「この怪獣って、やっぱり…」
「キャップが誘拐された時、暴れた怪獣そっくりです」
「うん。何の前触れもなく現れては突然消える…ここひと月ネットで目撃情報が飛び交ってるよ」
「それでこの子は?」
「通称青いリボンの少女。この怪獣が現れると必ず現れる。しかも…怪獣が消えると自らも姿を消す、まぼろしの少女」
「あたしを攫った宇宙人(ゼットン星人)の仲間?」
「う~ん…」「仲間がいたらあの時一人では戦わなかった筈です」
「じゃあ、こいつは一体何者なんだ?」
「それはこれから、せめて目的が分かればいいんだけど…」
「んー怪獣と少女の出現・消失点から推測するに行動範囲は絞り込めそうです」
「よし、ガイさんも一緒に…あっ、またぁ💧(°ロ°;)=(;°ロ°)」
「ン?」「もぉぉ~💧(;´°д°`)」
「調査の結果、この地域に住む老夫婦が庭先で見かけない女の子とお茶を飲んでいたとの目撃情報を手に入れました。果たしてその女の子は青いリボンの少女なのか、その真相を…お、青いリボンの少女でしょうか!? ん、あれ?」
「お役に立てず申し訳ない」
「突然すいませんでした」
「宜しかったらまたいつでも遊びにいらしてくださいね」
「ありがとうございます」
「ちょっ、ちょっとガイさん何してんの?」
「ああ、さっき茶飲み友達になった(°▽°)」
「茶飲み?」「お友達?」「はい」
「ああ!」「シンさん」
「実はこの女の子を探してまして…」
「あの宇宙人の目的、ガイさんじゃなかったっけ」
「分かってるなら大人しくしてろ」
「さあ…知りませんな。何かの間違いでしょう」
「おーい! おい!」
「渋川さん、どうしたの? そんなに慌てて」
「避難しろ! 今すぐ避難だ!(°`ロ´°;)」
「えっ?」「おい、あれを見ろ!」
「「出たァァァ!!(*°▽°*)」」
「おい待て! ガイ君!💦」
「怪獣の近くにあたし達の探してる子がいる筈! SAMETHING SEARCH PEOPLE、突撃ィィ!!」
「「了解!」」
「おいお前達、おい!💦」
「あっ、いた。あそこ!」
「怪獣を操ってる…」
「あれ、ガイさん!?」
「お前、何者だ?」
「クレナイ ガイ、今度こそお前の最期だァァ!!」
突如ガイに攻撃を仕掛ける少女。
「何で戦ってるの?」
「Σ(;°ロ°)キャップ、あれ!💦」
「退避、退避〜!!💦」
「ハッ!ハアッ! フンッどうした、小娘相手に何を躊躇う。調査通り甘い奴だ。一気に方をつけてや…!」
ガイに襲い掛かった少女は途中で意識を失ってしまう。
「ああっ!!💦Σヽ(>ロ<;ヽ)」
「「キャップゥゥ!!(;°ロ°)💦」」
「わぁつっ…ごめぇん💧」
「「ワアァァッ!!💦」」「ああっ!!💦」
顔を上げてみると、ハイパーゼットンデスサイスは消えていた。同時に少女の姿も消えた。
少女は岩木夫妻の家の庭先に転移されていた。
「マーヤちゃん!💦」「マーヤ!」
「マーヤ!」「マーヤちゃん! マーヤちゃん!💦」
「お爺ちゃん、お婆ちゃん、私…また💧」
「大丈夫、大丈夫だからね。私達がついてますからね!」
「うん」
「岩木夫妻はかつて世界中を旅して周り、子供はなく二人暮らし。俺達もあの少女と怪獣には何か関連性があると見て警戒してるんだ。いつ暴れ出すか分かんねえからな」
「だから見張ってたんだ」
「キャップ、これを見てください! 腕輪の発光パターンと怪獣の音声を解析してるんですが、よく似た波長をしてるんです」
「流石シンだ。お前やるなぁおい♪(°▽^)」
「でも何で二人はあの少女を匿ってるの?」
「脅されてるのか、操られてるとか?」
少女は町で岩木夫妻と出会ってから、暫く一緒に暮らすようになった。今はマーヤと名付けられ、本当の孫のように大事にされていた。
「マーヤちゃん。昔のお洋服、仕立て直してみたの。わぁ可愛い♪ ねぇあなた」
「ああ。よく似合ってるよ。そうだ、今度その服を着てみんなで出かけてみないか?」
「ハアァ、お出かけ♪ ホント?(*°▽°*)」
「このままずっと三人で暮らせたらいいのにねぇ」
