モニュメントを見つめる謎の青年。彼は記憶喪失でいつもこの場所を彷徨いているという。女子高生の優希はその彼の事が気になっていた。ナンパ男から助けてもらって以来、一目惚れしてしまったのだ。
頭を抱えて苦しむと青年は何か思い出したか歩き出す。その後を付けていく優希達。青年の脳裏にある光景がフラッシュバックされていく。怪獣に破壊される都市に石化された同胞の無惨な姿、そして自分が果たすべき使命…すると突然青年の手が黄金の如く光り始める。
青年の異変に驚愕する優希達。
そこに通りがかった少年達が面白がって写真を撮りまくる。
「タイプAと思われる動画がアップされました。転送します」
「動画の撮影データに改ざんの痕跡はありません!」
「マジで異星人かよ」
「地球人でないなら相手の意図を確認する必要が」
「Xio、出動!」「「「「了解!!」」」」
「大地はアラミスに同乗。タイプAが何者なのか調べて」
「了解!!」
宇宙人だからと無抵抗な青年を一方的に痛め付ける少年達。
「おい、逃げんのかよ?」
「もう来んな。帰れ! ハハハッ」
コイツら、マジムカつく(`Д´ ╬)
「お、大地」「ワタルさん」
「俺らあっち見てくるわ」「はい」
「戻っちゃダメだったら! 危ないよ」
「ほっとけないよ、助けてあげなきゃ!」
「だってあれって宇宙人でしょ、モロにぃ!」
「だからって石投げられてもいいの? 助けなきゃ!」
「警察来るから関わらない方がいいってぇ!」
「あの人を助けてあげて! 怪我してるの!」
「あの人って誰?」「金色に光る宇宙人の事です」
『大地、来てくれ』「発見したんですか!」
発見したのは空に漂う黄金の粒子であった。
「これは惑星ゴールドの大気組成と同じだ」
「地球のものではない大気を検出しました。データを送ります」
「ン、 黄金の粒子? そうか、これは惑星ゴールドだ」
「その星から来たという事? 侵略目的?」
「ゴールド星人なら他の星を侵略しようなんて野蛮で下等な事は考えない筈だ」
『黄金の粒子、追跡します!』
青年の事が心配な優希達はこっそり後をついて行く。
丁度巡回中の警官が何かの封印を解こうとしている青年を発見する。
「大丈夫ですか!?」「何してるっ!!?」
「やるべき事がある。僕がやらなければ…」
「スパークドールズ?」
「このルディアンを地球に送ったのは僕の先祖だ」
取り乱した警官は恐怖の余り青年に発砲してしまう。
その光景を目の当たりにしてしまう優希。
「イヤァァ━━━!!」
自己防衛で放った青年の攻撃が親友の和子を巻き込んでしまう。
「和子!? 和子、大丈夫!?」
「ダメェッ!!」
青年の放った黄金の粒子が割って入ったアスナを通り抜け和子に当たる。
アスナの攻撃を躱した青年はルディアンを実体化させる。
「タイプM出現! タイプAが操ってます! 大地、彼女たちを!」
「了解! 大丈夫ですか!?」
「和子!」「…どこも痛くない…」
「あの光が君を治療したのかも知れない」
「宇宙人があたしを!?」
「安全な場所に避難するんだ」
傷つきながらもルディアンを操縦し、目的の場所へ進む青年。唯1人生き残った青年は宇宙船に乗って母星を脱出してきたのだ。
青年が目指すその場所は記憶喪失の際、いつも見つめていたあのモニュメントだった。
「ワタル、お前は地上から援護してくれ」
「おう!」「ジオアトス、ジョイン トゥ ジオマスケッティ!」
『スカイマスケッティ、カム
トゥ イン』
青年が気絶したせいでルディアンはコントロールを失う。
「各員、ロボットをその場から動かすな!」
『了解!』
コントロールを失ったルディアンは暴走し、暴れ始める。
「エックス、ユナイトだ!」
「よぉし、いくぞ!」
『ウルトラマンエックスとユナイトします。エックス、ユナイテッド』
大地はエックスにユナイトして暴走したルディアンを止めに入る。すると中の青年を守る為、ルディアンの自動防衛システムが作動した。
「君は女の子の怪我を治し、銃で撃たれても反撃しなかった。戦いたい訳じゃないだろ!」
「あれは宇宙船だ」「公園の立体アートに偽装した宇宙船…」
「コイツからは敵意や凶悪さを感じられん」
スカイマスケッティのファントン光子砲がルディアンの後部を攻撃する。
エックスを押し退けたルディアンは反撃しようとスカイマスケッティに狙いを定める
「よせぇ━━━っ!!Σ(°□°;)」
