるでしょうか?
どういう状況でなら怪獣を倒す事が正義と言えるのか、私にも…その答えはまだ見つかってません」
「副隊長は怪獣と向き合う時、どういう基準でこれは正しいとお決めになりますか?」
「犠牲者を出さない…判断の基準はその一点」
「自分をデータ化して宇宙空間を飛んで来たって事?」
「だから君のデバイスと一体化できた」
「で、実体に戻るにはこれが必要な訳か」
「それと君自身。本来は自力でできたんだが15年前に失ってしまった」
「どうして俺を選んだの?」
「君の命を救おうと咄嗟にね。ただ15年前からずっと君自身が持つ周波数に惹きつけられていた気がする」
「確かにどんな生き物にも固有の電波を放出してるけど、気が合うとか合わないとかも周波数の同調なのかな?」
「普通、一番周波数が近いのは家族だな」
「彼女でもできたのか?」
「おおっ」「フゥン最近いつも長電話してるじゃないか」
「メモ代わりにアイデアを録音してるだけです」
「ン、 何だそれ? 地球外の材質に替えたか」
「え…いや、色塗ったんですよ。いいでしょ金色」
「ほおぉ。それでサイバー怪獣は動かせそうか?」
「うまく脳波を同調させられれば、もう一歩なんです」
「だが人間の単細胞の耐久限界値は変わらないだろう」
「ですよねぇ…。あ、あのどうやらエックスは肉体をデータに置き換えてる様なんです」
「サイバー怪獣と同じ!? フゥン…でもあのデッカい奴に出来たからってお前に出来ないんじゃ意味無いだろう」
「あれ、博士何か頭透けてます」
「えっ? あっ!ルイの奴、透明リキッド成功か! あっあっ消える! ダメッ消える! ヤダッ消える! 」
その頃、大熊山では建物の残骸が山のように積まれている奇妙な現象が起きていた。それを目撃した地元民は巨大な怪鳥に襲われてしまう。
「エリアN2M3 大熊山から怪獣出現! タイプD、体調は約60メートル」
「映像が出ます」
「ハヤト、ワタル、スカイマスケッティで現場に急行。市街地上空への侵入を食い止めろ」
「ラボチームはアラミスで出動、怪獣への対処法を解析。アスナは同行して援護を」
「「「「了解!」」」」
神木隊長・橘副隊長の号令の元、出動するXio隊員達。
「バードンだ」「バードンって、それヤバくねえ?」
「ヤバいに決まってんじゃん」
「ちょっと!」「バードンって凄い凶暴だし、猛毒持ってるし」
「口から火吹くし」
「まずは基本通りの追い払いだ。本来の生息地へ戻らせろ」
「ラボチーム、バードンの生息地は?」
「火山の地底、マグマの中」
「です。なのに何でいきなり地上に?」
「腹部の温度が低い」「変だねそれは。生息地がマグマの中なら体温も高温の筈でしょ」
「見せて。やっぱりね、卵だよ。あの子卵を抱えてる」
「そっか。卵を暖めるんじゃなく冷やして孵すんだ」
「だから地上に出てきた。産卵する為に」
「あいつはここに巣を作ってる」
「バードンの巣には民間人が閉じ込められてます!」
「救出方法を見つけて」
『近づいてみます』
接近するスカイマスケッティ目掛けて火炎放射をお見舞いするバードン。
「あっぶねぇ!」
「巣を守ろうとしてる! 迂闊に近づけません!」
「バードンに攻撃を加えれば、捕われてる民間人に危険が」
「アラミスから近くに光子砲を撃ち込めば」
「バードンを誘導できるか?」
「試してみる価値はあると思います」
「アスナがバードンを引きつける。目標が巣から離れた所でアトス、翼を狙って攻撃! その場からバードンを移動させるな!」
「了解!!」「「了解!!」」
アスナのジオバズーカでバードンを巣から追い出し、スカイマスケッティで空中戦に持ち込む作戦が決行された。
防衛チームのBGMにはやっぱりワンダバが付き物ですねぇ
「逃げた!!」「いや、産卵間近の鳥が巣を捨てるとは思えん!」
「ええ。だから今の内にあの人達を!」
「ちょっと!?」「大くーん!」
「ワタル、バードンは見える?」