「あの子は外の世界を見たがっている。いつまでも一緒という訳にはいくまい」
「でもぉ…」「すいませーん、あぁ」
「みんなでいただきましょう」
「はーい」「ありがとうございます」
「・・・俺の事、覚えてるか?」
ガイさん、近い近い💦
「ううん…分からない。私、ここに来る前の記憶がないの。お爺ちゃんとお婆ちゃんが一緒に住もうって言ってくれるまでずっと空っぽだった。二人が色んな事教えてくれたから、空っぽじゃなくなったの。
でも時々、私が私でなくなる事がある。真っ暗な記憶だけがあって何も覚えてないの。お爺ちゃん達は悪い夢を見たんだって言ってくれるけど…怖いの。いつかお爺ちゃんとお婆ちゃんの事も忘れて、真っ暗に染まった私になっちゃうんじゃないかって」
「マ、マーヤ?」「どうしたの!?」
「大丈夫か?」
再び出現したハイパーゼットンデスサイスを見て苦しみだしたマーヤは、ガイを急襲する。
「マーヤ!💦」
「もうやめて、マーヤちゃん!💦」
「怪獣の音声と腕輪の発光パターンが完全にシンクロしてます!」
「早く何とかしないと💦」
「みんな下がってなさい!! とうとう本性を現したな、宇宙人!」
「この子を撃つなんて許さん!」
「そこをどけ!!」
「ウッフフハハハ、愉快だなぁ。クレナイ ガイが攻撃できない姿を選んだつもりだったが、他にも盾になる人間が現れるとはな」
「あなた、やっぱりあの時の宇宙人(ゼットン星人)なの!」
「ああ。マドックのスペアだ」
「スペア?」「クレナイ ガイ殲滅を目的として生み出された人工生命体だ。だが、こいつらがくだらない感情や情報を吹き込んでくれたお陰で動作不良を起こしていた」
「そんなのって…(;°`ロ´°)」
「これでもう終りだ! ゼットォォォン!!」
「ゼットォォン、俺はこっちだァァ!! こい!」
「ガイさん!!💦(;°ロ°)」
「焼き尽くせ、ハイパーゼットンデスサイス!!」
「うっ…ううっ!💧 ダメッ…絶対にさせない!」
「何が起こってるの?」
「邪魔をするなァ!! くぅっ、うう!」
「くっそぉ、何処行った!?💧(°`ロ´°;)=(;°`ロ´°)」
「行きましょう」「ああ」
ガイを追跡するハイパーゼットンデスサイス。マドック(マーヤ)の指示で火球を発射した瞬間にオーブリングを翳すガイ。
『覚醒せよ、オーブオリジン!』
「オーブカリバー! 銀河の光が我を呼ぶ!」
オーブオリジンに変身してハイパーゼットンデスサイスに立ち向かうが、瞬間移動の素早さに翻弄されてしまう。
「マーヤちゃん!」
「あーまずは彼女の腕輪を破壊して、怪獣のコントロールを遮断しないと!💦」
「だったら俺に任せろ!」
「やめてくれ!(>ロ<;)💦」
「岩木さん! これ以上は見逃す訳にはいかないんだ!」
「あと少し…あと少しだけお願いします!(´°ロ°`;)💦」
「頑張って、オーブ!」
「もう時間がないんだ! やむを得ない!」
「ま、待ってください! マーヤは戦ってる。自分を乗っ取ろうとする黒い記憶と…」
「えぇいっ!!💦」「あぁああっ!💦」
「岩木さん、行っちゃダメだ!」
「マーヤちゃん、思い出して欲しいの! 私達と初めて会った時の事を」
「君は一人空を見つめて、とても寂しそうだった」
「それから少しずつ笑うようになった…お陰で私達も笑顔になれたの!」
「一緒にお茶を飲みながら世界中の写真をいっぱい見たよね。夢と希望に満ち溢れたとてもいい顔をしていた」
「何処に行きたいって聞いたら、みんなと一緒だったら私は何処だっていいって言ってくれた。私達も同じよ!」
「よせ、やめろ!💦 それを壊せばお前はダメージを受ける! 二人の記憶もなくなるんだぞ!💦」
「でも、二人を守れる! うっ!…二人の中の私との思い出も守れる!」
「うっ…うわぁぁっ! くっ…ああっやめろぉぉ!!💦」
「マーヤちゃん、もういいの! ただ…」
「お爺ちゃん、お婆ちゃん、ありがとう…ううっ、ああっ!!」
「マーヤ!!」「あっ!💦」「ああ!💦」
「マーヤ…マーヤ!」「マーヤちゃん!」
「マーヤ!」「マーヤちゃん!」
「しっかりしろ!」「マーヤちゃん!」