突然、機能を停止したルディアン。意識を取り戻した青年が間一髪、自動防衛システムを停止させたのだ。それと同時に再び青年は気を失ってしまう。
「しっかり!」「離れて!」
「すぐ治療だ! ここからならXioメディカルが近い!」
「タイプA重傷! Xioメディカルに搬送します!」
「南川UNVER日本支部長、入室します」
UNVER・・・それは各国に展開しているXioを統括する国際組織である。
「神木君、詳しく聞かせてくれ」
「異星人を保護しています。宇宙船を小型の隕石に偽装し、地球に飛来していたんです」
「ゴールド星人なんだって」
「現場に急行したラボチームがこのタイプAの所持していた機械を調べていた所、偶然にもこういった物が投影され始めました」
「これはあの男の記憶なのか?」
「恐らく…」「この映像から類推できるのはこのタイプAは侵略者ではなく宇宙難民、あるいは亡命者だという事です」
「侵略目的ではないと言いたいのか」
「ロボットが暴れた時、彼は既に人間から攻撃され意識のない状態だったようです」
「それは脳内ホルモンの状態を見れば分かる」
「ロボットが攻撃を受け、乗っていたあの青年を守る為に自動モードで反撃したんでしょう」
「それで、君はこの異星人をどうしろと言いたい?」
「宇宙からの難民を保護するのは我々の義務です」
「町を破壊したんだぞ!」
「彼に地球を攻撃する意思はありません!」
「脳内ホルモンを更に詳しく調べてみた結果、この青年は数年間 記憶喪失の状態だったと思われる。
青年が頻繁に目撃されていた公園。そこにあったモニュメントは5年前に設置されていて、それはなんと彼の乗って来た宇宙船だった」
「短く単純な信号の繰り返し? それって普通は…」
「SOS!」
「大丈夫ですか!? 先生を!」「はい」
「来る!…奴がここに…」「!」
「記憶喪失の男が何故いきなりロボットを復活させたりしたんだ?」
『えっとこの宇宙船、なんかSOSとか発信してんスけど…』
「宇宙船が何かの危機を感知してSOSを発信した…?」
「それが彼の記憶を呼び覚ました…」
突然の警報。モニターには医療スタッフを襲う青年の姿が。
「何があった!?」
医療スタッフを人質にする青年。
「ルディアンは…? ルディアンを返せ!!」
「あのロボットでまた暴れるつもりかね?」
「ルディアンしか…ガーゴルゴンは倒せない!!」
「うえっ!?」「キャアッ」
「宇宙船がホログラフを!?」
「ガーゴルゴン!」
「ゴルゴン!? あのギリシャ神話の?」
「蛇の髪の毛を持ち、姿を見るものを石に変える魔物…」
「何で宇宙の彼方の怪物が地球の神話になってんだよ」
「ガーゴルゴンはこの星にも飛来した事がある。その時は一つの文明を完全に石に変えて海に沈めた」
「そんな奴がどうして今?」
「ガーゴルゴンはルディアンの秘めてる惑星ゴールドのエネルギーを狙ってる…来た!」
遂に地球に現れたガーゴルゴン。
「その男を即刻宇宙へ送り返せ!! 地球には何の関係もない話の筈だ!!」
「難民を保護せずに死地へ送り出す事などできません!!」
「その人を離せ。俺が代わりになる」
「大地、何してる!?」
「これが必要なんだろ?」
大地の人質交換に応じた青年はテレパシーで語りかける。
«君の機械の満ちる力はこの星のものじゃない»
«だったら何?» «君があの巨人なんだろ。力を貸してくれ»
「大地、彼は信じていい」
「あぁ、待て! いや、すた…待って! 待って! 待ぁって!! ちょっと!」
「大地ー!! 大地ーっ!!」「大地!」
もしかして二人を行かせる為にわざと通せんぼしてる? グルマン博士w
ガーゴルゴンを倒す為、青年に協力する大地。
「僕の名前はテル」「俺は大地。そしてコイツはエックス。ウルトラマンエックス!」
「よろしくお願いする」「任せろ!」
強敵ガーゴルゴンに共闘して立ち向かうエックスとルディアン。
果たしてこの戦いの行方は!?
「「大地の怪獣ラボ」」
「今回の怪獣はこれだ!」
『ルディアン、解析中』
「ルディアンはゴールド星人テルが操縦するタイプM、巨大ロボットだ」
「ルディアンに秘められている惑星ゴールドのエネルギー。それを狙って宇宙からやって来た怪獣ガーゴルゴン。我々はルディアンと力を合わせて立ち向かうぞ」
「次回も」「「観てくれよな!」」
「ルディアンに秘められた惑星ゴールドのエネルギーを狙って石化魔獣ガーゴルゴンが宇宙から襲来する!