「いえ、レーダーにも反応がありません」
突然真下から攻撃してきたバードンに意表を突かれ、墜落してしまうスカイマスケッティ。
「不味いっ!」「大地、ユナイトだ!」
「でも俺高い所が」「そんな事言ってる…!」
「場合じゃないよな!」「よし!」
「「行くぞっ!!」」
『ウルトラマンエックスとユナイトします』
「エックスゥゥ━━━━━ッ!!」
『エックス、ユナイテッド』
スカイマスケッティを墜落から救うエックス。
「何が何でもあそこで産卵する気だな」
「ベイビーの為ならどんな無理だってするんだよォー あたしのマミーもそうだったぁ」
「卵を抱えた個体を相手にするのは今回が初めてだ」
「有害動物はまず雌の個体を減らすのがセオリーです」
「承知してる。卵を抱えているからこそ我々はそれを駆除しなければならない」
民間人が捕われている巣に近づけさせまいとバードンと戦うエックス。
しかし猛毒を備えた嘴攻撃に苦戦する。
「博士、あの嘴を封じる方法は?」
「ない!! …いや、あるかも…えーと…えーとぉ…それで…」
『照準は奴の赤い頬袋に定めろ』
「距離400! 風、北西3メートル!」
バードンの毒の入った頬袋を狙うが火炎放射で遮られてしまう。
「ヤバッ キャアァァ━━━ッ!!(><)」
エックスは毒を受けながらもバードンのすきを作り、スカイマスケッティが狙いやすい位置に誘き寄せる。
「今だぁ!!」
エックスとスカイマスケッティの連携で見事頬袋の破壊に成功。
「サイバーゴモラとエックスを合体させてもいいか?」
「そんな事が可能なのか!?」
「ものは試しだ。マモル、ルイ!」
「ルイルイ、データ転送!!」
「ほい! エックスさぁん受け取ってぇー!」
「何だこれ!?」「凄いなエックス、サイバー怪獣のデータも受信できるのか」
「これをどうしろって?(°д°;)」
「俺だけでは無理でもエックスとなら…やってみるぞエックス」
「オイオイ、だから何を!?(°Д°;)」
「頼むぞ、ゴモラ!」
『サイバーゴモラ、ロードします。サイバーゴモラアーマー、アクティブ』
「大成功!!(^▽°)b」「ちょっと、何だよこれ!?Σ(°Д°;)」
「地球人のサイバー怪獣技術とエックスのコラボ、名付けてゴモラアーマー!!」
「カッコいいィィ~」
「博士、嘘みたいだけど成功しちゃいました!!♪」
「嘘みたいとは何だっ!!\(`△´#)」
「使えるじゃないか!(^▽^)b」
「ゴモラ、いいだろ?」
「ちょっと重いけどな」
空から攻撃しようとするバードンに荒ぶる雄叫びと共に止めの一撃を食らわせるエックス。
「ゴモラ震動波!!」
「作戦終了。直ちに民間人を救出」
「ふう、やれやれ」
例え産卵期であっても人に害を成す怪獣は排除しなければならない。怪獣をSD化させる力を持つエックスの戦いを見て、そんな考えを改めてみる橘副隊長だった。
戦闘を終え、人命救助に当たるXio。
「この姿でなら卵と一緒に生きられる。親子で一緒に」
「人形だぞ。生きていると言えるのか?」
「いつか元の姿に戻す技術も共存できる方法も発見する…豊かな星なんだ。恵みを分け合える方法はきっとある」
「そうかもな。可能性はある」
「この地球は可能性のかたまりだよ。俺はそう信じてる」
「「大地の怪獣ラボ」」
「今回の怪獣はこれだ!」
『ゴモラ、解析中』
「ゴモラは俺の父さんが残してくれたスパークドールズ。それをXioの技術でデータ化したのが…」
「このサイバーゴモラのカードだ」
「サイバーゴモラとエックスがコラボしたのがゴモラアーマー」
「頑丈な装甲で敵の攻撃を防ぎ、強力なゴモラ震動波を放つ事ができるぞ!」
「次回も」「「観てくれよな!」」
「地底怪獣テレスドンを操る謎の女。その攻撃で街から灯りが奪われていく!
暴れ回るテレスドンを倒す為にロードする新たなサイバーカード。それは・・・。
次回ウルトラマンX『夜を呼ぶ歌』」