「マーヤ!」「しっかりして!💦」
マーヤが自ら腕輪を破壊した事で、制御を失ったハイパーゼットンデスサイスに反撃するオーブ。
「ゾフィーさん!」『ゾフィー!』
「ベリアルさん!」『ウルトラマンベリアル!』
「光と闇の力、お借りします!!」
『フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ サンダーブレスター!』
マーヤを利用したゼットン星人マドックへの怒りを込めたサンダーブレスターの回転パンチがハイパーゼットンデスサイスを追い詰め、最後はゼットシウム光線で引導を渡した。
「誰?…ここは…何処?」
「君は旅の途中、ここに立ち寄った…覚えてないかい?」
「うん…」「たくさん行きたい場所があるんだろう?」
「これを忘れちゃダメよ」
「何でだろう…凄く懐かしくて…あったかい気持ちになる」
薫夫人が仕立ててくれた服を旅行カバンに入れ、旅の用意をしてあげる岩木夫妻。
「おい、風来坊。好きな所へ行けばいい。ただ…帰る場所があると、もっといいかもな」
「帰る…場所?」「いつでも遊びにいらっしゃい」
「土産話、待ってるよ」
「ありがとう。また来るね」
こうしてマーヤは改めて岩木家の一員となった。二人の想いの詰まった鞄を手に新たな人生の旅へと歩き出した。
「ウルトラヒーロー大研究! 今日のヒーローは、この人だ!」
『ウルトラマンティガ スカイタイプ!』
「ティガさんの特徴はタイプチェンジ能力。スカイタイプはスピードや空中戦に特化した姿だ。
そして、今日の怪獣は…」
『ハイパーゼットンデスサイス!』
「ハイパーゼットンデスサイス。ゼットン星人が地球に持ち込んだ宇宙恐竜だ。両腕の鎌は危険な武器だったな。
次回も観てくれよな!」
「黒星町…どの地図にも載っていない幻の町に一件のカフェがあるらしい。
病みつきになるコーヒーでネットでも話題のカフェだが、店主も客も普通じゃないみたいだ。
次回ウルトラマンオーブ『地図にないカフェ』
銀河の光が我を呼ぶ!」
「キャップが誘拐された時、暴れた怪獣そっくりです」
「うん。何の前触れもなく現れては突然消える…ここひと月ネットで目撃情報が飛び交ってるよ」
「それでこの子は?」
「通称青いリボンの少女。この怪獣が現れると必ず現れる。しかも…怪獣が消えると自らも姿を消す、まぼろしの少女」
「あたしを攫った宇宙人(ゼットン星人)の仲間?」
「う~ん…」「仲間がいたらあの時一人では戦わなかった筈です」
「じゃあ、こいつは一体何者なんだ?」
「それはこれから、せめて目的が分かればいいんだけど…」
「んー怪獣と少女の出現・消失点から推測するに行動範囲は絞り込めそうです」
「よし、ガイさんも一緒に…あっ、またぁ💧(°ロ°;)=(;°ロ°)」
「ン?」「もぉぉ~💧(;´°д°`)」
「調査の結果、この地域に住む老夫婦が庭先で見かけない女の子とお茶を飲んでいたとの目撃情報を手に入れました。果たしてその女の子は青いリボンの少女なのか、その真相を…お、青いリボンの少女でしょうか!? ん、あれ?」
「お役に立てず申し訳ない」
「突然すいませんでした」
「宜しかったらまたいつでも遊びにいらしてくださいね」
「ありがとうございます」
「ちょっ、ちょっとガイさん何してんの?」
「ああ、さっき茶飲み友達になった(°▽°)」
「茶飲み?」「お友達?」「はい」
「ああ!」「シンさん」
「実はこの女の子を探してまして…」
「あの宇宙人の目的、ガイさんじゃなかったっけ」
「分かってるなら大人しくしてろ」
「さあ…知りませんな。何かの間違いでしょう」
「おーい! おい!」
「渋川さん、どうしたの? そんなに慌てて」
「避難しろ! 今すぐ避難だ!(°`ロ´°;)」
「えっ?」「おい、あれを見ろ!」
「「出たァァァ!!(*°▽°*)」」
「おい待て! ガイ君!💦」
「怪獣の近くにあたし達の探してる子がいる筈! SAMETHING SEARCH PEOPLE、突撃ィィ!!」
「「了解!」」
「おいお前達、おい!💦」