エックスをも石に変えてしまう力を持つガーゴルゴンが地球に出した猶予は44分。
次回ウルトラマンX『星を越えた誓い』」
新たなアーマー、サイバーベムスター登場!
頭を抱えて苦しむと青年は何か思い出したか歩き出す。その後を付けていく優希達。青年の脳裏にある光景がフラッシュバックされていく。怪獣に破壊される都市に石化された同胞の無惨な姿、そして自分が果たすべき使命…すると突然青年の手が黄金の如く光り始める。
青年の異変に驚愕する優希達。
そこに通りがかった少年達が面白がって写真を撮りまくる。
「タイプAと思われる動画がアップされました。転送します」
「動画の撮影データに改ざんの痕跡はありません!」
「マジで異星人かよ」
「地球人でないなら相手の意図を確認する必要が」
「Xio、出動!」「「「「了解!!」」」」
「大地はアラミスに同乗。タイプAが何者なのか調べて」
「了解!!」
宇宙人だからと無抵抗な青年を一方的に痛め付ける少年達。
「おい、逃げんのかよ?」
「もう来んな。帰れ! ハハハッ」
コイツら、マジムカつく(`Д´ ╬)
「お、大地」「ワタルさん」
「俺らあっち見てくるわ」「はい」
「戻っちゃダメだったら! 危ないよ」
「ほっとけないよ、助けてあげなきゃ!」
「だってあれって宇宙人でしょ、モロにぃ!」
「だからって石投げられてもいいの? 助けなきゃ!」
「警察来るから関わらない方がいいってぇ!」
「あの人を助けてあげて! 怪我してるの!」
「あの人って誰?」「金色に光る宇宙人の事です」
『大地、来てくれ』「発見したんですか!」
発見したのは空に漂う黄金の粒子であった。
「これは惑星ゴールドの大気組成と同じだ」
「地球のものではない大気を検出しました。データを送ります」
「ン、 黄金の粒子? そうか、これは惑星ゴールドだ」
「その星から来たという事? 侵略目的?」
「ゴールド星人なら他の星を侵略しようなんて野蛮で下等な事は考えない筈だ」
『黄金の粒子、追跡します!』
青年の事が心配な優希達はこっそり後をついて行く。
丁度巡回中の警官が何かの封印を解こうとしている青年を発見する。
「大丈夫ですか!?」「何してるっ!!?」
「やるべき事がある。僕がやらなければ…」
「スパークドールズ?」
「このルディアンを地球に送ったのは僕の先祖だ」
取り乱した警官は恐怖の余り青年に発砲してしまう。
その光景を目の当たりにしてしまう優希。
「イヤァァ━━━!!」
自己防衛で放った青年の攻撃が親友の和子を巻き込んでしまう。
「和子!? 和子、大丈夫!?」
「ダメェッ!!」
青年の放った黄金の粒子が割って入ったアスナを通り抜け和子に当たる。
アスナの攻撃を躱した青年はルディアンを実体化させる。
「タイプM出現! タイプAが操ってます! 大地、彼女たちを!」
「了解! 大丈夫ですか!?」
「和子!」「…どこも痛くない…」
「あの光が君を治療したのかも知れない」
「宇宙人があたしを!?」
「安全な場所に避難するんだ」
傷つきながらもルディアンを操縦し、目的の場所へ進む青年。唯1人生き残った青年は宇宙船に乗って母星を脱出してきたのだ。
青年が目指すその場所は記憶喪失の際、いつも見つめていたあのモニュメントだった。
「ワタル、お前は地上から援護してくれ」
「おう!」「ジオアトス、ジョイン トゥ ジオマスケッティ!」
『スカイマスケッティ、カム
トゥ イン』
青年が気絶したせいでルディアンはコントロールを失う。
「各員、ロボットをその場から動かすな!」
『了解!』
コントロールを失ったルディアンは暴走し、暴れ始める。
「エックス、ユナイトだ!」
「よぉし、いくぞ!」
『ウルトラマンエックスとユナイトします。エックス、ユナイテッド』
大地はエックスにユナイトして暴走したルディアンを止めに入る。すると中の青年を守る為、ルディアンの自動防衛システムが作動した。
「君は女の子の怪我を治し、銃で撃たれても反撃しなかった。戦いたい訳じゃないだろ!」
「あれは宇宙船だ」「公園の立体アートに偽装した宇宙船…」
「コイツからは敵意や凶悪さを感じられん」
スカイマスケッティのファントン光子砲がルディアンの後部を攻撃する。
エックスを押し退けたルディアンは反撃しようとスカイマスケッティに狙いを定める
「よせぇ━━━っ!!Σ(°□°;)」
突然、機能を停止したルディアン。意識を取り戻した青年が間一髪、自動防衛システムを停止させたのだ。それと同時に再び青年は気を失ってしまう。