「あっ、いた。あそこ!」
「怪獣を操ってる…」
「あれ、ガイさん!?」
「お前、何者だ?」
「クレナイ ガイ、今度こそお前の最期だァァ!!」
突如ガイに攻撃を仕掛ける少女。
「何で戦ってるの?」
「Σ(;°ロ°)キャップ、あれ!💦」
「退避、退避〜!!💦」
「ハッ!ハアッ! フンッどうした、小娘相手に何を躊躇う。調査通り甘い奴だ。一気に方をつけてや…!」
ガイに襲い掛かった少女は途中で意識を失ってしまう。
「ああっ!!💦Σヽ(>ロ<;ヽ)」
「「キャップゥゥ!!(;°ロ°)💦」」
「わぁつっ…ごめぇん💧」
「「ワアァァッ!!💦」」「ああっ!!💦」
顔を上げてみると、ハイパーゼットンデスサイスは消えていた。同時に少女の姿も消えた。
少女は岩木夫妻の家の庭先に転移されていた。
「マーヤちゃん!💦」「マーヤ!」
「マーヤ!」「マーヤちゃん! マーヤちゃん!💦」
「お爺ちゃん、お婆ちゃん、私…また💧」
「大丈夫、大丈夫だからね。私達がついてますからね!」
「うん」
「岩木夫妻はかつて世界中を旅して周り、子供はなく二人暮らし。俺達もあの少女と怪獣には何か関連性があると見て警戒してるんだ。いつ暴れ出すか分かんねえからな」
「だから見張ってたんだ」
「キャップ、これを見てください! 腕輪の発光パターンと怪獣の音声を解析してるんですが、よく似た波長をしてるんです」
「流石シンだ。お前やるなぁおい♪(°▽^)」
「でも何で二人はあの少女を匿ってるの?」
「脅されてるのか、操られてるとか?」
少女は町で岩木夫妻と出会ってから、暫く一緒に暮らすようになった。今はマーヤと名付けられ、本当の孫のように大事にされていた。
「マーヤちゃん。昔のお洋服、仕立て直してみたの。わぁ可愛い♪ ねぇあなた」
「ああ。よく似合ってるよ。そうだ、今度その服を着てみんなで出かけてみないか?」
「ハアァ、お出かけ♪ ホント?(*°▽°*)」
「このままずっと三人で暮らせたらいいのにねぇ」
「あの子は外の世界を見たがっている。いつまでも一緒という訳にはいくまい」
「でもぉ…」「すいませーん、あぁ」
「みんなでいただきましょう」
「はーい」「ありがとうございます」
「・・・俺の事、覚えてるか?」
ガイさん、近い近い💦
「ううん…分からない。私、ここに来る前の記憶がないの。お爺ちゃんとお婆ちゃんが一緒に住もうって言ってくれるまでずっと空っぽだった。二人が色んな事教えてくれたから、空っぽじゃなくなったの。
でも時々、私が私でなくなる事がある。真っ暗な記憶だけがあって何も覚えてないの。お爺ちゃん達は悪い夢を見たんだって言ってくれるけど…怖いの。いつかお爺ちゃんとお婆ちゃんの事も忘れて、真っ暗に染まった私になっちゃうんじゃないかって」
「マ、マーヤ?」「どうしたの!?」
「大丈夫か?」
再び出現したハイパーゼットンデスサイスを見て苦しみだしたマーヤは、ガイを急襲する。
「マーヤ!💦」
「もうやめて、マーヤちゃん!💦」
「怪獣の音声と腕輪の発光パターンが完全にシンクロしてます!」
「早く何とかしないと💦」
「みんな下がってなさい!! とうとう本性を現したな、宇宙人!」
「この子を撃つなんて許さん!」
「そこをどけ!!」
「ウッフフハハハ、愉快だなぁ。クレナイ ガイが攻撃できない姿を選んだつもりだったが、他にも盾になる人間が現れるとはな」
「あなた、やっぱりあの時の宇宙人(ゼットン星人)なの!」
「ああ。マドックのスペアだ」
「スペア?」「クレナイ ガイ殲滅を目的として生み出された人工生命体だ。だが、こいつらがくだらない感情や情報を吹き込んでくれたお陰で動作不良を起こしていた」
「そんなのって…(;°`ロ´°)」
「これでもう終りだ! ゼットォォォン!!」
「ゼットォォン、俺はこっちだァァ!! こい!」
「ガイさん!!💦(;°ロ°)」
「焼き尽くせ、ハイパーゼットンデスサイス!!」
「うっ…ううっ!💧 ダメッ…絶対にさせない!」
「何が起こってるの?」
「邪魔をするなァ!! くぅっ、うう!」