「しっかり!」「離れて!」
「すぐ治療だ! ここからならXioメディカルが近い!」
「タイプA重傷! Xioメディカルに搬送します!」
「南川UNVER日本支部長、入室します」
UNVER・・・それは各国に展開しているXioを統括する国際組織である。
「神木君、詳しく聞かせてくれ」
「異星人を保護しています。宇宙船を小型の隕石に偽装し、地球に飛来していたんです」
「ゴールド星人なんだって」
「現場に急行したラボチームがこのタイプAの所持していた機械を調べていた所、偶然にもこういった物が投影され始めました」
「これはあの男の記憶なのか?」
「恐らく…」「この映像から類推できるのはこのタイプAは侵略者ではなく宇宙難民、あるいは亡命者だという事です」
「侵略目的ではないと言いたいのか」
「ロボットが暴れた時、彼は既に人間から攻撃され意識のない状態だったようです」
「それは脳内ホルモンの状態を見れば分かる」
「ロボットが攻撃を受け、乗っていたあの青年を守る為に自動モードで反撃したんでしょう」
「それで、君はこの異星人をどうしろと言いたい?」
「宇宙からの難民を保護するのは我々の義務です」
「町を破壊したんだぞ!」
「彼に地球を攻撃する意思はありません!」
「脳内ホルモンを更に詳しく調べてみた結果、この青年は数年間 記憶喪失の状態だったと思われる。
青年が頻繁に目撃されていた公園。そこにあったモニュメントは5年前に設置されていて、それはなんと彼の乗って来た宇宙船だった」
「短く単純な信号の繰り返し? それって普通は…」
「SOS!」
「大丈夫ですか!? 先生を!」「はい」
「来る!…奴がここに…」「!」
「記憶喪失の男が何故いきなりロボットを復活させたりしたんだ?」
『えっとこの宇宙船、なんかSOSとか発信してんスけど…』
「宇宙船が何かの危機を感知してSOSを発信した…?」
「それが彼の記憶を呼び覚ました…」
突然の警報。モニターには医療スタッフを襲う青年の姿が。
「何があった!?」
医療スタッフを人質にする青年。
「ルディアンは…? ルディアンを返せ!!」
「あのロボットでまた暴れるつもりかね?」
「ルディアンしか…ガーゴルゴンは倒せない!!」
「うえっ!?」「キャアッ」
「宇宙船がホログラフを!?」
「ガーゴルゴン!」
「ゴルゴン!? あのギリシャ神話の?」
「蛇の髪の毛を持ち、姿を見るものを石に変える魔物…」
「何で宇宙の彼方の怪物が地球の神話になってんだよ」
「ガーゴルゴンはこの星にも飛来した事がある。その時は一つの文明を完全に石に変えて海に沈めた」
「そんな奴がどうして今?」
「ガーゴルゴンはルディアンの秘めてる惑星ゴールドのエネルギーを狙ってる…来た!」
遂に地球に現れたガーゴルゴン。
「その男を即刻宇宙へ送り返せ!! 地球には何の関係もない話の筈だ!!」
「難民を保護せずに死地へ送り出す事などできません!!」
「その人を離せ。俺が代わりになる」
「大地、何してる!?」
「これが必要なんだろ?」
大地の人質交換に応じた青年はテレパシーで語りかける。
«君の機械の満ちる力はこの星のものじゃない»
«だったら何?» «君があの巨人なんだろ。力を貸してくれ»
「大地、彼は信じていい」
「あぁ、待て! いや、すた…待って! 待って! 待ぁって!! ちょっと!」
「大地ー!! 大地ーっ!!」「大地!」
もしかして二人を行かせる為にわざと通せんぼしてる? グルマン博士w
ガーゴルゴンを倒す為、青年に協力する大地。
「僕の名前はテル」「俺は大地。そしてコイツはエックス。ウルトラマンエックス!」
「よろしくお願いする」「任せろ!」
強敵ガーゴルゴンに共闘して立ち向かうエックスとルディアン。
果たしてこの戦いの行方は!?
「「大地の怪獣ラボ」」
「今回の怪獣はこれだ!」
『ルディアン、解析中』
「ルディアンはゴールド星人テルが操縦するタイプM、巨大ロボットだ」
「ルディアンに秘められている惑星ゴールドのエネルギー。それを狙って宇宙からやって来た怪獣ガーゴルゴン。我々はルディアンと力を合わせて立ち向かうぞ」
「次回も」「「観てくれよな!」」
「ルディアンに秘められた惑星ゴールドのエネルギーを狙って石化魔獣ガーゴルゴンが宇宙から襲来する!
エックスをも石に変えてしまう力を持つガーゴルゴンが地球に出した猶予は44分。
次回ウルトラマンX『星を越えた誓い』」
新たなアーマー、サイバーベムスター登場!