「くっそぉ、何処行った!?💧(°`ロ´°;)=(;°`ロ´°)」
「行きましょう」「ああ」
ガイを追跡するハイパーゼットンデスサイス。マドック(マーヤ)の指示で火球を発射した瞬間にオーブリングを翳すガイ。
『覚醒せよ、オーブオリジン!』
「オーブカリバー! 銀河の光が我を呼ぶ!」
オーブオリジンに変身してハイパーゼットンデスサイスに立ち向かうが、瞬間移動の素早さに翻弄されてしまう。
「マーヤちゃん!」
「あーまずは彼女の腕輪を破壊して、怪獣のコントロールを遮断しないと!💦」
「だったら俺に任せろ!」
「やめてくれ!(>ロ<;)💦」
「岩木さん! これ以上は見逃す訳にはいかないんだ!」
「あと少し…あと少しだけお願いします!(´°ロ°`;)💦」
「頑張って、オーブ!」
「もう時間がないんだ! やむを得ない!」
「ま、待ってください! マーヤは戦ってる。自分を乗っ取ろうとする黒い記憶と…」
「えぇいっ!!💦」「あぁああっ!💦」
「岩木さん、行っちゃダメだ!」
「マーヤちゃん、思い出して欲しいの! 私達と初めて会った時の事を」
「君は一人空を見つめて、とても寂しそうだった」
「それから少しずつ笑うようになった…お陰で私達も笑顔になれたの!」
「一緒にお茶を飲みながら世界中の写真をいっぱい見たよね。夢と希望に満ち溢れたとてもいい顔をしていた」
「何処に行きたいって聞いたら、みんなと一緒だったら私は何処だっていいって言ってくれた。私達も同じよ!」
「よせ、やめろ!💦 それを壊せばお前はダメージを受ける! 二人の記憶もなくなるんだぞ!💦」
「でも、二人を守れる! うっ!…二人の中の私との思い出も守れる!」
「うっ…うわぁぁっ! くっ…ああっやめろぉぉ!!💦」
「マーヤちゃん、もういいの! ただ…」
「お爺ちゃん、お婆ちゃん、ありがとう…ううっ、ああっ!!」
「マーヤ!!」「あっ!💦」「ああ!💦」
「マーヤ…マーヤ!」「マーヤちゃん!」
「マーヤ!」「マーヤちゃん!」
「しっかりしろ!」「マーヤちゃん!」
「マーヤ!」「しっかりして!💦」
マーヤが自ら腕輪を破壊した事で、制御を失ったハイパーゼットンデスサイスに反撃するオーブ。
「ゾフィーさん!」『ゾフィー!』
「ベリアルさん!」『ウルトラマンベリアル!』
「光と闇の力、お借りします!!」
『フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ サンダーブレスター!』
マーヤを利用したゼットン星人マドックへの怒りを込めたサンダーブレスターの回転パンチがハイパーゼットンデスサイスを追い詰め、最後はゼットシウム光線で引導を渡した。
「誰?…ここは…何処?」
「君は旅の途中、ここに立ち寄った…覚えてないかい?」
「うん…」「たくさん行きたい場所があるんだろう?」
「これを忘れちゃダメよ」
「何でだろう…凄く懐かしくて…あったかい気持ちになる」
薫夫人が仕立ててくれた服を旅行カバンに入れ、旅の用意をしてあげる岩木夫妻。
「おい、風来坊。好きな所へ行けばいい。ただ…帰る場所があると、もっといいかもな」
「帰る…場所?」「いつでも遊びにいらっしゃい」
「土産話、待ってるよ」
「ありがとう。また来るね」
こうしてマーヤは改めて岩木家の一員となった。二人の想いの詰まった鞄を手に新たな人生の旅へと歩き出した。
「ウルトラヒーロー大研究! 今日のヒーローは、この人だ!」
『ウルトラマンティガ スカイタイプ!』
「ティガさんの特徴はタイプチェンジ能力。スカイタイプはスピードや空中戦に特化した姿だ。
そして、今日の怪獣は…」
『ハイパーゼットンデスサイス!』
「ハイパーゼットンデスサイス。ゼットン星人が地球に持ち込んだ宇宙恐竜だ。両腕の鎌は危険な武器だったな。
次回も観てくれよな!」
「黒星町…どの地図にも載っていない幻の町に一件のカフェがあるらしい。
病みつきになるコーヒーでネットでも話題のカフェだが、店主も客も普通じゃないみたいだ。
次回ウルトラマンオーブ『地図にないカフェ』
銀河の光が我を呼ぶ!」